清朝小説集  目次へ  

本年1月29日以降に紹介した清代の小説とか随筆の類を集めてみました。これも宋代小説と一緒で、1月28日までに本体があるので、もっと読みたい(キドクな)ひとはそれぞれの書の最初の回を開いて、そこからクリックでそれ以前の回に飛んでください。
それにしても、最近、「聊斎志異」「子不語」「閲微草堂筆記」の全訳がいずれも安価に書店で入手できる時代になりました。こんな時代になるのがわかっていたらシナ文など苦労して読まずにじっと待っていればよかったのだなあ、と思うようになり、情熱のサメ来たってまいった次第です。
なお、わたくしのHPにはどこをどうひっくり返しても「聊斎志異」だけは出てきません。これは同書が「きらい」なのではなく、全訳が5〜6年前でもたやすく読めたので、わたくしごときが訳をして笑われてはいかん、という気持ちだけではなく、柴田天馬先生訳という超名訳があるので、これを超えることも、またその必要も無いからみなさんに拙訳で紹介する必要が無かったのである。ヒマのあるひとでまだしてないひとは、一度「聊斎志異」を原文で読んでいただきますと、登場するオンナのコがどれもこれもすごく魅力的、といいますか個性的なので驚かされると思いますので、ぜひ一度読んでみてください。男はダメです。おそろしくみな無個性で無責任で人格の無いようなやつらばかりです。ちなみにわたくし上記三著の中では、実は「子不語」がいちばんバカらしく、かつ残虐で好ましいのである。

禹門(福申)「俚俗集」 「大小便忌」等
ヲ敬「大雲山房雑記」 「明月之夜」
袁枚(随園)「子不語」(「新斉諧」) 「砲打蝗虫」 「天妃娘娘」 「天妃娘娘A」 「鬼神護持」 「尹廷一」 「井泉童子」  参考→「青躬道人」
    「随園詩話」 「君子七事」  参考→「嗅

    「随園随筆」 「明皇善終」 「角煙怖虎」 「設沐浴所」 「味甘大熱」

袁志祖「随園瑣言」 「鄭板橋詩」
汪价「三儂贅人廣自序」 「異人術」@ 「異人術」A・「白髪言」
王漁洋「池北偶談」 → ここをクリック
    「香祖筆記」 
「不具・不備・不宣」 「著了袈裟」
王初桐「猫乗」 「虎猫」
王韜「甕牖余談」 「法国奇女」
王北荘「呉下諺聯」 「打蛇・送仏」 「飲酒・饒人」 「牽牛・放虎」 「神衰・勢敗」
欧陽熊兆・金安清「水窗春囈」 唖子」 「鐘表」
王柳南「柳南随筆・続筆」 「陸公酒量」 「徐欽寰」 中胡」 「施孟微」 「朱方旦」@ A B C 「白雲一朶」
解鑑(虚白道人)「益智録」 「旱脚魚」
楽鈞「耳食録」 「交異物」 「龍虫」
賀子翼(水田居)「激書」 「雪湖梅譜」 「失我二篇」
何文煥「歴代詩話」 「林観過」
紀暁嵐「閲微草堂筆記」 「四五小児」 「人耶鬼耶」 「京師某観」 「筆端生焔」 「扶告寿」 「鬼神護持」 「大声如巨炮」 「目睛鶏卵」 「徐氏署中」 「妖魅消散」 「七世豕身」 「木妖阻路」 「労山有人」 「狐不顧去」 「兄弟輩来」 「了鳥丁東」 「張媼自云」 「別増一獄」

「四庫全書提要」 「茅亭客話」 「昨夢録」
龔巣林「巣林筆談」 「瘟疫」 「鬼神」 「変形使者」 「鉄叉」 「陰溝」 「一縄」 「買東西考」 「多生君子」 「鬼兵」 「禽獣相残」 「夫婦相規」
金埴(鰥鰥子)「不下帯編」 「金銘」 「餅縁」 「芭蕉」 「仁政歌」 「髪一縷」 「七篇頭」 「三杯和万事」 「取箆理髪」 「割碑三分」 「明日事」 「書画真贋」 「施氏兄弟」

         「巾箱説巻」 「閭史」

屈大均「広東新語」  「飛来神」 「迷坑」 「照鏡湖」 「海神」 「胡蝶記」 「颶母」 「彭家剣」 「杜北門」 「貪者之戒」 「凶年虎」 「五穀之神」 「陽雷陰雷」 「出日甚大」

阮葵生「茶余客話」  「朕身之過」 「試時之異」 「四海窮根」 「五帝附身」 「巴図魯之子」 「飲啖過人」 「見鬼二題」 「宿駅壁詩」 「見之欲嘔」 「巴里坤碣」 「温都斯坦」 「仏経虚妄」 「傅好看花」 「亭林娶妾」 「明祖埋毛」 「不成三才」 「滄州銘酒」 「多子之人」 「購印沈淵」 「画力五百年」 「高孝子」 「作文之法」 「龍興寺今昔」 「夜光木」 「諸葛行鍋」 「五家公共」 「烟草」 「羅漢烹狗」 「文飯詩酒」 「耳鳴鼾声」 「土冢累累」 「以類弁物」 「捕魚法」 「居之不疑」

阮元「小蹌踉筆談」  「驟雨打新荷」詞

高士奇「天録識余」  「班固真書」

恒仁「月山詩話」 斯詩

顧仲「養小録」 黄鼠
顧張思「土風録」 「洩気・吃醋」
顧禄(茶磨山人)「清嘉録」 「凍狗肉」 「冬肥年
周寿昌「思益堂日札」 「牛肉両厄詩人」 「明初文字」 官神」 「広東奇器」 「聖人骨肉」 「方光 「童試」 「大公無私」 「尺二秀才」 「土音鉤 「円光術」 「龍闘・巨 「誤報」@ 「誤報」A 「両漢書肆」 「眩窒」 「三憾・三畏」
朱海(蕉圃)「妄妄録」 「守財虜」 「厠中詈声」 「陳雪巌」 「張暁窗」 「扶頽気」 「食菌鬼」 「灯謎」 「老鉄嘴」 「小老鼠」 「白紙旛」 「問路鬼」 「人最可畏」 「臨溺観書」 雛声」 「縊鬼自解」 「秀野亭」 「鴉片鬼」 「先挿小旗」 「鬼人交争」 「山寺僵尸」 「衣冠之鬼」 「巨眼鬼」
蒋士銓「臨川夢」 「隠奸・陳眉公」
諸畝香「明斎小識」 「天開眼」 「食量」 「女人足跡」 「鬼吹気」 「蛇言」

徐崑国「遯斎偶筆」 「沙門島」 「神燈」@ 「神燈」A
徐道「歴代神仙通鑑(三教同源録)」(程毓奇補) →歴代神仙通鑑を見よ

鄒漪「明季遺聞」 「人腹槽」

青城子「志異続編」 「乞丐」

銭晦之「邇言」 「金龍大王」等
銭梅渓「履園譚詩」 「袁随園」
     「履園叢話」 「嫖客」 「十神人」 「狐老先生」 「大蟾蜍」 「老鶴」 「木生火」 「和神国」 「淫書」 「千年蜘蛛」 「蛍火蛋光」 「打神」 「蛇人」 「星異」 「地中犬」 「妖人方栄升」A 「妖人方栄升」B 「妖人某」 「県役某」 「表叔某」 「林酒仙」 「大雷電」 「孝廉棄骨」 「回頭看・八分看」 「培養」 「董東亭」 有声如牛」 「黒土」 「王大王二」 「蠍子太守」 「猫児二件」 「騏驥詩」 「銀銭怪物」 「十倍苦」 「人身小天地」 「貧富宜於」 「樹神」 「湖州蛇妻」 「板自行」 「読万巻書」 「難得糊塗」 「揚州相士」 「順逆難言」 「鳥槍開天」 「断龍獄」 「鼻中元神」 「獺鬼殺子」 「明日歌」 「猪嘴鎮」 「汚吾家風」 「華氏精怪」@ 「華氏精怪」A 「村牛搏虎」 「還我鬚」 「小蛇有角」 「富寛貧急」 「功名富貴」 「善知識」 「摺畳扇」 「関廟二絶」 「人心詐」 「古鏡銘」 「松下鮮菌」 「生前之福」 「時際昇平」 「以人存詩」 「書画収蔵」 「筆陳如草」 「都城隍神」 「竜虎畢露」 「鳥鎗一発」 「石鐘山」@ 「石鐘山A」 「呉郡狗医」 「者者居」 「梅花和尚」 「富貴貧賤」 「為人可知」 「海中大亀」
曾漁洋「漁洋夜譚」 「海風」 「曲居士」 「甕走」 「禿梁」 「鸚鵡辞」 「鉄人」 「瘤潰」 「率由旧章」
曾国藩「曾文正公日記」 「房闥不敬」
宋牧仲「筠廊偶筆」 「麒麟臂」
孫静安「栖霞閣野乗」 「絶大経綸」 「反則反耳」 「老苦徭役」 「篆字薬方」 「仇画湘雲」 「流氓渾渾」 道」
甌北「簷曝雑記」 「治蟲方等」
    「廿二史劄記」 元和の変 「道武帝刑殺太過」 「禅代」 「禅代」(続き) 「弥勒仏謡言」
    「餘叢考
 「忘八」 「成語」3題 「鍾馗」 「洗骨葬」
趙慎畛「楡巣雑識」 「読書之人」 「農功十則」 「格物之精」 「揄揚不置」 「仁至義尽」 「富寧安」 「八宜家訓」 「紅柳娃」 「吏治八条」 「蔬菜珍品」 「銀管刺臍」 「傅禦苗」 「座右 「獅子望月」
張宗粛(※「粛」は「木+粛」)「詞林紀事」 晏小山「臨江仙詞」
張潮(山来)編「虞初新志」より 「聖師録」より「仁魚」等 汪价「三儂贅人廣自序」より「異人術」@ 「異人術」A・「白髪言」 陳鼎「狗皮道士伝」@ 「狗皮道士伝」A
褚人穫「堅瓠集」 二集 「寒山拾得」 六? 「張豆腐」
沈起鳳「諧鐸」 「老面鬼」 「獺祭」 「念仏猫」
陳子荘「庸フ斎筆記」 「長寿術」 「袁痴」@ 「袁痴」A 「自批其頬」 「海中異物」 「糊塗官」@ 「糊塗官」A 「栗河神」 「説夢」 「言可樵」
陳尚古「簪雲楼雑説」 「五里蛇」
鄭仲夔「冷賞」  「飛釜」 「西洋犬」 「狗宝」 「未尽百壺」 「墜火毬」 「桐江捕魚法」 「飛釜」 「大鐘」 「巨竹」 「五色猫」 「目不見足」 「傲骨・善歩」 「三茶和尚」 「象斬」 「三反名士」
鄭板橋「板橋偶記」 「五狗江郎」
東軒主人「述異記」 「莽将軍」 「西湖怪」 「地中犬」 「無錫幻人」 「巨手」 「人面怪」 「崋山大人」 「老婦変虎」
董蒼水「三岡識略」 「石隕」等 「陝西妖僧」 「祷雨自沈」 「鬼城」 「神火」 「鬼詩」 「妖賊」 「青蛙使者」 「巨羊感恩」 「半截龍」 「胡僧夢」 「奇疾(肉鰻)」 「瑞虫」
湯伝楹「間余筆話」 「三副通涙」
唐圃亭「潜書」 「交実」 「有為」

湯用中「翼駉稗編」 「十九猫」 「楼中怪」 「王二討債」 「鬼燈」 「湖州水怪」 「周嫗会朱」 「辰州法」 「鬼売 「河北秀才」 「析字」 「孛星降日」 「凶宅」 「凶宅」2 「夜光緒」 「樟柳神」 「検拾字紙」 神如 「天目群猴」 「毒虫相食」@ 「毒虫相食」A 「王家仁勇」 「肥城狐遁」 「巨鼠神猫」 「僵屍失蓋」 「房山三叟」 「衣怪二案」 「石生足」

納蘭容若「淥水亭雑識」 「龍」
破額山人「夜航船」 「解禽言」 「有大毒者」 「不食不知」 「骨董先生」 「尤善啖蛇」 「銅臭員外」 「老蚌克龍」 「緑頭放光」
馬時芳「朴麗子」 「傭耕者」 「道学先生」

兪樾(曲園)「薈蕞編」 「張乞人」  「東瀛詩選」についてはこちらへ

兪正燮「癸巳存稿」 「術士」 「五顕神」 「仏説宝雨経」@ 「仏説宝雨経」A 「偽笑」 「仏説人寿」
庾嶺労人説・禺山老人編「蜃楼志」 「烏岱雲無礼」
姚元之「竹葉亭雑記」 「堆一物」
姚之駰「元明事類鈔」  「建文開筺」 「水宝」(「語怪」より) 「土遁」(白酔瑣言より)」 「田氏異術」(元史より) 「診腸断」 「審音術」(江逸志より) 「補鍋匠」(卓異記より) 「焚身」(剪勝野聞より) 「呵屍」(志怪録より) 「狂酔捐世」のこと 「示数(運命を示す)」のこと 「視日眩まざる」こと 「破嚢」 「飯五升」 「正衣冠」 「米桶中人」 「赤犬群吠」 「神鐘」 「帯如何環」 「禁養猪」 「明季遺聞」より「人腹槽」 「生死江陵市」 「白鼠」

姚東昇「釈神」 「釜甑鳴」
楊鳳輝「南皋筆記」 「蛙国記」@ 「蛙国記」A 「蛙国記」B

李慶辰「酔茶志怪」  「灯怪」 「飛頭」 「飛人国」 「張興」@ 「張興」A 「瓠異」 「瓜異」 「大蛤」 「水鬼」 「鶏異」 「守宮」 「尸哭」 「小夜叉」 「捉鬼」 「無常二題」 「水魅」
李伯元「官場現形記」 →こちらへどうぞ
李樸園「郷言解頤」 「鍋焦・蝌蚪子」 「八月十五」 「君子七事」

李笠翁(漁)「閑情偶寄」 「羅蔔」
陸次雲「八紘荒史」 「女人国等」 「常夢国」
     「八紘譯史」 「日本」 「玉脂燈」 「獅喜毬」

劉玉衡「在園雑志」 「青燐火」 「白銀化鶏」 「大飯量」 「烟草」 「豪飲」 「江寧葉張」 「徐州鼠」 「龍見」 「暴風」 「梁中人」 「湯驢」 「鉄脚・鵞掌」 「嗜鼈」 「義犬」 「東南虎」

梁恭辰「北東園筆録」 「侮師」 「隣婦調笑」

梁章鉅「浪跡叢談」 「見怪不怪」 「南唐牧牛図」 「食精」 「老人十拗」 「白雲烏雲」 「酒名」 「焼酒」

    「帰田瑣記」 「承天寺」 「彭祖八百」 「虞愿善政」

梁紹壬「両般秋雨盦随筆」 「雲起石」 「世俗誕妄」 「西河先生」 「青躬道人」 「麻蛋焼猪」 「磨人則磨」 「隠者謝詩」 「枕代頭」 「摸龍阿太」 「瓦剌仁魚」 「円夢」 「呉日章」 「無名庫」 「四忌銘」 「三語薬石」 「象胆獺肝」 「惜寸陰」 「冰為水晶」 「汗青二説」 「児童啼哭」 「土饅頭」

q鶚編「宋詩紀事」 趙必漣「濯足」詩

黎庶昌「西洋雑志」 「日本兵船」

筆者不明「鉄槎山房聞見録」 「烏雲」

民国以後 
徐珂「清稗類鈔」 「皆忠臣」 「虚有其表」 嘛闘法」 「催眠術」 「専制共和」 「和尚食肉」
張祖翼「清代野記」 「挽聯」 「冶鍋坊」 「方九麻子」@
崇彛「道咸以来朝野雑記」 「惇親王」
林語堂大先生「薩天師語録」 「裸体真理」
周作人大先生 「朴麗子」
汪同塵「苦榴花館雑記」 「北方女子」
丁傅靖「宋人軼事彙編」 「羣談採録」より「陳図南」 「孫公談圃」より「呂氏四子」 「避暑録話」より「李文正」 「蛍雪叢説」より「楊億読祭文」 「東軒筆録」より「卑賤可知」
上海書店「清朝野史大観」 「曾文正之父」 「馮生学術」

林廷橋編「二十五史探奇」 「三国志」より「三夢蒭狗」 「後漢書」より「竹王三郎」

編者不明「清儒尺牘」 
○呉穀人 「寄廖復堂」 「寄沈梅村」 「簡張船山」等 「寄黄左田」

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