お医者さまの御指導で降圧剤が減りました。それ以来毎日あたまが痛い・・・ような気がする。
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清の初めの文人・詩人として名高い梅村先生・呉偉業はまた、明の遺臣でありながら清朝の召しに応じて「二君に仕えた」という批判も生前から強く浴びた人でありましたが、このひと、年の耳順(六十歳)に至るまで病気らしい病気もしたことがない「康強」なひとであった。
一夕、夢胡僧突入。似熟識者、揖先生。
一夕、胡僧の突入するを夢む。熟識者に似て先生に揖す。
ある晩、西域人の僧侶が突然室内に押し入ってくる夢をみた。その僧侶は先生をよく知っているらしく、先生に胸の前で手を組んで一礼した。
そして言う、
公可束装、我将与公同行。
公、束装すべし、我まさに公と同行せん。
「先生。どうぞお支度をください。わたしが先生と御一緒にまいりますので」
はっと目を覚ました。
翌朝、家人にその話をしているうちに気分が悪くなり、
不三日、病卒。
三日ならずして病みて卒す。
三日もしないうちに病んで死んだ。
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清・董含「三岡識略」続下巻より。この感じだと今晩ぐらい西域僧の夢を見るかも。もんじゃ食い過ぎたし。