「誰が、何のために、こんなことをするのか・・・」
しごとはたいへんなことになった。もう思い出したくない。
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安徽・霍山県で、ある日
大風過、一鉄釜従空飛下、不欹不損。
大風過ぐるに、一鉄釜空より飛び下り、欹(そばだ)たず損なわず。
大いに風が吹いたが、その中、一個の鉄製の釜が空から飛び落ちてきた。傾くことも無く壊れることも無く落ちてきたのである。
どすん。
釜の中を覗いてみるに、
釜中有白飯一甑。其気尚温。
釜中に白飯一甑有り。その気なお温たたかなり。
釜の中には白いメシが入っており、そこからはまだ湯気があがっていた。
嘉慶十九年(1814)五月のことだそうである。
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清・鄭仲夔「冷賞」巻五より。
何にもしないでいてもこうやって毎日毎日メシが届くなら、仕事なんかしないのだが。・・・もうすべて忘れた。知らん。というかこの話しばらく前に訳したことある。重複だな・・・。