について、できるだけ一覧化しようというもの。
ゴチック字は、趙杏根先生「中国百神全書――民間神霊源流」(1993南海出版公司)の「神名」。
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天帝 「帝京景物略」等より「接玉皇」 「獪園」より「天帝震怒」 「酉陽雑俎」より「天翁失治」
雷神 「獪園」より「天帝震怒」 「翼駉稗編」より「検拾字紙」
(浅草寺の)本朝・菊池三溪「本朝虞初新誌」より「雷公騎馬」
電神
北斗 明・陸燦「庚已編」より「小四房」 「太平廣記」より「李淳風」
斗姆
文昌
五星(惑星) 五代・杜光庭「録異記」より「異石」@ 「異石」A 「異石」B 「異石」C 「異石」D
天狗・棖棖 「新唐書」より「棖棖殺人」
旱神
火災神 宋・闕名氏「異聞総録」より「朱衣人」 清・破額山人「夜航船」より「欝攸」
雨神
后土
社神
土地神 宋・洪容斎「夷堅志」より「永州土地」 南朝・劉敬叔「異苑」より「社公作虎」
稷神
皮場大王
(五岳神)
中岳
泰山三郎
温元帥
南岳
北岳
山神 六朝「玄中記」より「山精」 「史記」より「山鬼知一歳事」 「管子」より「登山之神・兪児」
海神 晋・張華「博物志」より「西海神」 清・屈大均「広東新語」より「海神」(南海)
伏浪将軍
天妃 清・袁随園「子不語」より「天妃娘娘」 清・袁随園「子不語」より「天妃娘娘A」 明・銭希言「獪園」より「天妃娘娘」
河神
江神 南宋・呉曾「能改斎漫録」より「張本猪形」 →下の張大帝とも関係 「七修類稿」より「晏公掣鼈」(明代の神である)
淮神
済神
西湖水怪 清・東軒主人「述異記」より「西湖怪」
江西の水怪 宋・洪容斎「夷堅志」より「史家塘」
黄河の水怪 五代・馬縞「中華古今注」より「水居・魚伯」
張大帝(蘇州祠山) 清・顧禄「清嘉録」より「凍狗肉」
福建大廟殿神 明・施顕卿「奇聞類紀摘抄」より「貌藍色」
張王(安徽広徳)+李大尉 宋・佚名氏「鬼董」より「張王祠」
紀信(無錫・恵山) 清・銭泳「履園叢話」より「都城隍神」
七総管・金元(蘇州) 「庚己編」より「七総管」
竈神 明・謝肇淛「五雑組」等より「竈神上天」 清・光緒年間「竈神宝巻」より「兪浄意」
門神
鍾馗 「夢溪筆談」より鍾馗」
機神
老君(太上老君、老子) 「老君百八十戒」
二郎神 二郎廟「翼駉稗編」より「検拾字紙」
項羽
張大帝 →城隍神を見よ
関帝
五聖
五帝・五顕・五通 清・兪理初「癸巳存稿」より「五顕神」 清・阮葵生「茶余客話」より「五帝附身」
(仏教系:五通仙) 南朝斉・求那毗地「百喩経」より「天眼力」@
鬼・夜叉 南朝宋・劉義慶「幽明録」より「鬼赧退」 清・諸聯「明斎小識」より「鬼吹気」 唐・張讀「宣室志」より「夜叉噤門」 宋・佚名氏「鬼董」より「飛天夜叉」
疫鬼 南朝・劉敬叔「異苑」より「黄文鬼」 「獪園」より「綵衣小児」
落水鬼(蘇州) 「獪園」より「落水鬼」
討替鬼 「獪園」より「討替鬼」
枯骨の主 清・銭泳「履園叢話」より「孝廉棄骨」
冥官 五代・杜光庭「録異記」より「判陰」 唐・張鷟「朝野僉載」より「高嶷」
走無常 「閲微草堂筆記」より「張媼自云」
樟柳神(算命師の使う人形) 清・湯用中「翼駉稗編」より「樟柳神」
柳王神(本体はヘビらしい) 「続耳譚」より「除柳王神」
弥勒仏 布袋和尚
ニホン国七福神 「大黒知時」
八仙 「入甕不出」
西王母 「玉巵娘」 「蟠桃慶寿」 「黄鶴酔翁伝」@ 「黄鶴酔翁伝」A 「姮娥奔月」
常娥 「姮娥奔月」
羿 「姮娥奔月」
四神 「雲笈七籤」より「四象」概説 虎神 「独異志」より「景帝祭虎」
五穀神 「広東新語」より「五穀之神」
樹木の精 「玄中記」より「万歳樹」
なお、こちらも参照ください。 →歴代神仙通鑑
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