はいさい! 琉球童子なのさー。肝冷斎は
この沖縄には「幽冥界」(かくり世)のことを調べにまいりましたのじゃ。この世のことはほぼすべてわかったわしじゃが、あちら側のことはまだ少ししかわかっておらんのでのう・・・。少し調べごとがありますによって・・・ふふふ。
と謎めいたことをぶつぶつ言いながらやんばるの方に出かけて行ってしまったのさー。
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問題。
明のころのことでございます。外交使節として朝鮮に赴いた唐皋(彼は科挙試験の首席合格者であったため「状元」の称号で呼ばれる)は、朝鮮王に目通りするやいなや、突然、
「唐状元どの、
琴瑟琵琶、八大王一般頭面。
琴瑟・琵琶、八大王一般の頭面なり。
こと・おおごと・びわを見よ。(仏法守護の)八大王は、頭と顏はだいたい同じ。
いかがかな?」
と、突然、語りかけられた。
何と答えればいいのかな? →わからない人はこちらへ
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明・馮夢龍「古今譚概」巻二十九より。明の王同軌というひとの「耳談類増」という本に書いてあることなんだそうです。
ほんとにそんな会話したかどうか、と改めて考えると言葉も違うし、怪しげな本に書いてあるだけなんだからしていないんだろうなあ、と思いますが、「絶対した、こちらが勝った、わいわい」と言い続けるのが外交というものなのであろう。それをしていないと、やつらはどんどん攻め込んできやがるのさー。
ちなみに、岡本全勝さんの影響で、クリックするところを増やすことにしているのさー。