カンレイサイ観タマ記E   表紙へ戻る  観タマ記Dへもドル

なおも見つからないように書き続けるのです。

←こいつとも会いたくなってきたでげす。

平成18年 7月 4日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1918到着)〜2158 福岡ヤフードーム(球場)  
パシフィック・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対西武ライオンズ戦
西武          022 200 031  10
福岡ソフトバンク   301 031 000   
 主審:丹波、一塁:林、二塁:山村、三塁:永見

7月になったので気分を変えて、新しく「観タマ記E」を開始いたしました。そのコケラ落としの第一戦。たくさん点が入りました、が、バカゲームではありません。まずホークス。三回の同点ソロ、五回の逆転3ラン、どちらも松中。涌井からライトとセンターへ放り込んだです。特に二本目は、スタンドのみなさんが「まさか打たないだろうけどホームラン打つといいなあ・・・て言ってみただけ」と思っている中で、ほんとに打っちゃったというやつなので、背中にぞくぞくが走った。松中でなければ「何かがトリついているのでは」と勘繰ってしまうところですが、松中だからやれるかも知れない。この3ランでホークス逆転で、もしかしたら六失点の和田に勝ち星がつくかも、という状況になってしまった。

逆転した八回の表のライオンズの攻撃は、「ライオンズでなければできない攻撃」であった。和田、中村(代走:福地)、平尾の3連打で一点とってなお一三塁。ここまで、各走者がみんなスタート切ってくるので、藤岡もかなり神経使ったと思われる。投手が篠原に代わって、四球(無死満塁)、犠飛(一死一三塁)で同点、佐藤(背番号10のやつ)のタイムリーで勝ち越し(一死一二塁)、片岡右前打(ただし、一塁ランナー佐藤が二塁オーバーランでタッチアウト、二死一三塁)、中島三振でチェンジ。
ううー、オーバーラン含めてよく走ってきますねー。やはり福地がずば抜けて速くて巧いと思いますが、福地しか走らなかったカープと違ってみんな走るからイヤだろうなあ。
カープファソには福地を惜しむひともいるが、カープでは生かせないんだからしかたがない。出番が無いとかいうような表面的な意味ではなくて、カープでは福地はどう使っても、一点にしか結びつかない(彼は走るの除けば並の下の方の選手だから)のだが、ライオンズでは福地と前後をあわせて二点三点に結びついてくる。ブラウン監督がチームを変えつつある、といっても、まだ数年かかるのでしょうから、年齢的にも福地は今出してやらんといかん。
ちなみに一点差だとまだわからない試合でしたが、九回表、二死無走者からその福地が二塁打して、投手のワイルドピッチで二塁から還ってしまいまして、これでほぼ決着ついた感じでした。ホークスバッテリーは二死一二塁にして打率一割台の細川との勝負に持ち込んで、その初球のワイルドピッチだからイヤになるですね。
最終回、ホークスもランナー出したが、コマが足らん。城所とかそんなのが小野寺クラスの投手のタマにバット当たるはずあらへん。
なるほど首位争いのレベルのゲームでした。が、最後はホークスがコマ不足で負けた感じですね。

スコアブックつけてたらくそガキが二人寄ってきてじろじろ見て、「なんでスコアラー(ママ)つけてるんですか」と聞いてくるのでうるさかったです。
「おまえらもいずれ短期記憶力が弱ってきて、スコアブックでもつけとかないと家に帰ってから試合が思い出せなくなるんだから、今のうちにつけ方覚えとけよ」
とありがたい教えを垂れてやったのですが理解できなかったと思われ。
彼らも何十年か経って、どこかのスタジアム
(そのころはもう福岡ドームも老朽化しているだろうなあ・・・)にコドモでも連れて行って、コドモから「あのひと何やってんの?」と聞かれ、「ああ、あのひとはスコアをつけてんだよ」と教えたときなどに、何十年か前に見かけたどこの誰とも知らないおじさまのことを思い出す一瞬があったりするだろう、と思うのです。その時、「おじさま」はともかく、一緒にいた友人のこと、家族のこと、誰かのこと、それからの自分の人生・・・など思い出して、苦笑うのか、涙ぐむのか・・・。でもその前にこいつらはDQNと化して工事現場に生き埋めかも知らんので、期待はしないことにする。

←山笠というのは、まずこういうのを作ってあちこちに飾ることから始まるらしい。

平成18年 7月 5日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1927到着)〜2234 福岡ヤフードーム(球場)  
パシフィック・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対西武ライオンズ戦
西武          001 010 000 100  
福岡ソフトバンク   020 000 000 100  
 主審:良川、一塁:永見、二塁:林、三塁:山村

てぽどんの 飛んできた日も やきう哉    きもを
「戦後」という時代が完全に終わった日なのだなあ、と思いながら、やっぱりやきうを観に行きました。そのうち無差別テロとかにも気をつけなければならなくなってくるのでしょうか。あうあうあ。9.11の後の野球場もなんかびびったなあ。
故障から復帰したばかりの新垣が、粘り強い投球で九回二失点。ホークスは松中が第三打席以降全部四球で川崎もニ発死球と、さすがは細川のリードは炭谷のリードとは「格」が違うな、おとなはキタナいのです、と思わされるのですが、確かに松中を歩かされてしまうと、後の打者で点になりませんので九回同点で延長へ。10回表は、馬原がつかまって一死二塁から平尾に浅い右前打。二塁ランナー和田は三塁に止まりかけた、のですが、この回からライトに入っていた城所が大きくはじくワンヒットワンエラーでホームインとなった。
その裏、松中またまた四球、続くズレータへの二球目がワイルドピッチ。それも一塁側に大きく逸れた。松中がどすどすと三塁まで行って、ズレータは三塁ゴロでしたが、本間が右前打で同点。
十二回裏、二死から松中。捕手が田原に代わったから?でしょうか、投手三井、ストライクゾーンに投げたら、中前打された。このあとズレータ四球(代走:篠原。王監督らしい使い方だなあ、ぷぷ・・・とこのときは思った)、鳥越の投ゴロを三井がファンブルして満塁になった。これは流れがホークスに行ったか、と思ったのですが、続く田上が2−0からハーフスイングで三振というのではしまりがなかったですね。
ぷけけー。明日早いのにエライ時間になってしまった。謝罪と賠償を(ry・・・と思いつつ天神行き直行バスに乗り、渋滞で進まんのでやはり地下鉄が正解だったかと思いつつ天神まで来まして、あとは歩いて帰るしかないのだと歩きはじめたら、何か配っているひとがいるので、てぽどんに続く何かか。と思いながらもらった。号外でした。見出しには「王監督休養」の文字。

はあ? 何言ってんだ? このおじさん、さっきまで野球してたぞ?

号外のつくりがちゃちいこともあって、何だかエイプリルフールの出し物みたいな・・・。そういえば山笠がどうとか騒いでいるからその一環か・・・?
そのうち愛知の友人(と思ってるのはおれだけで向こうは単なる「人脈」というところか)から携帯メールが来たり、天神あたりの屋台のラジオ放送でも王監督がうんたらかんたらと報道しているのが耳に入ってきたので、現実だとわかってまいりました。

平成18年 7月 7日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1940到着)〜2048 広島市民  
セ・リーグ公式戦 広島東洋カープ対読売ジャイアンツ戦
読売      101 000 000   
広島東洋   100 200 10×   
 主審:不明、一塁:不明、二塁:不明、三塁:不明

明日、静岡に行かねばならんので、少しでも東に来ておいた方が楽だろう、という深い思索のもと、広島まで来ました。博多の駅から一時間半以上かかったです。
六回裏二死に着いたので得点自体は森笠のホームラン一本しか見てないのですが、とりあえずジャイの攻撃陣に元気がないのだけはひしひしと伝わってきました。高橋と阿部が戻ってきているのなら、そのうちそこそこになるのでしょうが、黒田クラス相手では2点が限界か。九回表、レフトのジャイアソファソの間に
「意地を見せろ共に戦おう」という横断幕が出されていましたが、四球で無死一塁から永川に李、高橋、アリアスが三者三振で、早々にしまいこまれておりました。
おいらは、「ジャイアンが強くなければやきうがオモシロくない」などと思うナイーブなプロ野球ファソではないのですが、今のジャイはちょっと閉塞感強すぎて、「見てるのがツライ」感じあるです。

←やはりなんとなく暗い市民球場。しかし、平日ナイターにしてはよく入っているです。土日は満員だったらしい。

平成18年 7月 9日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1320到着)〜1619 インボイス西武ドーム  
パ・リーグ公式戦 西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズ戦
北海道日本ハム  000 011 010   
西武         001 400 00×   
 主審:中村、一塁:林、二塁:前田、三塁:東

関東では所沢ぐらいしか試合が無いので、行ってまいりました。沿線とか球場周辺とか懐かしくて、電柱や看板や森や川や池や山の形に、「おう、元気にしとるんか」と言いたくなるようなアニミズム的な感情が高ぶります。夏ですからね。夏はお盆の夏。ニンゲンのタマシイが内と外とに開かれる季節である。
ニンゲン相手だと「あ、ど、どうも」しか言えない(特に昨夜とか。はあ・・・)おいらですが、アニミズムの世界に行くと、自分がいっぱしの意思ある者のように感じる。
インボイスドーム、あいかわらず売り子のオンナの子はガングロ系ばっかりですね。そして、いつも焼き鳥屋の側のようにモヤのかかったスタジアム。怒鳴りあっている若いDQN系夫婦がいたです。こども泣いているのに放っておかれるです。この殺伐さ。北関東の夏。

緊張のある試合だったのですが、終わってみれば四回の西武の4点が大きかったです。この回は栗山中前打、細川スリーバント失敗、高木浩投ゴロでゲッツーコース・・・が、投手ディアスが大暴投して一死一三塁になってしまった。このワンプレーが試合を決めてしまったです。福地投前スクイズでまず一点、さらに二死二塁から赤田左前タイムリー、そして投手がトーマスに代わったところで、中島の左中間2ラン。絵に描いたような「相手のミスにつけこむ攻撃」でした。その後、ハム投手陣は清水、岡島、とよく粘った。清水はまだ同人誌描いてるんか。また、ハム打線もひちょりのタイムリーやセギノールのほむらンで粘ったのです。八回も三井を攻めて一死一三塁にして、セギノールのセンター後方へのどでかいの・・・入ったらすごいことでしたがさすがにフェンス直撃でしたが、これをセンター赤田がフェンス直撃させずに捕ってしまって犠飛に抑えたスーパープレーがあったです。さすがライオンズですね。セリーグだとヤクルトみたいなやきうする。

福地が今日も中前打→盗塁→内野ゴロで三進して先制得点とかスクイズとか、いいシゴトをしてやがったので、かなり嫉妬のキモチが湧いてまいりました。くそ。いいかっこうしやがって。この間までおれたちのところで泥の中にうずくまってたやつがよ。という暗い情念が湧いてきたのです。
どうも、これは人類学でいう
limited good」のイメージとかいう世界観のせいかな、という気がいたしてまいりますね。この世界にある富とかいいモノは数に限りがある。ゼロ・サムである。だから、誰かが成功する、ということは、他の社会のメンバーにとっては「得べかりし富」が減少する、ということになる。
という世界観。前近代的な社会に多く見られるのだそうでして、たとえば卑近なところでは、家族の中で、大食いの弟がひとりいればほかの兄弟はクイモノが減る。すごい憎しみの対象になる。村落共同体の中で誰かが商品作物でも作って富を蓄える。するとこれは「何かが憑いているからではないか。あの家は◎◎モチの家だよ」とひそひそとウワサしあう。
シーツさまや金本さまは格別のお方ゆえもはや「われらの仲間であった」というさえはばかられるわけですが、
福地ンコやオリックスの菊地バラなどが活躍すると、おれたちの取り分を使っていい気になってるんじゃねえ、というふつふつとした前近代的情念が湧くです。おめえらもキムタコみたいに分相応に失敗してろ。
ちなみに、このようなパラダイムと逆を行くのが、近代以降の資本主義パラダイムですね。必ず拡大再生産なのです。計算式で証明できるのです。しかし、経験主義の立場に立つとき、ほとんどのひとの世界観は、上記の
「制限されたよきもの」パラダイムになるのではないでしょうか。世界はゼロ・サムでしかない。というか、ゼロ・サム以下です。縮小均衡なのです。弱い者はもはや二部リーグに落ちるしかないのだ。ぎぎぎ。それにしても(カープの)下にジャイアンがいると何だか心がほかほかと温かくなるので不思議なのです。ジャイアンはほんとに何をやってもうらめに出るのかわいそうで見てられないのですが・・それでも「ぷぷ、おれより下かよ」とうれしくなるのです。やはりニンゲンの業あるです。
←いい感じなのですが、空席目立つ。松坂の日はもう少し入ってたように見えた。
←試合終了後踊っているblue windsのおねいさんたち(浴衣のひとの左側にいる青いリボンの方々)。この写真ではわかりずらいのですが、ハラの出し方が半端ではないのです。西武系だから体育会系で、上下関係とかしっかりしているのだろう、とは思うのですが、おいらはオンナのひとの踊りは要らないと思うタイプなので、インボイスにもこんなのがいるのか、とちょっとイヤになったです。

平成18年 7月12日(水)   表紙へ  topへ   この日の日記へ
1230(1230到着)〜1521 市営雁の巣球場  
ウエスタン・リーグ公式戦 福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープ戦
広島東洋       200 100 010   
福岡ソフトバンク   210 010 03×   
 主審:土山、一塁:村山、三塁:山本

けけけ。今日はほんとにさぼって雁ノ巣までみに行ったからね。スパイたちに見られてにやにやされないように、日記からここには来れないようにしてあるのです。「読んでますよ」と言っているけど、実は読んでないひとを焙り出すです。MTさん、もしここ読んだら、メールください。いつ読むか試してみるです。ぷぷ。

とにかく暑かった。水飲み場も自販機もない球場だから、氷とかペットボトルとか用意はしていったけど、すごい熱持った。まだ体熱い。ばきばきに焼けた。あちこちひりひりする。試合あんまり覚えてない。スコアブック見れば、ああそうだった、という記憶はつむぎだせるが、もしかしたらおいらは試合を見たと思っているだけで、真夏の陽炎を見ていただけなのかも知れない。でなければ、先発に杉内なんか出てくるはずないから、やはりまぼろしか・・・。そういえば、あんまり考えずに?野次飛ばしている系のおじさん(おいらから見ておじさんだから、もうおじいさんに近いのか)が、すごい野次飛ばしていたです。幻覚見ているとしかいいようのないやつです。
「杉内、ここで低めに落とせ!・・・そうだ、そうだ!(別に低めになんか投げてないし、ストレート。なんかもう自分の頭の中でいろんなこと組み立てている模様)、それでいいんだ、それが投げられるようなら上で役に立てる・・・」
とここまでならまだ単なるうるせえおやじですんだのですが、さらに続けて、
「はやく上がってやれよ、王監督が待ってるぞ、ベッドでな」
これにはさすがにいろんなことに許容範囲広いと思っているおいらもびっくりした。昼間っからそんなこというなよな、というかさすがにキモち悪いぞ。
ということで、まぼろしの世界をさまよっていただけで、さぼっていないのカモ知れないのです。いずれにしろここにやきう見に行ってた、と書いた、というぐらいではさぼりの証拠にはならないのです。写真でも撮られてたら別だがね。

平成18年 7月15日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1353到着)〜1546 福岡ヤフードーム(球場)  
パシフィック・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズ戦
北海道日本ハム  011 000 001   
福岡ソフトバンク  000 000 000   
 主審:丹波、一塁:東、二塁:山村、三塁:白井

ホークス的には斉藤和見殺し試合でした。後述の理由で四回からの観戦だったので、得点シーンは九回しか見てないのですが、無死一塁からの木元の送りバントを捕球しようとしたサード稲嶺、しりもちをついてしまい、転んだまま一塁ベースカバーの本間に暴投。無死二三塁にしてしまう。足引っ張りもやっておられました。これを一点(森本ひちょり犠飛)で切り抜けるのだからやはり非凡な投手ですね。
ファイターズ的にはほんとにファイターズかよう、というぐらいファイターズが強く感じた。ダルビッシュが101球で七回降板、「おいおい替えて大丈夫か」と思ったのですが、そこから武田久、岡島とつないで完封でした。これで明日の予告先発は八木と寺原だそうですから、ホークスは厳しいですね。ホークスは、五番ズレータからあとの打者がすごい。六番・城所、七番・本間、八番・稲嶺、九番・的場、というのは三年ぐらい前の倉や福地がずらりと並んでいる状態(といってわかってくれるひとがどれほどいるでしょうか)。これでは相手投手は楽過ぎる感じするです。

さて、今日からのシリーズは「鷹の日・優勝祈願」だそうで、ホークスの選手は普段と違ってレボリューションイエローとかいっているのですが要するに黄色いユニフォームで、かっこわるす。街中でもタイアップして地下鉄職員やデパートの受付嬢が羽織っているのです。ファンも三分の一ぐらいは黄色いユニにしてました。まわりが買ったら自分も買う、という博多っ子の純情を刺激して買わせる商法ですな。

ところで、今日は午前中に仕事を終えて、また六本松に出て西鉄バスを待ったのですが、十分間隔で来ると書いておいて炎天下に三十分以上待たせやがって!きいい〜!なのです。「お乗りになるお客様のためにもう一歩お詰めください」と言っておやがりになるのですが、てめえらが待たせるから異様に混んじゃうのだということを踏まえてしゃべっていただきたいものです。今度西鉄に抗議の手紙でも送ってみようかと思うのです。もちろん匿名で。警察とかみんなつるんでいる(にちがいない)ですから、筆跡ばれるとまずいから新聞の文字切り抜いて作るか。

平成18年 7月16日(日)
暑いですね。寺原投手、完封だそうです。びっくりしました。このような活躍を、王監督も待っていたことでしょう(ベッドで)。早速電話でお褒めの言葉があったらしいですね。
さて、おいらは由宇に行こうかと家を出たのですが、間に合う新幹線(徳山でこだまに追いつくのぞみ)が出てから五分後ぐらいに博多駅についてしまい、いやになったので南下してしまいました。本日は熊本県営藤崎台球場にて、朝日新聞主催全国高等野球選手権大会熊本県大会・開新高校対専大玉名の試合をちら、と見る。暑い。試合の終わった熊○農のやつがネット裏で偵察。偵察はまじめにしてましたが、どこかの女子高生がユニフォーム姿を一瞥しながら通り過ぎると、そのたびに緊張した顔になる。いとをかし。そういえば、切符のもぎりをやっていた名高い鎮○高校の野球部員も、おいらに「は、ありとうごます」と緊張して半券を返してくれるのですが、仲間うちではでれでれとじゃれあっているです。痛ましいぐらい懐かしい風景ですた。以上。
←暑かったよう。

平成18年 7月18日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1910到着)〜2110 福岡ヤフードーム(球場)  
パシフィック・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対西武ライオンズ戦
西武         000 005 000   
福岡ソフトバンク  000 010 08x    
 主審:東、一塁:白井、二塁:丹波、三塁:佐藤

今日はこの数日の熱射のせいか、昼間キモチ悪くてしかたなくなりました。夕方、さすがに今日はドームはご遠慮させていただこうかと思って会社で冷房に当たってた(そのせいで到着が1910なのです)のですが、「ええい、まあとにかく行ってしまおう」とがんばって行きました。西鉄バスの中で嘔吐しそうになったけどガマンして着いた。今日は外野立ち見。途中でどうしようもなくなったら、倒れてしまおう。そうすれば誰か病院に運んでくれるだろう。家で倒れるよりはずっとマシ・・・と思ってたのですが、試合終わったころにはケロっと調子よくなっていたので不思議なことです。特異体質なのか知らん。
今日の試合は、見所かなりありました。
五回裏、ホークスは涌井から、本間二塁打、辻送って稲嶺犠飛、といういい感じの得点で先取点。
ところが、そのすぐ次の回、カブレラのいない西武打線に新垣がぼこぼこになったです。
一死から高木浩・右前打、福地への初球、ワイルドピッチで二進、福地タイムリー右前二塁打(くそ、いいとこばかり出しやがって。「おれたちの仲間」福地が一流チームで活躍すると、なぜか嫉妬するです)、赤田四球、中島への四球目に福地三盗、さらにこの球がワイルドピッチで福地そのままホームイン、赤田三進、中島左前タイムリー、二死後、栗山中越え2ラン(一号)、というすごい攻撃。
点のとられかたに問題もあるし、これは決まったな、と思ったのです。
ところが八回裏、九番山崎にかえて代打・仲澤が告げられたです。このときはまだ誰もこの後の展開など予想してなかった(と思う※)。内野席はだいぶ帰っちゃってたです。この仲澤の2エンド1からの左前打から、すごいのはじまった。一番に戻って大村・左前打、川崎・左前打で満塁。柴原はいい当たりの左直。レフトは七回から和田の守備固めに入っていた高山、前進してグラブに・・・当てて後逸。痛恨のプレーですが、なんとなく違和感なく後逸したのです。ほんとに「なんとなく」ですが・・・。回転がほとんど無くライナーで飛んできて、「ふ」と変化する、という「空気イレギュラー」というやつではないかと思われます。記録は高山の失策。これで二点入って無死二三塁。
投手が代わって左の星野。しかし、松中クラスになると前進守備の内野に強いゴロを打つのはたやすいのであろうか。中前打で一点差になって、無死一三塁。ここで投手・石井貴。ズレータに四球。逆転ランナーを二塁に行かせてしまったのが、きつかったのかも知れません。続く本間は2・3から明らかなボール球で、押し出しで同点。続く辻なんかがどん詰まりの左前テキサスヒット。これがどん詰まりだったので二点タイムリー2ベースになり、さらに代打・大道の犠飛で一点(ここで勝負あった、の感)、さらに大村が中前打で残ったランナーを返して、合計8点でした。
九回は馬原が出てきて155キロとか出していた。
おいらはそんなことは無い、と思っているのですが、もしもホークスが優勝あるいは一位になる、とすると、今日の試合は何かが変わるきっかけとなった系の試合だ、といわれるでしょう。でもそんなことないと思うからいいのですが・・・。

試合終了後、ふじいふみやさんというひとが出てきて、王監督の一刻も早い全快を祈りつつ一曲歌って帰っていかれたです。
(※・・・わざわざ、ふじいふみやさんが来ていた? 今日は王監督の手術の日だし・・・ だから? シナリオどおり?・・・と疑いを持つほどあざやかにいろんなことがありました。なんと今日の花火は「ヤフージャパン」の提供だったし・・・)

平成18年 7月19日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1855到着)〜2140 福岡ヤフードーム(球場)  
パシフィック・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対西武ライオンズ戦
西武         000 201 000   
福岡ソフトバンク  000 001 000    
 主審:佐藤、一塁:山村、二塁:白井、三塁:丹波

六回表、西武一点をとってなお二死一二塁で福地が左前打、ホークス辻懸命のバックホーム、タイミングはばっちしでセーフだったのですが、捕手山崎が完璧にブロックしてタッチアウト。ここで西武伊東監督が激高して主審を小突き、更にバットを蹴飛ばしたりして退場を食らいました。ブロックをかいくぐった、と主張したのか、ブロックのしかたを怒ったのかわかりませんが、通路のテレビモニターで見る限り見事にブロックしているので、アウトかどうかといえばアウトなのでしょう。
ホークスなのですが、その裏、松中のタイムリー二塁打で一点とって、さらにズレータ左前打で無死一三塁、から得点できない。これでは西武のようなまともなチームには勝てますまい。ホークスは一番大村から五番ズレータまでと、そっから後の打者の力量にあまりに差がありすぎるので、こういうチャンスは逃さないようにしないといけませんね、と思いましたが、この下位打線で西口クラスはちょっとタイヘンか。城所と大道の代打が逆のような気もしましたが。

江藤選手が1500本安打だそうです。350本塁打といい、カープを出て行ったときから一体何年かかってここまで来たのか。まあ向こうも足蹴にしたやつに同情もされたくないだろうから、おれは知らん。ただ拍手はしてやった。メモリアル・ゲームというのはそういうものであろう。おばあさんが一人、「敵に拍手すな」と叫んでいたが、ホークス球団から花束が渡され球場全体が拍手するに及んで状況を把握したみたいで、拍手していました。相手チームが「敵」とかいう気も最近はあんまりしないんですよね。WBCやメジャーブームのせいかも知れん。というか年齢のせいか。でも、おれらを足蹴にしたやつは絶対「敵」。などという屈曲した思いは、ホークスファソは、少しは理解できるようになってきたのだろうか。

平成18年 7月25日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1837到着)〜2056 福岡ヤフードーム(球場)  
パシフィック・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズ戦
千葉ロッテ      000 002 010   
福岡ソフトバンク  100 030 20X    
 主審:白井、一塁:東、二塁:永見、三塁:柿木園

千葉マリンから福浦が脱落してしまってさびしいオーダーになっているので、ホークスも松中を外してきました。いや。義理立てしたわけではありますまいが、よっぽど「臀部の故障」が悪いのでしょう。なんにしろ松中はベンチにいまして福浦は長期離脱なのです。両リーグ屈指の左打者が二人ともいないのは興味半減ですから「金返せ」、といってみてもいいのですが「じゃあ来るな」といわれると困るので言いませんでした。
五回裏は四死球と失策でできた二死満塁で今日三番に入った田上が清水直から右中間に、七回裏は二四球でできた二死一二塁で今日三番に入った田上が清水直から右中間に(←複写ミスではない)、それぞれツーベースを放ちまして、ヒーローとなっておられました。インタビュアーが言っててはじめて知ったのですが、今日勝利投手の新垣とは九州共立大の先輩後輩なのですね。だからどうだというわけでもないが。

おいらのご推奨は、六回表の千葉ロッテの攻撃の際の大村の(隠されたる)ファインプレー。この回は新垣がアップアップで、2四球で二死一二塁。ここで大松の右前打で一点、なお一三塁。続く(五回裏手痛い失策の)堀が中堅越えのフライをお打ちになった。フェンス直撃です。
この打球を、センター大村は、方向、勢いを見切って、フェンス前のいい場所で待ってクッションボールをつかみ、振り向いて遊撃川崎に返球した。一連の動作の早さ、クッションボールを待つ場所の見切り、ともに素晴らしい。球場の広さやフェンスの性質を熟知した上でのプレー。二死で一塁からスタートを切っていた大松が三塁を回ったところで止まらざるを得なかった。結局次の代田が三振でこの回2点止まりになったので、大村のプレーが活きたです。こういうの見るとスタンドに来てよかった、と思うです。

平成18年 7月26日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1805到着)〜2033 福岡ヤフードーム(球場)  
パシフィック・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズ戦
千葉ロッテ      000 000 010   
福岡ソフトバンク  000 010 001x   
 主審:柿木園、一塁:佐藤、二塁:東、三塁:永見

六回まで千葉ロッテは和田の前にランナーを一人も出せませんでした。もう一回ノーヒットで進んだらどきどきし始めようかな、と思ってた矢先に七回無死から西岡左前打。やはりノーヒットゲームを見るのは大変ですね。
九回は一死一二塁になって好投の小林宏をあきらめて薮田が出てまいりましたが、薮田が柴原に四球。ここで、ホークスは臀部を故障している松中を代打に出してまいりました。こういうところで期待すると失敗する好打者はたくさんいますが、このひとに限っては、まったく失敗する姿が想像できないのです。案の定、きちんと右犠飛。それも、三走川崎に備えて浅く守っているライト・ワトソンが数歩下がらなければならない程度のフライで、しかも変に力を入れてフェンスぎりぎりとかでもないのです。一番確実に点のとれるの打ってくる。やっぱりすごい。

平成18年 7月27日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1833到着)〜2103 福岡ヤフードーム(球場)  
パシフィック・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズ戦
千葉ロッテ      000 001 000   
福岡ソフトバンク  000 000 002x   
 主審:永見、一塁:白井、二塁:佐藤、三塁:東

明日の朝遅刻するとすごいマズいのです。だから簡単に書きます。「なら、やきうなんか見に行かずに早く家帰って寝ろよ、エアコンも買ったんだろ」と怒りの声も出そうなのですが、こちらが本職なのでしかたないのです。
九回、小林雅、一死はとるも、今日から四番復帰の松中にきれいな左前打を打たれ、続くズレータが初球、左中間のもう上段といっていいあたりに20号ぶちこんでサヨナラとなる。ズレータのホームランはでかいです。コバマサ情けない。など、あげつらうことはできるのですが、やはりエラいのは、一点とられながらも八回まで粘った斉藤和だと思うです。
それにしてもマリンズ三連敗か。マリサポの乗りにはついていけないのでマリサポはしませんが、それでもホークスよりはマリンの方に感情移入するタイプなのです。盛り上がっていたところから、まっさかさまに追い落とされたマリサポ、哀れなり。ニートが主流だといわれている(一部ココロないひとたちに言われているだけで客観的な事実ではないと思われますが)わけですが、ニートがマリサポになるのではなくて、マリンズは連敗の多いチームだから、マリサポだと引きこもりになり、やがてニートと化す、という因果関係なのかも知れん。昨年は南関東地域の新規ニート率、少しは下がってたのかも知れんが、統計的に確認するすべもなし、というか必要なし。

今日、試合終了後、花火二回打ち上げた後(このカードは去年の「倍返し」だとか称して、ホークスが勝つと普段七発の花火をダブルで打つのです。調子に乗ってるんじゃないぜ)、電光掲示板に「倍返し 終了」という、昨日一昨日は出なかった文字が出ました。・・・なぜこんな試合展開なのに用意されていたのだ? 疑惑が募る。ヒーローインタブウでは、毎日毎日「カントクのために」「カントクにはげまされて」というコトバが出るし、王監督入院のあたりからなにかシナリオできてるんではうわなにをするえdrftgyふじこlp;@

平成18年 7月29日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1802(1804到着)〜2205 広島市民  
セ・リーグ公式戦 広島東洋カープ対横浜ベイスターズ戦
横浜      000 002 001   
広島東洋   003 020 10×   
 主審:森、一塁:杉永、二塁:土山、三塁:井野

みどころのたくさんある試合でしたが、最大の見せ場は六回裏のブラウン退場。誰も傷つかないようにして退場で収める、ということで、うまいもんですた。みんなぎすぎすしてしまうところを、楽しく次の回に進めてくれたです。退場後、すぐに交流に来ていたホッシーが出てきても誰も罵倒しなかった。アメリカ野球深いです。(そのうちまた書き加える。)

7月31日:今日、ネット見ててびっくりした。ブラウン監督にリーグから厳重注意と制裁金20万円が課されたとのこと。はあ? ああいう微妙な判定下されたときに、もめて、試合再開の時に、有利な方も不利な方もすごくイヤな気持ちになる(もちろん観客席のことです。ベンチのことは知らん)、というのはいろんな球場で何度も見てきた。この日は、生まれてはじめて、試合再開をにやにやしながら迎えることができた。それを演出したブラウン監督が制裁を食らうというのはどういうことなのでしょうか。
@グランドにいなかったひとが決めた
A審判団が恥かかせやがってといって是非処分するように上申した
B辺境のクセにベース投げで一躍有名になったのでどこかで叩かなきゃと思っていたので二回目だから当然の報い
あたりを想像しました。Aはおそらくそうではないし、Bみたいなこと決められる体制でもないだろうと思うので、@だろうと思います。遠い、上の方からご覧になって、「ブラウンの行動でしもじもが迷惑を蒙ったであろう」とおっしゃって決めてくれたのかと思うと、ちょっとむしゃくしゃしてきたです。一昨年、セリーグだけでも2日間6試合、選手会ストライキで試合を流したわけですが、あのとき選手会側との折衝について、たいへんな結果を招いてしまったひとたちの責任は放っておいて、こういうのはしもじものためにしてくださるか、という思いしてきたのですよ。

平成18年 7月30日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1230(1239到着)〜1500 広島東洋カープ由宇練習場  
ウエスタン・リーグ 広島東洋カープ対中日ドラゴンズ戦
中日      000 000 000   
広島東洋    000 000 000   
 主審:不明、一塁:不明、三塁:不明

由宇も一月半ぶりだったですね。曇り勝ちでしたが、日が当たるとすさまじく暑かった。日がささなくても暑かった。投手よかった。カープの相沢(追記:すいません、相沢ではなくて齋藤でした)はじめてみたが、これはなかなかいい。ちゃんと育って欲しいです。
最大の見所(ぷぷ)は八回の裏。無死一二塁からカープ岡上、バントにいって二度ファウル。スリーバントに出て、今度はバットにかすりもしない空振り。さすがにかすりぐらいはするだろうと思っていたのでしょう、二塁ランナー鈴衛が刺された。お鏡あまりにもお粗末。
帰りにマリア観音の場所確認できたのはいいのですが、バスに追い抜かれ、追いかけても停まってくれず、炎天下駅まで歩く。荷物も重く、寿命縮まった感じあり。不整脈まだ続いているです。防○バス、覚えていろよ、という感じです。
←由宇球場。いつ来ても「これが最後かも」と思わせてくれる立地条件ですな。
←あの雲の向こうにどんな街があるのであろうか。
1800(1809到着)〜2137  広島市民  
セ・リーグ公式戦 広島東洋カープ対横浜ベイスターズ戦
横浜      010 310 005  10
広島東洋   100 201 000   
 主審:不明、一塁:不明、二塁:不明、三塁:不明

最終回ぶっこわれましたが、途中まではおもしろかったです。ミッキーご苦労さまでした。次回のミッキーたん登場はお盆に帰ってくるです、の8月15日。
←この電光掲示板も緑色のキズが増えて、見づらいぐらいになってきている。芝生のはげはげは直したみたいだけど・・・。中央から見放された貧しい辺境のスタジアムに、今日も働くミッキイ氏。

平成18年 8月 1日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1040(1135到着)〜1314 福岡ヤフードーム(球場)  
ウエスタン・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対サーパス神戸戦(八回コールド)
サーパス神戸    010 000 00   
福岡ソフトバンク  000 010 00    
 主審:杉本、一塁:小寺、三塁:飯塚

夏休みとってもおかしくない時期ですので、スパイどもには夏休みでもとった思うに違いないので、特に工作もせずに昼間から観に行ってたです、と書いておくです。八回裏に入ったときはまだ13時ちょうどだったので、さくさく行けば「試合開始から二時間半経過したら新しいイニングに入らない」ルールでも九回まで行くのではないか、と期待したいのですが、ぶぶぶ。八回裏はサーパス田中の手痛いエラーがあって一死満塁となり、投手が歌藤から香月に代わって13時10分を過ぎてしまい、しかも江川三ゴロ(本塁封殺)、金子二ゴロで試合のカタもつかず。

1800(1904到着)〜2145 福岡ヤフードーム(球場)  
パシフィック・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北楽天       001 000 020   
福岡ソフトバンク   010 304 00×   
 主審:丹波、一塁:東、二塁:山村、三塁:栄村

昼の試合で今年二冊目のスコアブックが終わったので、いつも買いに行く職場近く(午後は職場に出てたのでちゅ)のスポーツ用品店に新しいの買いに行ったのですが、少し大きめのハードカバーのしかない。「持ち運びに便利なもっと小さいのがいいのでちゅ・・・」と言ったのですが「じゃあ取り寄せになるぜ」というので、しかたないので大きいの買いました。あっただけありがたい、と思わないといけません。

さて、おいらはもともとホークスというチーム、実力も人気もあるので僻み根性なので憎んでいたのですが、城島が抜けた今年のホークスは少しはしおらしくなって、ヘンな若い選手も一生懸命使っていて、そんなに不愉快ではないチームになっていたのです。しかし、今日、ホークスは久々でカブレラが三番に復帰しておりました。そうすると、六番(柴原)まではまともな打線になります。しかも今日は、(まともでない)七番・城所、八番・本間がそれぞれ三安打で、打線がつながりました。これで投手新垣では、東北楽天がかなうはずがない。久しぶりでホークスに「恨」を感じたです。ぎぎぎ。
ところで東北楽天ですが、しばらく見ないうちに「あれ?」というぐらい普通のチームになりましたね。これは、単なる弱いチームやん。チームになってきているよ。これまでは何やっても「しかたないのだ・・・」という感じでしたが、なにやってんだ、と毒づけるようになってきた。

関係ないこと。本日は、「西日本最大」と銘打たれた「西日本(新聞が主催なのかな)大濠花火大会」の日で、もちろんおいらはドームに行ったから見てないのですが、それはいいのですが、花火大会と重なったので、地下鉄のホームがやたら混んでました。一本やり過ごして次の地下鉄に乗ることになったのですが、それでも前のカップルなどはさらに次を待つみたいなので押しのけて乗ったのですが、乗ってびっくりです。もちろん立っているひとはたくさんいますが、混んでいる、なんていう状況ではまったくない。新聞を(両手で)広げて読めるレベルの混み方です。要するに、博多のひとたちは「からだが触れるレベル」でさえなく、「揺れるとからだが触れるレベル」の混み方を超えると、拒否感が働いて乗らないみたいなのです。う〜ん・・・、ほんとにオリンピックに耐えられるのか。

平成18年 8月 2日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1904到着)〜2047 福岡ヤフードーム(球場)  
パシフィック・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北楽天       100 000 000   
福岡ソフトバンク   003 001 00×   
 主審:栄村、一塁:福家、二塁:東、三塁:山村

えー、まずは昨日の発言を訂正します。
やっぱり
東北楽天はあかんですわ。和田が打てないのはしようがない。ホークスの打線が、今日は六番に田上を使って七番に柴原で、昨日よりもさらに分厚くなっているので守りきれないのもしようがない。しようがないけど、四回以降の攻撃に、「なんとかしよう」という意志がちっとも見られないので、これは見ている方が「萎え〜」になってしまうです。3点差で無死二塁、の内野ゴロで平気で三塁に進もうとしてタッチアウトになってるし、なんか、「こうしようとして努力した」という「こうしよう」が見えないのです。努力して力が足りなかった、なら「萎え」はしないものなのですが、「こうしよう」がないからプロの集団という気がせんです。昨年までのカープのもひとつしたぐらいですね。

ホークス田上は、バッティングはいいのですが、ヒーローインタビューでにこりともせず、いつも上目遣いですごい目でにらみながらインタビューを受ける。ホークスのヒーローさまはインタビュー後外野席にサインボールなどを投げ込んで、それから内野の特別観覧席のファソの方々とタッチしながらダグアウトに戻っていくのですが、その間もにこりともせず、ファソどもをにらんでタッチしていく。おいらはこういう選手スキだけど、オンナコドモばかりのホークスファンの中では「キモい」とされていくのではないかと心配してしまいます。

以下、無用のことながら、また観に行ったんか、とお呆れなられている方もいるのではないでしょうか。
どっかで見たのですが、
プロサッカーは多くても週2回だが、やきうは週六回やる。一試合の長さも、サッカーが二時間以内に収まるのに対してやきうは三時間ぐらいかかる。(ほんとは練習時間のチェックやその他もろもろあるわけですが、そんなのは捨象しまして)やきうファソのやきうにかける時間は週18時間、サッカーファソの同様の時間週4時間の四.五倍になる。やきうが年間二十五週間行われるとして、年間で450時間、あるひとが物心ついてから六十年間やきうを見続けるとすると、うわわわわ、というような時間をこのスポーツの観戦にとられることになり、そのひとが社会の落伍者になるのは当然、そして、やきうがサッカーより人気のあるスポーツとなっている国は、当然のように格差社会となるのだ、やきうファソは負け組なり。
という説がありまして、わたくしもわたしのやきうにかけている時間のことを考えてぞっとしました。老後の貯えもしなくてはいけないのです。人生の残り時間もあまりないのです。よってもうやきう観るのやめるかな。ちょっと考えてみるかな。

平成18年 8月 3日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1040(1152到着)〜1344 広島市民  
ウエスタン・リーグ 広島東洋カープ対阪神タイガース戦
阪神      101 060 000   
広島東洋   000 100 001    
 主審:不明  一塁:不明、二塁:不明、三塁:不明

またやきう観に行ったのかとかイジメられるとイヤなので、今日は日記から直接リンクしてないです。ぷぷ。MTさん、見つけたらメールくださいね。
さて、老い先のこともあり、やきう観るのやめたほうがいいような気もするので考えるために旅に出て、広島に来ました。今日は広島市民球場で昼間はウエスタン、夜はセ・リーグ公式戦のある、いわゆる「親子試合」の日です。
とにかく暑い、暑かった。ぎぎぎ。高校野球の予選見ているみたいに暑かった。売店が開いてないのは知っているので水分はそれなりに持って行ったのですが、なかなかたいへんでした。しかし由宇などと違って二階席の影、という日陰があるのでまだ生きているです。
試合も高校やきう(それも予選の早いころの試合)みたいに一方的な試合で、五回表、大島投手が四安打1四球、そのあと前田忠に満塁ホームランも打っていただいてコールドゲームに・・・はならず、九回まで行きました。カープは六回・七回投げた斎藤がまたよかったですね。福井の失策などで足引っ張ってもらったけど、落ち着いて抑えていたです。

1800(1747到着)〜2052 広島市民  
セントラル・リーグ 広島東洋カープ対東京ヤクルトスワローズ戦
東京ヤクルト  000 000 010   
広島東洋    020 000 00X    
 主審:不明  一塁:不明、二塁:不明、三塁:不明

やきうばかり見ていたのではないことにしようと思って広島県立美術館に藤田嗣治展を観に行ったです。この先生については、どうせやるのなら戦争協力の前後について、きちんと解説して欲しいですね。(ちなみに、おいらはこのひとのハダカのオンナのひとの絵も好きですが、戦時に書いた作品に鬼気迫るものを感じるです。キモチ悪い、というか(アッツ玉砕とか)・・・、あうあう)

17時ごろから雨降りました(十分ぐらいであがった)関係で、涼しかったです。雨上がりの夜空を見上げながら、二階席で観戦。かなり納得できる状態なり。やっぱり「スタジアムに来て裏切られることはない」ってやつですね。
しかし、試合前の雨のせいか、広島ファソのお人柄か、ガラガラ度Aです。外野席もガラガラの場合をガラガラ度Aといいます。応援団ぐらいしかいなくなるとガラガラ度Sになるのですが、それに次ぐぐらいのガラガラさでした。
そんな中で、両軍合わせて17安打の投手?戦でした。
スワロ:9安打、1ホムラン、1敵失(無四球)
カーピ:8安打、1四球
で、黒田とガトームソンが粘っこい、といえばそれまでですが・・・。
それにしても重ね重ね、なんで広島のひとって、夏休み期間、黒田というリーグを代表するような投手が投げる試合、なのに、見に来ないで耐えられるのか、と思いました。
たった一度の人生ですから、やきう観戦などでムダにしたくないのでしょうね。すごい自律心ですね。プロ野球の公式戦、て、今日、日本中で五試合しかしてないんだよ、そんなに見たくないならフランチャイズをもう・・・、と思ったりします。おいらは一応広島ファソだけど異端だからね。
ちなみに今日は正門前でWBC優勝トロフィーと新井選手の代表ユニフォームとメダルを展示していました。・・・テントの中で、すぐ近くまで寄れて、バイトっぽい守衛ひとりが見ているだけ、というのはちょっとアブナい感じがしました。各球場持ち回りのトロフィーに何かあったらどうするのでしょうね。新井選手の代表ユニフォームはどうせレプリカだからいいでしょうけど・・・え?ホンモノ? 新井って代表に参加してたんだっけ?

平成18年 8月 8日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1927到着)〜2105 福岡ヤフードーム(球場)  
パシフィック・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズ戦
北海道日本ハム   105 100 000   
福岡ソフトバンク   000 000 000    
 主審:永見、一塁:津川、二塁:佐藤、三塁:柿木園

中四日開けただけで、ずいぶん久しぶりでやきう見た感じがします。あと二月もすると今年もやきう終わってしまうのです、と思うと悲しくなってくるので困ります。
ホークスの新垣がボコられたみたいで(五回からしか観てないのですが)、一方、ホークスは橋本がまったく打てず、一方的なゲームになりました。
今日は外野自由だけ混んでいるという状態で、普段ほとんどいない立ち見が、珍しく三重になっていました。それもコドモ含むの家族連れの方々が立ち見です。夏休みなのだなあ。
当方は立ち見はなんとも問題ないのですが立ち見にお慣れになってない方が回りにたくさんおられるとせわしないので困りました、が、七回の風船上げ終わったらあっという間に引き上げていかれました。
ホークスがまともな試合していたらいい思い出になったと思うのですが、こんな試合では・・・。という感じです。新垣の責任大でしょう。八回、まさにお客さんの引き上げはじめているのを知って、ホームラン狙いに行った松中(フェンス直撃で終わった)の打撃に「さすがなのでごんす」とか、群を抜いて動きの速い森本ひちょりの外飛処理とか観て「すごいのでがんす」とかつぶやくのはコドモさんにはムリだし、しようがないですね。
ひちょりをはじめ、ハムは守備の動きがいいなあ。セカンド田中賢、遊撃金子とか、ファインプレーというわけではないのだが、動きの速さとムダの無さに目を見張る。いいチームになったです。おお。紺田もイチグンにいるのか。

平成18年 8月10日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1910到着)〜2141 明治神宮野球場  
セントラル・リーグ 東京ヤクルトスワローズ対読売ジャイアンツ戦
読売        000 001 010   
東京ヤクルト   000 223 00X    
 主審:不明、一塁:不明、二塁:不明、三塁:不明

じゃい、少しは強くなっているのかと思ったが、なんにも強くなっておらず。10安打打ってる(しかも今日は七回に、最近ジャッジで損をしている嫌いのあるジャイですが、珍しくジャンパイア炸裂で、「ダブルプレーでチェンジ」を「二死二三塁」にまけてもらったり、もしたのです)のですが、李すんよぷの犠飛と36号ソロの二点だけで、他の打者で点になるような気がしない。特に六回の表、すんよぷの犠飛で三点差になり、なお一死一塁にランナーが残っていたときのパンダ高橋の木で鼻をくくったような、と表現したくなるような気の抜けたハーフスイングの三振は、がっかりしたです。その裏の岩村の2ラン、ラロッカのタイムリー2ベースで試合はほぼ確定。
ちなみに、神宮はじゃいあん戦だけは外野席が狭くなる(普段は外野席とされているポールより内側部分が指定席Bとなるため)ので、外野席は立ち見も出ていたのでガラガラ度はBですが、内野の空席はすごかった。したがってガラガラ度はB+と認定した。
五回とか七回とかにオンナの子が十人出てきてツバクロウらと踊っていくのですが、あの子たちはプロのようですが、みんな小さいのでコドモなのですかね。それともそういう身体的特徴の女性ばかり集めているグループなのか?なんにしろ神宮もハラは出していないようだが女の踊り付きか。もはや健全な野球場は広島にしかないのか。ちなみに昼間会ったひとたちから「やっぱりやきうみにいくためにいそいでいたのか、ぷ」と思われるのもイヤなので、今日も日記からここにはリンクさせてないよん。

平成18年 8月13日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1600(1603到着)〜1901 明治神宮野球場  
イースタン・リーグ 東京ヤクルトスワローズ対読売ジャイアンツ戦
読売        300 000 000   
東京ヤクルト   200 011 00X    
 主審:不明、一塁:不明、三塁:不明

じゃいの投手:野口→福田→豊田
すわろの投手:丸山貴→川島→高井→五十嵐
というのを見ると、少し頭がくらくらします。もちろん全ての名前にくらくらするわけではないのですが・・・。ジャイのスタメンに二死蟻アスディロンの名前があるのもくらくらする。単に暑さのせいだけであったのかも知れぬが。でも東京はなんのかんのいって博多よりはずっと涼しいですし、今日は薄暮ゲームだったし、暑さのせいでくらくらするというほどではなかったので、やっぱりメンバー見てくらくらした。
ちなみに、@ラミレスジュニアを発見しました。背番号49のひょろっとした外人選手だから間違いない。ネクストバッターズサークル付近のバットの片付けなどをする係をしていた(別に既に契約が切れてサブマネージャーに就任した、ということではなくて、スワローズの若手は交代でやっているので、彼もやっているのだなあ、と思っただけです。戸田での試合では他にもタマ拾い当番もいるです)。A11月4日(土)1300〜、東京ヤクルト対東京六大学選抜の試合があるそうです。外苑創建80周年記念事業だそうです。そのころはやきう見れなくなっているから、観に来てしまうカモ。でも旅費がもったいないから我慢するカモ。
Bヤクルトファンの方のようですが、うるさい野次の方がおられ、苦笑してしまいました。いろいろあるのですが、9回、五十嵐が出てくると、一球ごとに「マックス158キロ豪速球、自信をもって投げればいいんだ」という言葉を繰り返し、一死から四球のランナーを出した後は、「マックス158キロ豪速球、自信をもって投げればいいんだ、内角に気をつけろ、バッターに集中しろ」という言葉に変わって、やはり一球ごとに繰り返しておられました。あんまり小回りの利かないひとなのだろうと思われました。

現場で見てない試合のことは書かないのを原則にしているのですが、じゃいのニオカさまについてだけ、一言いうです。なんですか、8月12日(土)のゲームでの、あの未熟なバント失敗(自打球咽喉部命中)プレーは。一試合あたりにいくらもらっているのかと考えれば、自分のミスで怪我をして、正直、アナがあったら入りたいのではないかと思うのですが、監督や審判やメディアがデッドボールの被害者にしてくれたので、本人も自分のミスだったのを忘れてしまってたりしないことを祈りますね。一昨日(8月11日)の試合のバントの場面で腰が引けてバントできず、結果三球目で三振してしまったので、「責任感の強い選手」だそうですから、昨日は意識的に腰を据えていこうとして内角高めのストレートに反応できなくなって、ファウルチップという恥ずかしいプレーになってしまったのでしょう。ぷぷ。おいらはニオカさまのおかげで、メディアが強引に「事実」を作り上げる、ということを学んだ経験があるので、ニオカさまに関するメディアのウソはすべてお見通しにできるのです。

平成18年 8月16日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1732到着)〜2105 広島市民  
セントラル・リーグ 広島東洋カープ対中日ドラゴンズ戦
中日      121 020 000   
広島東洋   000 010 000    
 主審:橘高  一塁:杉永、二塁:土山、三塁:本田

カントク同士が目も合わさない遺恨状態になっている!
というので飛んできました。乱闘のひとつやふたつぐらい出るのではないか、とワクテカしましたが、実際には昨日、球団幹部同士で手打ちがあったということもあるのでしょうか、炭酸が抜けた後のようなふがいない試合になっていました。責任は広島・先発の大竹にありますね。なんであんなに簡単に点を取られるのか。それもずるずると、毎回毎回・・・。
新井選手が第一打席、いきなりの初球デッドボール、第二打席も初球が暴投のアタマのところにくるやつ。さすがはタニシゲ。そして恐れを知らぬ朝倉よ、とどきどきする展開もあったのですが、新井を守るというような流れにはならず、乱闘もにらみ合いもなく広島10安打、ドラ9安打で上記のような試合でしたの。まあ一勝一敗も昨日球団幹部で相談した結果かも・・・。両カントクも納得している、ということらしいのですが、ほんとかなあ・・・。
(付記:もう表にはならないのかも知れませんが、ブラウンカントクの記者会見で言わんとしたことは大体わかったです。ドラを批判しようとしたわけでもないことも大体わかったです(やっぱりニオカ問題がらみか。どうやら対象はじゃい・・・)。おいらの野球観はブラウン監督より落合監督の方を支持するけど、一方で構造的に悔しくてしようがないこともたくさんあるので、ブラウンカントクはもっと言ってもらってもいいよ。もうやけくそで地下球団となるです。→8.17追記:やっぱりブラウンカントクの言ったことも、球団本部長だかが何を謝罪したのかもよくわからん。セリーグ会長が「はやく収めろ」と言ったとか言わなかったとか、前田とブラウンが激論したとか、進退が決まったとか、まだまだうそ八百が沸いてきているです。もともと(ゼ)ニオカ自打球事件への感想を言いたい、といって始まった記者会見だったのは確実なのですが、それがこんなことに・・・ぎぎぎ。おいらの立ち位置いかにあるべきかもわからん。でも、これだけはおいらの立ち位置として確信を持って言えることあるです。「(ゼ)ニオカと彼を取り巻く世界に殃いよ、あれかし。」という呪いの辞)

平成18年 8月18日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1900到着)〜2118 神戸総合運動場スカイマーク球場  
パシフィック・リーグ オリックスバファローズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北楽天   000 002 020   
オリックス   000 000 011    
 主審:柿木園  一塁:佐藤、二塁:東、三塁:白井

おいらも、自分が少しやりすぎかなあ、という気持ちは持っているのです。こんなに無制約にやきうばかり観にきてて、いいのだろうか。福岡は台風だったのですが、そこでのシゴトをお昼には切り上げてしまい(ほんとにこの先どうするのだよ)、高い運賃払ってのぞみ号で神戸までやってきました。新神戸駅からスカイマークまでの行き方はネットで調べたら地下鉄一本で行けるみたいなので、とにかく行ってしまおう。行っちゃえ行っちゃえ、行かないで後悔するより行って後悔する方が後悔しないかもよ・・・と調子よく出て来たのです。
でも、やっぱりどんどん後悔してまいりました。新神戸についたのは六時すぎで、雨になりそうだし、地下鉄への乗り換えに時間食うし、スタジアム前についたのはほぼ七時になっていました。売店でまともなもの売ってなさそうなので博多で駅弁買って後生大事に持ってきた(邪魔でしたが、よくぞ新幹線の中で手をつけなかったものです。すごい精神力なり)。
どの席も高そうなので、
「この夏やきうにいくらかかってんだよ。初めて来たからといって高い席にはしないぞ。まあ、お金は取り戻せるかも知れん。しかしムダに費やした「時間」はどうするのだよ、ぎぎぎ」
と思いながら、なんとなく費用対効果高そうな内野自由席を買ってスタンドへの階段を昇った。

以上。
スタンドに出たら、もう特に文句はないです。
雨上がりで、風は涼しく、目の前にはカクテル光線の中に「ニホンで一番美しい」といわれる球場がある。そして、そこで「やきう」が行われているのです。スタジアムの外とは違う時間が流れている空間。この時空に入ると、いつもなつかしく、心地よい。どうしてやきうは三時間ばかりで終わってしまうのでしょうね。永遠に続けばいいのに、と思ったりする。(現象的には、いい加減にしろ、と思う試合もたくさんありますが)
おまけにこの球場の観客席は適度にガラガラでした。適度に熱気もあった。2階席を三塁側→ホーム後ろ→一塁側ポール際と移動し、一階席の立ち見に移動してみる。また二階席に戻る。
確かにこれはいい球場ですね。ああ、今夜、ここに来ないで別のところで別のことをしていたのだとしたら、おいらはその選択一つ分オロカモノになり、おいらの人生は、この試合ひとつ分、意味の無いものになるところでした。ね。

試合自体は変な試合であった。「緊張感」という言葉で現されるような、両チームがぎりぎりのところでせめぎ合い、夜空に裳裾長く引く勝負のメガミさまがどちらのチームにも色目を使い、やがて「勝負のあや」が突然解けて、「流れ」がどちらかに傾く(試合によってはその瞬間に残酷な笑みを浮かべているメガミさまが如実に見えるような試合もあるのです)、というような、「一流のプロの試合」ではない、というか・・・申し訳ないのですが・・・。
両チームとも、目に見えるミスが攻守に多すぎて、びっくりするぐらいでした。これは、「パ・リーグ」の試合だな。ダイエーがぼろぼろでロッテがよれよれで日本ハムが東京にいたころの「パ・リーグ」を思い出すような、大味というには味のない試合でした。
六回は四球、安打、バント処理失敗の投手エラーで無死満塁。山崎武、きちんと右飛を上げて、一点をとってなお一死一三塁。ここでバファローズは投手を中山から金子に交代。金子は藤井を投ゴロに抑えるのですが、併殺をあせって二塁に暴投し、二点目が入ってしまう。八回は二死一二塁から前川が代打カツノリ(ぷぷ)に右中間をぷぷ破られて二点献上。
これに対し、ずっと好投の山村から、八回裏、日高二塁打、村松の右飛で三進、阿部真の左前打で生還。
九回裏、小倉から清原が9号ソロ(右中間に入った。彼のホムラソ見るのももうこれが・・・みたいなキモチになる)。その後も内野安打で一死一塁から、ガルシアが右中間を破ったのです。一死二三塁になったらこれは痺れるかもよ、と思ったのですが、ガルシアが二塁手前でタッチアウト。一塁側観客席には「やっぱり・・・どうせそんなところだろう」というどよんとした感じ漂う。日高二ゴロで終了。

終了後、三宮まで戻って、宿探すのに往生した。六軒も満室でカプセルの場所もわからんので、今いるところに泊めてもらう。ちょっと高かったけど、まあ、いい球場見せてもらったんだからいいか。という気分でいる。

平成18年 8月19日(土)  表紙へ  topへ  
1100(1111到着)〜1332 阪神甲子園球場  
全国高等学校野球選手権大会 準決勝第一回戦 駒大苫小牧高校対智弁和歌山高校戦
智弁和歌山   120 100 000   
駒大苫小牧    401 020 00X    
 主審:窪田、 一塁:古川、二塁:小山、三塁:小谷

ヘリコプター。ひとの行列。日常から切り離された今日という一瞬だけのハレの場。行進曲系の音楽。激しい舞踊。「がんばれ」「夏の仲間」などの単純でわかりやすいスローガンの連呼、若人の血潮たぎる白地に赤(智弁の人文字)、ケガレを知らぬ(ぷぷ)ワカモノたちによる神聖闘技・・・。まさに「祝祭」。その中では、よほど意識をはっきりさせていないと、ここちよい全体の中に埋没してしまうです。「みなが同じ歌を歌うときひとりだけ違うメロディーを口ずさむことの難しさ」(「アタゴオル物語」より)。

ということで、大げさですが、甲子園へ行ってきました。よく混んでました。内野の切符は売り切れだというので外野に向かうが、外野もほぼ札止め状態。なんとかもぐりこんで、通路に座れたので見る。あまり暑くないのですが、ニンゲンで暑い。途中雨降ってきて気持よかった。試合が終わったら雨が止んだ。なるほど。これだけのニンゲンが意志を集めればこのあたりのあめつちぐらい動くのだろう。試合終わった瞬間、あのホームベースのあたりで、智弁和歌山の選手たちがぼろぼろ泣いているんだろうな、と思ったが、それだからどうという感慨はないです。いい時間を誰かと共有できてほんとうに幸せでしたね。

平成18年 8月20日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1810到着)〜2110 横浜スタジアム  
セントラル・リーグ 横浜ベイスターズ対広島東洋カープ戦
広島東洋   010 002 000   
横浜       100 004 10X   
 主審:小林 一塁:森、二塁:敷田、三塁:佐々木

横浜の得点だけ追いかけます。一回、先頭・石井四球、小池送って種田二ゴロで二死三塁。村田三振→捕手石原後逸(暴投)で振り逃げ成立。三走ホームイン。六回、石井・左前打、小池送りに行って頭部死球、投手ロマノ危険球退場。投手マルテに対し種田一塁前に送りバント、これを一塁・井生、種田にタッチに行ってタッチできず、無死満塁。村田中前に二点タイムリー。無死一三塁。次打者吉村のとき、マルテ・ワイルドピッチで三走ホームイン。なお無死二塁。吉村一ゴロで一死三塁。投手広池。打者佐伯浅い左飛、三走動けず、二死三塁。次打者金城のとき広池ワイルドピッチで三走ホームイン。金城左飛でチェンジ。
七回、投手林、二死から石井右越二塁打、小池右前タイムリーで一点追加。

石井たくろーとか元気でうれしい。九回のクルーン、160キロを二球投げる。
しかし、カープのバッテリーミスを見すぎて、キモチ悪くなった。スタジアムに来るといいことが多いのですが、こういう暗澹たるのを見ると脱力するです。ちなみに、三回、無死一塁からの石井たくの捕前の高いバウンドのゴロ、捕手石原から一塁に送球したのが打者走者に交錯して結論的に石井の守備妨害がとられましたが、冗談ではない。石原は、ライン上を走っている石井の背中にぶつけているので、ラインの外を走ってなかったから守備妨害というのがルールかも知らんが、走者と交錯しないように内側に投げる、という基本的なことさえできてない守備側のミス。あれが守備妨害で通るのなら、どの捕手も打者走者の背中めがけて投げてくる。(おまけに三塁まで進んでいた一塁走者を一塁まで戻したのですが、石井の守備妨害とっても、戻し先は二塁だと思う。ちょっと異様なジャッジだった感じあるです。ちなみにめんどくさいので当日の日記からはリンクしてないよ)

平成18年 8月22日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1940到着)〜2110 東京ドーム球場  
イースタン・リーグ 読売ジャイアンツ対東京ヤクルトジャイアンツ戦
東京ヤクルト   000 020 010   
読売         000 020 000   
 主審:敷田 一塁:牧田、二塁:原、三塁:本田

今日はホントのホントはインボイス西武球場でライオンズとマリンズの試合が観たかったのですが、シゴトの関係で(ほんとですよ)六本木ヒルズに行きまして、そこを出たのが六時半過ぎ。さすがに所沢まで行くのはタイヘンだなあ、と思ったのですが、イースタンのナイターがあったことを思い出して、東京ドームにまいりました。足を傷めているので痛いのですが、何とか五回の途中でついたです。

東京ドームでは昨日も試合があって、昨日はジャイ:桑田投手が出てボコられたそうですが、まあしかたない感じもしますね。さびしいですけどね。
今日の「上で見たいで賞」は、珍しくジャイではなく、スワロの選手に差し上げたいと思います。土橋勝征ですね。二塁手の動きとか、上でやっているやつらに劣るとは思えないですが、やはり悪くなってるのかなあ。古田氏との反目をいうひともいますが、反○○派というだけで干せるほど甘くないと聴くから、やはり実力的に弱ってきてるのでしょうね。そのほかには、スワロの畠山が相変わらず力強いバッティングを見せていた。

本日の東京ドムドムでは、ニグンのくせに、「東京音頭」や「闘魂こめて」や「YMCA」を流しておりました。それ自体はありがたいことです。五回終了時のYMCAのときは今年から?整備員のひとたちには、従来のトンボの上げ下げに加えて、みんなで「側転する」という行動も付加されたみたいですね(今年のイチグンの試合観てないのでもしかしたら復活しているかも知れませんが、ジャイ戦ではもう十年ぐらい前からYMCAは流さなくなってますので、この「微笑ましい」パフォーマンスもニグン戦だけなのか)。東京ドームの整備はどうせ学生アルバイトさんでしょうからどうでもいいのでしょうけど、イレギュラーなどの起こらないようにベース回りの整備の方に専念してもらった方がいいカモと思います。
そして、ニグンのくせに、ジャビットとジャビコが来てたのはファンサービスの範囲だからいいけど、五回と七回に半裸・へそ出しダンサーたちが六人来て、我が物顔に踊って空転して手を振っていったです。ききー! 一軍では十二人ぐらいいたと思いますが、その半数とはいえ、おれたちの大切なイースタンの試合まで荒らしに来ているのか。ファームの試合というのは、戸田や雁ノ巣や浦和や鎌ヶ谷のネット裏で最低クラスの野次を飛ばしているおじさんたちの世界なのです。そこに半裸・ヘソだしどもが来るだけでも「怨」なのですが、おいらは半裸ダンサーが球場に出てくるのはウザいと思うのですが、それでもまだ他の球場のやつらは最後はどうでもいいのですが、ジャイの球場の半裸・へそ出しダンサーたちは(オーディションも厳しいと聞いており、おそらく他球場のよりも質が格段に高い)自分たちを見にきているみたいに振舞うから「大怨」、それも「積年の大怨」なのです。ダンサーの方々に美しいご肉体を披露いただいて空転までしていただかなくていいので、その分で浮いたお金でやる気のある選手のために少しでもいい設備を作ってやってください、と思うのです。やる気のないやつはやらないからダメですが。そして、ダンサーの方々は(ゼ)ニオカもろとも球場から消えうせると満足度高いのですがいずれにせよ私的な感情でした、失礼しました。

平成18年 8月24日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1820到着)〜2230 インボイス西武ドーム  
パシフィック・リーグ 西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズ戦
千葉ロッテ   020 200 000 05   
西武        012 100 000 01   
 主審:山村 一塁:佐藤、二塁:柳田、三塁:山本

今週はいろいろと行くところがあって、やきうの観戦数が少なくなっています。そして、スケジュール上、どうも今週末はやきうの試合が観れそうにない。ぎぎぎ。シーズンもあと一ヶ月ぐらいしか無いのに、ちょっと観戦に勤勉さに欠ける週になっていますね。中だるみ系。でも今日の試合は、試合時間含めて、一試合半ぐらいの価値はあったかも。儲けモノのような試合でしたかな。しかし、内野自由席○○00円はまともに払ってるからぼられ過ぎか。また、という問題もあって、いまだに少し影響が残って居る。
以下のものも負担した。 (かつ重+だんご2本+フランク1本+アイス+狭山茶)≒(かなりの無駄遣い+胃もたれ)
試合面白かったです。ロッテはベニーの二本のツーランで四点、延長十一回もベニーの内野ゴロが野手選択ミスを誘い(とは言ってもあそこはバックホームしかないけどね)、これで均衡が破れると、小野寺相手にこの回六安打集中して勝ったです。西武は14安打だけでなく、9四死球もあったのですが、生かしきれなかったですね。でも、西武はもう二つ勝ってるし、今日はソフトバンク負けたから、あんまりショックは無いと思われる。

ところで、来年からのポスト・シーズンの方向がほぼ決まったみたいで、年間総試合数が増える方向になるみたいなのでおいらは肯定的です。

平成18年 8月26日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1357(1330到着)〜1630 東京ドーム球場  
都市対抗野球大会 第一回戦(第二日第二試合) 東京都代表(NTT東日本)対高岡市(伏木海陸運送)戦
高岡市   100 000 000   
東京都    004 000 10X    
 主審:熊田 一塁:花部、二塁:浅見、三塁:笠井

東京都とか高岡市とかに何か思いいれがあるのではなく、今年も都市対抗を一試合ぐらいは見ておこう、と思って東京ドームに行ったら、ちょうどこの組み合わせをやってました、ということである。伏木海陸運送という会社を知らなかったので、覚えた。
(ちなみに8月27日(日)、ひさしぶりにやきうする。恥かしいプレーする。ぎぎぎ。)

平成18年 8月29日(火)  表紙へ  topへ 
1800(1928到着)〜2100 熊本藤崎台球場  
セントラル・リーグ 読売ジャイアンツ対広島東洋カープ戦
広島東洋   000 000 000   
読売       000 002 40X   
 主審:友寄 一塁:杉永、二塁:本田、三塁:吉本

ききー!また半裸オンナども来てるー!はやく(ゼ)ニイと一緒に消えてくれー!
という叫びもかき消されるであろうほど、藤崎台球場はよく入っておりました。ここ、公称2万4000と書いてあるのですが、それは大嘘でしょうけど、1万5000ぐらいは入るでしょうか。主催者発表で二万ぐらい(実際1万4000)は行きそうか。そんなところに、職場で思い立ってから出かけて、予約切符無しで行ってどうやって入場できたのか、は別として、外野のクスノキの枝が邪魔なところだけが空いておりまして、そこの芝生、でもないな、泥土、の上に腰掛けて観てきました。土のにおいがして、むし暑くて、ムシがぶんぶんしていて、小さいころ、氏神さまの夏祭りの日に野外映画を観た古い記憶を、突然思い出した。ぐらい懐かしい、やきう観戦としてはたいへんいい感じでした。
試合は、どうでしょうか。
この両チームの打線は、どちらも、「ホームランの出にくい球場」では「まったくコワクない」打線なのです。したがって投手戦になる、というのがおいらの読みだったのですが、今日の試合が大差になったのは、負けた方に、六回・七回に守備・攻撃ともにかなりのミスが出た、ということによるです。かなりすごかったので一応書いておくと、
@六回裏、ジャイの攻撃。一死二塁からパンダよしのぶ中堅後ろへの大きな当たり(東京ドームの気圧ならホムラソでしょう)、カープ中堅手森笠は背走して、ほぼ追いついたのですが振り向きざまに捕る、ということができず、背中を向けたまま
ポケットキャッチにいってグラブにあてて弾き、三塁打にしてしまう。捕ればファインプレーのレベルの打球、捕れるほどの外野手ではない、とはわかっているので捕れないのはしかたないのですが、ヘンな捕り方にいったのでクッションボールをきちんと処理できず三塁まで行かせてしまいました。すんよぷ敬遠四球のあと、小久保に犠飛をあげられて、もう一点献上した。
A七回表、前田・森笠の連打で無死一二塁。浅井がバントを試みるが送れず(ファウル・ファウルはともかく三球三振の
最後の見逃しは脱力)、次の代打・廣瀬が遊ゴロ併殺。
B七回裏、投手・マルテ、捕手は代打・廣瀬の代わりに石原。一死から四球、続く代打・清水の定位置への中飛を、
森笠が、今度こそホンモノのエラー。あまりに見事にグラブにあてて後逸したので、空気イレギュラーというやつかも知れませんが、森笠では同情できず。これで二三塁。一番に戻って脇谷の中前打で、二者生還。これも盛り笠(もうママ)の送球がまともなら・・・と言いたいところですが二塁走者の生還はしようがない。しかし、送球の間に脇谷に二塁に進まれる。
ここから、目を奪うようなプレーが出たです。
次打者・鈴木の2−1からの四球目が
ワンバウンドのワイルドピッチ。これでランナー三進。石原それぐらい止めろよな、と暗澹たるキモチになる。
次の球、今度は高めのボール、石原が
ミットに当てて後逸。これはパスボールになるのでしょうが、これで脇谷ホームイン。キモチ悪くなった。鈴木が四球で、四番すんよぷのタイムリーで生還して、この回四点目。
前田さんもよく恥ずかしくもなくこんなチームにいて郷里に帰ってきたものです。不快。キモチ悪い。

平成18年 8月30日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1910到着)〜2044 ヤフードーム球場  
セントラル・リーグ 読売ジャイアンツ対広島東洋カープ戦
広島東洋   000 000 000   
読売       010 003 00X   
 主審:吉本 一塁:渡田、二塁:杉永、三塁:本田

五回・七回に我が物顔に踊る半裸オンナが六人に減っていた。これは慶事かも。
一方、今日の客の入りはひどかった。もちろん、外野席の狭い球場(ポールの内側も10メートルぐらい内野席なので)なので外野側は入ってましたが、内野席は、ホークス戦の22時過ぎみたいなガラガラ状態。
七回表の攻撃前に、ビジターチームの応援席を映さないオーロラ?ビジョンをこの数年ではじめて見ました。ジャイの変なジャビット帽子みたいなのかぶったくそオンナが手を振っているのと、遺影をお持ちになって観戦中の方が映されていました。東京ドームでも昨年あたりはビジター側を映していたような気がするのですが、また
天狗の病いか・・・。
もう一つ、ジャイファソの行動で、
天狗の病でなければ不思議でならないことがあるです。本拠地球場が風船上げ禁止なのに、風船上げ禁止でない球場に来ると風船を上げるのですが、どういう神経だとあんなことできるのでしょうか。同じように本拠地球場禁止のベイファソはどこへ行っても風船上げなかったと思うのですが。
ゲームは、グローバー(ごとき)が打てないカープが寒風(どうでもいいのでママ)されました。昨日守りすぎてお疲れなのでしょう。この試合、ジャイは、六回の攻撃中に主力メンバーをどんどん代えたのです。三点(その回終了時点では四点)あればカープは大丈夫、という選手起用で、わたしは原監督のこのあたりの「え?」というような起用法はすきなのですが、しかし、これで発憤するでもなく、どんどん無抵抗になっていくカープ打線は脱力だなあ。このチームは四番の頭を狙われても、淡々と凡打を続ける無抵抗打線だから、見ていると悲しくなってくることよくあるです。原因はいくつかささやかれていますが、金本も野村もいなくなったのだからしかたがない・・・。
なお、両チームとも、昨日の藤崎台に引き続きこの球場でもホームラン打てるはずがないので、あまり威圧感ないです。ジャイの六回裏は、カープ佐々岡の交代が一歩遅れたので、その間にボコ打ちしたです。
ちなみに、今日は、(東京ドームのようにまわりに客がいないので、)確かに感じてしまいました。六回、(ぜ)ニイの打席のときに、たしかに強いかぜ・・・いや、なんでもありません。でもこれまでの「確信」が「真理」に変わった。ほんとにやってるんだね・・・。

平成18年 8月31日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1800到着)〜2050 ヤフードーム球場  
セントラル・リーグ 読売ジャイアンツ対広島東洋カープ戦
広島東洋   000 300 000   
読売       000 000 000   
 主審:本田 一塁:友寄、二塁:渡田、三塁:杉永

バスよりも地下鉄で行く方が少し早いことにようやく気づいた。試合開始と同時に着けたです。
球場についてまず驚いたのが客の少なさ。一万少しは入ったのでしょうが、この球場は広島市民などと違って広いので、ガラガラ度Aです。先着一万五千名さまにジャイたおるをくれました。おいらももらったよ。
下半身でも拭くのに使うか。おいらはジャイ嫌いですがアンチじゃなくて単なるやきうファンですから、もらう権利あるです。ジャイがもっとやきうのためになる球団になってくれたら嫌いでさえ無くなるのですが・・・。(今日はあまり風を感じず。カラクリを使うところが無かったのでしょう)
平日ナイターですから、さすがにもう少し客足あるかと思ったのですが、試合終了までほとんど増えなかった。雨天、ということもあるのでしょうけど、やはりこの街は、熊本と違ってジャイアン信仰が解けてしまっている、というか、「パ・リーグの街」ですから、セントラルの四位と五位が来ても、あまり興味はないのでしょう。哀れなりセントラル(下位)。
カープの先発・黒田。リリーフ投手の調整登板もあって七回で降板しましたが、やはりこのレベルの投手にこの球場では、ジャイごときではどうにもできず、3安打で終わりでした。カープはもう少し点がとれたはずですが、結局序盤のジャイ内野陣の3失策や西村投手のバタバタは生かしきれなかったですね。ファソとしては「こいつらだめだ」と思いますが、二日続けて完封されてきたチームなのですから文句言ってもしようがない。
もうひとつ気づいたのは、ジャイの二遊間(脇谷・(ゼ)ニオカ)が、はっきり言って悪いです。
今日は何度もそういう場があったのに、とうとう一個も併殺がとれなかった。おそらく脇谷の動きが緩慢なのだろうと思いますが、これと比べたら、(今日は梵がおりませんが)カープの二遊間の方が良質。ジャイは投手はよくなってくると思うのですが、打線と内野守備でしばらく苦労しなければならんかも知れませんね。(小笠原とウッズと松井カズとってくるから大丈夫、といっているひといるので大丈夫だからジャイファソは安心してていいですけど)

表紙へ  topへ   観タマFあるよ、半額でいいよ