肝冷斎観タマ記D   表紙へ戻る  観タマ記Cへ戻る

見つからないように書き続けるのです。

←そらをおよげと天もまた胸を開く・・・といいのでげすが。

平成18年 5月 9日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1906到着)〜2034 福岡ヤフードーム(球場)  
セ・パ交流戦 福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープ一回戦
広島東洋        000 000 000   
福岡ソフトバンク    000 012 02×  
 主審:東、一塁:有隅、二塁:佐藤、三塁:名幸

日記の方に自分の状況かけないのでこっちに書いてみまつ。おいらはしごとがかなり煮詰まっているのです。あわあわなのです。だったら野球なんか観に行くな、おまえは異様だぞ。・・・いや、野球を観に行って発散するのはいい。それは、シゴトのために遊ぶということなので、意味のある行為。それをこんなところに書いているのは、異様な行為である。
というようなこといわれるので、堂々とは書けないのです。
新垣は調子いいので、淡白な広島東洋の打線では球数を投げさせる、ということさえできず、完封していただく。黒田もよかったのですが、相手がプロの打線だったので、粘っこくやられまして、五回の一点は山崎の犠飛、六回の決定的な二点は「振ったら当たった」
江川のタイムリー、でした。少し打線の質が違うので、こういう結果になった、というところでしょう。八回、ズレータのぽむらんはでかかった。横山投手は、そのあとの本間のぽむらんは要りませんでしたね。要修行ですね。試合終了後、江川選手のヒーローインタビュー、あがっておられるようで、同じ言葉を何度も繰り返したりして、おもしろかったです。おいらは同郷といいますか、彼は倉野、大道ともども郷土の英雄なので、暖かく見守る。
なお、おいら的には、今日のMEPは、ブラウン監督に「ギブ・ミー・ベース」と意味のわからない野次を飛ばしていたひと。

ああ、また交流戦の季節なのだなあ。と思うと懐かしい思いあるです。去年は仰木さんがまだお元気だったりしたのだ。たましいが滅ぶわけではないので、スタジアムの一瞬は、生々流転の中でも意味あるなにかだと思っている。というか信じている。

平成18年 5月10日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1820到着)〜2106 福岡ヤフードーム(球場)  
セ・パ交流戦 福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープ二回戦
広島東洋        300 020 000   
福岡ソフトバンク    000 101 000    
 主審:名幸、一塁:前田、二塁:有隅、三塁:佐藤

明日はやいので寝るです。
今日は七回に、梵選手のタッチアップの離塁のタイミングをめぐって、王監督が抗議していたです。王監督がセカンドベースを指差してかなり激高しておられた感じだったので、王監督もベース投げをやるのか、と思ったのですが、しませんでした。

ヤフードームでは、五回裏終わったあとのグランド整備の間に、変な踊りをする(野球場に行こう、という歌が流れるのですが、最近の歌はほんとに詩の意味がわからん。「その名前を呼べばヒーローたち舞い降りる」と言っているのですが、「その」というのは、何なのか。ヒーローたちではなさそうだし、もしかしたら「野球場」か?どういう解釈をしても不可解さが残るので、作ったひともおそらくわかってないのでしょう、と思われます。フィーリングなのです。おお)のですが、この踊りのときにグランドにいて踊っているやつの総数が本日ようやく判明しました。ハリー・ホーク(鷹らしい。メイン・キャラ)、ハニー(ハリーの恋人?のオンナのコ)、ハーキュリー(ハリーのライバルのキャラらしい)の三人(三羽)に加えて、ホークス村の村長と称するじじいの鷹、レディーなんとかと称する年配の女性らしい鷹、コドモらしい三匹の鷹、の八人(八羽)の着ぐるみども、ならびに「ハリーズ」とかいうウエスタンスタイルの足出し女ども総計14人、の二十二人で踊っているとです。
すごい人件費ですね。広島市民球場のスラィリー・札幌ドームのなんたらベアのそれぞれ一体のみ、はこの時代では論外なのかも知れませんが、スワローズやマリンズなどの例から見て、三羽ぐらいがいいところなのでは。ジャイとかホークスとか着ぐるみ多いので名前も覚えられん上に、大量の足だしオンナどもを出してくるので、とにかく人権費もっと削減して切符代安くすべし。と、主張してみる。

平成18年 5月11日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1830到着)〜2124 福岡ヤフードーム(球場)  
セ・パ交流戦 福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープ三回戦
広島東洋        111 000 014   
福岡ソフトバンク    001 001 000    
 主審:佐藤、一塁:東、二塁:前田、三塁:有隅

(以下の文章は5月14日付で改正され、下線部が削除されたことになっています。)

あうあう。ひさしぶりです。ほんとうにひさしぶり。十年振り。平成八・九年ごろから、です。久しく感じなかったキモチを、今日は感じることができました。それは、なにかというと、な、ああ、教えてやるぞ、がはは、

優越感

なのです!
でも、ホークスに対するものじゃないですよ。
ホークスは明日から阪神戦ですからムリはできません。今日の試合の先発は、カープ佐々岡に対してホークスはカラスコで、カープはもっと点とれたはず(いずれも一点づつとったあとの、一回無死三塁、二回二死三塁、三回二死一二塁を逸機)なのですが、序盤一点づつの三点どまりで、四回から登板した神内に前田以外の打者が通用せず、終盤へ。一方、ホークスも、三回一点とった後の無死二三塁を石原の好ブロックなどもあって逸機、六回も二死一二塁から柴原中前打の間に一点はとりますが、センター森笠の三塁への返球で一走ズレータがタッチアウト。
試合の流れといいますか、メガミさまのお気持は、かなりホークスの方に行きつつあるのですが広島が必死でその裾をつかんで離さない、ええい、しつこいわね、離しなさい! のような状況で、どちらのチームも厳しい感じで一点差のまま、八回になりまして、八回表、一死から前田が三塁打。ここでホークスはついに神内から藤岡にスイッチ。当然の交代と思います。右サイドスローの藤岡は栗原を三振に切って、次が左でそこそこ打つ(だけは打つ)末永というのが出てきまして、投手コーチがマウンドへ。交代かと思ったひともまわりにはいたようですが、ばかじゃないの、て感じですね。
カープはもう左の代打なんて残ってないので、敬遠→石原または山崎で勝負。石原はバットに当たるかどうかが精一杯。それでもこわいなら山崎勝負にすれば、これは絶対バットに当たらない。と思ったのですが、入念な打ち合わせの結果、「勝負」に出まして、末永が中越二塁打で追加点になりました。藤岡の将来のこととか考えたのでしょうが、少し賭けに出すぎたような感じがします。
九回は藤岡・三瀬でピンチを作って吉武が代打・福井に押し出し四球、これで切れてしまったか、続く栗原に走者一掃の三点二塁打を打たれまして、試合壊れた。ホークスふぁそが潮の引くようにかえっていったです。
酔ったおっさんにからまれたです。しかしスコアブックつけていたので、最終的には尊敬されたです。

というような今日のような緊迫した試合にも勝てるようになったので、カープは今のところほめてつかわす。去年は交流戦の最中にチームが壊れたみたいに負け始めたのですが、ブラウンなので、去年までと違うと信じているです。が、しかし、どうですか。下に2チームもいて、ベイスターズなんかはるか下にいるのですよ。この優越感は久しぶりだなあ。ニンゲンというのは、自分より下の地位のものがいるとこんなにも誇らしいキモチになるのか、と感じ入るところあり。幕藩体制がどうたら。

平成18年 5月12日(金)  表紙へ  topへ  次の日の日記へ
1800(1835到着)〜2049 福岡ヤフードーム(球場)  
セ・パ交流戦 福岡ソフトバンクホークス対阪神タイガース一回戦
阪神          100 000 000   
福岡ソフトバンク   000 332 00×   
 主審:有隅、一塁:良川、二塁:真鍋、三塁:柿木園

はんしんふぁそはすごいですね。この球場の一塁側でも風船飛ばしたりしているし、試合終了後も(翌日の昼間も)はんしんのユニ着て天神の町を堂々と歩いているのです。こういうビヘイビアするのははんちんふぁそだけだよ〜。自分たちは反読売で反体制だから誰からも愛されている、と思っているのでしょうか。いい加減あちこちで嫌われているの、認識したほうがふにゃふにゃ

はんちんが沈むとうれしいので、五回ウラ、松中の3ランが出たときは、おいらもうれしかったですが、近くのお兄さんたちもうれしかったし、コーラ売りのオンナの子も万歳していたし、おいらの後ろの通路席にいた車椅子のひとたちも喜んでいたです。小さい子供連れたお父さんが「喜べ!」と小さい子供を怒鳴りつけていたです。

平成18年 5月14日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1345到着)〜1608 福岡ヤフードーム(球場)  
セ・パ交流戦 福岡ソフトバンクホークス対阪神タイガース三回戦
阪神          000 011 100   
福岡ソフトバンク   000 510 01×   
 主審:眞鍋、一塁:有隅、二塁:橘高、三塁:良川

今日は会社でイベントがあったので、おいらは担当でも何でもないのですが、とりあえず覗きに行ってみた。そのまま、天気がよかったので、ついついふらふらと百地浜方面に行ってしまい、ついつい親戚のおじさんと会って、おじさんが観に行けないらしいので切符を譲ってもらって、球場に入ってしまいました。高い金出しただけあってネット裏第六列目。おいら、ファームと広島市民球場以外でこんないい席座ったことないよ。
入ってみると、やはりネット裏ははんちんファソ多いですね。こういう席の切符を入手できる職種・階層にははんちんファソが多いという社会学的考察がなされうるところです。

今日は主審が眞鍋さんで二塁塁審に橘高さんが入っているので、なにか起こるとしたら今日だ、と思ったのですが、六回の赤星の二盗を捕手・山崎が刺したときの判定をめぐって少し文句があったぐらいで、なにも起こりませんでした。ちなみにこの盗塁刺殺、タイミングは完全にセーフに見えたのですが、山崎の送球が見事。どんぴしゃで赤星の足のあたりに投げたから、赤星はなんであのスタートでアウトなんだ、というところでしょうが、アウトにしてやらんと野球の(技術の)神様が怒りそうですし、アウトでいいと思う。ジャッジミスではないと思われる。
それにしてもハンチンはよく打ちます(好意的にいえば「粘り強い」というのか)ね。上述の赤星のアウトが無ければ六回はあと二点ぐらいは入ってた感じだし、七回も無死満塁まで攻めますが、杉内に代わった吉武が、今日はよかった。犠飛の一点で切り抜け、八回は三者凡退で、みごとにはんちんに色目を使っていた野球の(勝負の)神様を繋ぎとめたです。吉武が真MEPですね。
ちなみに、四回松田(3号2ラン)、八回ズレータ(10号ソロ)が出ている。どちらも重要な「ホームラン」なのでして、試合の流れ的にはどうでもいい「ぽむらん」ではないのですが、ズレータのはライナーでバックスクリーンの上の方へ飛び込んだどえらいホームランでした。ネット裏で見てると、遥かかなたに飛んでいったです。

ところで、5月11日の観玉記については、下線部を削除して読むことにしてください。絶望です。なにも変わっていなかったです。少しよくなった、と思うと中心選手が次々に故障で抜けて、ファームのメンバーが揃わないぐらいになっていくのです。何年もこうなのです。もうどうせおいらなどが○ぬまでこうなのでしょう。もういっそのこと今のうちに○んだほうがラクかも・・・。(最近の写真のアップなどはまた元気出るなら出てからにする)

平成18年 5月20日(土)  表紙へ  topへ  次の日の日記へ
1400(1345到着)〜1637 広島市民  
セ・パ交流戦 広島東洋カープ対北海道日本ハムファイターズ二回戦
北海道日本ハム  000 001 011   
広島東洋       000 040 10×   
 主審:不明、一塁:不明、二塁:林、三塁:不明

広島市民球場へ行ったよ。
もう暑かったです。薫風吹き、屋根の無い球場はまことに心地よい。試合前と五回終了時にイヌが二匹出てきてフリスビーを取るという競技を見せてくれた。イヌのくせに、ちゃんと取るからエライのう。
試合前の競技のときには
カープの若手が二人、放送で呼ばれて二匹のイヌの後方に行かされたので、
「あ、
イヌと競争するんだ!むかし阪急時代に福本さんと馬の競争をさせたらしいから、カープもファンサービスするんだ!」
とおいらは色めいた・・・のですが、ちょっと違って、フリスビーを「投げる方」をやっただけでした。

今日はわざわざ札幌から
B・Bベアーが来ておられ、試合前には一塁ベースを抜いて調べるパフォーマンスをし、スラィリーと絡んで相撲したりしていたです。
たいへん和やかである。なにしろこの二匹は、
日本二大プアーキャラクターといわれ、どちらもカテゴリーは違うけど「気持ち悪い」と言われる。
この二匹だけ観ているだけだと、いい演技している、と思うのです。ファンの方向いていろいろサービスしていると感心する。いいキャラじゃないか・・・のですが、ほかの球団の
三人も五人も出てきて芸もせずに踊ったり空転したりしているだけのキャラと比べてみると、この二匹(スラィリーは一羽か)の姿見ていると悲しくなってくる。芸のできない、見た目だけのやつらより、どう考えても冷遇されている。わたしはこの二匹(一匹と一羽)ではなく、世の中の方がおかしい、と思うが、わたしは間違っているのでしょうか。間違っているんでしょうね。

さて、試合は新井さんが一生懸命足を引っ張ったのですが、黒田がすばらしく、101球で完投勝利でした。九回表には小笠原が黒田から右中間スタンドに放り込んで、「すごいなあ」と思ったのですが、来年はこの二人は東京や大阪の「一軍」の球団でチームメートになっている可能性も高いのだなあ、少なくとも二人とも「一軍」入りはするんだろうなあ、と思ったらまた悲しく、みじめになってきた。明るい五月の光の中で、どうしてこんなみじめな思いを持たなければならないのか。世間憎し。中から上のやつら全員。
ちなみに、BBが七回ごろ二階席にまで来やがったので、呼び止めて写真撮ってやったです。そのとき「去年までは鎌ヶ谷通いしてたんだよう」とゲロって握手してやったです。
そしたら九回終了後、近くでそのやりとりを見ていたらしいおじさん(といってもおれと同い年ぐらい?ひとりでおられた)が、
「ハムの関係者の方ですか? プロのスコアブックはどんなふうに付けてるんですか?」
と聞いてきたので、おもしろかったです。「二軍」は「二軍」で楽しいのです。
野球と違うところで「一軍」と「二軍」が決まるのが悔しいのです。二十年ぐらい前の世の中は、もう少し「過程」を大事にしてたと思うけど。「しようがない」としか言いようがない。
←キモくま

平成18年 5月21日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1330(1335到着)〜1632 広島市民  
セ・パ交流戦 広島東洋カープ対北海道日本ハムファイターズ三回戦
北海道日本ハム  000 002 000   
広島東洋       022 001 01×   
 主審:不明、一塁:不明、二塁:藪田、三塁:林

試合開始後に到着しているのは、油を売ってたからではないのです。当日券売り場に並んでいたためです。この球場で切符買うのに並んだのは初めてです。二階席にもこんなにひといるの観たのははじめてです。二万七千人だった模様。
並んでいる家族連れは(カープグッズで固めているくせに)
「しんじょう」「かっこいい」「しんじょう」「もでるみたい」「しんじょう」とSHINJOの話ばかりしていたです。家族連れはみんなそんなこと言ってたです(カープグッズで固めているのですが)。「小笠原とか森本とか田中幸とか金子とか、もっとすごいのたくさんいるんだよう」と叫びたかったのですがめんどっちいので黙ってました。確かに、こんなに入るのは「引退記念試合」系の感じなので、しんじょうが今年引退するとすると広島で観れる最後のチャンスだから、わからないでもない。しんじょう人気はすごいです。

しかし、そのことも含めて、(昨日もなんとなくそうでしたが)
広島市民球場に野球を観に行くのが「恥ずかしいこと」では無くなってきている感じがうっすらとしている。まだまだ汚い球場だし、売り子にからむおっさんも多いのですが、千葉や福岡のような、コドモやオンナが「昨日市民球場行ってきたけえ」というのが「誇り」になるような雰囲気になってきている感じなのです。
絶対そうなって来ている。
これは、ブラウン監督のおかげが大きいと思うよ。チームは確実に明るくなってきているし、ベース投げたり、内野のシフトの敷き方とか投手の交代のさせ方とか、世間さまに対して誇りに思える、「全国のコギレイなみなさまに恥ずかしくてしようがない」状態で無くなってきた、というのを、みなさんが敏感に感じているのだ、と思うです。ほんとにうれしい感じする。まあ、投手を揃える、とかAクラスを望むにはいろいろ問題は山積していますが。

試合は金村がぽこぽこと三本もポムラソ食らった。栗原のはホンモノのホームランですが、嶋のときは、少しスタンドまでの距離に違和感があるのではないか、と思いました。「ライバル」嶋に一発食らったときは悔しそうだったが、もう一度対決して(去年以来はじめて)凡打に取った。この二人については、ほんとに「交流戦はじまってよかったね」と思います。

さて、七回ぐらいに、後ろの席の若い衆の会話が気になってきた。ハムの選手のことよく知っているし、どうやらハムファンのようなのですが、一人がもう一人に対して、「この後どの投手が出てくるか」ということで投手の名前を挙げていくのですが、W武田とかマイケルとかトーマスとか岡島とかどんどん言って、「え〜と、もうひとりなんとか倉、ていたよな」「え〜と、やま倉だっけ」というのです。言われてる方のあんちゃんは「うるせえ」「いいんだよ」と言うのです。そのうちいらいらしてきて、
「鎌倉だよ。鎌倉健!」
と教えてやったです。すると、すごくうれしそうな顔して、
「おじさん、鎌倉知ってる?」
というので
「鎌ヶ谷や追浜で何度か見たよ。おれ、横手投げ好きだし」
と言うと、
「こいつ(ずっと言われていた方のあんちゃんを指す)、アニキなんです」
「はあ?」
「お兄さん」
「なんで兄弟なのに名前知らないんだ・・・」
と言いながら、やっと腑に落ちたです。
次の回絶対出てくるからスコアブックに名前書け、とうるさいので「八回〜 鎌倉」と書いてやったです。もう少し差が詰まらないと鎌倉は出てこないだろうなあ、と思ったけど。お兄さんたちは八回が終わったところでかなり酔っ払って帰って行ったです。今、選手名鑑見ると鎌倉は川之江高校出身とあるからアニキが来ててもおかしくはないですね。
といいつつもう月曜日になる・・・ぎぎぎ。(追加:今日神宮に行ってたひとはホントウに会社いけないのでは・・・次の日まで野球するなんて・・・特に東京ファンは・・・)

平成18年 5月23日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1040(1200到着)〜1316 福岡ヤフードーム  
ウエスタンリーグ 福岡ソフトバンクホークス対中日ドラゴンズ
中日         010 000 00   
福岡ソフトバンク  001 001 0×   
 主審:杉本、一塁:前田、三塁:福家

この日の日記の「ぷに」をクリックしてもココには来ないようにしてあるです。下の方のナイターに行くようにした。昼間っから何しているのだ、こいつはぷぷ、とスパイのひとに「鬼の首とった」かのように喜ばれても困るので、ここにはスキなひとしか来れないようにしているわけです。一応午前中姪浜で外勤があったので、会社への帰り道に、だいたい昼休みの間、観てきた感じに巧妙に作ってあるのです。ちなみにウエスタンリーグ規約により試合開始から二時間半を越えて新しいイニングに入らないことになっているので、八回コールドでした。

ドラの新井はアニキに似ていてオモシロいのですが、果たしてカープがアニキに対してしたように徹底的にチャンスをくれるかどうか。2000年から数年間のカープには、夢も希望も何もなかったけど、若手に与えるチャンスだけは無造作なぐらいあった。さすがにドラではあんなにはもらえないだろうなあと思われる。
七回、ホークス、調整中の三瀬出てくる。不調が続いておられるが、ドラのファームの打者では一打席で一回ぐらいバットに当てるのが関の山であった。

平成18年 5月23日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1945到着)〜2129 福岡ヤフードーム(球場)  
セ・パ交流戦 福岡ソフトバンクホークス対横浜ベイスターズ一回戦
横浜          300 000 101   
福岡ソフトバンク   000 011 000   
 主審:山村、一塁:佐々木、二塁:飯塚、三塁:藪田

会社出るときにチケットの入ったファイルを忘れて、地下鉄に乗ってから取りに戻ったので、到着予定が四十分以上遅れてしまったです。しかし悪いのはおいらなのでキレずにがまんする。
球場に入って、スタンドに出る直前に、六回裏のホークスの一点、松中の10号ホームランが出たので、ちょっと悔しい。そこから後しか見てないのですが、ベイスターズは今年はじめてみるわけですが、新垣から先制し、終盤の追加点の取り方、中継ぎからクローザーのクルーンへの繋ぎ方など、どう考えてもAクラス級のチームではないですか。なんでこれでこんな順位にいるのか、というぐらいそつなく勝ったです。打者も(佐伯を除けば)ほぼみんな三割前後打ってるし。「これ、一流チームじゃねえの?」と言いたいぐらいに見えました。
この数試合、調子いいだけなのか。もともとAクラス入りするぐらいの戦力があって、やっともともとに戻ったということなのか。明日・明後日ぐらいで分かってくるかな、と楽しみです。
ホークスは八回の無死一三塁でズレータ、大道が三振と遊ゴロ併殺だったのが直接の敗因ということになると思いますが、松中の後がこの二人では、やはり少し荷が重いかなあ、という感じがいたしますネ。
とにかくもうくそ眠くてキモチ悪くなってきた。なんでこんなに必死になって更新しているのでしょうね。気○いなのでしょうか、それとも何かに媚びているのか。(さば寿司)

平成18年 5月24日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1940到着)〜2129 福岡ヤフードーム(球場)  
セ・パ交流戦 福岡ソフトバンクホークス対横浜ベイスターズ二回戦
横浜          000 000 200   
福岡ソフトバンク   010 001 13×   
 主審:藪田、一塁:永見、二塁:佐々木、三塁:飯塚

あうあう。おいら明日朝早いんです。もうこんな時間なのにこんなの書いているひまないというか異常なのです。異常人間なのです。ぎぎぎ〜。
横浜12安打二点もオモシロいのですが、ホークスも那須野から六回2点。ほんとに左打てないですね。今日は六番に柴原を入れてきたのですが、一応二打点でお立ち台に上ってましたので、打順入れ替えが効果あったということになる。
六回一死満塁からその柴原の浅い中飛で三走川崎がタッチアップ。ぴかぴかにアウトのタイミングだったのですがセーフでした。ベンチからはだれも抗議に出てこず、石井豚が主審に少し確認しただけだったので、捕手・鶴岡がブロック仕切れなかったというかタッチがヘタだった、川崎が見事にもぐりこんで足だけ先に付けた、ということなのでしょう。すごい走塁・・・と思ってたら、七回一死無走者で石井豚、中前打。大村がこれを前で抑えたのも見事だったのですが、石井豚は何の迷いもなく、すごいスピードでツーベースにした。これで士気が上がらないはずがない、と思ったら同点にした。
おお。
と思ってたら、その裏、佐伯に「捕ってやれよ」と言いたくなるような一塁線の二塁打(本間)とワイルドピッチがらみでまた点取られているので、ベイスタあわれなり。(さば寿司)

平成18年 5月25日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1830到着)〜2105 福岡ヤフードーム(球場)  
セ・パ交流戦 福岡ソフトバンクホークス対横浜ベイスターズ三回戦
横浜          000 000 001   
福岡ソフトバンク   000 030 20×   
 主審:飯塚、一塁:山村、二塁:永見、三塁:佐々木

ベイスターズがイチバン輝いていたのは、0対0の三回の表、一死一三塁。ここで小池はスクイズを敢行。しかし、なぜだかファースト大道の真正面に転がり、大道がホームに投げると、何故だか三走種田がきれいに的場にブロックされて、タッチアウト。それなりに意表は突いたのですが、あまりにも見事に失敗。そのまま打たせた方がよかったのかも知れませんが、小池も二割ちょっとだからなあ・・・。ホークス神内投手の緊急降板などもあったのですが、だんだんと引き離されて、なんとなく完敗。

で、試合終了しましてNEXCO西日本の協賛で勝利の花火だ。NEXCO西日本とは何か。西日本高速道路株式会社だそうです。花火八発分、高速道路代を安く・・・と思ったのですが、おいら最近コワくて高速載ってないからいいか・・・というか、それより旧道路公団の赤字はだれが払ったんや?まさかおいらたちの税金とかで払っているわけじゃないですよね。そうだったらみんなもっと怒っているような気がするので、後継のかっちょいい○○道路株式会社が引き取ったのかな。おいらたちはベイスタ同様の負け犬なので、怒ることさえないのです。ベイスタ・楽天の後ろにはオリと貧乏が控えているのです。セ・パの下の方の暗闇は深いのです。昼間考えるよりも深いのです。地上波放送が伝えるよりはるかに深いのです。
ルーフ・オープンショーも行われる。数百万の出費と聞くが、開かれた屋根の向こうにも世界の暗闇覗く。(鳥弁当とかそんなもの。忘れた)

平成18年 5月26日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1900到着)〜2105 福岡ヤフードーム(球場)  
セ・パ交流戦 福岡ソフトバンクホークス対中日ドラゴンズ一回戦
中日          000 000 000   
福岡ソフトバンク   001 000 04×   
 主審:永見、一塁:藪田、二塁:山村、三塁:谷

すごい眠いのです。金曜日なので最近撮影した写真とかアップしようかと思ったのですが、今日も断念す。眠らなくてもいい体になったらいろんなことできるのですが、ならないのでいろんなことできない。
斉藤と山本昌の投げあい。すばらしいです。交流戦でこのレベルの投手に当たったらどちらも打てん。という感じでしょう。ホークスの三回の一点は、一死一三塁から川崎がスクイズ・・・しようとして察知した山本昌が投球フォームの途中から外しに行って川崎はカスブリしやがったのですがワイルドピッチになって入った一点です。昌は八回途中降板、その後、岡本が柴原や本間のタイムリーで四失点して試合終了しました。
斉藤の方は4安打散発。最後にアレックスを併殺打に討ち取ったときにすごく嬉しそうにしてたので、心に期するところがあったものと思われた。完封できたのは七回の二死一塁、タニシゲのでかいのを松中がフェンス激突して捕ったことにもよるです。関係ないけど山本昌はやはり「昌」がつくし、斉藤は「斎藤」ではないのですね。(ホークス弁当)

平成18年 5月27日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1750到着)〜2105 福岡ヤフードーム(球場)  
セ・パ交流戦 福岡ソフトバンクホークス対中日ドラゴンズ二回戦
中日          101 020 000   
福岡ソフトバンク   100 200 000   
 主審:谷、一塁:飯塚、二塁:藪田、三塁:山村

今日は昼間、ウエスタンとイースタンの交流戦と称してジャイとホークスのファームが北九州市民球場で試合するというので、この天気では中止だろうなあ、と思いつつ、一応行ってみました。やはり中止でした。しようがないので松本清張記念館見てきたです。雨降ってきて濡れたです。歩きながら、シゴトの関係で「あ、これで行こう」といういいこと思いついたのですが、すぐ忘れてしまった。
ファーム交流戦は、中止は中止で結構ですが、ウエスタンとイースタンの交流戦と言ったって、ジャイを呼んできてホークスとやるだけだから、おいらは悲しいです。ジャイとタイガースだけファームの選手の用具費が用具会社持ち、というのはホントウなのでしょうか、というのも悲しいのです。「人気球団だから」「キミたちも努力すればいいのに、しないで文句言うのはやめてね」と言う。悔しいのです・・・が、負け犬にはそのような反発の心は無いのが定義上導き出されるので、力無くにやにやするです。
今日は仙台でも両リーグの「二軍」同士の交流戦があったみたいですね。

というような「二軍」ニンゲンから見ると、この試合は「一軍」の試合だと思います。送りバントも一例を除きみんなきれいに決めているし。両チームで失策無し、四球は二個だけ(二個ともドラ→松中。タニシゲの考えがよくわかるです)。ドラの四点は福留左前タイムリー、福留右越ソロ、福留左中間二点タイムリースリーベースの4点。ホークスは四回、朝倉からズレータが2ランして、さらに大道が安打で続いたところで本間が送りバントを二球失敗してあげくのはてに二ゴロ併殺、が痛かったですね。その後さらに二連打しながら結局追加点ならず、で、ドラにやる気出させたです。いつもいつもいいことばかりは無いんだよ、ホクファソさんよ。どうでもいいのですが、福岡ドーム、異様にオンナだけ、とかオンナ+コドモ連れ多く、「オンナの持ちたる球団かと思ほゆ」と福岡のひとに申し上げたら、「九州は東京などに比べて男性の力が強いので、男が怖いからオンナのひとたちだけで行動するのでしょうな」としたり顔に教えてくれたけど、絶対違うのはわかるのです。もし東京と違うとすると、そういう現象を男性がそういうふうに解説せねばならない、と男性が思っている、という点に違いがあるのでしょう。まあおいら関係無いからどうでもいいのだが。

平成18年 5月28日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1340到着)〜1622 福岡ヤフードーム(球場)  
セ・パ交流戦 福岡ソフトバンクホークス対中日ドラゴンズ三回戦
中日          000 012 330   
福岡ソフトバンク   100 000 000   
 主審:山村、一塁:永見、二塁:飯塚、三塁:藪田

あう。一週間七試合。さすがに疲れたです。特に最後の二試合は立ち見だったしね。特に内野が満席なわけじゃないのですが、この球場は土日になると自由席がほとんど無いから、外野にばかりひとが集まってしまう感がありますね。球場係員はみなアルバイトのマニュアルどおりの対応でほんとにうるさいひとたちで、弁当売りのひとさえこちらは急いでいるのにマニュアルどおりの手順を踏んで売ってくださるので、「はあ・・・」という気になります。東京ドームをよく知っているので、ドーム球場なんてこんなもんだと思っているからいいのですが、広島のひとがどっかの掲示板でヤフードーム最低、と言ってまして、賛同したいのはやまやまです。土日はチケットも取りにくい(空席はたっぷりあり)ので、ひどい球場とは思われますが、広島市民みたいないい球場(施設やグランドのことを言っているわけではない)が標準ではないので、二軍の球場だから自由度が高いだけなのです。

ホークスよう打たん。というか、ドラ小笠原すばらしかったです。岩瀬が一回から投げているのかと思った。
試合開始に遅刻しているのは西鉄バスのせいです。西鉄バスは、乗降客がたまったころに来るのでどんどん定時より遅くなるのです。ところが、おそらくバス停ごとの通過時刻管理をしていないので、後ろのバスは定時に出るので、後ろのバスは乗降客無しの状態でバス停に来るので、どんどん早くなって、信じられないと思うのですが、いつも三台ぐらい一緒に来て、後ろのバスはだれも乗ってない、という状態で来るのです。だいたいバスの間隔が十五分ぐらいなので、長いと四十分ぐらい待たされる。今日は六本松でそうなった。
博多駅出て薬院ぐらいでそうなってしまうので、わかっててやってるのかも知れませんが、いい加減にそのあたりのこと調査した方がいいと思いますね。今日はとうとう国際医療センター前でドームに行くために降りるひとを降ろしているうちに後ろのバスに追い抜かれていたです。しかも降ろしている最中に「すいません、一度前に出ます」と乗降口閉めてずれて、後ろのバスに追い抜いてもらう、というのをやったので、降りるときにドア殴ってやったです。手が痛かったです。くそ。毎回毎回なので一度クレーマーしてやろうかと思うのですが、西鉄ににらまれるとほんとに「商売できなくなる」そうなので言わないです。
そういえば今日のホークス先発は杉内でした。ベンチ殴って怪我するばか。まあ、今日の小笠原に投げ勝てるのは、ホークスでは斉藤といい日の新垣ぐらいだろうからしようがないです。

平成18年 6月 3日(土)  表紙へ  topへ  
1600(1540到着)〜1925 広島市民  
セ・パ交流戦 広島東洋カープ対千葉ロッテマリーンズ五回戦
千葉ロッテ  022 024 301  14
広島東洋   000 400 010   
 主審:白井、一塁:渡田、二塁:山村、三塁:吉本

あぢいでぢ。薄暮ナイターで正解でぢ。それにしてもたくさんホームラン見れたです。全部で6本。フランコ右越、今江中越、福浦左越、ベニー右越、ベニー中越、フランコ右越。全部マリンズだという問題はありますが、いずれもちゃんとしたホームラン(強いていえば福浦の3号がライナーなので、広い球場ならフェンス直撃かも、の当たり)。最後九回は小宮山も出てきた。マリサポもうじゃうじゃ来ていて、それなりに入ったし。日本一のチームの打線は迫力あるです。七回表、マリンの応援歌流してやってください、と思いました。

付言しておくと、福浦すごいです。どこに投げても打つ状態。今日は5の4でした。福浦コール起こるとちゃんと帽子とるです。すると一瞬スタンドが静まり返る(ような気がする)。
←マリサポ。大半がニートと見られるので、深夜バス等で集まってきたのでしょう。

平成18年 6月 4日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1250到着)〜1545 広島市民  
セ・パ交流戦 広島東洋カープ対千葉ロッテマリーンズ六回戦
千葉ロッテ  110 000 021   
広島東洋   002 000 14×   
 主審:吉本、一塁:橘高、二塁:渡田、三塁:山村

本日は、地御前神社を見学してから広電で市民球場に向かったです。昨夜、ホテルでちょっと怖いことがありまして、ああなんというか、で、眠れなくなってしまい、一時からの試合が昨日みたいに暑かったら死んでしまうのだろう、と思ったのですが、曇りだったのでそれほど暑くなかったので、死にませんでした。うどん食べた。昨日は市民球場名物のかき氷を二つ食ったのですが、今日は客が多くて二階席まで売りに来やがらなかったので食わず。

昨日清水直、今日渡辺俊、と我が国を代表するような投手を見せてもらった広島のやきうファンは幸せものです。しかもこの日は「ニホン初」と銘打って「ベースボールドッグ交流戦」と称して千葉ロッテのボール犬エルフさまが遠いところを来てくださり、ミッキーと競演するということで、さらに全国のカープ応援団が集まる日でもあったということで、二万数千人も来ていたみたいです。始球式で「くるり」のなんとか氏にボールを届けることになったエルフさんは慣れない球場ゆえでしょう、怖がってマウンドに行けませんでした。そしたら、場内アナウンスで「エルフにみなさんの声援を」と言ったので、両側スタンドからエルフコールが出てしまい、もっとびびって逃げ出そうとし、かわいそうに係のおねいさんに引っ張られてやっとマウンドまで行く始末でした。ひどいことするです。
←エルフたん
←ミッキー

広島佐々岡が七回2失点。渡辺俊が七回裏一死三塁から今日内野安打2本でラッキーボーイ状態の松本に前進守備の遊撃横を抜かれて降板。その後を藤田がきちんと抑えて、八回には広島高橋が勝負どころで今江に四球、福浦にタイムリーを食らい、出てきた永川がベニーを二ゴロに打ち取るのですが、梵・松本が併殺をとれず、まりん逆転に成功。
その直後の八回裏にミラー投手が出てきた。ミラー投手は、「ブラウンくんも苦労しているのだろう」とか、「そういえば千葉では三つも勝たしてもらったな」、とか、「今日は地元のお客さんもたくさん入っているからブラウンくんに恥はかかせられんのう」といったヴァレンタイン氏のキモチを汲んだような投球内容でした。この場面では別の投手でもよかったような気もするのですが、一死もとれずに四失点(栗原の
この球場ならではのホムラソ含む)で、マリサポのブーイングの中降板していったです。
三点差ついて今度は永川がおかしくなり、九回表二点差の一死一二塁まで行ったのですが、西岡がセカンドベース脇の遊ゴロ。6−4−3とぎこちなくボールが渡って併殺で試合終了しました。西岡が凡ゴロで二死二三塁なんていうのになると、今江・福浦と続きますのでシビレるところでしたね。
←カプサポ

平成18年 6月 6日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1940到着)〜2115 福岡ヤフードーム(球場)  
セ・パ交流戦 福岡ソフトバンクホークス対読売ジャイアンツ四回戦
読売          000 020 000   
福岡ソフトバンク   000 210 10×   
 主審:川口、一塁:友寄、二塁:東、三塁:渡田

今日はちょっとびっくりしたです。
第一は、球場へ入ってメシを調達するため通路を歩いていたら、蛇異アンツのユニ姿のかなり太ったおばさんが、大声で
「なにこの球場!ソフトバンクのグッヅ売り場ばっかり。ジャイアンツはどこにあるの!」
とすごいでかい声で係員を次々つかまえて叫んでいたのです。アタマの◎なひとならそれでよし。アタマの◎なひとでしょう、おそらく。
なのですが、やはりヤフードームのくそ野郎は、はんちんが来たときと同様、当てこんで擦り寄って他の球団が来たときと違ってジャイアンツグッヅ売り場をたくさん作ってやがるのです。これでも文句が出るのか。さすがは邪異よ。腐ってもはんちんファソ並なのだなあ、と感心しました。
さて、時間的に弁当がもう無いので、マニュアルどおりの受け答えやって客のことよりマニュアルを守ったかどうかの方が気になってしようがないお店のバイトのひとからラーメン買ってスタンド
(自由席のため左翼外野席の最後段立ち席になります)に入ってまたびっくりした。
普段の平日よりはお客は入っているのです。福岡のひとたちは権威主義・・・というか
「東京ダイスキ」だから、ジャイアンツ戦を楽しみにしていたのは知っているのです。そしてそのとおり、お客さんの総数は普段の平日より多いと思われます(なんと、今日でもう百万人突破だそうですよ)
しかし、その中の蛇異サポの少ないこと少ないこと。左翼席はほとんどがホークスファソ。左中間のあたりに、しかも塊りさえ作れずに、分散星雲状に邪異ファソいた。これでは、ドラサポやベイサポにも遥かに劣っているです。平日ということを差し引いても、オリックスサポ並みです。
蛇異サポってこんなに少ないのか。その中でのアタマの◎なひとの確率を考えると大したもんだ。なんとなくあわれ感ず。
←これがジャイファソの数
平成18年 6月 7日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1900到着)〜2115 福岡ヤフードーム(球場)  
セ・パ交流戦 福岡ソフトバンクホークス対読売ジャイアンツ五回戦
読売          300 000 000   
福岡ソフトバンク   103 000 40×   
 主審:渡田、一塁:山村、二塁:友寄、三塁:東

量ったように昨日と同じ時間に終わる。
今日も昨日同様左翼最後段のイチバンポールに近い方(といってもこの球場はポールのかなり外野側まで「内野席」ですが)で世間様にご迷惑かけないように観戦しようと思ったのですが、若いもんが来て、「申し訳ありません、西日本テレビですが・・・」カメラに映ってしまう可能性があるので退いてくれ、というのです。カメラに映って何が悪いんだかわかりません。大体なんだお前は・・・と思うのが人情というものですが、おいらは賢いのでいろいろ考えをめぐらせたわけです。思うに、このテレビ局はホークスに高い金払って、こんな視聴率稼げそうにもない時代遅れの球技を放映してくれるのです。そのお金が無ければ、さらに海外流出かも知れない。ということは、これは協力しないわけにはいけないので、センターバックスクリーン横の立ち見に移動しました。
お。
捕手のサインが(一応)見える。
おいらの矯正視力ではさすがに細かいサインが見えるわけではないし、サイン覚えるほど頭よくないので、「あ、見える」で終わりですが、そうか、このあたりが球史に名高い
「サイン盗み、外野席の学生バイトがメガホンの動きで打者に伝達」
(疑惑)事件
の現場か。
と思うと感慨深し。

とりあえず、だれもが「すばらしい投手」と称賛する蛇異・西村の投球が真後ろから見れました。速くていいですね。いずれ、相手チームが一試合で二点以上取れたら赤飯炊いちゃう、という槇原さんのような投手になるのだろうなあ、と感心したです。条辺のように壊れないことを祈る、のですが、条辺とは精神的なモノも違うらしいから大丈夫だそうです。ほんとかよ。

木村たくや出てきた。グランドネームでわざわざ「たくや」をつけてましたが、蛇異には他に木村いましたっけ。地上波放送ではまたお涙頂戴系の報道してるんだろうかと思うと三振しろという気になり、案の定した。にやにやしてしまった。一年飼い殺しでなくチャンスもらったのだから、生かして欲しいと思います。
それにしても、原監督というひとは、小坂、小関、木村、とナガシマさんとはちょっと違うタイプのコレクターなのかなあ、と思ったです。ナガシマさんみたいにずるして集めてるわけではないのでだれも怒らんけど。へんたいなのかも知れません。

平成18年 6月 8日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1900到着)〜2030 福岡ヤフードーム(球場)  
セ・パ交流戦 福岡ソフトバンクホークス対読売ジャイアンツ六回戦
読売          000 000 000   
福岡ソフトバンク   100 001 02×   
 主審:東、一塁:川口、二塁:山村、三塁:友寄

まずは、蛇異のスターティング・オーダーを記念にカキコ。

一番・小関、二番・木村、三番・清水、四番・コジキ(二岡)、五番・阿部、六番・斉藤、七番・亀井、八番・脇谷、九番・小坂、投手・高橋尚

あわわ。高橋ブ、小久保に続き、李すんよぷの故障でこんなことになってしまっているわけですが、「もののあはれ」というのを感じる打線となってしまいました。これではホークスの打線も大村、川崎、小斉、松中、ズレータ、松田、辻、本間、的場という、「勝るとも劣らない」打線ですが、まさに松中ひとり分ぐらいが勝っているので、松中の一回のタイムリー、六回の12号、八回のチャンス拡大安打などの分でホークスが勝ったのですが、王さんも大人気ないと思うのは、蛇異のこの打線に斉藤和ですよ。結局六回の脇谷とかいうやつの高いバウンドのピーゴロ内野安打一本の準完全。しかも脇谷は牽制球で刺されて結局27人で終わってしまったので、

「そんなんなら塁に出るな!」

という感じもありました。
ただ、ずっと一二点差で来て、八回裏に二点追加したので、

瀬越町の柿野初吉翁に直接聞いた話であるが、・・・(肝冷斎注:翁の乗る船が時化にやられて破船し、船の残骸にしがみついて三日三晩飲み食いもせずに波間に浮かんでいたハナシが入る)・・・三日目に土地の漁師たちが助けに来てくれたが、その人たちは「わしらは漁に来たのだ、お前らを助けに来たのではない」などとじゃけんにあしらった。あまり親切にすると安心して、かえって気を失う場合が多いからである。こうして十一人全員が幸いにも助かったが、これは本当に金毘羅様のおかげである。・・・(牧野隆信「北前船の時代」p72。下線は肝冷斎)

という柿野翁のおハナシにもあるように、安心して突然乱調する、ということでも起こるのではないか、とちょっと思ったのですが、九回表三者三振。まだ150出てたお。

試合終了後、蛇異、メガホン投げ込む。いたし方なし。
ヒーローインタビューは斉藤和と珍しく松中出てくる。松中はとうとう帽子は取らず。

平成18年 6月 9日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1920到着)〜2126 福岡ヤフードーム(球場)  
セ・パ交流戦 福岡ソフトバンクホークス対東京ヤクルトスワローズ四回戦
東京ヤクルト     210 000 001   
福岡ソフトバンク   200 000 010   
 主審:山村、一塁:渡田、二塁:川口、三塁:木内

こっちは日記みたいなもんなので今日あったこと書くです。今日は午後、第七次イラク支援群の立花隊長の講話聴く。勉強になったです。しかしどうしてあんなにおハナシがお上手なのかと思うと嫉妬心もあり。ニンゲンの醜さは自分を見ていると一番よくわかる。でもおいらなんかまだ良質な方だとも思うです。罪の意識少ないので許しを願う思い、救いを求める祈りが弱小、ということでまた一段と自己がキライになる。

今日は六本松バス停で二台一緒に来たバスの後ろの方に乗ってドームへ向かう。到着時間が遅くなってしまったので、コンビニで弁当買う。なにしろ飲食物持込禁止(広島や東京のひとはびっくりするかも知れませんがホントだよ。見つかって捨てられたハナシは聞いたことないけど、そう書いてあるんだよ)だから、かばんの下の方に隠す。隠せるようにおにぎり二個とカレーパンにす。
しかし、おいらは間違っておりました。
福岡のひとたちは「東京がダイスキ」なのですが、東京ヤクルトのような「いい東京」は好きではなかったのです。七回表に傘さして「よいよい!」と言ってるヤクルトファンは昨日までの蛇異ファソよりは確実に多かったのですが、いかんせん観客動員は少なかった。昨日の打線見た目で今日のスワロの青木やらリグスやらラミレスやらラロッカやら見たら光輝いていて目が眩むです。なのに見に来ないのです。これが福岡のひとの実態なのです。
なので弁当が余ってやがったのです。
しかたないので一個買ってやる。デラックス九州弁当。食う。さらに、コンビニで買ってきたのも残すともったいないから食う。ぎぎ。内臓に脂肪ついてるからでしょう、太っているけど食えないのです。腹が苦しくてキモチ悪くなった。

スワローズ、石井一→木田→高津で勝ってしまう。アメリカの香がするです。ホークスは八回裏、苦労して同点に追いついたのですがなお満塁は生かせず、九回表吉武が先頭の(なんと)宮出に二号ソロ食らう。ホークファソども沈む。その裏、二死から高津を攻めて城所中前(プロ入り初安打と思われる)、大村右前、川崎四球で満塁にして、ホクファソ盛り上がるも三番(八回同点打の)田上初球二飛でゲームセット。ホクファソさんもそうそういいことばかりは無いわな。
スワロはなんとなく勝ってしまう、というカタチの勝ち方だからすごいですね。

平成18年 6月10日(土)  表紙へ  topへ  
1800(1750到着)〜2141 福岡ヤフードーム(球場)  
セ・パ交流戦 福岡ソフトバンクホークス対東京ヤクルトスワローズ五回戦
東京ヤクルト     010 001 040   
福岡ソフトバンク   000 010 100   
 主審:木内、一塁:東、二塁:渡田、三塁:川口

今日は東京からYT氏が来てくれたです。これまでMT氏が来ていますが、彼はおしごとのついでに寄ってくれたわけですが、YT氏は妻子も放っておいて、福岡までやきうを観に来てくれたです。しかも、カマをかけてみたところ、このHPのことは見たことない模様。ぷぷ。スパイでも無いので書きやすい。おいらは実際のところ夜はいつも一人だし、年齢的に衰えのあることもあって、少しく辛いところもあるのです。そこへ来てくれたのでありがたいことです。なぜかアレの代金まで・・・

しかしスワローズ強いですね。昨日もそうですが、

「先に点をとる」→膠着→「相手が苦労して膠着状態を動かして点をとるが、同点どまり」→「試合の動いた反動を利用してまた点をとる」→ウマー

というながれができあがっているので、残虐。

平成18年 6月11日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1330(1325到着)〜1610 広島市民  
セ・パ交流戦 広島東洋カープ対東北楽天ゴールデンイーグルス六回戦
東北楽天   300 001 000   
広島東洋   010 000 000    
 主審:丹波、一塁:佐藤、二塁:柿木園、三塁:小林

今日はYT氏が、「広島市民も行ったことがないので見ておきたいぞ」という案を示してくれたので広島市民来たです。
全国的には評価されませんが、球場のラーメンやうどんが美味しいというのはわかってもらえたと思うです。スラィリーががんばっているのも少しは理解してもらえたか。中央からはるかに離れた辺境の地にも、地上波では伝わらないすばらしいものがあるのです。誇りにしていいところもあるのです。選手と球場はどうもアレだけど・・・。
それでも青空の下でやってる野球はすばらしい。

すばらしい・・・、が、どうもこの二チームの試合は、昨日の福岡でやってた「一軍」の試合の持つ質感や量感(ホークスなんか新人も多くて情けないところもあるのですが)と違って、「不用意に」飛び出すホームラン、実にたやすく潰されて行くチャンス、苦労して二死までこぎつけてなぜか投手に打たれるタイムリー、など、など、など・・・なんだか別のものを見ているような気がするのです。うん。大学野球とか草野球とかに近い匂いがする。・・・よくよく考えてみる。・・・おそらく、相手がどう動くか、にかかわらず、自分たちだけが精一杯やって、それで自分たちで納得している、というカンジでしょうか。
これでは、試合見ているひとたちに試合結果以外に「感じる」ものはないと思う。スコアシートを翌日の新聞で見ればそれで終わりだ。
ぎりぎりのところでせめぎ合う。だから、選手たちの行動だけでは説明仕切れない「インビジブル」な何かが感じ取れるのです、が、ここにはあまり勝負の精霊はいなかった感じでした。

YT氏を広島駅で見送ってから、宮島まで行って夕陽を見て、帰ってきた。
←あちらの方角にほとけさんのくにある

平成18年 6月17日(土)  表紙へ  topへ  
1230(1240到着)〜1616 広島東洋カープ由宇練習場  
ウエスタン・リーグ 広島東洋カープ対福岡ソフトバンクホークス戦
福岡ソフトバンク   202 100 001   
広島東洋       403 310 00×  11
 主審:不明、一塁:不明、三塁:不明

由宇まで行ってきました。四月から岩国市に編入されたはずですが、まだ由宇球場で通るようです。帰りのタクシーで聞いた話では、今年一年は商工会の補助で球場入場料は無料なのだそうですが、旧岩国市側がなんか文句言い出す可能性があるのだそうです。
タクシーのドライバーも駅の売店のおばちゃんも、この町ではウエスタンリーグの試合のことを「野球」というんですよね。「野球みにきたですか」とか「今日の野球は寒かったじゃろ」とかそういう言い方するです。
試合的には、ファームにしては珍しく打ち合いになりました。カープ吉田が好調の模様。また鞘師もいいようです。投手陣はどちらも「?」
ご機嫌なのでまたそのうち記述を追加するです。(そのうちご機嫌でなくなった。)
←時々雨の由宇

平成18年 6月18日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1200(1235到着)〜1438 佐伯総合スポーツセンターベースボールスタジアム  
ウエスタン・リーグ 広島東洋カープ対福岡ソフトバンクホークス戦
福岡ソフトバンク   010 010 000   
広島東洋       010 000 30×   
 主審:不明、一塁:不明、三塁:不明

よく行ったです。自分を褒めてやりたいです。
佐伯郡佐伯町廿日市市に編入されました。一方で、広島市には佐伯区があります。
おいらは広島のひと、じゃないけえ、そこらへんがよくわからなくて、直前まで「佐伯球場」というものがどこにあるのか、なかなかわからなかった。球団のHPやリーグのHPからはまったくわからない。もうあきらめようかと思いながら、カープファソのみなさまの過去の観戦記を見て、どうやら旧佐伯町にある球場らしいとわかりまして、廿日市市のHPから入って、やっと突き止めました。
突き止めたのはいいけど、たいへんな山の中らしく(おそらく中国自動車道の関係でカープ球団的には使いやすいのではないか)、どうやって行けばいいのか・・・これはホントウにわからず、廿日市市役所からタクシーで向かったです。すごい高かったです。ぎぎぎ。広島・博多間の電車賃(新幹線乗車券除く)ぐらい・・・。帰りはバスがあることがわかったので、次回からはバス代だけで行けるです。

行った甲斐あった。試合内容ではなくて(なかなか引き締まった試合でしたが、七回裏、ホークス大野がバント処理の野手選択ミス、から代打上村の二点三塁打、山崎の犠飛で三点とられてしまいました)、応援というかスタンドが。農山村だから、スタンドのひとはたいてい知り合いらしい。そして農山村だから(?)子供が多い。試合終了後、カープの選手が「野球教室」とか称するものをしてたが、子供がうるさいのでみな右往左往しててオモシロいの一語に尽きた。

写真はまたそのうちアップするです。中国山地の奥深くにこんなところがあるのか、というところでした。
アジア最高のリーグ持っててなんでKリーグの国以下なのかと思ってたけど、クロアチアと引き分けるぐらいの強いチームだったんだなあ、と見直しているです。
←こんなとこですばい。
←センターの後ろ。フェンス越えたらボール拾いに行くのたいへん。
←はなたれがはなたれどもを教えるの図

平成18年 6月24日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1510到着)〜1603 ヤクルト戸田練習場  
イースタン・リーグ 東京ヤクルトスワローズ対湘南シーレックス第8回戦
湘南         002 001 002   
東京ヤクルト    410 000 10×   
 主審:不明、一塁:不明、二塁:不明、三塁:不明

今日は東京駅構内で理髪してから、戸田へ。武蔵浦和から歩いてみる。相変わらず遠い。が、執念で到着。七回からの観戦となりました。戸田球場の構造知ってる方には説明不要ですが、スタンドやネット裏や一塁側通路(あぜ道)脇ではなく、三塁側土手からの観戦。寝転んでいるとアリがくすぐる。
そうでした。ここでは夏の盛りには、草いきれの中、ばったが飛びまわり、晩夏には赤とんぼが舞う。
野球には「何も行われていない時間」がたくさんあるので、投手交代の間などに、アリの攻撃を受けながら、曇り空を見上げていた。風があったので、視界の端っこには、すすきのまだきらきらしい緑の葉先が揺れていた。久しく触れていなかった永遠というものに手を伸ばせば触れられる、ような気がした(触れられないけどね、おそらく)。やがてプレイボールで、またこの世に帰ってくる。
今日は西日本では、福岡や広島など掃いて捨てるほど野球の試合があるのですが、関東ではイースタンの試合が、ここと岩槻であるだけ、という野球日照りの日です。来週は逆に西日本では日照りなのに、福岡にいるのです。ぎぎぎ。
この行動は、おかしい。野球観戦が本職なのに。
これは、わたしは、本職にお金が支払われず、ほかのしごとに対しては少し支払われる、という職業生活のため、野球観戦がおろそかになることがあるためなのです。
と文句言っているうちにあっという間に終わってしまいました。最終回一点差まで行っておもしろかったです。その後、十条でYA氏を見舞い、さらにTK氏とメシを食う。TK氏はけっこん?ハア? やきうとかサッカーとか自由に見に行けないよ。すごいことができるものですな。と諫言したのですがキモチは変わらないもようです。ぷげら。
←戸田球場ネット裏から。奇蹟あれかし。

平成18年 6月27日(火)  表紙へ  topへ  
1040(1140到着)〜1318 福岡ヤフードーム(球場)  
ウエスタン・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープ戦
広島東洋       000 000 03   
福岡ソフトバンク   001 110 00   
 主審:村山、一塁:山本、三塁:土山

ぶぶぶ〜、もう何時だと思っているですか。こんな時間に、寝不足でふらふらになりながら更新しているのはおかしい。ほんとにこのひとおかしい。何故こんなことをしているのか。わけわからん。今日は韓非子読んだりしたから、ニンゲンというのは合理的であるべきであるような気がしてきた。おいらはわけわからん。不合理。なにかどよんどよんした情念があって、情念の暗く深い井戸の底から汲みだされたキモチ悪い自己陶酔みたいなものがあるので、こんなの更新しているのか。ああ、気持ち悪いひとだなあ。ぎぎぎ。・・・と自分の内面を書いてしまいました。ぷぷ。また昼間っからウエスタン見に行ったので、スパイたちに見つかると困る、というか別に困らんのですが、やつらの精神構造ではおいらのそういう行動は「嘲笑」の対象になると思うので、「嘲笑してください」とわざわざ顕示する必要もないので、ここには「この日の日録」からは飛んでこれないようにしてあります。この日の日録からは、下のナイターにしか飛ばないのだ。通しでやきうのこと読むようなひとしかここにはたどり着けないようにしてあるのである。

ホークスの先発は新垣なので、さすがに新垣が投げてた六回まではカープは無得点。ただ、四回までに5安打もしているみたい(到着したのが四回裏)なのでどうやってこんな投手から安打打ったんでしょうね。新垣と比嘉が対決しているはずなので見たくなかったといえばうそになるが見れなかったのだからしかたなし。
試合は田上のホームランや江川のタイムリーなどで三点リードしたホークスでしたが、八回表、二死一二塁から吉田が中堅越え(でもあの打球は城所は前で押さえないとだめだ)の三塁打で、さらに送球ミスの間に吉田がホームインして同点になってしまい、「試合開始2時間半を越えて新しいイニングには入らない」というルールのため、八回で終了。
五回の江川のタイムリーの前の無死一塁からの金子のバントのとき、バント見え見えなのにカープ内野陣はバントシフトはまったくとらず。結果的にはふつうに捕前バントになったが、どうしてシフトとらないのかね。ベンチワークだと思うのですが、そういうチームなのか、選手の判断に任せてミスしたのか、なんだか不可解というか寂しいキモチになりました。白濱もキャッチングとスローイングはいいと思うのですが、そういうあたりがまだまだなのかなあと思われる。
この試合、両チームとも、ヘンな見送り三振が多いです。実際、ネット裏で観戦できましたが、そこから見ていても「はあ?」なタマがストライクになり、「はあ?」なタマがボールになっていた。主審は村山さんか、なるほど・・・。

平成18年 6月27日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1920到着)〜2055 福岡ヤフードーム(球場)  
パシフィック・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対オリックスバファローズ戦
オリックス       010 001 000   
福岡ソフトバンク   100 200 000   
 主審:林、一塁:丹波、二塁:佐藤、三塁:柿木園

なんとなくひさしぶりでイチグンの試合見たので緊張した。やっぱりイチグンの試合は緻密だなあ、と思った。しかし、オリックスの攻撃はイチグンではありませんでした。きよはらはどうで出てこないのでどうしようもないですが、中村も一割台じゃあ、相手に見下される。村松とか相川とか塩崎あたりが打率はあげているのですが、いかんせん軸がないので、困ったことです。

ハナシは変わるのですが、チーム名に「地名」が入ってないチームを見るとなんかヘンな気がするようになってきた。パではオリックスとライオンズだけになってしまったですね。オリックスは「神戸」と「大阪」両睨みだから地名つけたくないんだろうけど、やっぱりここのオーナー(とそのブレーンたち)の考えていることはいろいろとあざとくてイヤになってくるです。ブレーブスが球界にとってどれほど大切な名前だったか、それに代わったブルーウェーブが震災後の神戸のひとにとってどんなに大切な名前だったか、考えるとむしゃくしゃしてくるです。選手やファンはたいへんラブリーなのですが。
だいたい、ひとつの球団を潰して、使える選手を契約金なしでごっそり連れて行きながら、なんでこんなチームにしかならないのか・・・。

平成18年 6月28日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1840到着)〜2158 北九州市民球場 
パシフィック・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対オリックスバファローズ戦
オリックス       000 032 100   
福岡ソフトバンク   400 011 001x   
 主審:不明、一塁:不明、二塁:不明、三塁:不明

そうですよ、北九州にはやきう見に行ってたんですよ。空のある球場でナイター観るのは今年はじめて・・・かな。
とにかく、いかがわしい感じのある球場でたばこは吸い放題だし、オトコ(特に老齢の)が多く、ひさしぶりで昭和の野球を思い出した。さらにいろいろとすごいことも・・・。明日以降アップされる日を待て。ああ、まずいもう●時だよう・・・
もちろん、試合は、上に見るとおり、かなりオモシロかった。これでバファローズが勝てばさらにオモシロかったのですが・・・。
←このいかがわしさを見よ。絶対オンナはひとりでは見にこれない雰囲気。
←この暗さは昭和の暗さだ。
すぐ後ろの老夫婦のだんなはずっと怒っていた。ホークスの投手交代が遅いことが気にくわんらしい。彼のいうこと全部聞いていたら、左投手が五人必要になるのだが、投入資源の問題に思いは至らないのか。やはり昭和の右肩上がり時代の幻影が? 王監督のことを「わんちゃん」と呼ぶのもすごく印象的。「わんちゃんのやり方はむかしからわかっているけどな」というような言い方する。試合終了(松中の遊撃強襲サヨナラ安打)後、「勝てばいいけど、勝てばいいってもんじゃなかろうが」とすごい哲学的なコトバで毒づいていて、完全に無視してうれしそうにメガホン振っている奥さんとの対比をかし。
すぐ右側のおっさんは息子が誰か知らないひとからチケットをもらったので、ムスコを一塁側に行かせて自分はこちら側にきているひとで、携帯電話であちこちにやきうを見ている喜びを電話しまくっていた。六回のピンチの後、すぐ携帯出して「問題は片付きましたので」と言ってたときにさすがのおいらも吹いた。とにかくうるさい。携帯してないときは、ずっと解説者みたいな解説をし続けている。おいらに向かってしゃべっているわけではなく、虚空の「知音」に向かって語りかけている模様。
すぐ前の老夫婦。これもだんなはくだらねえ解説ばかりしてやがって、すなおに「川崎くん」とか「本間くん」とか言って応援して手を振っているおくさん(ばばあ)がほぼ無視。
総じて、オンナの観客は福岡ドームと同レベル。どうもこれはだんなを置いて自分たちだけで見に行っていると思われる。とにかくホークスのことだけは若い選手のこともよく知っている。だんなどもは、テレビ系ホークスふぁそと見られた。ちなみに、三人の男性がみんな喫煙していたのも印象的。たばこのにおいは昭和のにおい。死んだおやじのにおい。まだ若かったおいらのにおい。くそ、球場で喫煙し放題ならおいらたばこ止める必要なんか無かったのだぜ。
←うわあ、ついに発煙筒だあ。これはシャレになっとらんぞ。
←試合終了後はワカモノたちが乱入。その数、数十人。

総じてオモシロかったが、(特に試合がオモシロかった)もしホークスが負けていたらどうなったか、というのを見れなかったのが残念。そこを配慮した試合展開だったのかも。

平成18年 7月 1日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1900(1835到着)〜2054 鳥栖スタジアム 
J2
リーグ 鳥栖サガン対徳島ヴォルティス戦
      鳥栖     2         1      徳島     
前半           1         0     
後半           1         1
    
主審:不明、副審:不明、線審一:不明、線審二:不明

しごと、今日で終わりきらんかった。あわわ。煮えてきた煮えてきた煮えてきた〜。
煮えてきたのにやきうも無い。西日本はやきうひでりなのです。しかたないので、ひさしぶりでサッカー見に行った。プロ野球的には福岡は西端ですが、Jリーグ的にはまだまだ先があったです。中央で失われた礼や素朴な人間性などは辺境に遺っているものと聞けり。辺境にこそ真理があるです。
ということで真理探しに来たわけで、サポータースタンドの横断幕の中に「救いのコトバ」がないかとついつい探す。
○鳥栖のサムライと云うは死ぬ事と見付けたり
  これは真理とは言いがたい。死ねばいいのですが、その前に勝つ工夫が必要。
○俺たちは鳥栖を観て育つ
  それはそうだが、真理とは言いがたい。
○勇気無き者に栄光なし
  おお。これは真理であるです。少し目を瞠かされた。ただし、勝ちはしたものの、鳥栖イレブンが勇気有る者とはどうも言いがたい感じ。

さて、申し訳ないことですが、おいらはこれまで「東京でJ1の試合」しか観てなかった
エリートなので、J2を地方で観るのははじめての経験になります。う〜ん。技術的な面、チーム造りの面などはおいらは門外漢だからよくわからないが、確かに「地上派放送的世界」、興奮したアナウンサーや女子アナレポーターが活躍するきれいごとの世界とは少し離れたところにあった。いろいろ盛り上げているのはよくわかりますが、ほほえましいもの。マスコットやスタジアム・アナウンサーが張り切っていても、どこか「作り上げられきられていない」どろろんとした空気あり。たいへんよいです。でも、こういうのは、今の言論では「ゆるい」という一言ですませるんでしたっけ。
土曜日のナイター興行で観衆5118人では・・・、と思う一方で、やっぱりJリーグは、じじいと孫とかコドモ連れの家族(このへんはデフォで三人兄弟だな)など、サポーターの質と熱気はすばらしいですね。徳島のサポのリーダーは巡礼姿をイメージしている模様で、第九の合唱から入っておりました。ベートーベンと藍と巡礼とチャンスになると鉦たたき。やっぱりサッカーのやつらはセンスいい。・・・巡礼、か。おいらにとっての真理はそこに開示されているのかも・・・。
JサポのTK氏に鳥栖に行ったら食えといわれた駅のかしわうどん。確かに出色の美味さなり。
TK氏の教示では「英国式といわれる男性的でかっこいいスタジアム」なのですが、客席の傾斜が甚だしく、旧大阪球場を思わせる(おいらは大阪球場にも行ったことあるんだぜ)。
←夜になったらまるでプレミアムリーグのテレビ中継を観ているかのようにかっこよくなった(褒めすぎか)が、いかんせん観客数は・・・。

平成18年 7月 4日(火)  表紙へ  topへ  
1040(1225到着)〜1331 福岡ヤフードーム(球場)  
ウエスタン・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対阪神タイガース戦
阪神          100 000 40   
福岡ソフトバンク   000 003 00   
 主審:福家、一塁:杉本、三塁:小寺

ぷぷ。今日も日録からここに入られないようにしたです。
12時25分、六回の裏二死二塁での到着でしたが総得点8点のうち7点は見ることができるというお徳用コースでした。ホークス江川は日に日に力強くなっているように感じるので、怪我さえなければ数年後が楽しみです。八回の裏は太陽(「藤田」ではいかんのか)が攻められて無死満塁になりましたが、やはり無死満塁は点にならず。最初の田上が三振したところで、後の打者にどんどんプレッシャーがかかったようで、結局0点。二時間半を越えて新しいイニングには入らないというルールですので、そこでゲームセットでした。

それにしてもこの2チームだけ比べれば、どうしても阪神の方がより「憎い」。特に、最終回のはんちそファソの「あとひとり」「あと一球」コールうざい。ウエスタンなんだぞ。「心無い」野次と励ましの声援はかまわんが、ファソの精神的慰藉として行われる様式的応援行為はしなくていいよ。などと思いました。思っただけでコトバにもしていないレベルなのでカンベンしてください。
ちなみに、到着した時間にはもうチケット窓口が閉まっていまして困ったのですが、入り口のひとが、本試合のときのような「マニュアル化されたロボットのようなバイト」ではなくて、血の通った職員だったので、ただで入れてもらえたです。ぷげぷげ。

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