肝冷斎観タマ記C   表紙へ戻る  観タマ記Bへ戻る

晋・張華「博物志」にいう、

取火法、如用珠取火、多有説者、此未試。
(火を取る法:タマを用いて火を取るがごときは、多く説者あるも、これいまだ試みず。)

タマを使って火をおこすのだそうです。
ムシメガネみたいな形の水晶ダマなら、太陽の光を使って火がとれるかも知れませんね。
でも、野球のタマではとれないですね。

 

平成17年11月11日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1915到着)〜2020 東京ドーム球場  
アジアシリーズ:千葉ロッテマリーンズ対台湾:興農ブルズ
千葉ロッテマリーンズ  120 031 5  12
興農ブルズ        000 001 0   
 主審:不詳、一塁:不詳、二塁:不詳、三塁:不詳、左翼:不詳、右翼:不詳

今年、まだ野球観れるとは思わなかったです。やっぱりスタジアム行くとわくわくするです。
結果はこんなものでした。お客さんにひどいすることするなあ、と思いましたが、優勝賞金5000万円のためなのでしかたありません。お金がかかっているのですからね。

台湾チームは外野守備みただけで、「ちょっと・・・」という感じでした。清水直のタマでは芯に当たらんし(六回はとにかく流して、ぼてぼてとかぽてんで三連打して根性見せたですが)、出てくる投手の球速が140行かないのでは、ベニーに連続で放り込まれてもしかたなし。
台湾の応援というのはああいうふうにするのか。ちょっと村祭りみたいでした。

平成17年11月12日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1900(1920到着)〜2136 東京ドーム球場  
アジアシリーズ:台湾:興農ブルズ対韓国:サムスンライオンズ
興農ブルズ       000 030 000   
さむすんライオンズ   310 000 00×   
 主審:川口、一塁:不詳、二塁:林、三塁:不詳、左翼:渡田、右翼:不詳

やっぱり韓国のチームの方がレベルは高いですね。台湾の守備は「ダメダメ」で、韓国も「ダメ」ぐらいの守備なのですが、選手の体格とかスピードは格段に違うです。ライオンズは、東北の方のチームとか中国地方のチームとレベルはそう変わらないのではないかと思うです。(投球の組み立てを含めた)守備の確実性、走塁をはじめとする攻撃の総合力みたいな点ではまだまだ千葉ロッテの相手ではないと思うけど・・・。

ブルズの応援席はかなり盛り上がってました。リーダーとまったく違うところで、両手に民国旗を持って応援の音頭をとる、というか音頭にあわせてよろよろ動いていためがねのおばちゃんがすごい印象的でした。確か二回か三回ごろ警備員に半分ニホン語で「なぜか涙が出てとまらない」と言って介抱受けてたのですが、すぐ立ち直ってやっておられました。
ブルズ応援団は、スコアボード横のなんたらビジョンに自分たちが映されると沸くです。異様にハイテンションでした。

これに対しライオンズ側の応援は数的には少なく、声が出ておらん感じは否めなかった。
これが韓国でのスタイルでもある、という触れ込みで、都市対抗のように舞台を作ってそこにオンナ四人と男子一〜三人のリーダー(おそらくプロの芸人)が上がっていろいろ指図をするのですが、イニングの合間には扇情的な踊りを踊ったりしておられ、特にオンナどもが芸として長い黒い髪にしており、頭を振り回して踊るダンスがあって、貞子のようになるのです。わたしは貞子はすごい怖かった。あれ見てから、仲間美由紀怖い。長い髪の女怖い。になったので、ちょっと気持悪くなったです。この四人のプロを含め女性はライオンズ側の方がきれいっぽいのですが、それは整形・・・。
失礼しました。ホントウのことを言わないのがオトナなのでした。
ライオンらしきマスコット二体が来ていたのですが、これのオトコのコの方がやっていた首取れパフォーマンスはオモシロかった。「中のひとなどいない」ことを示そうとしているのでしょうか。

ちなみに両応援団にはロッテのサポがかなりの数、昼間から残って加わっていて、実は韓国側でリーダーの指示で盛り上がっていたのは彼らだけであった感じさえする。

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平成18年 2月24日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1905(1859到着)〜2136 福岡ヤフードーム  
WBC
日本代表エキシビションゲーム:日本代表対12球団選抜
12球団選抜  000 000 000   
日本代表    250 000 00×   
 主審:山本、一塁:杉永、二塁:柿木園、三塁:佐々木

一回の表に、いきなりジャイのユニフォームの小坂が見れて、しかも上原がすばらしいピッチング。気合入ってんなあ、と思う。そして、一回ウラはいきなりイチローのすごいライナーのヒット。ああ、やっぱり野球はいいなあ、生きてまたイチローがナマで観れるなんて・・・とすごいわくわくしたのですが・・・。

はあ・・・。
一回・二回の全失点はダルビッシュです。ダルビッシュが降板したときには、「やはりこの面子相手にこのクラスの投手では勝負にならんのか」と思ったのですが、二回一死以降、その後出てきた三井、一場、涌井(、山口、久保田)クラスの投手に、二安打一死球では、「このクラス」ではなくてダルビッシュがダメだっただけかよ〜、ということでした。
その後の打線の湿り方見てると、なんとなくこれはマズいような気さえする。岩村とかドメとかマズいよ〜。
今日はいろんなトホホなことが目につきました。期待していたけど、まあ、普通にいえばまだキャンプ打ち上げるかどうか、という時期だから、トホホでもしようがない。(代表のやつらも一週間あればもう少し仕上がるのでしょう)
とりあえず覚えているトホホ列挙。
@一回ウラ二死三塁、ドメのなんでもない遊ゴロ、なんと小坂が、(おいらの観る)ジャイ最初の守備機会で見事に球はじいてタイムリーエラー。
A四回ウラ二死無走者、一場がなんと松中にドスン、と行ったのは呆然とした。ナニなんだよ。・・・と思ったが、12球団選抜の監督は伊東、捕手はこの回から細川、一場のバックにはノムとか仙一がついている、と思うとなんとなく納得・・・(できないので、ちゃんと投げてくださいよう)。
B八回表登板の黒田。大村の投ゴロを得意の「体で止める」。そのまま手当てして降板していたが、この投手は、GG賞までもらっている。決して守備上手ではないが、コレが記者の印象に残ったから、だそうだ。後の投手にも迷惑だからコレはよくないと思う。
C九回表二死、打者鳥越で、球場全体(といってもそう入ってないですが)で「鳥越」コール。松中や川崎に拍手が多いのはわかるが、そういえば大村が出てきたときもかなり涌いていたが、鳥越右飛試合終了で場内ため息に変わった上、おいらの右手前の方にいた若いオトコは「くそ!」と言いながらホークスのメガホンで椅子を叩いていた。おまえ、さっきまで日本代表の方に声援送ってたはずだぞ・・・。今年はこの球場をメインに野球観るのか、と思ったらタイヘンだなあ、と感じました。(カニ弁当+ラーメン)

平成18年 2月25日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1230(1245到着)〜1517 都城球場  
オープン戦 広島東洋カープ:福岡ソフトバンクホークス
福岡ソフトバンク  000 002 200   
広島東洋       300 130 00×   
 主審:萩原、一塁:川口、二塁:木内、三塁:鈴木

都城北インターチェンジから市内に入るのにエラい目に会いました。公共交通機関の連絡が悪いので、ニホンの足で歩く人民はなかなか困るのです。今日ももう眠いので、観戦記はまた今度。写真とかもアップするです。
なんにせよ、カープの二遊間はまた何とかしてよ、という感じです。先発大島や八回の広池、九回のマルテとか、投手はいい感じのところも少しはあるのです。栗原が二本放り込んで何となくユメも見れそうなのです。しかし、ダブルプレーが取れない(五回表・松本:梵)とか東出の五年前六年前を見るかのような、遊ゴロ失策、さらにあわてて間に合わない一塁に暴投して走者二進、をまた見てしまった。東出の失策は全体の士気に影響するのだと思うのですが、案の定直後に佐竹はルーキー松田に2ランぶちこまれてました(松田は立派)。尾形・山崎(岡上は影も形もない)がいないとこのひとたちが開幕に出てくるんだよなあ・・・信じられないと思うけど、木村拓也の内野が一番うまいんだよ・・・何年同じものを見せられるのか・・・。

←野球はじまったので、みなうれしそう。

平成18年 2月27日(月)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1810到着)〜2031 福岡ヤフードーム球場  
オープン戦 福岡ソフトバンクホークス:西武ライオンズ
西武         020 000 100   
福岡ソフトバンク  000 001 010   
 主審:川口、一塁:鈴木、二塁:柿木園、三塁:山本

ライオンズの三点はすべてGG佐藤の二本のほむらんによるもの。二本とも「どひゃー」というぐらいデカかったが、特に一本目のバックスクリーンに放り込んだ2ランはすごかったとです。さすがにカブレラクラスの飛距離(そんなことはありえないが)と言われるだけあるです。
八回表、代打で江藤登場。えらく痩せていた。ヒット打ったです。ついつい拍手してしまう。裏切った恋人に拍手できるか、と思っているわけですが、さすがにもういいか・・・と思ったけど、やっぱり許せない・・・と思うのです。現実世界でもコケにされてるのに野球の世界でもコケにされ続けて、「いや、オレはそのあの」とキョドれというのか。現実世界で少しでも救われていれば、こっちも違うんだろうけどね。ぶぶ。
ところで、ホークスの仲澤は、「例の」敦賀気比の仲澤だよね。ホークスファソが「(中日を自由契約になったが)這い上がって見返してやれ」と言ってたけど、彼に「きれいごと」はどうもなあ・・・。実力あれば這い上がればいいけど、ヒールでやってほしいなあ・・・。(二段重ね弁当)

平成18年 3月 1日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1910到着)〜2112 福岡ヤフードーム球場  
オープン戦 福岡ソフトバンクホークス対東北楽天ゴールデンイーグルス
東北楽天      100 200 000   
福岡ソフトバンク  000 001 002   
 主審:東、一塁:白井、二塁:永見、三塁:丹波

今日は会社からバスを乗り継いで行ってみたのですが、夕方のバスは時間かかりますのでかなりじれったい。でも、これが一番速いのかな・・・。
ということで19時着だったので、楽天の得点シーンを見てないから、かも知れませんが、相変わらず楽天は「弱い弱いオーラ」が出まくりです。送りバントもできないし、カツノリ出てくるし、セカンドにショートとかいう外人いるし・・・。
五回、3四球の渡邊に業を煮やして野村監督がマウンドに出向き、自ら交代を告げるシーンがあったのですが、かなりよろよろ歩いておられました。星霜移りわけ分からなくなってますが、ようく考えると野村さんって、かつて「ホークス」の選手・監督だったんだよなあ、と思うと少し感慨あり。にやにやしてしまう。(斉藤和巳弁当)

平成18年 3月 2日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1910到着)〜2045 福岡ヤフードーム球場  
オープン戦 福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズ
北海道日本ハム  010 003 000   
福岡ソフトバンク  000 000 101   
 主審:丹波、一塁:永見、二塁:東、三塁:白井

きちんとした人格をお持ちの方は、よく飽きもせずに毎日野球観に行くなあ、楽しんでもいいけど、くだらないことに時間を使いすぎじゃないか、とご注意してくれるといいですがご注意してくれるひともいないのでしようがない。今日も野球を観に行った。ちなみにご注意してくれるキドクなひとがいたら「うるせいのです」と申し上げてやるです。
ということで、今日はSHINJOとか森本ひちょりとかキモととか奈良原とか金子とか鶴岡とか鎌倉とか須永とか紺田とかすごい懐かしいのをたくさん見たです。田中幸雄先生も見た。セギノールの空振り三振もなつかしかった。ハム観ると何だかうれしいぞ。まじめにやってるからだな。マシーアスとかいう侵害人、じゃないや、新外人も見た。森本はセンターで頭の上を越す打球がずいぶんあったけど、この球場でツーベースに抑えているんだから立派なものなのです。おいらはハムの選手は基本的にひいき目で見ているのです。ちなみにゲームを決めたのは、六回に登板したホークス芝草で、2安打1失策でできた満塁からキモとに走者一掃ツーベースを食らったです。
芝草のすごさは相手を抑えるところではなく、毎日出てくることにある、ので一概には言えないのですが、27日の登板でもどうもぴりっとしなかったし、ホークスの中継ぎは手薄とはいえ、どうもなあ。(和田弁当)

平成18年 3月 3日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1930到着)〜2035 福岡ヤフードーム球場  
オープン戦 福岡ソフトバンクホークス対横浜ベイスターズ
横浜         000 001 010   
福岡ソフトバンク  000 000 100   
 主審:永見、一塁:杉永、二塁:白井、三塁:吉本

今日は少し会社出るのが遅れたので、ドーム着いたらもう七回でした。もったいないので、昨日のスコアブック(昨日は五回ウラに到着したから五回以降しか使ってない)の余白を利用してスコアつけたので、今見直してみるとなんだかわけわからん。小池のホームランが決勝点でした。
ちなみに今日も七回ウラにホークス井手の三塁打見たです。三塁打の多い球場だなあ。おいらは神宮やハマスタや東京ドームのような関東の小型球場でばかり野球観てたから、三塁打はもの珍しいとです。(今日は弁当ほぼ売り切れのためラーメン)

平成18年 3月 4日(土)  表紙へ  topへ  
1401(1350到着)〜1646 北九州市民球場  
オープン戦 横浜ベイスターズ対中日ドラゴンズ
中日    001 010 000   
横浜    000 011 000   
 主審:本田、一塁:小林、二塁:有隅、三塁:井野

アストロ戦士の一人、三萩野球五の由来の地、三萩野にある北九州市民球場に行きました。あたたかし。
ドラの新井選手見た。しぐさ系が兄そっくりなので、遠くから見てもわかるです。
売店・自販機の無い球場なので困りましたが、現在(3月5日夜)、すごい時間になってきたのでもう寝るのでまた今度写真等アップする。
←ということでアップしてみた。画面右下にいる少年が選手名鑑を一生懸命見ていたのが印象的。

平成18年 3月 5日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1300到着)〜1553 広島市民球場  
オープン戦 広島東洋カープ対横浜ベイスターズ
横浜      100 102 000   
広島東洋   120 100 01×   
 主審:不明、一塁:不明、二塁:不明、三塁:不明

今年は広島市民はじめての参詣なので、ラーメンとうどん両方食べて球団経営に少しでも寄与す。
カープ投手陣、3死球というのはどういうことか。特に、仁部⇒村田にぶつけたのは玉は遅かったけど膝にぶち当たったみたいで村田は背負われて退場していったが、どうなったのでしょうか。
ちなみに、以外と博多から広島は遠いですね。時間的には東京・静岡ぐらいですが、新幹線代は豊橋ぐらいかかるのかあ。

平成18年 3月 7日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1805到着)〜2049 福岡ヤフードーム球場  
オープン戦 福岡ソフトバンクホークス対東京ヤクルトスワローズ
東京ヤクルト    000 101 000   
福岡ソフトバンク  000 000 21×   
 主審:佐藤、一塁:敷田、二塁:林、三塁:西本

マジメに仕事せないかん。と思っているのですが、今日は外勤からドームに直行・・・。先々のこと考えると、いろいろ準備もしないといけないのに・・・、と思いながら、ほんとに先々のこと考えて、今日は五月ごろまでの入場券を莫大なお金使ってほぼ手に入れてしまった・・・。人生とかどうなるのでしょうか。
まあ、いいか。
本日のわたし的な収穫は、古田さんとグレッグ=ラロッカが生きてバット振っている姿が見れたこと、ですね。古田さんは打撃面はまだ調整中かな。ラロッカは相変わらずすばらしいスイングスピードでライナー連発じゃけん。
ちなみに本日はスワローズは七回まで10安打5四球で2点、ホークスは六安打で逆転勝利、ホークスファソ大喜びの図でした。勝ったので花火打って、ドームの天井のオープンショーまでやって(ヤフーホテルが見える方向がオープン)、それなりにキレイでした。(オープンショーというとにやにやしてしまう・・・うう、ダメなニンゲンなのですう)(新垣弁当。これは失敗の感じ)

平成18年 3月 8日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1916到着)〜2055 福岡ヤフードーム球場  
オープン戦 福岡ソフトバンクホークス対東京ヤクルトスワローズ
東京ヤクルト    020 000 100   
福岡ソフトバンク  000 300 000   
 主審:敷田、一塁:佐藤、二塁:西本、三塁:林

スワローズが石井一、ホークスが新垣の先発で、ホークスはそれほどでもないのですが、スワローズはまたまた得意の継投策の練習をやっておりました。石井一4イニング投げて、五回は花田、六回頭から吉川、二死一塁で佐藤、七回一死一塁で高井、八回は五十嵐、九回は本間。去年は若松さんの意思かなあと思ってたけど、監督変わっても継投マニアは変わらないのですね。(川崎弁当。ご婦人向けか・・・)

平成18年 3月 9日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1910到着)〜2045 福岡ヤフードーム球場  
オープン戦 福岡ソフトバンクホークス対阪神タイガース
阪神         022 000 000   
福岡ソフトバンク  000 000 010   
 主審:林、一塁:西本、二塁:佐藤、三塁:敷田

阪神の四点はどうやって入ったのか、到着前だったのでわからん。ホークスの一点は柴原のホムラソ。(どうでもいいのですが、なぜタイガースはタイガーズじゃないんでしたっけ。気になってきた・・・)
えー、閑話休題。
今日は、
はんちんファソホークスファソが一同に会するという、たいへん貴重な日でした。読売が昨年来このていたらくなので、かつてはジコチュウの代名詞ともいえたジャイアンファソどもも最近は少ししおらしく、いまや、この両チームのファソがニホン最高峰の勘違いファソ、であろう、とわたしは思っております。(以下は、はんちんファソのひとは読まないでください。)
うひゃひゃ、はんちんファソ、まだ
「ほたるの光」やってんのかあ。選手が公けに止めてくれ、と言ってるんだから止めてやればいいのに。ああやってニホン中に憎しみの連鎖を残していくのです。はんちんファソおそるべし。
いずれにせよこれで福岡ドームでのオープン戦は終わりです。オープン戦セット券、役に立ったとです。この先の日程を考えると、先週から今週が今年一番充実していた日程の週になるのカモ。(DXたのしか九州弁当。これはいい弁当。でも昨日までは無かった銘柄・・・これははんちんファソご一行さま用か・・・。「ああいうふうに応援してもらって野球がしたい」と言ってはんちんにFAしたセリーグのあるチームの四番打者知っているです。単なる言い訳だと理解しているです。足蹴にされたモノがいつまでもにやにやしていると思っているんじゃないぞ・・・。まともに考えれば、はんちんファソのマナーその他は、決して手放しで称賛できんと思いますが・・・)

平成18年 3月11日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1235到着)〜1559 広島市民球場  
オープン戦 広島東洋カープ対福岡ソフトバンクホークス
福岡ソフトバンク  302 000 010   
広島東洋      020 100 101   
 主審:嶋田、一塁:渡真利、二塁:山村、三塁:飯塚

また広島行ったです。今回は新幹線代もったいないので、徹夜して博多発のバスに乗って行きました。四十半ばのオトナのすることではないですね。不整脈みたいなのがかなり出てキモチ悪かったとです。
試合的には
ズレータの2本のホームラン(一回3ラン、三回2ラン)が見所でしょうか。特に二本目のはでかかった。左中間の最上段まで飛んだ。もしかしたら看板当たったかも知らん。この球場であんだけ飛ぶのは観たことないです。まんせーです。
カープも二本あって、二回広瀬2ラン、九回前田さんソロですが、こちらはホムラソというべきか。まあ、この球場だから・・・というやつですね。
前田さんは第一打席・二打席は2ストライクまで見送って、三振、投ゴロ、段々まじめになってきて、一二塁間ボテボテ右前打、レフト犠飛、最後が右中間ホムラソですので、やっぱりすごい打者だというのはわかるです。
他にはカプファソとしては、緒方が盗塁を決めたのと、山崎はやはりプロみたいな守備をするなあ、というぐらいかなあ。
相変わらず残塁と併殺打ばかり(13安打)だからなあ。おいら的には気に食わんのですが、オープン戦だからということで怒らないでおくです。
ちなみに、岡上がファームに復帰して遊撃守っている、というので12日はファームの教育リーグ観に行くことにしたのです(が、中止)。

平成18年 3月18日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1302(1310到着)〜1551 神宮球場  
オープン戦 東京ヤクルトスワローズ対オリックスバファローズ
オリックス    100 100 000   
東京ヤクルト  000 010 010   
 主審:上本、一塁:山本隆、二塁:佐々木、三塁:山路

東京来たので神宮へオープン戦を観に行ったです。寒かったです。
ラロッカのホムラソが出ました。神宮左翼ポール際へのライナーのホムラソです。この球場ならでは、の一発です。オリは清原、中村が出てきてどちらもヒットを打ってました。考えてみるとパリーグはもう来週開幕だから、ほんとにもう開幕直前ですね。
スワロは藤井→高津→木田→高井→五十嵐、オリは川越→菊地原→加藤→大久保、とこれももう本番状態の投手リレーで、五十嵐は最速で151まで出してましたな。高津はストレートは渡米直前より格段に速くなっている感じで、以前見たことのない緩い球を混ぜて投げておられました。あの球はチェンジアップなのでしょうか。通用するかどうかはわからん。

平成18年 3月20日(月)  表紙へ  topへ  
1300(1420到着)〜1544 神宮球場  
オープン戦 東京ヤクルトスワローズ対福岡ソフトバンクホークス
福岡ソフトバンク 020 000 000   
東京ヤクルト   200 000 000   
 主審:不明、一塁:不明、二塁:不明、三塁:不明

寒かったです。試合内容じゃなくて天候的に。
所用を果たしてから行ったので、五回ウラからしか見てないので(翌日の新聞見たら、ホークスの松田、スワローズの武内、二人のルーキーがそれぞれ2ランほむらんとのことで、見逃しているわけですが)すが、意外と見るべきものがあったです。七回ウラ無死一二塁からの宮出のバントの三塁封殺とか、九回表一死三塁からの仲澤のスクイズ・バントでの本塁タッチアウトとか。
なんで平日にこんなところで野球観とるんや、という批判あるですか。

平成18年 3月21日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1300到着)〜1529 岐阜県営長良川球場  
オープン戦 中日ドラゴンズ対広島東洋カープ
広島東洋 000 000 100   
中日    001 001 13×  
 主審:不明、一塁:不明、二塁:不明、三塁:不明

ぶぶ。おいらは一応カープファンの看板を掲げているので、一番キライなチームはカープです。ということになってしまうのです。
得点差がどうとかはオープン戦だからいいのですが、一回表二死一塁で、栗原の打球がスライディングキャッチを試みたアレックスの横を抜け、フェンスまで達した。アレックスは起き上がってそれを拾いに行っているのに、三塁までしか行けない前田。左前打だと思って二塁で止まるつもりで走ってたんだよね。七回、二点ビハインドで、無死二三塁。ドラの内野は前進せず、一点はくれてやるのスタンス。ここで福井が窮屈なかっこうだがボテボテとセカンドゴロ。もちろん三走栗原はホームイン。・・・なぜか二走浅井は進塁していない。微妙なタイミングという判断なのだろうが、三塁コーチャーが何か言ってましたけど、結局このあと内野ゴロと内野フライで点にならず。
こういうのが、おいらは一番イヤなのです。まあ、カープさんのベテラン選手は「大丈夫じゃ、あとでホームラン打って返すけえ」というつもりなのでしょうけど、上田ヒット・ボーク、セカンドゴロで三進→スクイズで一点、とか七回も四球と犠打を足がかりに貴重な追加点を加えていくドラにかなうはずない、とは思ってないんだろうなあ・・・。「わしらは天才じゃけん」と思っているのでしょうね。
打順やサインは変わったらしいけど、選手の方は、なんにも変わってないなあ。
でも、怒りとか絶望でいっぱいになったのですが、途中で王ジャパンの優勝情報が入ってきたので、今日のところは許しておいてやるけん、というキモチになりました。七回ウラ終了時点で電光掲示板に優勝情報が掲示され、みんな拍手になったです。帰りがけに岐阜駅で号外もらったです。駅にいるひと、みんなにこにこしていた。
岐阜県? なんでそんなところで野球なんか観ているんだ、墓参りでも池、という批判あるですか。


↑長良川県営球場。大量の整備員のみなさん。

↑日本優勝の電光掲示。

平成18年 3月26日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1357到着)〜1627 福岡ヤフードーム球場  
パ・リーグ公式戦 福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズ二回戦
千葉ロッテ      030 000 103   
福岡ソフトバンク   340 100 01×   
 主審:丹波、一塁:永見、二塁:佐藤、三塁:林

ライト側外野席だったので、一応ホークス応援グッズぐらい持ってないとマズイのでホークスファソとして行動してまいりました。ほんと、メガホンの動かし方細かいね。盗んだサイン伝える「伝統芸」のためではないと思うのですが。
ゲームは序盤にホームランの打ち合い(ずれーた、今江)で激しく動いたようですが、おいらが入ったのは、二回ウラ、大村のホームランのあと。カブレラタイムリーと松中の2ランで7−4になりました。マリンは西岡やベニーやパスクチがだめだめですね。やはりアジアの虚砲がいなくなったから突然弱くなったか?四回一点とられた後、西岡の好プレー(ライナーを飛びついて前に落とし、そのあと落ち着いて三本間でランナータッチアウト)で試合が「決まってしまう」のを防ぎ、九回に垣内の3ラン馬原が出てきて締めて終わり、というオモシロいけどホークスファソの方はすごくオモシロくてマリサポはちょっとしかオモシロくない試合だったです。先発バーン悪すぎ。
おいらが目を見張ったのは、4点リードの四回ウラ、無死二塁(大村)で
本間の送りバント、一死三塁にしてカブレラは(普通の守備位置なら平凡な遊ゴロの)左前打で追加点(その後のチャンスは上述のごとく西岡が止めた)、八回は一死一塁で大村が送り(かなりセーフティ気味なのでもしかしたらノーサインかも)、本間の右前打で追加点、という点の取り方です。結果的にはこの2点で勝ったわけですが、王監督のいう「スモールベースボール」というやつなのでしょうが、136試合あるのでよかったり悪かったりしますが、基本的にこの感じで行くのか、と思うとパ・リーグの灯は早めに消えちゃうかもよ。ホークスが走ったら後のチームついていけないんだもんよ。まあ、だからこそプレーオフなわけですが。

なんにせよ、オープン戦と違ってやっぱり「本割」は緊張感いっぱいで勝ち負けかかっているからオモシロいです。今日まで生きていたのでよかったのです。

↑黄色い風船が一周するです。ぎぎぎ。左翼真ん中に帯状に黒い星雲状態がマリサポ。

平成18年 3月28日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1824到着)〜2049 福岡ヤフードーム球場  
パ・リーグ公式戦 福岡ソフトバンクホークス対西武ライオンズ一回戦
西武          000 000 100   
福岡ソフトバンク   000 000 011x   
 主審:林、一塁:柿木園、二塁:永見、三塁:佐藤

いやー、これはオモシロかった。近くにいた壮年のサラリーマン(みんながたいがよくて案外紳士なので、おいらはポリス産業ではないかと邪推)集団なんか、はじめのうちはビールや焼酎飲んでわいわいやってたけど、七回あたりから本気になって試合見てたですよ。こういう野球してればお客さんは来るんだなあ、と思ったです。ただし、案外空席があるので、福岡もこんなものか、と少しがっかりした。
動員能力は、

はんちん(ただしファソ)>>>>ホークス>>じゃいあん>>(越えられない壁)>>その他>>>>広島

という感じでしょうか。
やっぱりライオンズファンから見たらオモシロいけど不愉快、という試合でしょうけど、おいらはかなりシビれたよ。
新垣帆足の両先発がたいへんよくできました。新垣は七回、二死から(本人がヒーローインタビューでいうとおり失投というやつでしょうが)GG佐藤に右中間に放り込まれた。八回ウラ、ホークスは帆足からルーキー松田が2本目のヒット(ちなみに一本目も松田。三回の二塁打。これもレフト和田がいい守備して二塁ぎりぎりになった)で出て、鳥越が(これも今日二回目の)見え見えの犠打をきちんと決め(注)、二死三塁で三回のチャンスに併殺打の大村が、このクラスのやつは一度失敗したらさすがにやり返してくるやろと思ってたらほんとに中前打して同点。
(注)送りバント決めると電光掲示板に「Good Job」と出るのでオモシロかった。

新垣は九回表に無死から中島に左前打され、続くカブレラ(にしたけの方)がフェンス直撃かというライナーをレフト後方に打ったのですが、カブレラ(ホークスの方)が見事に捕った。和田右飛、貝塚三振(スイングしたかどうか怪しいですが)でこの回零点。
こうなってしまうと、やっぱりホークスの方が強いんでしょうね。おいら的にはこのまま延長にでもなだれ込んでくれ、こんな試合、終わってほしくないよう、と思ったのですが、帆足の後に出てきたニシタケの「後の方の投手」は、ちょっと信じられないぐらいお粗末でした。まず大沼がカブレラ(ホークス)に5球で四球。代わった星野が松中に4球で四球。次に出てきた田崎は少しまともでズレータを右飛に打ちとるのですが、ここでカブレラ(ホークス)がタッチアップ。ぎりぎりのタイミングでしたが三塁に行ってしまった。
後は代打・柴原が叩きつけて、前進守備の一塁頭上を抜けていくゴロのヒットでジ・エンドでした。
いい試合だったけど、最後の九回ウラのライオンズの救援がなあ・・・。
と言いつつ、オモシロかったのでついつい五月のチケット、まだ買ってなかった分も買っちゃったよ。願わくば今日の試合が今年のおいらのベストゲームになってしまわないように、もっともっとオモシロいのたくさん見れますように(ラ抜き)。

ところで、ニシタケの捕手の炭谷、ってあの、というか今年ドラフトで入ってきた炭谷だよね? すごいですね。高卒(おそらく卒業は今月だよな)直後に、ちゃんと一試合組み立てちゃっているのか。サイン覚えたのか。これはホンモノならすごいですよ。って、ニセモノ使ってもしようがないからホンモノだよな。う〜ん、伊東監督がベンチにいるから、球さえ捕れればみんな同じなのか。といっても球が捕れる、というだけですごいことよの・・・。

福岡ヤフードームでは七回裏攻撃前に「史上最大の風船作戦」というのをやっていて、一人で三つも四つも黄色い風船を飛ばすのです。確かに壮観なのですが、六回裏あたりから膨らましはじめてみんな両手いっぱいに持っているので、試合が見づらくてかなわん。とはいえ、ここのひとは、みんなホントにホークスが好きみたいですね。義務教育で洗脳食らっとるんとちゃうかという感じするぐらい。

平成18年 3月30日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1905到着)〜2054 福岡ヤフードーム球場  
パ・リーグ公式戦 福岡ソフトバンクホークス対西武ライオンズ三回戦
西武          000 001 000   
福岡ソフトバンク   001 100 00×   
 主審:永見、一塁:林、二塁:丹波、三塁:柿木園

今日はキモチ悪かったのです。そして寒くてしようがない日だったし、社会人だから家へ帰って早く寝て明日に備えないといけないかなあ、と思ったのですが、両チームの先発が松坂さん和田っちだと知ってしまっていましたので、これはもうしようがない。
三十年ぐらい経った暗い場末の酒場で、若いやつらがエラそうなことを言っている中で、おいらがミニボトルのウイスキーをちびちびやりながら、
「ふ。わけえの、わしはかつて松坂と和田の投げあいを見たことがあるぜ」
と言うのですよ。すると、わけえのの顔に突然、憧憬と嫉みが浮かび、
「じ、じいさん、それはホントウかい? すげえな、もはや伝説のオトコたちの姿を見たことがあるってのかい・・・」
「ふふふ、なあに、長く生きていればいろんなモノを見聞きするってことじゃな」
「じいさん、ごたくはいいぜ、そんなことより早く話してくんな、その二人の投げあった試合、至福の興奮に満ちたスタジアムの物語を・・・」
そこでわしは古びたギターを弾きながら歌い始めるのさ、あの英雄たちの叙事詩をな・・・。

というようなぐらい貴重な試合ですので、見逃すわけにはいきません。こちらへ来てから二人、稲尾・中西・豊田・大下・・・の日本シリーズ三連敗四連勝の平和台の試合を見た、というひとに会って、やはり憧憬と嫉妬を感じたです。おいらもそんなじじいになって見返してやるです。

ということで行きました。昨日は北九州のすごい寒い大差試合を定食屋とサウナのテレビで観てまして、それはそれでオモシロかったけど、やっぱりスタジアムに行くとすばらしいです。失敗した、と思うことはまずないです。
松坂は押し出しと、中島の失策がらみの二失点で八回投げた。やっぱりすごい投手。九安打打たれてるけどまとめてきた。和田のやろうは六回にその中島にソロ食らって、六回一失点で交代しやがったです。本人がインタビューで少しそんなこと言ってましたが、やはり万全ではないようですね。しかしその後の藤岡、馬原もいい投球したので勝ち投手になりやがったです。
とりあえずキモチ悪いけどきた甲斐はあったですかね。弁当(チキン弁当)食ったらなんとなくちょっとよくなってきたし。

おいら的には、次の二つの場面でしびれてボルトちゃんしました。
@八回ウラ、すでに今日マルチ安打している松田と松坂の対戦。149(見逃しストライク)、148(空振り)、150(ファール)、128(空振り)で三振。八回だよ。やっぱり松坂はすごいわ。
A九回表、一死二三塁の窮地から平尾を三振にとって二死になってからの、馬原と赤田の対戦。150(ファール)、不明(空振り)、149(ボール)、151(ボール)、153(ファール)、150(見逃しストライク)。絶対変化球なんか投げるもんか、といういい感じの投球でした。「大馬神」というそうですが、風格というか感じが出てきたです。
明日からセリーグもはじまるです。どうせ開幕日かえるのなら、もうパとセと別々の季節にやってくれないかと思えてならないです。パを2月〜8月ぐらいでやって、セは六月ごろはじめて12月までやってる、のはどうでしょうか。一日六試合もあるともったいないよう。
←福岡のひとは風船好き。

平成18年 4月 1日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1259(1225到着)〜1620 市営雁の巣球場  
ウエスタン・リーグ公式戦 福岡ソフトバンクホークス対神戸サーパス二回戦
神戸サーパス    000 000 215   
福岡ソフトバンク   100 010 000   
 主審:福家、一塁:杉本、三塁:飯塚

ああ、はるばる来たぜ、雁の巣。
と感慨深く思います・・・前に、とにかく寒かった、です。花寒というやつですね。風あくまで冷たく、陽のぬくもりも無し。降雪の東北や強風の千葉でナイター観てるひともいるのだからガマンせねば、と思いましたが、ほんとにすごい寒かったです。
さて、ホークスの先発は寺原。三球に一球ぐらい、すごいストレート。寺原そのものを観たのは初めてではないですが、これだけ近くで見るのはもちろん初めてですので、ちょっとシビれる。しかし、これだけのタマを大勢のひとに見せられるようにしていない、という点で気にくわんです。今日はヒットもそれなりに打たれてたけど、今日の調子ならそのうちチャンスもらえるでしょう。精進すべし。
サーパスのユウキもそれなりに力強くて、まあ、いいかな。いずれにしろサーパスの四人の投手(ユウキ、野村、平山、金子)はそれなりに出来ていたです。しかし、ホークスの方は、寺原が六回投げた後、松本1回2失点、水田1回1失点と来て、竹岡0/3回5失点はびっくりした。ここで出てきた背番号122育成選手の西山は右打者の内側低めにいい玉を投げていまして、無死三塁から無失点で抑えたのは見るべきものあったです。
サーパス迎選手にベンチの上から「ゆうちゃん」と声をかけてた幼女の方はお身内の方かなんかなのでしょうか。迎が声をかけられて、一瞬びっくりしたような顔をしてからにやりと笑ったのが印象的。やっぱりファームはいいなあ。もう少しあったかいともっといいのですが・・・。
←背中を向けているひとは知らないひとですが、一人でファームの試合観ているオトコはみんなかっこいいぜ。あんまり写真載せているとそろそろ容量も心配になってきたので一枚だけ。

なお、今日は、福岡に来る前、ウソをつかれていたことが判明したです。以前の職場での九州出身の若い同僚のS氏が、「学生時代、雁の巣でアルバイトしていた」という話を聞いておりました。それは間違ってなかった(整備員であろう)のですが、別のひとが「そうそう、Sは雁の巣でビール売ってたんですよ」と言いやがって、Sもそれを否定していなかったので、おいらは雁の巣では飲食物の売買があるのだと思ってたのです(追浜や鎌ヶ谷ファイターズタウンみたいに)。しかし、昨日念のため「雁の巣クラブ」さんのHPを確認したら、売店は無いのでコンビニで飲食物買ってこい、と書いてありましたので、福岡市内で買って行ってよかった。なお、駅の名前は「雁ノ巣」(これは一発変換)だけど球場名は「雁の巣」なのですね。整備はホークスがやっているみたいですが、球場は市営だそうです。整備員はバイトだと思うのですが、オンナのコもいてユニホーム姿で「萌え」〜・・・かどうかは知らん。

平成18年 4月 5日(水)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1840到着)〜2050 広島市民球場  
セントラル・リーグ公式戦 広島東洋カープ対阪神タイガース第一回戦
一軍タイガース   411 101 200   10
二軍東洋カープ   000 000 001   
 主審:不明、一塁:不明、二塁:不明、三塁:不明

今日は早退できそうだったので、会社早引けしまして、新幹線なので高い交通費なのです、を払って広島まで行ってきました。まだまだ寒いですね。
でも二軍のひとたちは、がんばって金本先輩やシーツさんみたいに一軍に引っ張ってもらわないといけないのに、これではいけません。今日一軍監督が少し注目した選手がいたとしたら、ライトの55嶋を檜山のあとに考えてみるか、というのと、一塁にいた5栗原とかいうのを町田の後釜にするか、というぐらいではないかと思います。

はんちそはいいところばかりで、すばらしいです。ケチつけるなら、打線が打ちすぎた感がある、というぐらいです。六回無失点の下柳は500試合登板だそうで、おめでとうございます。ダイエーにっぽそハムで「毎日投げてた」からこの日があったのです。後にしてきた者たちのことも時折は思い出して欲しいですね。金本さまのホームランとかも出て、はんちそのファソは大喜びでまた傍若無人な感じでしたが、そのはんちそのファソを動員しても、外野は入ってるけど内野は三四分の入り。う〜ん、今年も前途多難ですね。

ただ、カープサポのおいらは実はそれ相応に満足しているのです。ほんとに与四球が少なくなった。入場する前の大島の1四球だけ。フォアボール出すぐらいならホームラン打たれてこい、という考えなのではないかと思います。だから、被安打18、被本塁打5本でわずか10点(ぷぷ)にとどまっているのです。皮肉でなしに意識が何か変わった感じあり。それからライン際をあけてセンターラインに詰めた内野守備体型の効果だと思うのですが、内野が少し安定して見えますね。ただし、やはり併殺がとれないので情ない。七回、6−4−3で何故併殺にならないのか。オープン戦最初期の都城球場のときと同じだなあ。遊撃山崎の動きが緩慢に見えたのですが、それでセカンド梵の二塁ベースカバーとはタイミングがあってて、梵は「捕ってから」投球動作に入っている。これではプロで併殺はとれないわなあ。この併殺崩れで走者が残ったあと、前田の失策などで二点とられてるので悲しいです。でもあさっての方向に投げてランナーを二塁に進めてしまう誰かさんよりはマシなのか・・・。八回は、同じような当たりで山崎は自分でベースを踏みに行って、6・6−3で併殺になりました。

しかし、カープの攻撃は今日もどうにもならんですね。出塁率が高いだろうから、ということで一二番に置いた御ベテランさまが内野ゴロ量産期に入っておられるので、チャンスは作れないし潰す、という状態。走れる選手が多いわけでもないし。もともとラロッカが抜けて攻撃力が落ちるのはしかたがないが、攻撃面をどうしようとしているのか、はおいらにはまだよくわからん。

九回に永川が出てきた(勝ち負けにかかわらず、ゲームのクローズはベイルと永川でやる、ということなのでしょう。これでほかの有象無象のリリーバーの負担は確かに減る)ところなど、マーティ=ブラウンのやろうとしていることは少しわかった。おそらくこれで、六月に大崩するいつものパターンではなくなる気ガス(ずるずると沈んでいく?)。確かに落ちるところまで落ちているのだから、いろいろやってほしいです。支持するです。

平成18年 4月 7日(金)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1040(1048到着)〜1311 福岡ヤフードーム球場  
ウエスタン・リーグ公式戦 福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープ一回戦
広島東洋       000 000 002   
福岡ソフトバンク   200 000 10×   
 主審:嶋田、一塁:土山、二塁:村山、三塁:山本

朝っぱらから、という感じで野球を観に行きました。朝風呂みたいで開放感あり。
開始時間を過ぎても当日券売り場を開かない球場側の態度に少しむっとしたです。そして、窓口開いた後、横から割り込んだくせにそれを男性に指摘されて突然被害者面して訴えかけていたばばあ二人組み萎え。なんなんだよ。平日の午前だから、中高年のオンナのひとが多かったです。みんなホークスが好きなのはわかるけど、ひとを出し抜けば何でもうれしいのか。
と、ぷんすかしていたのですが、野球観はじめたらどうでもよくなりました。どうでもいいのですが、コドモがそれなりにいたのは何故なのでしょうか。まさか学校行かずに、ウエスタンなんか観に来てるのか?

寺原がまた好投。最終回、また水田が変なピッチングしましたけど、なんとか逃げ切った。カープは一軍同様打たないですね。唯一当たっているのは木村拓だと思うが、上にはまだ連れて行かないのかな。カープ先発の佐藤は腕の出方に何だか違和感を感じるのですが、あれはいわゆるアーム型投法というやつだからかね。
あとの収穫は、(やん)を見たことと、雁の巣に毎日集まっておられる方たちのすぐ近くで見ることができたので、その方たち(おじさんたち)の話しを聞き耳立てて聞いたので、いろんなことが勉強になりました。なるほどね。しかし、ファームの球場に行くとどこにでもこういうグループがおられますが、お互いのグループ同士ではどういう付き合い方になっているのでしょうか。彼らの情報をつなぎあわせれば、ものすごい情報量だと思うのですが。
ちなみに、珍しく四士審判になってましたが、二塁塁審の村山さんはまだ見習い状態みたいですね。

1800(1925到着)〜2044 福岡ヤフードーム球場  
パシフィック・リーグ公式戦 福岡ソフトバンクホークス対オリックスバッファローズ一回戦
オリックス       000 000 200   
福岡ソフトバンク   000 000 000   
 主審:山村、一塁:飯塚、二塁:白井、三塁:佐藤

ウエスタン終わってから一応会社に顔を出して少しシゴトしてから、夕刻またドームへ出勤しました。少し会社の仕事(これは副業だと思っている)のほうの根を詰めたせいで会社出るのが遅れたのと、西鉄バスのあほのせいで到着したら六回裏二死になっていてちょっとぶぶうと思いました。七回表にガルシアの2ランで試合が動き、そのまま終わった。今日はレフト自由席でオリのファンのすぐ近くだったので、オリファソのふりした。
バッファローズ2番手の菊地バラ見事。八回ウラ一死一二塁で前川リリーフして、大村左飛、稲嶺右飛、九回は森本遊ゴロ、松中三振、最後は大久保の復調のためもあるのでしょうが、セーブポイントを譲って降板したが、コーチが出てきたところで内野がみんな集まって、みんなで菊地バラのお尻なでたりしてねぎらっていたです。

平成18年 4月 8日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1304(1225到着)〜1543 市営雁の巣球場  
ウエスタン・リーグ公式戦 福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープ二回戦
広島東洋       000 100 000   
福岡ソフトバンク   100 103 00×   
 主審:土山、一塁:村山、二塁:山本、三塁:嶋田

月曜日からのことなど考えるとヘンになってくるので、すべてを忘れるです。
そして、野球を観に行ったです。今日は太陽の下、黄沙いっぱいで目がちくちくしてかなわん雁の巣球場は、かなりの観衆。内野の座席と立ち見はいっぱいになったので、外野芝生席の一部を開放しておりました。
試合前に始球式のコドモと
「世界の」川崎が入念にキャッチボールをしていた。しかし川崎はまだまともに投げれないもようで、下手投げ。キャッチボールの最後の方は、コドモからゴロを転がしてもらって、川崎がゴロのキャッチングを教えていた。そして終わった後、川崎はくそガキに「ありがとうな」と言って(ちゃんと声が聞こえるわけですよ、ニグンだから)ボールにサインをしてやっていた。
始球式で、くそガキはなかなかいいタマを投げてベース前方でワンバウンド。捕手中西からボールを手渡されてベンチに戻ると、ホークス選手たちが大声そろえて
「ナイスピッチ!」と出迎えていた(ニグンだからよく聞こえる)。こういうのを見ると、世間の「ファームを観に行かないひと」というのは、どうやったらファームを見ないですんでいるのか、おいらには理解ができない、というか教えてくれ、という感じになるです。

なお、スコアシートとか見ているだけだと、六回ウラ、広島の遊撃・岡上の失策を契機に玉山がぽこすこと崩れ三点捕られたように見えますが、お鏡の失策は彼だから失策になったのであって、目の前で激しくイレギュラーしたゴロ。他のカープの内野ならグラブにも当たらないが、岡上は基本的にそのあたりは非凡だから、咄嗟にグラブを出して捕っちゃったのです。でも、それがグラブからこぼれて中前に転がったのが、エラーと記録された。記録員的にはイレギュラーによる安打にしてしまうと球場の不備を明らかにしてしまうからマズいのか?という感じ。
別にすごいとはいわないけど、岡上の守備は一応プロの守備。打撃はホントにバット持ってたっているだけのレベルですが。球をこぼした後のふてくされたような仕草もオモシロいのです。
ちなみに村山塁審は今日も他の審判からいろいろ教えられていた。

1800(1825到着)〜2105 福岡ヤフードーム球場  
パシフィック・リーグ公式戦 福岡ソフトバンクホークス対オリックスバッファローズ二回戦
オリックス       000 400 110   
福岡ソフトバンク    010 000 010   
 主審:佐藤、一塁:東、二塁:飯塚、三塁:白井

ということで、今日もダブルヘッダーですばい。今日も西○バスのくそたれのせいで少し遅れたが、今日は実は職場でもらった一塁側切符だったのですが、これはいい席だったです。
それにしてもホークス、しばらく見ないうちに楽天の次ぐらいに弱いチームになったですね。四回は斎藤が連打と押し出しで2点とられて、その後、ズレータが見事な2点タイムリートンネル。それでも斎藤は五回からまたよく粘っていたが、七回は一死二塁から遊ゴロを本間が三塁に投げ(微妙なタイミングだったが)、送球が走者の背中に当たって転がる間に走者ホームイン。この一点が痛かったですね。
ホークスも、川越が降りた八回に、加藤から稲嶺、代打・井手(井出じゃないほう)の連続二塁打で一点とって、少し望み出たけど、ここでまたまた
菊地ハラが出てきたです。大村三ゴロ、仲澤二ゴロ(これは塩崎の美技というべきか)、森本二ゴロで後続を断ってしまった。最後はまた大久保でしたが、菊地ハラすごいです。二日で三百万円ぐらいの活躍だぞ。おいらも鼻高々じゃよ。バッファローズファンの一部も、なんであの山崎が(広島とはいえ)遊撃のレギュラーやってるんや?とびっくりしているでしょうけど、同じぐらいおいらもびっくりしているよ。(カニめし弁当)
ところで、バファローズファンで思いだしたのですが、七回表の攻撃前にオリックスの応援歌を流し、スコアボードのでかいビジョンにレフト側応援席が大写しになりますが、その中に、
「漢待 清原和博」というボードを持ったやつがいたが、これを持っていたやつはかなりもしかしたらだけど、すごい漢侍のような気さえします。漢の清原を待っている、という意味かも知れないし、漢でありながら待られているだけで出てこない清原という批判的な意味かも知れないし、自分の後を継ぐ漢を待っている清原よ、という呼びかけの意味かも知れないし、単に侍という字を書き間違っただけかも知れないし、もしかしたら侍に毛が生えている清原、という意味かも知れない。すごくいろいろと考えさせられるボードであった。

さて、明日はデーゲームなので、ウエスタンと本割り、どちらを観に行くか。広島まで行くという選択肢もあるのだが電車賃高いので(バスで行くと疲れるし)やめて、晴れたらウエスタン、雨ならドームに来て「親戚のおじさん」と相談することにするです。そして明日の晩までに世界滅ぶといいです。

平成18年 4月 9日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1230(1205到着)〜1605 市営雁の巣球場  
ウエスタン・リーグ公式戦 福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープ三回戦
広島東洋       100 011 000   
福岡ソフトバンク   012 031 00×   
 主審:村山、一塁:山本、二塁:嶋田、三塁:土山

まずは怒りを爆発させるです。中央区清川のセブンイレブン(固有名詞)で弁当買って、雁の巣まで車で行ったのです。そして、球場の地べたに座って、さてメシを食おう・・・としたら、ハシが無いのです。普段はほ❍○ほ○か弁当だからおハシをつけてくれるのですが、今日はセブンイレブンだったので、おハシを自分でとって弁当箱の上に置いてレジに出したのです。レジのオトコが「お弁当あたためますか」とあたためようとしながら聞いてきた。おいらは冷えた弁当の方がスキなタイプだから「あたためてはだめです」と答えました。オトコは面食らったように「あ、はい」と言いながら幕の内を袋に入れたのです。そのとき、おハシを入れ忘れやがったのです。ひとがわざわざ弁当の上に置いて出したのに・・・。
すごく悔しかった。けどしようがないので、スコアブック記入用に持っているシャーペンと筆ペンの背中を使って、あとは指使って食ったです。消しゴムのくずおいしうございました。セブンイレブンはキモ中年は指で食え、という主義だとわかったので、おいらはキモ中年のくせにハシを使いたがるのでセブンイレブンの思想とは違うみたいなので、もう出入りしないこととす。

試合は見事に、ファームの試合だなあ、という試合でした。
拙攻と失策のオンパレードです。たとえば二回ウラのホークス、江川ソロホーマーのあと二死。ここで苫米地が意味も無く城所に四球。続く荒川の内飛、三塁比嘉が手を挙げながら、二塁ベースの前あたりで目測誤りで、ぽこん、と背後に落ちる。ボールに触れもしてないから、記録は内野安打。ここは追加点にならなかったのですが、続く三回ウラは明石内野安打のあと、川崎の三塁前へのバントを三塁比嘉悪送球、明石一気に本塁へ。などなど。
なんにせよファームだからまあこんなモノだ、と思うのですが、今日のすごいのは、三回表のカープの攻撃中のワンシーンでした。
ホークスの先発はベテラン・田之上。先頭の八番吉田になぜだかストレートの四球。続く岡上はバットを持って立っているだけの選手なので、バントもできないのです。一球目、バントしてファウル。そして、次の二球目が今日一番の見せどころでした。
田之上の投球はバントしやすそうな低目のタマ、岡上のバントはさすがに無能者のしわざらしく、ベースのまん前三十センチほどのところに「ぽとん」と落ちて、そのままひと転がりもせず。慌てて一塁に駆け出す岡上選手。捕手荒川がホームベースの前に出て、ボールをつかみ、セカンドに投げようとした・・・ところが、ぽろりとこぼして、球が後ろに転がった。ホークスファンが中心のスタンドがうひゃあとどよめく。大慌てでネット側に球を拾いに走る荒川。
と、そのとき、主審の村山から、信じられないコールが・・・。
「ファール」
村山は、荒川がはじいたボールを見て(背後にいたので荒川の手がボールをつかんだのが見えなかった、という言い訳になるのか)、ファールを宣告。これには両チームの選手が呆然としていた。もちろん観客も呆然。しばらくしてからカープの山崎二軍監督が出てきて半分以上呆気にとられたような顔で抗議をしていて、さすがに他の審判が集まってきて山崎監督にいろいろふにゃふにゃして三分ぐらいで再開。
これはすごいおもしろかったが、そのあとの何でもない感じのタマをバントしにいって空振りのスリーバント失敗の岡上萎え。

見習い系の村山さんにはやはり主審はつらかったのでしょう。両チームともバッテリーが主審とフィーリングが合わないようで、かなりボールの多いゲームで、両チーム合わせて六回もダブルプレーがあったのに三時間半もしていたです。長いの観れてよかったなあ、と思ったのですが、ヤフードームの方は今日は延長十二回、四時間半だったそうなので、そちらの方がお得だったか。笑店。さ○ゑ。

平成18年 4月15日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1757到着)〜2259 福岡ヤフードーム球場  
パシフィック・リーグ公式戦 福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズ戦
北海道日本ハム   000 000 000 001   
福岡ソフトバンク    000 000 000 000  
 主審:中村、一塁:丹波、二塁:秋村、三塁:薮田

まあ。なんといいますか。疲れた。
福岡ソフトバンクは12回、無安打無得点。6四球。一失策してもらって走者出した。また、振り逃げでの出塁一。
北海道日本ハムは12回、九安打、6四球、三失策(すべて出塁型)してもらった。被失策とでもいうのでしょうか。7回までに斎藤和に3安打、5四球、2失策してもらって無得点はいただけない。五回表は、無死一塁から高橋信の二ゴロ、本間が一走木元にタッチに行って、タッチをかいくぐられたカタチになって(本間は三フィート超えたと思ったのでしょう)一塁にあわてて投げて送球それて一二塁。飯山送れず三振、マシーアス二ゴロで二死一三塁。ここで森本(ひちょり)ストレートの四球、の4球目がワイルドピッチになって三塁ランナーが突っ込み・・・かけたら、バックネットから的場のところへ球が返ってきて、三走タッチアウト。

このあたりでこれは変な試合だとは思ったのですが・・・。5回ウラ、井手正のセンターオーバーのライナーをひちょりが超人プレーで捕球、フェンス激突。四回表のホークス・カブレラがセギノールの左中間のライナーのランニングキャッチもスーパー。でした。

九回ウラまでホークスはハム・八木に無安打無走者。ユメのノーヒット試合が見られるかと思ったのに、九回では試合は決まらず、十回表は、先頭マシーアスがレフト前セーフティバント。本間の失策等あり、一死満塁。このあたりで決まって、十回ウラで無安打無得点か、と思ったけど、いなばセカンドショーフライ、川島二ゴロ。
結局
八木は十回ウラも無安打(ただし、八回、九回、十回とずっとランナーセカンドまで行ってた)。十一回表、ハムは二死一三塁、ここで途中出場のSHINJOに馬原出てくる。くそ三振。ハムは十一回ウラから武田久が出てきましたが、よく替えたものだ。ヒルマン冷酷というのか、ナイス判断というのか。確かにこれで十一回、めろめろになりつつあった八木がサヨナラ食らったら、野手陣の精神的ダメージ強そうだからいい判断か。
12回表、ハムはまた一死一三塁。ここで川島の当たりはぼとんぼとんと二遊間へ。前進守備の遊撃森本よく追いついて、セカンドベースを踏んで踏ん張って一塁へ送球、川島必死のヘッドスライディング、で一塁セーフで、決勝点が入りました。
そのウラ、ハム、マイケル、二四球ながらも無安打でセーブ。

一応、無安打無得点試合成立。試合時間といい、壮絶?な試合であった、というべきか。

おいらは、いつかは無安打無得点試合が見たいと思っていたです。統計とると年間にセ・パであわせて二試合ぐらいある見当になる(ファームの統計は知らん)ので、400〜500試合みれば一回見られるはず。ちょうどおいら500超えたあたりでないかと思うので(ファーム等含むが)、最終回が近づくにつれて敵味方なく、一球ごとに「おおおお」と盛り上がり、ひとつの白球をめぐってすごい雰囲気になる、という、それが見たくてたまらなかった。
しかし、ヘンなカタチになってしまいました。ハムが表だから、ハムが点を一点でもとらないと試合終わらないから、一打者ごとに「うおお」と沸きもしない。というか、この球場のホークスファンは、そういう発想はあまりないみたいで、「勝敗」にしかこだわりないみたい。試合終了後のみなさまの会話も、無安打に終わった屈辱とゆゆしき打線の弱体化は話題にもなっていなくて、ちょっとびっくりした。相手の投手が一人でないからいい、というたぐいの問題ではない。八九回、ノーヒットゲームになるかどうかというころに、九時過ぎたら、もともと減反田んぼ状態だった内野席のひとがごっそり減ってしまったのは、何か悲しかった。
今日はレフト外野立ち見なので、ハムふぁんの後ろだったのでまだしも救われたが。
すばらしい試合だけど、ファンの方のご興味の方向については、正直、ちょっとがっかりした。(オンナの多い球場だということにも一因あると思いますよ。ホントにオンナ集団、オンナ二人連れ、の多い球場だね)

@    試合終了後、通路のテレビで見た、八木投手の笑顔すばらしいです。顔悪いから、一段とすばらしいです。ヘンなカタチになってしまいましたが、彼の人生の「輝ける日」に同じ空間にいたことを誇りに思います。

A    左翼外野席最後列の立見席、やはり、当然のように、ビジターチームファンの落書きがたくさんありましたぞ。「おお、ロッテ」とか「大阪魂爆裂」とかいうのに混じって、いったいどこの心ないファンが書いたのか、「阪神ファンに告ぐ。荒らすな」という落書きが光っていた。はんちそファソはそういう自分たちが批判されているの観るとすぐ「おまえ読売の手先か」というんだよなあ。

まあなんにせよ、今日のスコアブックは昨年の楽天初勝利翌日の歴史的大敗、のスコアシートとともに保存ですだね。(松中弁当)

平成18年 4月16日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1300(1300到着)〜1631 福岡ヤフードーム球場  
パシフィック・リーグ公式戦 福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズ戦
北海道日本ハム   010 100 110   
福岡ソフトバンク    000 000 000  
 主審:柳田、一塁:山村、二塁:丹波、三塁:秋村

ドームについて、すぐに弁当買おうとしたのですが、前に並んでいた家族連れがうりうりして時間食って、もう試合開始が迫ったきたので、売り子のババアが要領得んことぬかすから、ひさしぶりで「早くしろよ」と怒鳴ってしまったではないですか。
昨日の試合があんなのでしたので、ドーム全体がなんとなくギスギスした感じでした。立ち見の下の方でホークスふぁそらしきもの同士で怒鳴りあいしていた
(特に「なにいってんだ、もう南海ホークスじゃないけん、どうしてわからんと」という声が印象的。一体相手は何と言ってたのだろう。「もう大阪へ帰れ」かな?)で、まあ、試合は上記のような流れで、2回、3回、7回の満塁のチャンスに追加点がとれないへっぽこハム(8安打七四死球一被失策で4点)相手とはいえ、ホークスが打てないのでどんどん差が開いていきました。ギスギスが昂じて、6回、内懐に死球を食らったズレータが激高なすって金村をぼかぼかぶん殴って退場になってしまいました。二死一二塁で狙って死球はないし、だいたいアタマでなくてハラだから、みんな何で怒ったのかはじめわからんかった。金村もわからんみたいでした。

試合負けた後の帰り道でも、コドモが泣いたり、お母さんが怒鳴ったり、かなりギスギス。おいらはにやにやしながら帰ったのだよ。

それにしても、ハム金子の守備はかっこいいなあ。セカンドでGG賞取って、遊撃にコンバートされて嫁さんもらって、というときにアルモンテ弟が来まして突然干されたというか出てこなくなったですが、守備がかっこいいのよ。なんというか、踊っているみたいなのよ。しかも確実なのです。今日はスクイズも決めたので、体調万全ならどんどん出てくるのでしょう。田中幸も一本ヒット打ったし、ハムに同情的なおいらとしてはいい感じの試合でした。試合になかなか出てこないSHINJOさんも今日は出てきて、打撃は一安打ですが、すごいセンターフライ捕る。なんであれをいかにも当然のように捕るのか。すごいです。

あまり野球に関係無いハナシなのですが、ハムの北海道に行ってからの応援歌に「時計台・・・北の大地で大いなる大志を抱き・・・」というくだりがあるのですが、「大いなる大志」というのは何なのでしょう。去年から気になってしようがないのですが・・・。
まあ、これはまだ、そういうモノがあるのだろう、で笑ってすませるのですが、楽天応援歌の
「三日月仰ぎし(だっけかな)少年の」というのはちょっとわけわからないよう。これは、仙台城跡に三日月のついたカブト姿で銅像の立っている伊達政宗先生の、「馬上少年過ぐ」という有名な自作詩の一節を引いている、と考えないと、わけのわからない一節なのですが、この作詞家の方は、おそらく司馬遼太郎先生の小説の題名だけしか見てなくて、その中身さえ読んでないのではないかとさえ疑わる。「馬上少年過ぐ」「少年」はヤング・エイジという意味なのであって、ボーイの意味ではないのです。
ハムの歌は「これ、おかしいね」といって笑えばいいのですが、こちらは意味が違っちゃってるので、わけがわからない。
東北地方にはもっといろいろ歌うべきことがあるのでは、と思うのですが、わざわざ伊達政宗さんを出そうとして、言葉の意味を誤解して使っているので伊達政宗さんさえ出てこずに、わけのわからない少年だけ出てくるという。これはお金を払うに値しない詞ではないか、と思うです。

なお、これも直接の関係はないのですが、今日も心無いビジターファソの落書きを検閲したです。「近鉄優勝阻止」など、2003年以前と思われる落書きが多いですね。今日の「いい感じ賞」は「ダサイぞ市民球団FDH(ふくおか・○いそー・ホークス)」かな。

平成18年 4月22日(土)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1330(1225到着)〜1905 米子市民球場  
セントラル・リーグ公式戦 広島東洋カープ対中日ドラゴンズ四回戦
中日      011 100 010 003  
広島東洋    300 001 000 001 
 主審:杉本、一塁:谷、二塁:吉本、三塁:木内

SHINJOさんが辞めるのですか。へー。
というようなことも話題になっているようですが、そのような中、夜行バスで米子まで行ってまいりました。「野球観にそんなところまでよく行くなあ」とお見下しになられるひともいるかも知れませんが、「野球でも観に行くのでなければそんなところまで行かない」ような気がしたので行ってきたわけです。
まあ、たいした試合でした。カープが追いつかれて延長に入って最後は力尽きた、みたいに見えますが、カープは9回まで6安打、ドラは12安打ですので、実はドラが攻めきれずに延長になった感じです。カープは九回の裏の一死満塁を逸機したのが痛かったですね。しかし、これについてはわたしは一死満塁で新井・前田に回ったところでこのチャンスは実らない、ことを見切って新たにフランクフルト買ったですから、やはり長く観ているとカンが働くものです。

九回で帰ってしまわれましたが、すぐ後ろで見ていた三人組のじじい、知ったようなこと言ってうるさかったが、解説者みたいなことしか言えなくてうざい気もしたが、ほんとにプロ野球が来るのを楽しみにしていたことがひしひし伝わってきたです。来年も見られるといいですね。
とにかく、福岡ドムなどと違って、コドモ連れと年寄りの男性連れが多かったですね。みんな「広島・中日戦」といわずに
「プロ野球」と言っているのです。米子の町でも「プロ野球みにきたのですか」とは聞かれたけど、広島とか中日とかはだれからも聞かれなかったです。また、当然のことなのでしょうが広島・中日のほか阪神のグッヅも売っておられ、阪神グッズに身を固めたおじさんとか平気で何人もおられたです。「プロ野球はこれ一家なり」の大同団結の感じでした。ただ惜しむらくは、観客の数が・・・いいとこ五千か・・・。

↑注意してみると外野が二人しかいないのがわかるです。

そして12回になったのです。午後六時半過ぎ。照明が暗いので、外野手がなにかどえらいミスをしないかと心配でした。
この回はカープは(まともな)投手がいなくなって、来週また先発に回るであろうロマノが出てきまして、立て続けに2四球、続く世界記録ニンゲン川相のバントは一塁側へのショーフライになったのですが栗原飛び込むもとれず犠打成功で一死二三塁、タニシゲ敬遠の一死満塁で投手広池、同時にブラウン監督はマウンドに上がり、内野登録の福井をベンチから呼び寄せて、マウンドのところで何か野手陣と打ち合わせ。セカンドの東出がベンチに帰りかけたのを大仰なゼスチュアで押し止め、東出を通じてセンター緒方に声をかけて、彼をベンチに下げた。アタマをひねりながら緒方がベンチに下がる・・・。ところで、おいらにもわかりました。いわゆる内野五人シフトですね。

前進守備の内野五人になったのを見て、観客(この時点ではもう二千人ぐらいしかいなかったような・・・)が「おおう」とどよめき、ついで大笑いで、なかなか緊迫した場面でしたがみな和やかになりました。
打者・井端。セカンドベース上のセンター福井がすごくうれしそうでした。
井端の打球はサード真正面のゴロ。本塁封殺で二死満塁。ちなみに、このときサード新井が少しよろめいたのでホームゲッツーがとれなかったのではないか、と見る向きもありますが、そこはもう井端がすごい勢いで一塁に走っていたから、まともに行っても無理だったでしょう。
ということで、井端悔しかろう。
センターに東出が回って、福井がセカンドに入って、通常守備位置に戻りまして、福留、井端のカタキを討てるか・・・。第一球は内角にびしりと来ました。広池案外落ち着いておられます。そして第二球は・・・広池投手お得意の左打者のはるか遠くへの指に引っかかったようなノーコンボール。これをしかも捕手倉、無造作に片手で捕りに行って後逸。決勝点が入ってしまいます。
スタンドは嘲笑の嵐。
「東出、キャッチャーの後ろ守ってやれ!」
の小気味よい野次が飛びます。みんな和やかとなる。続いて福留、とどめの二点タイムリー。

その裏、一年ぶりで新井さんのばかポンを見た。試合になんの関係もなく、どかん、と当たって、びゅうん、と飛んでいくホームラン。スタンドは否が応にも和やかとなって、五時間35分の「壮絶な試合」終了。

平成18年 4月23日(日)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1330(1305到着)〜1635 米子市民球場  
セントラル・リーグ公式戦 広島東洋カープ対中日ドラゴンズ五回戦
中日      000 000 000   
広島東洋    011 000 56×  13
 主審:木内、一塁:本田、二塁:谷、三塁:吉本

快晴なり。初夏の明るい日差しは肌をじりじりと焼く。やはり野球は太陽の下で観るのが一番ですね。
この球場は、もう少し外野の芝生席が広ければいいのでしょうが、まあしかたがないか。

↑始球式。山陰の星の横でリトルリーグのガキ投げたですが、みごとなストレートでストライク。山陰の星や山本マサより速いカモ。ナイス・ピッチ。

マイクの調子が悪いらしく、カープの先発投手・佐々岡に関するチームアナウンサーの紹介は、「お隣島根県が生んだ山陰のほし・・・ささ・・・」というものでしたが、まあそこは意を汲んで、みんな「おかしんじとうしゅ!」というコトバを補ったぐらいの時間を空けて拍手する。今日はご親族とかも見えてたのでしょうか、おそろしく好調で、東出さん、栗原さんなどもナイスプレーをなされ、五回までパーフェクト。タマの数も53タマというペース。
対する山本(今年から「昌」は取れたんだっけ)も悪くなかったのですが、二回栗原、三回嶋にスタンド持っていかれたです。それでもその後完全に立ち直って、二人あわせて八十歳近いと思われるものの投手戦。六回・七回はドラがランナーを出し、流れはドラの方に向きかけていた。流れがぷつん、と変わったのは、七回二死一三塁で、佐々岡の牽制球で一走ウッズがタッチアウトになったところでしょう。

↑アタマのまともなやつは、左側の照明塔の根っこ左側に、雲をかぶった大山が見えるです。バカには見えない。

その裏、一死から、石原・梵の長短打で一三塁になって山本が降板、デニー友利(※)が登場。広瀬・緒方に連続安打されたところで、ドラの緊張の糸がお切れになりました。というか、かなり暑いし乾燥していたし、グランドがそろそろ限界だったのでしょう。ひどいイレギュラーもあり、デニー降板で投手小林、東出三振で二死、嶋セカンド内野安打(これは荒木よくつかんだが)+暴投、新井・遊撃内野安打(これはワンバウンドのいい送球をウッズがうまく摑めず)、でこの回五点。八回裏には、遊撃失からはじまりまして、石原二塁打、一死後、広瀬四球、緒方三塁強襲(強襲、というほどの打球でもないが、グランドが悪いので記録員ももうやけくそか)、東出セカンド内野安打(これはほんとにエラーだと思うが)、嶋満塁ぽんるいだ、で六点でした。
八回表にはカープ新井が失策と強襲安打に記録された失策、とふたつやっているので、どちらが先にやるか、のせめぎあいでドラの緊張が先に切れたということか。
(※)ベイスターズ時代、横浜スタジアムで「ピッチャー、デニー」のコールがあると、レフト側外野席から「デニー、今日も頼むぞ」の声がかかったのは周知の事実。

後ろの席にいて、くだらん会話をしていた高校出たばかりぐらい?のオトコ二人組み。野球になんにも関係のないクイズを出しあっているのですが、駅名とか特急の名前とか私鉄のキロ数とか・・・すごい不健康なクイズばかりなので山陰のワカモノは心配だなあ。米子は人口15万人だそうですが、プライド高いみたいだしなあ。

平成18年 4月27日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1805到着)〜2200 福岡ヤフードーム球場  
パシフィック・リーグ公式戦 福岡ソフトバンクホークス対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北楽天        012 100 210   
福岡ソフトバンク    000 001 200  
 主審:山村、一塁:柿木園、二塁:林、三塁:丹波

ぎぎ。言ってはならんこと言うです。
その@「○鉄バス、いい加減にしろ。また試合開始に間に合わなかったやないか」・・・と言ってみたけど取り消し。この町で○鉄と九○×力の悪口言うとほんとに博多湾に・・・あわわ。
そのA「平日の福岡ヤフードームは、実はガラガラなのです!」今日は外野席でごろごろしながら見れました。広島市民球場に慣れている当方から見ても、外野がこれだけガラガラしているのはどうかと思う。特に、八回裏のホークスの攻撃が終わったところで内野のお客さんがごっそり帰ってしまったので、その後はほんとに広島市民球場みたいでした。確かに八回表の一点で勝負あったの感じではあったのですが、相手はなにしろ楽天だし、帰ってしまうのはもったいない・・・でももう十時前だったからしかたないか。

←マズい証拠写真

今日は「東北楽天非公認マスコット」と銘打って「カラスコ」が来ていました。三人組みのワル?のオンナのコを連れてきていたです。そういう華やかなのを工夫するのはいいことかなあ、とは思うのですが、楽天のチーム状態、チームカラー、カラスコのキャラクターなど考えるとオンナは要らねーぜ、という気もする。カラスコはなんといったって(これも言ってはならんことなのでしょうが)「トラッキーの中のひと」だからなあ。今日も風船を拾ってお客に食わせる、という必要性について理解に苦しむパフォーマンスを敢行して、福岡のファソをあきれさせていたです。
最終回近くに来たときに「とラッキー!」と声をかけて・・・みようかと思ったのですが、こわいのでやめました。そう呼ばれたときだけ、はりぼての目が赤く光るというウワサもあるですし。うそ。
←カラスコたち
六回、ファウルを打った松中のバットが折れた。即座にバットボーイがバットを持って駆け寄る。おそろしく足の速いバットボーイだな、と思ったら川崎でした。ファームでの振舞いといい、こういうサブマネみたいなことするのが好きなキャラなのだな。鹿児島出身の深みもあるですか。(特選幕の内)

平成18年 5月 2日(火)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1800(1925到着)〜2202 福岡ヤフードーム球場  
パシフィック・リーグ公式戦 福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズ戦
千葉ロッテ       011 000 202   
福岡ソフトバンク    300 010 000  
 主審:丹波、一塁:佐藤、二塁:永見、三塁:東

ソフトバンク負けました。ホークスがどうこういうよりも、おそらくマリーンズが調子いいんですね。去年のいいときみたいに強かった。ひさしぶりで薬物でもアレしたか?なぐらい。終盤はマリンが押し気味で、ホークスは藤田からも点とれそうにない雰囲気でしたので、九回表、馬原が出てきたときは延長にもつれこむか、ぐらいに思ったのです。しかし、先頭、途中出場のサブローがぼてぼてのゴロでセンター前ヒット。これは不運。続く今江はバント失敗の2−1から打って、ぼこんと上がって、ふらふら、とセンター前に落ちた。これも不運。しかし、この二本のヒットで、馬原は自信を喪失したに違いなかとです。勝負を分けたのは次の堀の左飛とおいらは思います。カブレラも予期していたし、彼の動きが悪かったわけではない(カブレラの守備はかっこいい)し、さらにいえば、決して深い当たりでも無かった。しかし、左中間の浅めのフライで、サブローがタッチアップして三塁セーフになってしまう。これはサブローの能力値が高かった、としか言いようがないです。ついでに送球が三塁に送られるのを見て今江も二塁に到達した。
後ろの席のお父さん(といってもおれより若いと思うが)が「なにやってんだ、レフト、ちゃんとした送球しろ!」と怒鳴っていたが、これは小学校五年生のムスコ(「三年前の二年のときは云々」と言ってたことから推測)が「カブレラは悪くないと思う」と言ってたのが正解。ちなみにこの子はお父さんの命令で松田が出てくるたびに「湯上谷!」、大村には「大村崑!」と声援していたかなりレベルの高い少年ですた。ハナシ聞いているとサウスポーらしいので、彼に幸多かれ、と思うです。

この後の攻防も緊迫して、よかった。ホークスは西岡を歩かせて一死満塁。そこで、途中出場の捕手・辻。辻のレベルで馬原の玉にバットが当たるはずがない。三振だと次が四割打者・福浦になる。これは大勝負。
と思ったのですが、辻のヤロウがバットに当ててしまい、前進守備の遊ゴロ。川崎→的場とわたって本塁封殺、さらに一塁も微妙なタイミング、だったのですが、的場がお手玉して一塁には送球できず。やった、という的場のキモチもかなりわかるです。しかし、まともに投げても一塁はムリだったろうと思われる。
そして、
福浦と馬原。見ごたえはあり。2−2から七球目、2点中前打。見ごたえはあったのですが、七球全部ストレート。これはどうもうなづけない感じもします。どういうことなのでしょうか。ちなみに後ろのお父さんは「センター、もっと前で守ってろよ、なんでわからないんだ!」と怒鳴っていたが、これもムスコの「すごい前進守備だったじゃないか」の方が正しい。
裏は小林雅が1安打で抑えてゲームセット。そういえば、九回裏、マリンが守備についたとき、レフトスタンドからの「福浦コール」に福浦が臆することなく帽子をとって応えていた。わかるひとにはわかると思いますが、かなり勇気を分けてもらえる行為、でした。ぷげげ。
試合終了後、
「よし、しようがない、また明日だ」
とお父さんは言ってたです。なんかいい親子でしたな。まあ、王さんは七回に投手代えすぎだよ・・・と、この町でビックワンの悪口は許されないのでした、失礼しました。(清広のさば寿し)

平成18年 5月 4日(木)  表紙へ  topへ  この日の日記へ
1330(1325到着)〜1625 明治神宮球場  
セントラル・リーグ公式戦 東京ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ第六回戦
広島東洋       001 000 300   
東京ヤクルト     000 000 000  
 主審:佐々木、一塁:井野、二塁:森、三塁:萩原

広島東洋ついに四位進出!
というある意味画期的な試合でした。外野、特にレフト側はよく入っていた。
三回表、それ以外の打席ではチャンスを潰す以外の働きをしないカープ新井のばかぽん(ばかみたいなホームラン)でカープが先制。一方ヤクルトはよく守っていましたが、佐々岡の好投でチャンスすら作れず。ようやく六回裏に連打で一死一二塁にしますが、岩村、ラミレス凡退。
試合のヤマ?は続く七回の表、この回から出てきた五十嵐が森笠四球・緒方死球で無死一二塁を残して降板し、左の続くところで、右サイドスローの吉川が出てきました。この古田采配の継投が少しよくわからなかったです。とにかく東出はスリーバント目でやっと前に転がし、これを吉川、サードに投げようとして思いとどまって一塁に投げたが東出の足が速くセーフ(内野安打)になって、無死満塁。続く嶋のところも吉川続投で前進守備の遊撃横へのゴロ、宮本が追っかけてグラブにあてるもどこにも送球できず、内野安打で一点。なお無死満塁で、チャンス・クラッシャー新井が初球をひっかけて三ゴロ。これを岩村がつかんで、足を置いたところに三塁ベースがあって(三塁封殺)、本塁に投げて本塁封殺して捕手・米野がすぐさま一塁に投げて新井もアウト。・・・のはずありません。この流れだと本塁がタックプレーになるはず。三塁塁審が改めてアウトのゼスチャーをしたので、主審が本塁封殺を取り消して、三塁ランナーの得点が認められました。岩村や古田監督が出てきてサードベース踏んでない、と抗議してましたが、あんだけ言うんだから踏んでないんだろうな、と思いますが、三塁塁審がアウトの宣告は早めにしているので、米野が無頓着にファーストに投げてしまったのがボーンヘッドと思われます。
まあ、なんにせよ、これで二死、前田敬遠で栗原と勝負したら栗原が左前打でもう一点入ってしまいました。
スワローズは八回も吉川で行って、九回は石井弘でびしっと締めてましたが、七回の継投がちょっと不可解でしたね。
カープについては、東出が守備で拍手されるまでに成長?していたのでびっくりしたです。確かに、セカンドベース寄りのゴロの捌きがあれれ?と思うぐらい巧くなっている。一塁手を左に寄せて一二塁間を狭めるブラウンシフトの効果が出ているですね。

1756(1801到着)〜2000 明治神宮球場  
東都大学リーグ 立正大学対駒沢大学戦
駒沢大学     000 300 000   
立正大学     000 000 100  
 主審:笠輪、一塁:西村、二塁:関根、三塁:小島

ということで、せっかく東京まで来たので、大学野球も見ました。一度球場追い出されてから入場で、1800開始予定と言ってたのに少し早く始まりやがったです。五月というのに寒かったです。やはり東京は日没が早いから早く冷え込むのだなあ。
どうこうということもないのですが、広陵の津田くんは立正にいたのか。9回完投で被安打5のうち4本が四回に集中して、うち一本が榊原くんという選手の右越3ランホームランで、それだけで負けたです。立正は後半は増井投手を攻めて押し気味だったのですが、もう少しチャンスを大事にしないと、なあ。以上。

ところで、試合終了後、ネット裏にいた三人の男性の会話を聞くともなく聞いていたら、
A「じゃあ」
B「また明日」
A「明日は来ないよ」
B「どうして?」
C「Aさんは明日は仙台だよ、仙台六大学」
B「遠征っすかあ」
と言ってました。別に彼ら現役でもスカウトでもない。要するに趣味の方々。こういうひとたちを見ると、こちらまで勇気づけられる。おいらももっと頑張れるに違いないのだ。

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