トーストを食べまくる炭水化物ライオンだ。たべるためにハタラクかも知れんが、ハタラクためにたべるのではないのである。
平野部では、サクラもそろそろ満開でしょうか。
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おいらは山の中で暮らしています。
山中相送罷、 山中に相送ること罷(おわ)り、
日暮掩柴扉。 日暮れて柴扉を掩う。
山の中で、おまえさんを見送り終わった。
日が暮れてきたので、柴の扉を閉ざした。
「掩う」という言い方は、「扉を閉めるだけで、錠を下ろさない」という意味です。
・・・それから何年経ったであろうか。
春草年年緑、 春草は年々に緑なり、
王孫帰不帰。 王孫は帰るや帰らざるや。
春の草は、毎年みどり色になるけれど、
おまえさんはいったい、帰ってくるのやら来ないのやら。
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唐・王維「送別」詩。みなさんは山を下りて、俗世でたいへんな目に逢っているのでしょう。おいらだけは楽ちんに暮らしていて申し訳ないなあー。なお、王維の「送別」詩といえばこちらの方が名高いですが、そちらの人は自分が俗世にいる立場ですので、羨ましそうです。