また明日は月曜日ですよ。繰り返す「恐怖の一週間」。
もう耐えられなくなってきた。帰ろう。帰ってしまおう。あのふるさとへ。
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ということで、これ↓は実は唐の時代に、おいらに贈られた詩だったんです。
―――ここまで同行してきたのだが、このあたりが限りであろう。
下馬飲君酒。 下馬して君に酒を飲ましむ。
馬を下りて、君に別れの一杯を飲ませた。
そして、
問君何所之。 君に問う、いずくにか之(ゆ)くところぞ。
君に問うた。「これからどこに行こうとするのか」
この「君」が実はおいらなんです。
君言不得意、 君は言う、意を得ず、
帰臥南山陲。 帰りて南山の陲(ほとり)に臥せん、と。
君は答えて言うた。「どうもうまくいかなかったのだ。
(郷里に)帰って、あの南山のふもとでごろごろ寝るばかりの生活をしようと思う」
そうか。それならばここで別れて、
但去莫復問、 ただ去れ、また問うこと莫かれ、
白雲無尽時。 白雲は尽くるの時無からん。
振り向きもせずに行ってしまえ、もうわたしのことを気にかけてもらう必要もない。
(君の帰りゆく地では)白い雲はもくもくと永遠に湧き続け、君にはもう何の憂いも無くなるのだろう。
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唐・王維「送別」。すばらしいでちゅねー!おいらはありとあらゆる「漢詩」というものの中で、この詩が一番・・・ちょっと言い過ぎかな、これなんかもあるし→白雲のうた)・・・えー、五本の指に入るぐらい、スキでちゅう♡♡♡
・・・ということで、八月も尽きましたし、おいらは白雲湧く南山のほとりに帰ることになりました。みなさんどうも長い間ありがとう。