凄まじい悪。巨大ニワトリのおしりを突っつこうとするぶたデビルである。しかしお尻を刺されればお尻が痛いであろうが、心の痛みを如何せん。
今日の講話会では「そんな解釈はないだろう」「肝冷斎はダメだ」「何も知らないのだな」「ばーか」と大批判を食らってしまった。くちょー。心が痛むぜ。もうやる気ありません。山の中に帰ります。
そういえば、岡本全勝さんも休筆宣言をしているなあ。心を痛めるようなツラいことがあったのだろうなあ。
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「痛い」といえば、先輩方からこんなコトバを聞いたことがあります。
惜児惜食、痛子痛教。
語呂を合わせてあるので意訳しないと意味がわかりづらいのですが、読み下せばこんな感じになるのだと思います。
児を惜しめば食を惜しむべく、子を痛しとせば痛く教えよ。
コドモがかわいいなら、食べ物は質素にせよ。(ぜいたくをさせるとよろしくない。)
コドモが大切だと思うなら、教育は厳しくせよ。
うんうん。
此言雖浅、可謂至当。
この言は浅しといえども、至当と謂いつべし。
このコトバ、深遠なものではありませんが、ほんとうにいいことを言っていると言えましょう。
ほんとうですね。
至教子嬰孩、教婦初来、亦同。
「子を教うるには嬰孩にすべく、婦を教うるは初来にすべし」に至るもまた同じ。
「コドモは赤ん坊のうちにしつけ、女房は新婚のうちにしつけよ」というコトバもまた、同様である。
わーい。こちらはコワいので同意しません。
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元・孔斉「至正直記」巻一より。明日からは山中で静かに暮らします。どこかの洞窟で岡本全勝さんに会えるかも知れないなあ。