うるさいイヌやひよこに干渉されても、いつものことである。気にせず自由にうだうだと生きるモグやナマケモノ。
あうー。更新めんどくさい。眠たいし。
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眠たいので短くいきます。
今日は梅雨入りで雨だったんで、雨の夜につきまして。
雨風月如晦。 雨風に月は晦のごとし。
頑犬吠成群。 頑犬は吠えて群れを成す。
雨と風の夜、晦日の夜のように月も無く、
うるさいイヌどもは群れを成しておれに吠えかかる。
わーい、これはたいへんだ。
だが、
是亦尋常事、 これまた尋常の事、
利害何足云。 利害は何ぞ云うに足らんや。
こんなのいつものことではないか。
得するとか損するとか、そんなことは言うに足らない。
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佐久間象山「省侃録」より「漫述」(そぞろに述ぶ)詩。この一篇、雨に降られイヌに追いかけられたダメおやじ・肝冷斎の「おいらはいつもこうなんだ・・・」という独語と読めないでもないが、象山先生の詩なので頑迷な保守派に対する闘志を駆り立てておられる詩なのでありましょう。