月にタコ。風流である。今夜は雨だが。
木曜日まで来ました。しかしまだ明日があるとは・・・。
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明の文人・王世貞の家にいた食客(居候)は、碁が好きらしいのだが、
甚劣。
甚だ劣なり。
あまりにもへたくそであった。
ある日、同僚と碁を打っているところへ王世貞が覗きにきた。
食客は
起曰、某棋不足観。
起ちて曰く、「某の棋は観るに足らず」と。
立ち上がって言った。
「先生、わたくしの碁はご覧になるような値打ちはありませんよ」
「まあまあ」
と座らせて、王世貞はしばらく碁を見ていたが、やがて、「うーん」と腕組みを解いて、
君棋甚佳、但長不落。
君が棋は甚だ佳(よ)し、ただ長ずるばかりにて落つることなし。
「君の碁はすばらしいなあ。どんどん強くなっていくばかりで、弱くなることはないんだからなあ」
と言って、立ち去って行った。
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明・曹臣「舌華録」謔語第八より。
今日は南関東地方雨で、千葉マリンのZOZOスタジアムも中止になったので早めに帰ってきましたが、昨日からすごく眠いので、短くずばっと終わります。・・・あ、ちがう、終わりますでぶー。(あやうくニンゲンだと思われてしまうところだったな、気をつけなければ。)