平成27年7月31日(金)  目次へ  前回に戻る

やっと週末だが・・・どうせなら永久に休みたい、休みたい、休みたい〜、わわわ〜。

うつ。気力なし。

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気力無き故、今日は簡単な問題。

才発発無茶、 才発なるは発して無茶なり。

偏屈屈不暢。 偏屈なるは屈して暢びず。

 才気のはじけた者@は、ぶっとんで無茶なことをする。

 むっつりした偏屈者Aは、ねじけて伸びあがることができない。

ここまでは誰もが頷いてくれることであろう。

さて、では問題。

俗物与先生、 俗物と先生と

両様孰本当。 両様、いずれか本当ならん。

 俗物野郎Bと学者先生Cとでは、

 どちらが真実の側なのだろうか。

む。

むむ。

むむむ。

これは意外と難しい?

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「福澤諭吉全集」第十九巻「道聴途説」抄に所載(「福澤諭吉の漢詩35講」より)。明治十二年(1879)、福澤先生満44歳のころ、義塾の事務室に置かれた「楽書き帖」に記したものだそうですので、あんまり難しく考えてはいけません。「ホラを福澤、ウソゆう吉」とまで言われていた時代ですし、塾生らに「@〜C、どれにもなるなよ」と軽い気持ちで呼びかけているんでしょう。よって、答えはBもCもダメ・・・という感じ。

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