フィールドワークから帰ってきました! ・・・と思ったら、明日はもう会社。
(T_T)
心の平安を求めておりましたら、こんな言葉が聞こえてきた。
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老師曰く、
日生月落、古今異乎。
日生じ月落つ、古今異なれるか。
「毎日、太陽が昇り、月が沈む。これは今とむかしでちがうことだろうか。」
ある人答えて曰く、
同也。
同じきなり。
「同じです」
老師曰く、
雲白山青、古今異乎。
雲白く山青きは、古今異なれるか。
「雲は白い。山はみどりじゃ。これは今とむかしでちがうことだろうか。」
「同じです、先生」
夏葛冬裘、古今異乎。
夏は葛し冬は裘す、古今異なれるか。
「夏になればひとびとは葛を編んだような凉しい服を着る。冬になれば毛皮のようなあたたかな服を着る。これは今とむかしでちがうことだろうか。」
「同じです、先生」
よろしい。
すなわち
天同也、地同也、人同也。
天同きなり、地同じきなり、人同じきなり。
天も、地も、ニンゲンも、ずっとちっとも変りはしていないのだ。
そして
人寓形於天壌之間、特須臾耳。
人の形を天・壌の間に寓するは、特に須臾なるのみ。
ニンゲンが身体を天と地の間に間借りしているのは、ほんのあっという間のことでしかない。
宜流浪大化之中以順其同焉可也。
よろしく大化の中に流浪して、以てその同じきに順(したが)うべくして、可なり。
大いなる変化の中でわしらは流れゆく存在でしかない。ずっと変わりのないものに従順に生きていけば、それでよいのじゃ。
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明・葉子奇「草木子」巻四より。「自然主義」ですね。
う〜ん、でも、やっぱり平日はイヤだなあ・・・。