本日は伊是名島におります。海風強い。
・・・・・・・・・・・・・・・・
休日は原則として明るくなるおいらですが、来週のことが重くのしかかって今日も暗いのでちゅ。二週間このままならまたうちゅのお医者さんかも。
病気になっても何とか治って、
残陽鳥語頻。 残陽に鳥語頻りなり。
病起独傷春。 病より起ちてひとり春を傷みぬ。
日暮れ方、鳥がしきりに鳴いている。
わしは病いで臥していたが、やっと立ち上がれるようになって、いまたった一人で春の過ぎゆくを愁いている。
寂寞愁辺酒、 寂寞たり、愁辺の酒、
思詩興不真。 詩を思うも興まことならず。
なんともさびしいことだ。イヤになっているのに酒を酌むのは。
詩を作ってみたが、ほんとうのキモチが書ききれぬ。
ぐらいの状況にまでなれるといいのですが。
・・・・・・・・・・・・・・・・
荷風散人「春日偶成」より。昭和十七年(1942)暮春のころの詩だそうです。当時、この年の春、荷風は脚気で寝込んでいたという。・・・更新しようとしたけど、伊是名もwifiつながらないみたいです〜。また明日〜。