しごとに行った。いくつか腑に落ちないことのあった一日であった。いつの間においらの言いだしたことになったのか。おえらがたはそういうの得意だなあ。
腑に落ちない、といえば、↓この記述も腑に落ちないんです。
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日月径一千里、周三千里。
日月は径一千里、周三千里なり。
一里は我が元帝国の時代には約550メートルであーる。ということは、
太陽・月の直径は約550キロメートル、まわりを一周すると約1650キロメートルであーる。 ・・・@
何以知之。
何を以てこれを知る。
何でそんなことがわかるのであろーか。
周天三百六十有五度。以太陽日行一度、考之則知矣。
周天三百六十と五度有り。太陽は日に一度行くを以て、これを考うればすなわち知るなり。
恒星天の一周は御存知のとおり三百六十五度に分けられる。太陽はこの恒星天を一日に一度づつ移動していき、一年で一周する。このことをよくよく考えればわかるのであーる。 ・・・A
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これは元・王ツの「玉堂嘉話」巻二に書いてあるのであーる。
どんだけ考えてもAから@が導けるはずが無い。それなのに、世祖フビライ・ハーンのもとで翰林修撰・国史館編修官・翰林待制を歴任した大学者である王玉堂が、どうしてこんなことを言いきることができるのか、腑に落ちない。・・・と思うのですが、もし腑に落ちる人がいたらどうやって腑に落としたか教えていただきたいものであーる。