今日は普天間の発着多いなー。
わたくしごとですが、頭のデキモノはさらに大きくなり、今の顏はだんだん動かなくなってきた。
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元の世祖フビライが権臣アハマド(阿哈瑪特)を誅殺したとき、
籍其家、得二熟人皮于櫃中。
その家を籍するに、二の熟人皮を櫃中に得たり。
その家を捜索したところ、ニンゲンの皮を剥いで乾かしたものを二体、箱の中から発見した。
「熟」は「生」の対比語です。「熟皮」は剥いだばかりの「生皮」でなく、十分に乾燥して保存できるようにした皮なのである。
西域の秘術に詳しい者を呼んでこの皮を見せると、その者、顔面蒼白となって言うに、
「どうぞご覧ください。この人皮は、
両耳倶存。
両耳ともに存す。
両耳の皮膚までしっかりと剥ぎ取られております。
これほど完全なものは滅多に見られませぬ。
詛呪時置神座上、其応如響。
詛呪の時、神座上に置かば、その応響くが如し。
まじないを行うとき、この人皮を神の降る座に置いておけば、願い事はこだまを聞くかのようにただちに果たされることでございましょう」
と。
皇帝への呪詛を未然に防ぐことができたのは幸いなことであった。
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明・徐応秋「玉芝堂談薈」より。
頭のできもののところで、パク!と割れて、新しい本体に中身を乗っ取られて、わしもこの皮膚のようにぺろりと剥げ落ちるのであろうか。