平成22年6月15日(火) 目次へ 前回に戻る
今日は珍しく飲み会があった。もう寝ます。
孟子がおっしゃっておられる。(「孟子」離婁上篇)
有不虞之誉、有求全之毀。
不虞の誉れあり、求全の毀(こぼ)ちあり。
予想もしなかったことで誉められることがある。無事ですませようとしてかえって壊してしまうことがある。
それはそうでしょう。何でわざわざそんなこというのだ、という気さえします。が、今日もシゴトでいろんなことをいい加減にしかせずに帰ってきた。これで明日うまく行くはずがない。と思うのですが、「不虞の誉」があってもしかしたらうまくいくかも知れん、という妄想あるいは半ば信仰めいたキモチを持って眠るために、このコトバを唱えながら眠るのだ。努力しなかった者の方が勝つかも知れんのだ。
「不思議の勝ちあり、不思議の負けなし」の方がよりガンチク深いかも知れませんけど。