これが「こういうので一儲けできないか」と利欲の心を燃え盛らさせて作成した「孔問十哲」ゲームだ。しかし日の目を見ることなく朽ちていくのだ。
先週から何やら追われて(忙しくはないんですが)絵やゲームを作成している心のゆとりがありません。もうだめだ・・・と思って昨日の午後職場から脱け出し、今日まで放浪。明日は行かないと・・・ムリかも知れませんが。
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欲心正熾時、一念着病、興似寒冰。
欲心まさに熾んなる時、一に病いに念着せば、興、寒冰の似(ごと)くならん。
欲望の心が燃え盛ってきたとき、ちらりと自分が病気になったときのことを思ってみれば、気持ちは氷のように冷え切るであろう。
「熾」(し)は「火が燃え盛ること」「そのように盛んなこと」を言います。
利心正熾時、一想到死、味同嚼蠟。
利心まさに熾んなる時、一に死に想い到れば、味、嚼蠟に同じからん。
利欲の心が燃え盛ってきたとき、ふと自分もいずれ死ぬのだということに思い至れば、(金儲けのことなんて)まるで蠟を噛むような味がすることであろう。
蠟を食べたことが無いのですが、これによれば美味くはないらしいことがわかります。
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「格言聯璧」持躬篇より。今日は京都で三十何人も放火で亡くなりました。なんでこんなことになるのか。