令和元年6月26日(水)  目次へ  前回に戻る

どっか―ん!!!! コロポックルの手のモリみたいなやつ目掛けて雷神くんの雷撃が! 心が空っぽになる一瞬だ。

今週も疲れてきました。そろそろ週末では・・・ないのか・・・。

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竹は中が空っぽです。

心与竹倶空、問是非何処安覚。

心、竹とともに空ならば、是非はいずれの処にて安んじて覚らんかを問わん。

心が竹のように空っぽになったら、正しいとか正しくないとかいうさかしらな判断は、いったいどんな所にいけば安らかに覚れるのか、(自分自身に)訊いてみよう。

そんなきれいさっぱりした精神状態になれたら、是非の判断など無意味だということがわかるにちがいない。

人生の風雪を経て、

貌偕松共瘦、知憂喜無由上眉。

貌、松とともに瘦せなば、憂喜は眉に上るに由無き知る。

かおかたちが松のようにごつごつと瘠せてしまえば、憂いも喜びも、どんな感情も、眉より上、顔の半分の表情を変えることが無くなるだろう。

心配や喜びなど、大した問題ではなくなるのじゃ。

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「酔古堂剣掃」巻五より。すばらしい境地です。週末はこれに近づいているような気がするんだがなあ・・・。

 

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