令和元年6月4日(火)  目次へ  前回に戻る

マジメにやっているやつもいるとは思うのだが・・・

いつわりごとばかりの世の中なのでイヤになるなあ。・・・よし、今日はホントのこと言ってみよう。

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人不通古今、襟裾馬牛。

人、古今に通ぜざれば、襟裾(きんきょ)の馬牛なり。

むかしのこと・いまのことを何も知らないひとは、襟と裾だけきちんとついたウマやウシに過ぎない。

士不暁廉恥、衣冠狗彘。

士、廉恥に暁(あきら)かならざれば、衣冠の狗彘なり。

何をしてはいけないか、何を恥ずべきかをわかっていない士は、衣と冠を着けているだけのイヌやブタである。

わーい、ホントのこと言ってしまいました。さすがにみんな怒るかなー。

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「酔古堂剣掃」巻三「峭」より。不思議なことに、なぜかみんな怒らないんですよね。
ついでにドウブツを描いた文人画だ。最近発見されたのだ。

「ブタではないのでぶー」と悲痛な叫びが聞こえる。
キノコを食べて元気になれるカモ。

 

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