「勉強するでぶー、と思ったが、もう夜遅いので明日以降にするでぶー」の繰り返しの人生であった。
洞穴に帰ってきたらもう深夜であった。
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いにしえの善く兵を用いる者が曰う、
非利不動、 利するにあらざれば動かず、
非得不用、 得るにあらざれば用いず、
非危不戦。 危うきにあらざれば戦わず。
こちらの利益になるのでなければ動くな。
確実に得るところが無ければ計略を用いるな。
そうしなければならない危険に迫られているので無ければ戦うな。
なるほど。わかりまいた。よし、明日からも動かないことにします。
ついでに続きを読みますと、
主不可以怒而興師、 主は怒りを以て師を興すべからず、
将不可以慍而致戦。 将は慍(いきどお)りを以て戦いを致すべからず。
大戦略を考える君主は、怒りによって軍事行動を起こしてはならぬ。
指揮権を持つ将軍は、興奮したまま戦闘行為に入ってはならぬ。
と書いてあります。なぜなら
亡国不可以復存、 亡国は以てまた存すべからず、
死者不可以復生。 死者は以てまた生くべからざればなり。
ひとたび滅んでしまった国は、二度と取り戻すことはできず、
戦死した者は再び生き返ることはなく、消耗した兵力は戻らないからである。
わたしは「主」や「将」にはならないから関係ないけど、慎重にやらないといけないということのようですよ。
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「孫子」火攻篇より。前後もきちんと紹介したいんですが、なにしろまだ明日が平日なんです。こんなところにいたので遅くなってしまって、もうこんな更新をしている時刻ではないのだ、嗚呼、平日からあんなところに行ってしまったのは戦略ミスなりしか。