おかずの量が同じでもごはんの量は違うものだ。ニンゲンには分というものがあるので、出過ぎたことはしないのがよい。
今日はポッキーの日なんだそうです。
まあそれはそれとしまして、明日は平日。わざわざ出勤して世間様に迷惑をかけるわけにもいかんだろうと思いますので、もちろん休みます。断るとめんどくさいので無断欠勤してやるぜ。
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「どういうことだ、怪しからん!」
という向きもおありかと思いますが、以下のようなキモチです。うっしっし。
我自住箇裏、 我の箇の裏(うち)に住みしより、
不知幾多時。 幾多の時なるやを知らず。
わしがここに住み始めてから、
さてどれぐらいの時が流れたのだろうか。
「箇の裏」は、具体的な住居ではなく、「この世」のことだとご理解ください。
困来伸足睡、 困じ来たりては足を伸ばして睡(ねむ)り、
健則著履之。 健やかなれば履を著して之(ゆ)く。
弱ってしまったときには、足を伸ばして楽に眠り、
元気のあるときはくつを履いて出かけていく。
「どういうことだ、怪しからん」
と言われましても、
従他世人讃、 他(か)の世人の讃(ほ)むるに従い、
任你世人嗤。 你(なんじ)ら世人の嗤うに任す。
あの世間のみなさんが褒めてくださるなら褒めてもらい、
みなさんがた世間の方々に嘲笑われるならそれで結構なんです。
父母所生身、 父母生ずるところの身、
随縁須自怡。 縁に随いて自ら怡(たの)しむべし。
おやじとおふくろに生んでもらった今回の生である、
ご縁のままに好き放題の楽しませていただきますのじゃ。
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「良寛詩集」より。それではみなさんもお元気で。