どんと鳴った花火でぶう、ぶた祭り〜。
うわあ、今日もぶた祭りに出かけてい(たような意味の無い時間潰しをし)て、遅くなってしまいました。
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いろいろ考証を楽しむ時間は無いのだ。
そこで、単刀直入に言います。
逸字是山林関目。
「逸」字はこれ山林の関目なり。
「逸」(「のがれる」。面倒な現世から逃れて閑静を楽しむ)という文字、これこそ山林に隠棲した時の重要項目である。
この文字の意義を
用于情趣、則清遠多致。
情趣に用うれば、すなわち清遠にして致(おもむき)多からん。
心の嗜好に用いれば、清らかで高遠で、おもむきの多いことになるだろう。
しかしながら、
用于事務、則散漫無功。
事務に用うれば、すなわち散漫にして功無からん。
事務の処理に用いれば、ばらばらでのろのろして、何の結果も得られないだろう。
まったく、そのとおり。
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明・呉従先「小窗自紀」第73則。なので、わたしどもは、シゴトや世俗の用事には用いることができないのである。