悩んでいるヒマがあるならハタラくべきである。・・・かもしれませんが、わたしどもぶたは、ハタラいても効率が悪いです。ぶー。
せっかく週末まで来たが、ウツウツしたままである。毎日雨が降っているが、そのせいではありません。
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澄み切って青い、いわゆる「二ホン晴れ」の空を見上げながら、ある僧が言った。
万里無雲未是本来天。如何是本来天。
万里雲無きもいまだこれ本来の天ならざらん。如何(いかん)かこれ本来天ぞ。
「すっかり晴れて、万里のはてまで雲一つない―――という状況でも、それは天の本当の姿ではないのだと思います。(真理というのは目に見えるものではないでしょうからね。)
どういう状況が、天の本当の姿なのでしょうか。(真理の姿をお教えいただきたんです。)」
吾山の円智禅師曰く、
今日好晒麦。
今日、麦を晒すに好(よろ)し。
「今日は麦を乾かすのにいい日だなあ」
当時の禅寺は労働の場でもありましたから、
「はやくお前も働きに行け」
と言っているのである。
若い者を便利に働かせようというブラック寺、に見えますが、「真理に本来の姿など無いのであるが、日常的な行為の中にはそれがあるらしい」と教えているようです。はっきりとはわかりませんが。
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「景徳伝灯録」巻十四より。円智は大暦十四年(779)、江西・予章の生まれ。唐代後期を代表する禅師の一人・薬山惟儼の弟子となり、成道してからは湖南・潭州に住した。大和九年(835)示寂。
もう少しでわかりそうになってきていて、ニンゲンならもうわかっているかも知れないぐらいなんですが、なにしろぶたなのでなかなかわからないのです。ぶー。明日はウツウツと考えて暮らすことにして、更新は休むでぶー。