自分ではもう一歩も動きたくないのであった。
週も半ば、さらに今週は海外弾圧の関係で休日が無かったので、疲れてまいりました。もちろん身心ともに。
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多忙なひとは
熱鬧中、着一冷眼、便省許多苦心思。
熱鬧(ねつとう)の中、一冷眼を着せば、すなわち許多の苦心思を省かん。
「許多」は「たくさん」。
熱く騒がしいときにこそ、冷静な観点でモノゴトを見直してみるとよろしい。つらくてイヤなことがだいぶん減ると思う。
というので試してみてください。
わたしは熱く騒がしいところにはおりませんでして、冷え冷えとしたところにおります。そういう状態のときには、
冷落処、存一熱心、便得許多真趣味。
冷落の処、一熱心を存せば、すなわち許多の真趣味を得ん。
冷えて落ちぶれたときには、熱意を持ってモノゴトに対処してみるとよろしい。真実のおもむきあることをたくさん知ることができると思う。
なのだそうです。
だが、疲れて熱意は無いのである。
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「菜根譚」後集58則。せめて明日が金曜日ならやる気みたいなのも出るかも知れないのだが、まだ水曜日なのである。