平成28年3月17日(木)  目次へ  前回に戻る

うわあ、捕まったでぶーん。

ほんとに進退窮まる。明日破裂する。

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「多少箴」「多いと少ないの箴言」)というものがあります。誰の作ったものかはわからない。

曰く―――

1 少飲酒、多啜粥。

少しく飲酒し、多く粥を啜(く)え。

お酒はあまり飲まずに、粥をたくさん食え。

からだによいかも。

2 多茹菜、少食肉。

多く菜を茹(く)い、少しく食肉せよ。

野菜をたくさん食べて、肉はあまり食うな。

これもからだによさそうですね。

3 少開口、多閉目。

少しく口を開き、多く目を閉ざせ。

あんまり語らず、できるだけ(人の行動を)見ないようにせよ。

「言わざる」「見ざる」です。

4 多梳頭、少洗浴。

多く頭を梳り、少しく洗浴せよ。

頭に櫛をいれるだけでがまんして、あんまり風呂に入るな。

疲れるからでしょうか、風呂は贅沢だからか。

5 少群居、多独宿。

少しく群居し、多く独宿せよ。

あまりひとびとと交わらず、できるだけひとりで寝るようにせよ。

これはそのようにしております。

6 多収書、少積玉。

多く書を収め、少しく玉を積め。

書物をたくさん集め、宝玉はあまりたくわえなくてよろしい。

これもそのようにしております。

7 少取名、多忍辱。

少しく名を取り、多く辱しめを忍べ。

名声はあまり欲しがらず、いつも屈辱を耐え忍べ。

そのようになってしまっております。

8 多行善、少干禄。

多く善を行い、少しく禄を干(もと)めよ。

善いことをたくさんして、収入はあまり欲しがらないように。

そして、

便宜勿再往、好事不如無。

便宜再び往くなかれ、好事無きにしかず。

うまくいったことはもう一度しようとするな、いいことは起こらない方がよろしい。

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明・眉公・陳継儒「巌棲幽事」より。

勉強にはなりますが、焦眉の仕事上の問題は解決できない。風呂入って寝ます。明日が来ませんように。

もはや進退窮まったでぶーん。

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