大自然に春が来るように、ほとけさまの中に帰りゆける日を夢みている毎日・・・。
やっと一日終わって逃げるように帰ってきたのに・・・。また間もなく明日が来る〜。
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ほとけさま、このツラい「生」、なんとかなりませんでしょうか。
仏言、如人鍛鉄去滓成器、器即精好。
仏言う、人の鉄を鍛え滓を去りて器を成せば、器即ち精好なるが如くあれ。
ほとけさまがおっしゃるには、
鍛冶屋さんが鉄を熱して叩き、不純物をはねとばして純度の高い鉄器を造れば、その鉄器は精巧で立派なものになる。
それを真似なさい。
と。
はあ。
つまり、
学道之人、去心垢染行即清浄矣。
道を学ぶの人は、心の垢染を去りて行けば、即ち清浄ならん。
ほとけの教えを学ぼうとする者は、心をきれいにして、心にひっついた垢や染みついたものを取り去っていけばいいんです。そうすれば、ぴかぴかにきれいになれるんですよ。
そうなんですか。
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「仏説四十二章経」第三十五。
この毎日の、ツラく間もなく破たんしそうな生活がそういう修行になっている、と信じているしかないのか・・・。