ボロロン。おれたちに春はこない〜♪
もうイヤ。明日もこんな日が続くのか・・・。
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昨日までに比べると少し寒さが緩んだように思いますが、
宜陽城下草萋萋。 宜陽城下に草萋萋(せいせい)。
澗水東流復向西。 澗水東に流れてまた西に向かう。
河南・宜陽の町中に草は萌え出し、
谷川の水は東に流れ、ぐるっと曲がって西に向かう。
芳樹無人花自落、 芳樹にひと無く、花はおのずから落ち、
春山一路鳥空啼。 春山一路、鳥空しく啼く。
香りよい木のあたり、遊ぶ人もいないまま、花は勝手に散っていき、
春の山に向かう一本の道も、行く人もなく、鳥だけが鳴き囀っている。
という春の日は、いつ来るのだろうか。
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自然としてはいずれ春になるはずですが、比喩的な意味ではワタクシにはもしかしてずっと来ないカモ・・・。
「唐詩選」巻七より李華「春行寄興」(春行、興を寄す)(春のお出かけ、思いついたままを書き送る)。