本日は休日。シアワセである。
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善用兵者、譬如率然。
よく兵を用うる者はたとえば率然(そつぜん)の如し。
すぐれた用兵家というのは、率然(そつぜん)のようなものである。
―――なんですか、ソツゼンというものは?
率然者常山之蛇也。撃其首則尾至、撃其尾則首至、撃其中則首尾倶至。
率然なるものは常山の蛇なり。その首を撃たば尾至り、その尾を撃たば首至り、その中を撃たば首尾ともに至るなり。
「常山」は「恒岳」のこと。五岳の一、「北岳」に当たる。河北・曲陽にあり。古代チャイナのひとびとにとっては、文明の北の端っこと観念された境界の山で、「率然」とはそこに棲むおそろしいヘビのことなのだ。
ソツゼンというのは、河北の常山に棲むヘビのことじゃ。このヘビはアタマを攻撃するとシッポの方が反撃してくる。シッポの方を攻撃するとアタマの方が反撃してくる。アタマとシッポの中間のハラのあたりを攻撃すると、アタマとシッポが両方とも反撃してくるのだ。
―――へー。それはすごいですね。
(しばらく沈黙。少し気まずくなってきたかも)
―――で、では質問です。
兵可使如率然乎。
兵は率然の如からしむべきか。
―――軍隊は、そのソツゼンのヘビのように働かせることができましょうか。
可。
可なり。
それはできるよ。 ・・・・・・・・・・・・
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だそうです(「孫子」九地篇第十一より)。
―――どうしてそんなこと確信を持って言えるのか?
と疑問がすぐ湧きます・・・が、今日は下記の事情により昼間からアルコール入って眠いので、もう寝なければ・・・。続きは明日。
本日は知人の結婚披露宴に出席。招待状どおりに行ったら、なんと会場は東京ディ○ニーランドのちかくのリゾートホテルでした。あわわ。われら肝冷斎一族にとっては、兵法にいう「死地」の一つである。ここで「敵」に見つかったら一たまりもない―――ところでしたが、そこは姿をくらましたりして、何とか無事帰って来れました。ああよかった。