本日ラスボスクラスの恐怖の水曜日を終えたが、明日はほんとのラスボスの恐怖の木曜日。さらにまだ一日ある。こんなの乗り越えられたら逆に恥ずかしい、というぐらいの苦境。
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元・成宗ボルチギン・テムル治世下の大徳九年(1305)、七月のことである。
大雷撃仙林寺仏殿。
大いに仙林寺の仏殿に雷撃せり。
仙林寺という寺の本殿に、大きなカミナリが落ちた。
カミナリはちょうど本殿内の
帝釈五蔵塑像被撃。
帝釈の五蔵塑像、撃せられたり。
帝釈天の、内側も刳りぬかれた塑像に命中したのである。
カミナリのすごい衝撃と熱によって帝釈天の像は変形し、
遂作驚愕之形。
ついに驚愕の形を作せり。
おどろきおそれている姿になってしまったのであった。
カミナリに撃たれて驚愕してしまうとは、
釈子之恥也。
釈子(しゃくし)の恥なり。
シャカ一派(仏教徒)にとっての恥辱というべきであろう。
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元・吾衍「闍序^」より。恥ずかしいですなあ。