問題山積中。
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北宋の時代、出でては西夏征伐に従事し、都にあっては枢密使にまで昇った夏竦は、英公の諡号を贈られた名臣でありますが、
性好古器奇珍宝玩。
性として古器・奇珍・宝玩を好む。
骨董品や珍しいモノ、役に立たない宝物の類が好きでしようがないという人であった。
一か月に数回の休暇のたびに、
出所秘蔵、施青氈列於前、偃臥牙牀、瞻視終日而罷。
秘蔵するところを出だし、青氊を施して前に列(つら)ね、牙牀に偃臥して瞻視すること終日にして罷む。
秘蔵している珍奇なモノを出してきて、青い敷物の上に並べ、その前に小さなベッドを置いてそれに寝転んだまま、一日中それらの品物をうっとり眺めて過ごした。
ということである。
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昨日と同じく「能改斎漫録」より。
問題では無く、自分だけのタカラモノを山積みしたいものですけどね。追い込まれております。ク○くくるのも間近か。