平成24年10月11日(木)  目次へ  前回に戻る

 

久しぶりで自分で会社に行ってみたら、ツラかった。そのほかいろいろ、心に圧が。しかし・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

晋の名士・庾子嵩(→この人)は、

長不満七尺、腰帯十囲。

長は七尺に満たざるに、腰帯十囲なり。

背丈は七尺未満であったが、腰帯の長さ、すなわちハラのまわりは十囲であった。

六朝期の一尺はだいたい24.1センチ、とされておりますので、七尺は168.7センチメートルである。

一囲は親指と人差し指を広げたときの長さ、とかいうのですが、だいたい五寸とされています。五寸=○.五尺なので12.05センチ。ということは十囲=120.5センチである。

腹回り120センチはわしより苦しい。

しかし彼は

頽然自放。

頽然として自放せり。

ゆったりとし、自然でのびやかであった。

・・・・・・・・・・・・・・・・

「世説新語」容止第十四より。

でぶでも心ののびやかな人はいたのである。よし、わしもハラは苦しいが、心のびやかにやっていこう・・・。

と思ったら、土日出勤だそうです。土も日もだよ。絶望感あり。これがいよいよラストストローになるのかな。今日は力出ないので、以上。

 

表紙へ  次へ