明日が来る〜。
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林下居雖陋、 林下に居るは陋なりといえども
花前飲却頻。 花前に飲むこと却って頻りなり。
山林に暮らしているのは鈍くさい感じがするであろうが、
実は花の前で飲むようなみやびなことが多かったりする。
世間無事楽、 世間無事の楽しみ、
都恐属閑人。 すべて恐るらくは閑人に属さん。
この世の中の、なにごとも心を悩ますものがない、というすばらしい境遇は、
おそらくすべて、わしらひまな人間のものであろう。
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宋・邵康節「寄三城王宣徽」(三城の王宣徽さんへ)(「伊川撃壌集」)より。
もうすぐ隠退するので、月曜を待つ恐怖も無くなるであろう。そう思うとこの気持ちさえ愛しいなあ。