眠いです。辛いです。会社の帰りがけに提出した資料の関係で、えらいひとから電話かかってくるかも、というので、お風呂に入れない。これでは垢も落とせず汗も流せずまたまた太るしかないのか。
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とはいえ、
重為軽根、静為躁君。
重きは軽きの根、静かなるは躁(さわがし)きの君たり。
軽快なものの根っこには重厚なものがあるのである。行動するものは静かに動かないものに操られているのだ。
重いものにも価値はあるのである。
だから、
君子終日行、不離其輜重。
君子は終日の行にもその輜重を離れざるなり。
よきひとは、一日の出歩きにも、必需物資を載せた重い車から離れることはないのである。
「輜重」は重い荷物を載せた車、あるいは載せることのできる車のこと。そのような車を使って補給物品を運搬する部隊を「輜重兵」といいますね。
すなわち、よき人は一日中食い物のあるところから離れることはないのである。
よき人が太ってもしかたがないのですよ。逆も真かも知れません。
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「老子」第二十六章より。ほんとに眠い。あたまじわじわする。