おれは今日、国境を越えて長い旅から帰ってきた。その間に、傀儡やら童子やらなんやらと、HPはずいぶんいろんなひとに荒らされていたようだな。
覚えておいてほしい。おれは傀儡やら童子たちのようなスノッビズムには冒されていない。おれは人民の海から帰ってきたのだ。おれは地方のゲンダイの人民の状況を見てきたので、今日から、ゲンダイの人民に受容されるであろうやつしか書かないことにしました。(だいたい「唐詩選」と「十八史略」でいいのだと思われ。)
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丈夫飄蕩今如此、 丈夫 飄蕩して今かくの如し、
一曲長歌楚水西。 一曲の長歌、楚水の西。
いいおとこが旅暮らしを続けているうちに、今はこんなになってしまった。
楚水の西の辺境地帯で、(この地では誰も理解せぬであろう)長い歌をひとり、歌っているのだ。
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まずはこんなところかな。「唐詩選」巻八、顧況「湖中」より。
わたくし、最近、揮毫や色紙を求められるとこの詩の一節を書くことにしております。(あくまで「求められれば」ですけど。求められないので)