もう寝よう、明日があるのだ、と思った・・・らやっとPCつながった。ほんとにばかにしている。
昨日は岡本全勝さんたちとディナーでした。うはうは。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、このPCの調子ではなかなか更新も難しいであろう。もしかしたら最後になるかも・・・なので、みなさんにこれだけは言うておこうと思うていることを言うておきます。
すなわち、
鼠有五能而不成伎。
鼠に五能有りてしかも伎を成さす。
ネズミには五つの技能があるのだが、なにごとをも成さない。
ということだ。
一飛、不能過屋。
一には飛べども、屋を過ぎるあたわず。
第一の技能は跳ね飛ぶことができること。しかし、屋根を飛び越えるような飛行はできない。
二縁、不能究木。
二には縁(よ)れども、木を究むるあたわず。
第二の技能は攀じ登ることができること。しかし、樹の枝の一番先まで行けるほど身軽くはない。
三泊、不能度谷。
三には泊すれども、谷を度(わた)るあたわず。
第三の技能は水に浮ぶことができること。しかし、谷を渡るほど泳ぐことはできない。
四掘、不能覆身。
四には掘れども、身を覆うあたわず。
第四の技能は地面を掘ることができること。しかし、自分の体が入り込めるほど掘ることができない。
五走、不能絶人。
五には走れども、人を絶するあたわず。
第五の技能は素早く走ることができること。しかし、人間を振り切るほど速くはない。
結局、己れの身を守ることさえできぬのである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これは晋の崔豹が「古今注」の中で言うていることである。
ネズミのことだ、と嗤っていてよいことではございませんよ。ふほふほほ。わしが五能老人と名乗っている所以なのじゃ。