肝冷斎観タマ記R1−11(令和元年11月1日〜)  表紙へ戻る  観タマ記31−10に戻る 肝冷斎に行く

オトコの徴の二個のタマ。ああ、だがもう終わりだ。おしまいなのだー。

令和元年11月1日(金) 
1910(1915)〜2202 那覇セルラースタジアム
日本代表チーム強化試合 カナダ代表チーム対日本代表チーム戦
日本 000 110 010    3
カナ 000 000 000    0
PL 白井  1B 木田  2B 小林  3B 山口

沖縄担当の真玉斎です。いくら肝冷斎がヒマそうにしているといっても金曜日のこの時間に那覇セルラースタジアムにいるはずありません。肝冷斎を貶めようとしてその行方を探っている方々には残念ながら、彼はここには来ていませんよ。わはははは。
試合は国際試合らしく、初見の投手がマトモならまず打てることはないので、今永→大野雄→中川晧→山本由→山崎康とつないでカナダの3A,A,独立リーガー、その他戦績不明のやつらを完封。打線は四回四球二つに内野ゴロ二つで一点、五回に山田タイムリー、八回に近藤タイムリーでしぶく一点づつ取って勝利。守備面では源田がすごいの見せてくれました。スタートの山田・坂本の二遊をもいいけど、途中で代わった菊池・源田の二遊がやっぱり派手さでは優っているかなー。
なお、国際戦といえばやっぱり白井さんです。今日も「奇声」をあげて、終盤では那覇のコドモたちが真似し始める始末。
昨日首里城焼けたばかりの那覇、セルラースタジアムに到着。野球への妄念か、オーブが飛んでいるぞ。
ナイター見に来るのはいつ以来であろか。この時間でも25度だそうです。
球場で買ったオム焼きそばであるが、ぱさぱさでどうもなあ・・・。
羽田空港で売っている穴守稲荷に似たものも食う。わしは真玉斎なので羽田から来たわけではないので、違うものだと思います。おこわがぎゅうぎゅう詰まっていてオム焼きそばとセットで食べるにはカロリー過多的に問題あり。
試合終了。国際試合らしくスカスカと終わったが、親善だからこれでいいのだ。
さらにこれでも食って、ちょっと調べものもしてくるか。
今日も肝冷斎は寒い東京でシゴトなんかないのにしているような気になって、不安な時間を過ごしたりしてるんだろうなあ。なにしろマジメ一徹のカタブツだからなあ。わははは。

令和元年11月3日(日) 
1303(1242)〜1643 明治神宮野球場
東京六大学野球秋季リーグ戦 慶應義塾大学対早稲田大学戦
早稲大 300 020 010    6
慶應大 000 002 020    4
PL 上野  1B 元雄  2B 御手洗  3B 青木 (七回裏点灯後)LL 浅田  RL 前田

慶應は昨日早稲田に先勝して、これで秋季リーグの優勝を決めてしまいました。今日も連勝すると、七十何年ブリという全勝優勝になる、という試合。しかしやっぱり昨日優勝してるんで優勝大コンパがあったか無かったかはともかく、初回から先発森田がボコられて、5安打で3点。その後も失策がらみで2失点、八回も四球から失点。打線も5安打しか打てなかったんですが、六回は早稲田セカンド金子の失策で2点、八回は四連続四球と犠飛で2点もらって盛り上がったんですが、そこまでで、全勝優勝の偉業はならず。明日、完全優勝をかけて第三戦を戦うことになった。
しうまい弁当だ。ということは今日は東京で弁当を買ったのだから、やはり沖縄から今日帰ってきたりはしていないのであろう。
慶應側の方さすがに学生席多い。早稲田は外野の学生席無し。小宮山監督の不徳か、凋落か。
寒いがアイスも食う。今朝まで沖縄にいたようなひとにはこの寒さではアイスは食べられないであろうから、やはりいなかったのだ。
試合終了。しかし早稲田バッテリー(小宮山作戦?)も対郡司(ドラが指名)に3四球1死球とかいい加減にせい、という気はします。

令和元年11月4日(月) 
1300(1320)〜1550 明治神宮野球場
東京六大学野球秋季リーグ戦 早稲田大学対慶應義塾大学戦
慶應大 120 000 000    3
早稲大 200 001 001X   4
PL 溝内  1B 宮田  2B 松本  3B 浅田

博物館か美術館にでも行こう!
と思ってたんですが、でもまあ野球あるなら野球観に行こうかなーと思って、神宮球場へ。
慶應は初回の今西から3安打1四球で一点しか取れなかったんで、その裏森田が4連打を食らって逆転されたんですが、二回表、四球→今西野選で無死一二塁、ここで森田に交代、柳町遊ゴロで早稲田檜村が二塁ベース付近で捕ってベースを踏んで、ゆっくり一塁アウトのタイミングの送球が大きく外れて二走ホームインの上、柳町も二塁へ。このあと二死から下山の普通な二ゴロを金子が一塁悪送球で柳町ホームインでこちらも逆転されてしまいました。しかるに慶應はこのあと、橋本典が二回ヒット打った以外ほとんど誰も出塁せず、早稲田は何度もランナーを出しながらうだうだして、六回裏、岩本1号ホームランで同点。このあとも慶應はスカスカで、最終回、早稲田は無死一二塁からバント失敗、中飛で二死になってしまいましたが、金子がライト前にライナーでヒット打ってサヨナラに。慶應ファースト嶋田は「捕れる」と思ったみたいですが、ボールがスライスしたのか捕球に行くタイミングを間違ったのか、なんか知らんが彼の横をライナーが抜けて行ったのだ。「つかみきれなかった」ことそのものが青春とすれば、わたしにもまたその思い出がある。
たこやきやらサラダ巻やらサンドイッチやら+2ぐらい、すごい食べてしまう。なんでこんなにずるずると食べてしまうのか。自己の欲望への対処の未熟さを青春というならば、なお青春である。情けない。〇にたい。
見ろーよ、青い空、白いくーも。そのうち何とかなる、と思って何十年も過ごして来たなあ・・・。
こんぺきのーそら、あーおぐにちりーん・・・試合終わってしまった。この季節は、ここからあとの時間が切なくってたまりません。
神宮銀杏並木です。あの空のどこかにぼくは忘れものをしてきたのだが、はて、何を忘れてきたのだったか・・・。
そのあと第70回神田古本祭りに行ってしまい、退職後のために貯金しろと
ブタどもから言われているのですが、またムダなおカネを使ってしまった。情けない。〇にたい。
本日わしのゴミ屋敷的後宮に連れ込まれたのはこやつらじゃ。おそらくほとんど読まれることもなく朽ち果てていく運命であろう。

令和元年11月10日(日) 
1200(1220)〜1404 明治神宮野球場
東京都秋季高校野球大会決勝戦 国士館高校対帝京高校戦
帝京高 000 000 000    0
国士館 004 101 00X    6
PL 石川  1B 朝倉  2B 畠山  3B 下里  LL 田中  RL 河井

もう野球はいいや、と思っていたんですが、やっているみたいなんで観に行きました。国士のエース吉田が2安打(4四死球)完封。帝京のコらは実に打ちにくそうでした。あと目を瞠ったのは、国士の遊撃手・中泉の守備ですね。九番打ってるんで打撃にはあまり期待されていない(内野安打、四球、犠打2で役に立っていましたが)のであろうと思いますが、実に上手でした。
神宮球場うどん天ぷら+タマゴ食った。うまかった。
優勝しました!「秋の国士館」(というんだそうです)はこれで秋季大会二連覇で、来週の神宮大会にも出場するよ!
試合終了後、15時〜のパレードに間に合う時間だったので青山一丁目交差点へ。ちょうど目の前で検問が切られてパレード参観の列に入れませんでしたが(入れても見れないし)、警察のひとたちと検問テント最前列でご通過を待つことができました。おかげでじっくりと、この見事な青い空を見上げることができました。すばらしいよー。

令和元年11月12日(火) 
1900(2025)〜2236 ZOZOマリンスタジアム
WBSC東京ラウンド 韓国代表チーム対台湾代表チーム戦
台湾 020 100 301    7
韓国 000 000 000    0
PL グレグソン  1B 深谷  2B ゴスニイ?  3B 嶋田?

「やきう? 東京ドームに日本(「侍ジャパン」)戦を観に行ったのではないのかね? そうか、貴君はそういう地位ではないのだな・・・」「千葉なら昨日の試合を観に行ったのではないのかね? そうでないなら単にやきうが好きなだけだと思われて、取引先や同僚との話題に使えないぞ」とおえらがたやミドルアッパー(もう死語か)のみなさまならおっしゃるかも知れませんが、単に野球が見たいので1000円のチケットで観に行ってきました。寒かった。
うーん、韓国チームの凋落をひしひしと感じました。相変らずみんなガタイいいんですが、台湾先発のYチャンが打てず、台湾打線にずるずると引き離されて行った。七回、二四球のあと五番のCチェンに放り込まれた3ランが痛かったですね。そのあと、マリンズ自由契約のチェンが出てきてコワかったけど一回3分の1を零封してほっとしました。クローズしたHチェンというのもいい投手やなー。韓国のゴも球速出ててええ投手やと思いましたが、ストライク入らなくなって打者途中で交代したのでマメがつぶれた系かと思うのですが・・・。
騒がしい方が韓国だと思って静かな方(ライト側)に行ってみたら韓国側ががらがらで、しかも騒げる場面ゼロだった。
昼そこそこ食ったので崎陽軒秋弁当にしたのだが、売店開けてくれてなかったので後々腹減った。
さびしいので台湾側に移動。ライトや一塁側がほんとにお客さんがいません。日本旅行ボイコットなんだなー、困るなー(棒読み)。
Cチェンの3ランで意気上がる台湾応援団だ。赤いジャケットのひとの左側にいるひとがホームランボール拾った。日本のひとだと思います。
小さいけれど試合終了。アジアの強敵韓国に勝った!
寒いので帰ります。行きも不便ですが、帰りは特にこの時間になると京葉線の東京行の便が少なく、東京に着いたあたりで日付変更。明日も社会人しないといけないのに、JRのひどい仕打ちにやり場のない怒りが・・・。 サボりたいなあ。

令和元年11月18日(月) 
1118(1115)〜1345 明治神宮野球場
第五十回記念明治神宮野球大会 高校の部準決勝 中京大中京高校対天理高校戦
天理  211 112 001     9
中京  110 020 141X   10 
PL 滝沢  1B 佐々木  2B 朝倉  3B 山本

変な試合になってしまいました。天理は13安打で打ちまくったんです。五回までは中京の先発・松島から毎回得点、六回からエース高橋が出てきてからも、六回に一年生・瀬の2ラン、最終回は一点差二死2ストライクまで追い込まれながら、河西のホームランで同点。ちなみに河西くんは第一打席センターバックスクリーンへソロ、第二打席左前タイムリー、第三打席ライトスタンドへソロ、第四打席四球、第五打席が九回のライトポール際へのホームランで、彼の人生に残るすばらしい一日だったことでしょう。
しかし天理は6失策、五回に2つのタイムリーエラーで2点差に迫られ、一死満塁から中嶌くんに2ベースで一点差にされ、続く中山くんの二ゴロをセカンド田中がバックホームを焦ってこの日二つ目になるエラーで逆転された。しかし田中くんは河西のホームランで救われたんです。しかし九回裏は一死から桑垣の左前打をレフトの子が弾いてしまってワンヒットワンエラーで二塁、二死後四球を挟んで遊ゴロをショートの子がエラーして満塁、最後はまた中嶌くんが右前打でサヨナラ。
まあ、春までにまた上手になるでしょう。
試合始まるよー。
すばらしい天気である。夜雨になるというのですっごい厚着をしてきたが、暑いし動きも遅いしかなり困った。

1415(1458)〜1639 明治神宮野球場
第五十回記念明治神宮野球大会 大学の部準準決勝 関西大学対金澤学院大学戦
金澤大  000 000 000    0
関西大  010 013 00X    5 
PL 小島  1B 前田  2B 上野  3B 川合

所用で一度退出して再入場。厚着しているので動きがのろく、球場外では交差点を渡るのに汗かいた。
金澤学院の松井投手はいい投手だとのことでしたが、五回まで2失点、しかし交代した六回に二人の投手が打ち込まれていたので、やはりいい投手なんでしょう。金澤学院も同じ7安打を打ったんですが、関西大の森投手に完封負け。
関西大の「千なりびょうたん」が来てました。スタンドのあちこちに現われて関西大を応援する、のですが、地面に置かれることがない、のだそうです。
天ぷらがもうなくなっていたので、きつね温玉入りうどんを食う。
だんだん日が沈んできました。秋の午後は哀しいよう。
この試合途中から点灯。

1711〜1957 明治神宮野球場
第五十回記念明治神宮野球大会 大学の部準準決勝 中央大学対東海大学戦
東海大  000 240 001    7
中央大  012 000 000    3 
PL 溝内  1B 佐伯  2B 深沢  3B 松本

日が暮れて風が強くなってきました。東海の先発・原田がぽこぽこつかまって三回までに3失点、中央が有利に試合を進めていたんですが、投手松山に代わって満塁の走者を残してチェンジになると、突然流れが変わりました。追い風が強くなって外野飛球が飛びはじめ、四回は小松の中越えを五十旛(←二回にはすばらしい守備を見せていたが)が追い切れず2点三塁打、投手が後藤に代わった五回は千野の右越えで同点になったあと、杉崎の左飛もどんどん伸びて左越えになり、勝ち越し、さらに海野の高い遊飛をショートの子がエラーして3点差になってしまいました。そのあとは中央は松山くんに走者は出るんですが抑えられてしまいました。
日が沈むと最後まで日の当たる一塁側にいる必要がないので、こちらに来てみた。東海大の応援団のひとは相当の手練れやなあ。
五回過ぎてからまた一塁側の下の方に移動してみる。東海大の応援は上記の団のひと以外も伝統的にオモシロく、小梅太夫の物まねなどもあり、中央側の応援席からも笑いを取っていた。
といっている間に試合終了だ。もう終わりだ、すべてが。
ということで、これで今年の観タマはおしまい。来年も健康や金銭面での問題なく観タマできるのだろうか。世界平和は何とかなるかも知れんが、個人的にはいろいろ心配だなあ。
神宮球場もありがとうございました。来年も機材置き場になるまでの間はお世話になるはず・・・。
神宮大会は明後日まであるんだなあ。今日いたやつらでまた見に来ているおっさんとかいるんだろうなあ。うらやましいなあ。
なお、応援に使われているアニメ系の曲が昭和40年代のものが多く、ガッチャマン、ヤマト、海のとりとん、サスケなど懐かしくて涙が出るが、最近の流行りなのだろうか、ルパン三世がなくなって、3試合とも「キューティハニー」を聞かされた。キューティハニーの歌は幼心にも「こんなのコドモテレビまんが(←アニメのこと(当時))で流していいんだろうか」とドキドキした甘い思いでがあるぜ。ちくちくしちゃう。

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