肝冷斎観タマ記R1−10(令和元年10月5日〜)  表紙へ戻る  観タマ記31−09に戻る 肝冷斎に行く

ヒガンバナ咲いていたあの土手の道よ。もう今年も終わりだ。

令和元年10月5日(土) 
1300(1358)〜1711 小山市運動公園野球場
日本独立リーググランドチャンピオンシップ 栃木ゴールデンブレーブス対徳島インディゴソックス戦
徳島 001 050 000 1   7
栃木 121 000 200 0   6
PL 野村  1B 高橋  2B 石川  3B 朱  LL 不明  RL 不明

野球観ずに一週間、耐えに耐えて、縁故車を駆って栃木へ。首都高コワいんで下道を行って、途中高速に乗りましたが、一時間遅刻。やっぱり遠いなあ。
到着時点では栃木優勢だったんですが、五回表、齋藤がつかまって二死から四球・失策を挟み5安打を食らって逆転された。八回裏、相手内野の失策に3四球にヒットも1本あって同点に。十回表、徳島・岸が右前打で出ると二盗・三盗に成功、瀬口の犠飛で決勝のホームを踏んだ。野球がこんなにオモシロいスポーツだということを久しぶりに実感しました。徳島は若い子ばっかりですが、よく鍛えられているなあ。バスで揺られてきてルートインに泊まって、大変でしょうけどアウェイで4時間以上やって勝ったのだ。
この球場は一昨年、栃木が加入した初年度に来た記憶が。ここからJRまで歩いて、伊勢崎のナイターに向かったのだった。懐かしいぜ。
かき氷とか大量に食べる。このほかに東京で買ってきたいなりとかも食われたのである。それにしてもわずか三年で、元NPBの西岡、飯原、若松、寺内などを擁して優勝するまでになったのだ。独立リーグチームの成功モデルの一類型ですね。
七回表、徳島のチーム関係者が青い風船配ってくれたので応援歌歌いながら飛ばします。徳島にも行きたいんだけど、バスの時間とか見るとちょっと無理かなー。
ブルペン脇に置かれていたニコタマ。
秋の日はつるべ落としと落ちていく・・・とはいえこの時点ではまだ七回。ナイターになるまでやりました。

令和元年10月6日(日) 
1300(1358)〜1758 小山市運動公園野球場
日本独立リーググランドチャンピオンシップ 栃木ゴールデンブレーブス対徳島インディゴソックス戦
徳島 000 100 110 00   3
栃木 110 100 000 01X  4
PL 朱  1B 石川  2B 郷津  3B 笹  LL 不明  RL 不明

すごい遠いところに宿泊してしまったので、期せずして昨日と同じ時間にやっと到着。昨日より展開遅くなっていましたが、やっぱり栃木が有利に試合を進めていました。だが徳島は栃木・若松(元ドラ)の安定した投球の前、少ないチャンスにちびちびと得点して、八回表、代わった投手二人から四つの四球をもらってついに同点。またまた延長に入りやがった。今日は地元最終戦の栃木の執念が優って、ヒット2本とフィルダースチョイス(ぎりぎりの)で出来た一死満塁から九番・野崎の打球は右前へポテンで落ちるかというぐだぐだの飛球、ライト友居がダイビングキャッチしてすぐさま起き上がってホームにスバラシイ低いボール投げたが、さすがにダイビングした分間に合わずにサヨナラになりました。いやー、面白かったー! (うわー、もう六時。明日休みならシアワセだったのにい!)
テントのところでチケットを売ってます。チャンピオンシップは2,000円。二日とも1800人以上入ったようです。「ゴールドラッシュ」のおねいさんたちとも会えるよ!(五回裏終了後、水鉄砲で水かけてくれる) ゴールドラッシュのおねいさんたちはへそ出してないから好感持ったぜ!
メインスタンドから観てみる。
今日は寒いので、かき氷無し。しかし途中の道の駅ごとに何か買ってきてしまい、こんな状態に。これを全部食べるのだ!
メインスタジアムや三塁側の栃木スタンドは満員なので、結局また一塁側の徳島スタンドへ。今日も風船もらった。
お奨めの徳島・森投手。ほかのも活きがいいけど、こいつがいちばん活きがいい。昨日1回3分の2、今日は二回投げて、自責ゼロ。遊撃の岸というのが目をみはるようないい選手です。明徳義塾出の23歳。肩もいいし守備範囲も広いし、打撃も走塁もいいね。外野の瀬口もいい選手だね。NPBドラフトに引っかかるやつも出てくるだろう。楽しみです。
日はとっぷりと暮れました。四国の子らはこれからバスで帰るんかなあ。
金田正一さんがなくなったそうです。「巨人の星」「侍ジャイアンツ」ではわき役でしたが、「おれとカネやん」「アストロ球団」では準主役やった。都会というものがあるらしい、テレビの中には、としか思っていなかった地方の小学生に、パリーグとかオリオンズとかいうものの存在を教えてくれたひとですよ。御冥福を祈ります。

令和元年10月10日(木) 
1800(2012)〜2225 メットライフドーム球場
パシフィックリーグ クライマックスシリーズ2nd.st 埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークス戦
福岡 114 101 000   8
埼玉 000 130 110   6
PL 本田  1B 白井  2B 丹波  3B 敷田  LL 橋本  RL 木内

またまた楽して日本一になるホークス魂がさく裂し、というかライオンズ投手陣が本来の力を発揮しはじめたというべきであろうか、投壊して被安打13はともかく与四球8で、さすがに打線はすごいので2点差までは追い詰めたが、前半の差が大きすぎてダメでした。ファンのみなさんは「秋山が不調だから・・・」と言うが、それは秋山以外はやっぱり打ってる、というだけで、原因は投手ですよー。しかも22時を過ぎ、西〇鉄道は行きも帰りもお前ら平日の夜に野球なんか見に来るな、と言いたいのでしょう、相変わらず便の悪い狭山線を乗り継いで、降りはじめた雨とともにぐずぐずとみんな帰って行った。
狭山茶茶づけ美味いんですが、口内炎に梅は痛かった。球場でお茶漬けというのは如何なものかとずっと言われ続けているが、今日の満員御礼でも八時過ぎまで売れ残っていてありがたい。来年はあるのかなあ。
今日はなんとか手に入れた内野立ち見なので、内野指定Cよりスタジアム全体が見渡せる。七回裏ライオンズ風船飛ばしのときには満員であったが・・・。
わかりづらいかも知れませんが、熱戦なのに九回(といいますか22時過ぎ)にはあちこちに空席ができます。ちょっと離れると帰れなくなるからなあ。西〇鉄道は「今日も野球観戦客がぞろぞろいるな。なんでうちの沿線にこんな迷惑施設があるんだ?」みたいな感じなんです。
なんと、もう店じまいしていたドーム焼き、頼んでみたらサービスで・・・。人の情けが身にも口内炎にも沁みる。
なお、所沢も東京ドームも土曜日は台風のため中止が決定しました。あちらのドームのチケット入手できていたが、仕方ないなあ・・・。今年のNPBは今日で見納めである。

令和元年10月13日(日) 
1530(1502)〜1828 東京ドーム球場
セントラルリーグ クライマックスシリーズ2nd.st 讀賣ジャイアンツ対阪神タイガース戦
阪神 010 000 000   1
讀賣 000 011 20X   4
PL 川口  1B 原  2B 眞鍋  3B 嶋田  LL 深谷  RL 小林

上の行で「台風で中止でチケットが・・・」と嘆いていましたが、西武の試合は確かに払い戻しだったんですが、東京ドームの方は「第四戦」の方に意味があって、順延の場合は第四戦のチケットが一日ずれて第四戦のチケットになる・・・という方式だったので、SS氏(の奥様)のご尽力により入手できたチケットが「活きて」いたんです。全く気付かなかったんですが、一緒に行くことにしていたMY氏の御教示により気づき、観戦できました! わはははは。わはははははは・・・(被災したひとや災害対策のひとには申し訳ありませんが)。
阪神はジャイ高橋→大竹→田口→中川→デラロサに2安打(いずれも大山)で、二回の糸原の犠飛の1点だけ。二つの盗塁死が無ければ・・・というところもありますが、でもまあここまで来れたので阪神はもう納得でしょう。ジャビは西に苦しんでいましたが、五回岡本センターにでかいソロ、六回には二死三塁から丸がなんとセーフティーバントで、西の送球がわずかにそれて一塁セーフ(内野安打)。このおれさまでさえ意表を突かれたので、両チームみんな意表を突かれたことであろう。七回にはもうふらふら?の岩崎から、ゲレーロの右中間2ランでほぼ試合決まり。八回は藤川出てきて、坂本との勝負など純粋に楽しめましたなあ。
三塁側二階席だったのでハンチソファソもたくさんいました。「悪は滅びろー!」など相変らずの傍若無人・自己陶酔、にわカープ、にわベイスなどやはりまだまだ及びつかない異次元ですね。野球観戦を楽しんでいる、という点では感心しますわー。
台風一過、秋晴れの下の東京ドームだ。
ちゃんと読むと「第四戦」というのが適用されます、と書いてあります。しかし入口で第五戦のチケットだと入場断らているひとかなりいて、自分がそちら側なら哀しみのために神田川に飛び込んだかも知れません。
そういう日ずれもあり、台風の翌日でもあり、少しは空席もあったが、試合開始後には三塁側二階席もほぼ満員になったのは大したものだ。
引退発表後も何度も見たが、これが阿部のほんとに実物の見納め。第三打席は二ゴロ。
七回2ランを放って三塁をお廻りになられるゲレーロ。来年も彼を観れそうだぞ。
クライマックスシリーズ優勝。マウンド周辺で胴上げ中。MVPは4試合3ホーマーの岡本。
最後は来日中のクロマティ氏の音頭でばんざい三唱。このあたりの演出がテレビ局やマスメディアを背負ったジャイアンツのダメなところだなあ、と思った・・・。
途中、ホークスがライオンズを四タテで日本シリーズ出場を決めたとの速報。これでシリーズはジャイとホークスになりました。「悪対悪」の頂上決戦、しかも一方は卑劣きわまりない二位からの勝ち上がり、の二年連続である。しかし日本シリーズを観に来る伝手もおカネもないので、東京ドームは今年はこれがさすがに最後。今年もいろいろいいものもひどいのも見せてもらいました。来年も見に来る健康とおカネがあるといいのだがなあ・・・。

令和元年10月14日(月) 
1400(1415)〜1530 川口市営球場(青木公園野球場)
日本女子プロ野球ヴィクトリアシリーズ秋季リーグ 埼玉アストライア対愛知ディオーネ戦
埼玉 000 00   0
愛知 100 0X   1  (特別規定により五回制)
PL 大西  1B 中平  2B 一色  3B 永見

女子野球についても年間一試合以上観なければならない、というノルマを果たさねばならんことを理由に、若い娘のお尻を追いかけ、川口へ向かいました。
すでに秋季リーグ優勝を決めているアストレイアの埼玉最終戦でしたが、負けました。支援企業がわかさ製薬さんだけで、経営的にかなり追い込まれているらしいんですが、昨日今日で3試合するはずが昨日は中止、今日は5イニング制で二試合すると言ってたんですが、雨で一試合だけになり、無料になり、台風19号による被災を思って女子ジャパンカップ出場決定戦などの中止も決まりました。今日も勝利の踊りなどはすべて省略され、ヒロイン・タビューとアストレイア監督からのご挨拶だけで終了。何度も「来年も」「来年もよろしく」と言ってましたが、来年はどうなるのか・・・。
なお、今季からリクエスト制が導入されており、五回表無死から中田の一ゴロ→一塁カバーの投手に送球するもセーフで内野安打、にリクエストがあって、どうするのかと思ってたら元NPB審判で技術顧問の永見さんが一人でビデオ観に行ってすぐ出てきて「アウト」のコールをしていました。
きなこだんご美味かった。じゃんぼヤキトリも食べたかったなあ。
川口市営球場は初見参。雨が降りしきり、気温低い。ビールのひとが二人来ていたが寒そうでした。
小やみにもならない状態である。
三回終了時にホーム回りだけ整備。泥土をスコップで一輪車に載せ、代わりに砂を少々いれただけですが。
試合終了。このあとの踊りとかは無し。
試合終了後、何千円以上やらの買い物をすると写真会に出られるとのことだったが、そんなことできませんので、だんご食って、青木公園内の96型機関車を見学。大正の車両のフォルムの、健全にしてスマートなことよ。
お尻もきゅきゅっと締まっているぜ。へっへっへ。

令和元年10月19日(土) 
1230(1330)〜1410 明治神宮外苑第二野球場
秋季東京都高等学校野球大会 帝京高校対法政大学高校戦
法政 100 02   3
帝京 170 7X  15  (規定により五回コールド)
PL 不明  1B 不明  2B 不明  3B 不明

少年たちのお尻も追っかける。これで「高校野球も1試合以上観る」というノルマも果たし、本年の全ノルマを達成した!
法政大学高校はもとの法政一高だそうです。しかも今や男女共学だそうだ。三回に入場したときには既に8−1になっていて、どうやって1イニングで7点も取られるんやろ、と思いましたが、四回裏にも武藤くんの左越ホームランなどで7点取ったので、「ああこうやって取ったんだなあ」と納得。800円で40分なので、1分20円の換算さが、おカネで量れないものがあるのだ。
早速選手名鑑を買ってチェック中。帝京の先発は背番号10田代くん。188もあるんか。
四回に10点目とられたところで法政の投手が黒坂くんから春日くんに代わったんです。
しかしそのあともやられて、ついに武藤くんの3ラン。
静かに見守るひとたち。すぐ背後のおじさん二人が「立見はよくなった」とか「尾越は来年どうか」とか固有名詞出して話ししているので(詳しいひとらやな)と感心して聞いていたが楽天の辰巳とオコエでした。おいらの知識の範囲内だったので、ほっとした。
乱闘ではありません。試合終了して挨拶に集合中。

(全ノルマ達成により、以降のやきう観戦は「ノルマ」ではなく「ボランティア」となります)
1426(1421)〜1656 明治神宮外苑野球場
東京六大学野球秋季リーグ戦 早稲田大学対立教大学戦
立教 300 000 020   5
早稲 010 010 000   2
PL 宮田  1B 浅田  2B 前田  3B 杉山 (7回点灯以降)LL 瀧口  RL 萩原

神宮第二を見終えて直行。また800円払う。初回、早稲田早川がつかまって3点、しかしそのあと立ち直って、二度のライナーゲッツーもあって七回まで無失点。立教は田中誠が2回ボーク、五回小藤のライトポール際への神宮ホームランで一時期一点差に迫られたが、9回まで完投してしまいました。八回、早稲田の2メートル左腕今西と柴田から足もからめて2点とって試合を決めた。
ドラフト洩れが話題になった早稲田の四番・加藤を見ました。でかくてスケールもでかいいい打者ですね。上位縛りがなければ確かにどこかが採っていたと思いますわー。
タコヤキ食う。このあとパンとポテトフライも食う。
七回から点灯。アイスの売り子さん来たんで、やけくそ的にアイスも食う。寒い。
試合終了。秋のリーグ戦の第二試合終了ごろはさびしくてかないません。今日から日本シリーズですが、日本シリーズもデーゲームでやっていたころは夕方の影が長くなって、さびしかったなあ。

令和元年10月20日(日) 
1230(1330)〜1503 バッティングパレス相石スタジアム平塚
首都大学野球連盟秋季リーグ 大東文化大学対帝京大学戦
大東 300 000 000   3
帝京 010 001 011X  4  
PL 川上  1B 宇田川  2B 畠山  3B 串田

平塚に来ました。この球場は風を感じられるステキな球場だぜ。
そういえば昨日も帝京見ていたなあ、と思いました。今日の帝京(大学)は八回の犠飛は本塁憤死っぽいがセーフになるなどじわじわと追いついて最終回、二死二塁からの池田隆太くんの右前打、大東のライト山口くんが本塁確実にアウトのタイミングで返球したが、中継の石原くんの前でワンバウンドして大きくはねて、ファウルグラウンドに転がってしまってサヨナラになってしまった。
颯々と空行く風の涼しさよ。
この球場のうどんは美味いので、もしうどんをやっていたらたいへん苦しいことになる、と思いつつ、売店が開いていないこともありうるので賭けに出てしうまい弁当を買ってきたが、今日は売店は閉まっていたので、賭けに勝った!
 乱闘ではありません。サヨナラで試合終了。喜びを分かち合っていた帝京側の集合が少し遅れている。
第三試合とのインターバルの間に、持っていたおにぎりとだんごも食ってしまい、売店ないのでこのあとだんだん腹が減っていく。

1548〜1820 バッティングパレス相石スタジアム平塚
首都大学野球連盟秋季リーグ 筑波大学対東海大学戦
筑波 000 000 001   1
東海 000 002 00X   2  
PL 田中康  1B 串田  2B 山下  3B 川上

東海大はすでに優勝を決めているんですが、どういうルールか知らんけど今日勝たないと神宮大会出場権が手に入らないらしい。東海・山崎、筑波・薮崎の両エースが投げたが、うだうだした感じで、筑波9安打ながらチャンスになると内野フライか内野ゴロ、東海大7安打でバント失敗やら何やらで点が入りません。六回裏、東海大一死二三塁から藤井健投ゴロ、三塁ランナーが三本フに挟まれたが、三塁手・串畑のホームへの送球が走者・宮地の背中に当たり、ベンチ側まで転がるフに二者ホームイン。筑波がラインの内側走ったでーと抗議したが入れられず。いかにも東海大らしいプレー、といえるかも・・・、いや偶然かも・・・。筑波は八回の無死一三塁もぐだぐだ、最終回、今日3安打の片岡くんの左前打で一点返したけど、そこまででした。
東海大の投手は三年生の山崎。来年のドラフトの目玉といわれているらしいですが、今日はなんとなくうだうだ。なお捕手の海野は今年ホークスの2位指名。
あちこち回ってみる。
だんだん暮れてきました。腹減ってきた。大山阿夫利には雲がかかっていた。
試合終了。帰りに横濱でリオカレー食って帰るぞー! 明日が来るのがイヤだなあ・・・

令和元年10月26日(土) 
1227(1232)〜1426 宮崎サンマリンスタジアム
日本代表チーム練習試合 侍ジャパン日本代表対オリックスバファローズ戦
オリ 000 000 1   1
代表 020 001 0   3  (特別ルールにより七回打ち切り)
PL 岩下  1B 松本  3B 古賀
ソラシドエアーさんに乗せていただいて、いま、日本で唯一NPBの野球が観れる地・宮崎に来ました! 
飛行機が少し遅れたこともあって、当初予定の日南や西都原に行く時間が無さそうなので、レンタカーでサンマリンへ。日本代表の練習試合を観戦させていただきまた。もちろん無料!
代表は鈴木誠のバックスクリーンホームラン、會澤のタイムリー2ベース、浅村の押し出し四球で3点。打線とは言えないレベルの繋がり方ですが、こんなもんでしょう。それよりもフェニックス用に来ているであろう三士審判、いずれもNPB審判ですがセントラルやパシフィックリーグの試合でジャッジしているレベルでない審判なので、どんな阻喪を仕出かすかと心配しておりましたが何とか試合終了してよかった。
サンマリン到着。
あうあうあー(すばらしいのでコトバにならない)
しかも羽田で買ったしうまい弁当食べる。
外野も開放中。この球場ではじめて外野に入れた。カラスが運んで来たと思われるドウブツの骨とか落ちていた。
あまりの解放感に焼きそばも食う。このあと二日で3キロ増えた。

1230(1501)〜1556 清武SOKKENスタジアム
フェニックスリーグ ハンファイーグルス対阪神タイガース戦
阪神 000 311 026   13
ハン 000 000 000    0  
PL 不明  1B 不明  3B 不明

上の試合が七回うちきりだったので、もしかしたら間に合うカモ、と最短距離のひむかスタジアムでも試合があったようなんですがそちらには行ったことがないので、道の分かる清武総合運動場の第一球場SOKKENスタジアムに行ってみました。行ってみたら、案の定、といいますか、フェニックスとしては例外的なぐらい試合展開が遅くて、到着時点でまだ七回終了、しかもその後の2イニングが阪神がぼこぼこというかハンファの守備が無茶苦茶で一時間ぐらい観れるというスバラシイ状況で、ダブルヘッダー成立! 九回制の野球は七回終わったあと本当に実力差が出る、と言われますが、そのとおりでした。ハンファの子らは、間に合わない塁にしかも暴投投げたらいかんわー。
(↑のように試合中は思っていたのですが、報道を見たらこの試合、ハンチソの先発が藤浪で、4回9四球だったとのこと。それでこんな長い試合になってたんやなあ。右打者の頭部近くに行ったのもあったとのことで、ハンファの子らには怖い思いもさせたようです。緊張感切れててもしようがなかったのカモ。)
駐車場から遠いので駆け足で到着。ちなみに「SOKKEN」というスタジアム名はどこかの企業の名前ではなくて、清武出身で江戸末期から明治初の大儒学者・安井息軒にちなんだものなんです。安井息軒もSOKKENスタジアムも知ってましたが、一昨年、この二つがつながっている!ということを知ったときは驚いた。
まだ七回終わったところだった。
阪神ファソはここまで来てもうるさいので、一塁側のハンファ側に。この状況下でも韓国から来てはるひともいて、ほんとに好きなんやろなあと勇気づけられた。

令和元年10月27日(日) 
1227(1215)〜1503 日南天福球場
フェニックスリーグ 廣島東洋カープ対千葉ロッテマリーンズ戦
千葉 000 000 000   0
廣島 000 000 000   0
PL 山本力  1B 西沢  3B 須山

昼間からごろごろしながら日光の下で野球が観れる。シアワセだなあ。しかもこの試合で観戦プロ野球試合数は166となり、昨年に並んだ。達成感もあるのである。
フェニックスではカープの調子がいいと聞いていたのですが、マリンの鎌田・原・石崎・永野に3安打零封。四球も無いし、二回にヒット2本で無死一三塁、林三直(これはいい当たりでしたが)、永井二ゴロ併殺の他は六回に中神の遊撃内野安打だけなので、カープはすっかすか。対してマリンはカープ岡田・山口・藤井・ケムナから8安打4四球1失策で零点。まあお互いよく守った、ということであろうか。マリンの遊撃茶谷の守備がよかったですなあ。
天福球場。売店出てないので手持ちのおにぎりだけが頼りになってしまった。
おにぎりはデカかったが、一個ではつらかった(このため晩飯をまた大量に摂取してしまったのだ)。
カープファンお気に入りの同級生内野。すなわち、
一番セカンド羽月。
三番ショート小園。
五番ファースト林。
九番サード中神。
みんな高卒一年目やで。今日はバッティングは全体にダメで観るべきものは林の三直と右飛ぐらいでしたが、春にウエスタンで見たころより守備はほんとに観れるようになってきました。ワクワク。
試合終了後、日が曇り、さすがに少し肌寒くなってきた。これから少し調査したあと、小雨だという東京に帰らなければならないのか。帰らなくてもいいような気がしてきました。みなさんさようなら。
ある種の不気味さを湛えたる「にちなんじゃさま」。飫肥(おび)の伊東の殿様と、油津の漁港を象徴するのであろうが、ちょんまげの形態、ヘソが出ているなど不気味である。南九州独特の妖しさともいえよう。

このあと、本部から、「3月の国際試合は試合数に入れないデース。したがって、試合数の記録は164に減りマース、ゆーしー?」というお達しが。「昨年の国際試合はプロが入っているとはいえ日本チームの対戦ではないという理由で除外されたもの。今年のは入るという定義だったのでは」と反論したが、本部からは「オー、ノー。本部の言うこと、したがいなさーい。あなたはわれわれの野球観戦のコマに過ぎませーん」とのことだ。泣き寝入りするしかないのか。

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