肝冷斎観タマ記28−09(平成28年9月1日〜)  表紙へ戻る  観タマ記28−08に戻る

今年も間もなく終わるのだなあ。観タマ的には。

平成28年9月1日(木) 表紙へ
1830(1850)〜2225  東京ドーム球場
パシフィック・リーグ 北海道日本ハムファイターズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北  000 000 000   0
北海  000 041 12X   8
PF 村山  1B 木内  2B 川口  3B 小林

ハム増井、初完封。五回ぐらいまでは美馬の方がいいピッチングかと思ったが、五回裏、三連敗するわけにはいかないので、近藤タイムリーで先制して二死一二塁から中田の高々とあがって左中間中段にどすんと落ちてきた21号3ラン、六回はレアード31号バックスクリーン左に飛び込むでかいやつ、七回中田またたかだかと22号ソロ、で試合決まった。
なお、本日は24,854人。ついに二階席は開けず。レフトポール際にいたが、時折村山主審のストライクコールが聞こえてきた。
本日はここで観戦。レフトに飛んでくるホームランが、真横から観察できる。とにかく中田のは高くあがるんです。五回終了、YMCA踊り中。ホーム3人、各ベース2の計9人の整備員の中に二人、ダンサーが混じっているのサー。のこり七人はトンボでYMCAをする。

平成28年9月2日(金) 表紙へ
1800(1928)〜2121  明治神宮野球場
セントラル・リーグ 東京ヤクルトスワローズ対廣島東洋カープ戦
廣島  000 040 100   5
東京  000 200 000   2
PF 秋村  1B 佐々木  2B 石山  3B 山本貴

カープこれでマジック8(直後にジャイが負けて7になった)、押せ押せで強いんです。ファンもたいへんな盛り上がりだ。しかし、14安打。八回を除き毎回安打して、五回は石川からの新井17号3ランと鈴木24号ソロ。七回は安打のランナーを盗塁死で二死無走者になってから、四球→四球→石原左翼線二塁打で、一走は本塁でタッチアウト。まともにアウトになったのは先頭の新井二ゴロだけだったのだが、わいわい攻めて1点。野村から今村→ジャクソン→中崎と7〜9回は無安打で圧倒的なブルペンで押し切っていくのだが、こんなの打線も投手陣も一人こけたら急激に冷える・・・と思うのを次々と誰か出てきて埋めているのだが、優勝決めてからCSまでホッカホカが持つんかいな、と心配になりますね。
SS氏(の奥さま)のおかげで三塁側の前の方で観ることができた。
このような高級な席なり。ブルペン前18列。後味的には、九回裏一死から中崎がバレンティン氏にぶつけてしまい、新たな遺恨が遺った。

平成28年9月3日(土) 表紙へ
1700(1658)〜2026  明治神宮野球場
セントラル・リーグ 東京ヤクルトスワローズ対廣島東洋カープ戦
廣島  100 000 000   1
東京  002 010 00X   3
PF 佐々木  1B 石山  2B 山本貴  3B 山村達

バレンティン氏無事出場。ほっとしました。
スワロはデイビーズが初回松山のタイムリー二塁打で先制されたが、その後は七回まで鈴木誠のヒット2本だけ。八回ルーキ、九回秋吉も今日はカープの打線にお疲れ感が強く、それぞれランナーは出したが抑えた。
廣島黒田は投球数が多くなってくるが苦労してしゅじくとの勝負避けていたが、三回は併殺崩れのあとの初球、五回は2四球で出したランナー背負って、いずれも西浦にタイムリーを打たれた。六回からは岡田→大瀬良→一岡で零封。一岡二死から3連続四球で苦しんだが、昨日も二回肩作っており、疲労あるのかも。
九回一死から秋吉→エルドレッド氏の手首に死球。今度こそ遺恨になるのか。
いずれにせよ明日から海外弾圧がはじまる。しばらく国外追放されるのです。ゆるされるころにはセントラル・リーグどうなっているかな。CS争いもイヤらしくなってきておりますよ。
17時プレイボール。今日は残暑でひりひりと暑かったが、なんだかワクワクしている廣島ファンたち。その視線の先には黒田大英雄投手が(そのこちら側は福地コーチ)。しかしずるずると敗れ、試合終了。今日はジャイ昼間に負けてついにM6.ここまで来ればそのうち優勝する・・・ような気でみんないるので罵声などは無いが。

海外大弾圧の状況

平成28年9月10日(土) 表紙へ
1800(1700)〜2140  東京ドーム球場
セントラル・リーグ 讀賣ジャイアンツ対廣島東洋カープ戦
廣島  001 220 010   6
讀賣  200 010 010   4
PF 森  1B 佐々木  2B 津川  3B 深谷

今日の朝まで一週間、いわゆる海外弾圧を受けているうちにセントラルリーグの優勝マジックが1に。先月買ってあった立ち見券が貴重なプラチナチケになってしまっていました。
初回、黒田大英雄から坂本が東京ドームならではの泳ぎながら打つ2ランホームラン(ジャイの選手はわかっていてホームラン狙ってきているので、「ドームの風」のせいではなく高い技術のたまもの、なのです)。しかし、カープの打者はマイコラス相手に粘る。どのコーチの指導なのか知りたいものだが、こうやってセントラルのエース級をみんな崩してきているので、すごい執念みたいに見える。圧巻は三回表の黒田の10球粘って三振。途中マイコラスが警告?的に頭に近いところに変化球投げてきているのに、無視して粘った。このあたりで火がついて、この回は坂本が弾いた菊池のゴロが右中間方向に転がり、一塁ランナーが帰ってしまった。四回は鈴木、松山の連続ホームランで逆転、五回は鈴木の高いフライがドームラン的に左中間に入って二点、八回には阿部の失策で一点。ジャイは五回に堂上一ゴロの間に一点、六回は辻の一二塁間の(あえて断言しますが)「ヒット」を菊池が飛びついてとってしまい、新井にすごいスローイングでワンバウンド送球したが新井が捕れず、菊池の失策という記録になって、菊池も辻も損した感じ。全部洗いが悪い。
八回はこの球場のマウンドに合わないジャクソンが3安打されたがなんとか一点でしのぎ、九回は大・中崎が登板。二死から長野に左前打されたが、亀井を遊ゴロでゲームセット。廣島カープ25年ぶりの優勝となった。
C國新聞の桃郷事務所の女性記者が近くにいたので、試合をだいたい解説してやったのでたいへん感動しておられました。「年間140〜150試合観ればこれぐらいはわかりますよ、ぶひぶひ」と吹いたら素直に感心しておられました(実際は一族の分担だが)ので、すごいキモチいいぜ。
優勝前後は少しはおいらも泣いた。
だいぶ集まってきました。午後五時段階。もうすぐ優勝しそうになってきた八時ごろ。ジャイは今日も七回表、「写真を登録しよう」放送でテロってきたが、さすがに今日はカープファンの応援歌が圧倒した。優勝直後。それゆけカープ合唱中。試合終了後、東京ドーム周辺では御法度の「二次会」行為を繰り返すカープファんたち。

平成28年9月11日(日) 表紙へ
1400(1615)〜1659  東京ドーム球場
セントラル・リーグ 讀賣ジャイアンツ対廣島東洋カープ戦
廣島  000 000 000   0
讀賣  001 100 60X   8
PF 佐々木  1B 津川  2B 深谷  3B 川口

心臓の縮まるような試合観戦であった。ただし、内容が、ではありません。
今日は海外からのお客さんを交えての会議が午後あったのであるが、筆記用具もそのままにそっと脱け出して、会議終了までに戻るというアクロバチックなやつを行った・・・かのような幻覚もありますが、それはあまりにも現実離れしているので、事実ではないのでしょう。
七回裏から九回表まで、淡々と見ました。優勝翌日のカープの敗戦は淡々とそれでよいが、去年は同じ状況で二日酔いのスワローズにマツダで負けて、ほぼ確実だと思っていたCSを逃す原因の一つになったのだったなあ、と感慨が湧きます。あのころは本当に心が弱かったのだなあ。
七回裏、初登板の塹江(ほりえ)が長野のホームランから始まって一死とっただけでボコボコになりいい勉強になった。そのあと出てきたオスカルもいい勉強になった。野手でも野間とか出てきていい勉強をさせてもらった。早く戻らなけらば。

1800(1840)〜2103  明治神宮外苑野球場
セントラル・リーグ 東京ヤクルトスワローズ対阪神タイガース戦
阪神  001 011 200   5
東京  000 000 000   0
PF 市川  1B 西本  2B 敷田  3B 小林

夜は歓迎会があるそうなんですが・・・
さて、昨日は山田に3発食らって敗北したタイガース、新聞の見出しに「今日は抑える」とか書いてあったが、岩貞、第一打席でぶつけて、その後の打席を今日は抑えた。130球完封である。
打線も鳥谷、福留のホームランなどで「効果的な」得点を重ね、快勝した。
タコヤキ、メンチコロ、焼きそばで苦しい。
(今日の2試合は幻覚の可能性もあるので写真はアップしません。ずっと席にはいて、眠ったように静かだっただけなんです、と言わねばならぬときが来るかもゆえに)

平成28年9月13日(火) 表紙へ
1800(1910)〜2125  明治神宮外苑野球場
セントラル・リーグ 東京ヤクルトスワローズ対横浜DeNAベイスターズ戦
横浜  011 031 302   11
東京  000 200 001    3
PF 津川  1B 秋村  2B 本田  3B 森

まさかこの雨で試合ができるのか―――というお天気でしたが、今日はビール半額デーと激しいCS争いでかなりチケットが売れていたのでしょう、金のために開催されました。実際には雨と冷気のためビールの需要は少なく、売り子さんもほとんどいない状態。それでもこれだけ入るようになったのだなあ、と数年前に新潟移転がウワサされたスワローズの営業の成功に敬意を表する。
バレンティン29号、ロペス22号、筒香40号、とリーグを代表するホームランバッターのホームランが見れてよかったなあ。ほかにヌ原、エリアンも打った。
かなりひどい雨だったがそこそこ入っていた。特にベイス側。かなり不快であった傘おやじ。完全に邪魔をするのである。六回ぐらいでいなくなった。何様のつもりか知らんがグランド整備を指導するつば九郎。

平成28年9月14日(水) 表紙へ
1800(1856)〜2049  明治神宮外苑野球場
セントラル・リーグ 東京ヤクルトスワローズ対横浜DeNAベイスターズ戦
横浜  000 000 002   2
東京  010 020 00X   3
PF 秋村  1B 本田  2B 森  3B 山路

今日もレフト・ベイス側を中心によく入った。石川=井納で、このカードには珍しく?一点差の三時間ゲームとなった。スワロ先制はバレンさまのレフトへのバットにかすったら入ったホームランだったようだが観戦間に合わず。五回は雄平の左前打で2点追加。最終回、秋吉が筒香のフェンス直撃2ベースなどで一点差に迫られ、八回二死まで零封していた石川の心胆を寒からしめたが、最後は倉本三振で終了。

平成28年9月15日(木) 表紙へ
1600(1740)〜1824  ジャイアンツ球場
イースタン・リーグ 讀賣ジャイアンツ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北  000 000 000   0
讀賣  000 010 00X   1
PF 原  1B 山本力  3B 青木

ジャイ先発中川がプロ初完封、ジャイの方も一点だけで、2時間24分で終了。二時間早退して駆けつけた割りには40分ぐらいしか見れなくて残念だが、一時間早退だったら試合終了に間に合わなかったのだから、まことに薄氷を履む思いである。なおこの試合の勝利でジャイのイースタンリーグ優勝マジックが4となったよし。
職場には内緒ですよ。「頭と腹が痛い」ということになっているんだから。最近はさすがに六時過ぎると真っ暗になる。平日の16時始まりで本日は446人とのこと。観に来ているひとたちはどういう生き方をしている人たちなんだろうと少し心配になる。おれもだが。
最後の打者は栗原。九回二死一三塁で捕飛。毎度射しこまれているんです。

平成28年9月16日(金) 表紙へ
1800(2035)〜2049  東京ドーム球場
セントラル・リーグ 讀賣ジャイアンツ対東京ヤクルトスワローズ戦
東京  200 000 002   4
讀賣  410 010 00X   6
PF 木内  1B 笠原  2B 敷田  3B 名幸

職場における波状弾圧の影響で出発が遅れた上に試合の展開が速く、危なかった。
わずか10数分の観戦だが、スワロの九回表が興味深く観察できた。この回、マシソンが登板、雄平四球、西浦遊ゴロで一死一塁、代打上田中前打、代打西田左前打、ところがこのとき二塁ランナーを本塁に突入させてしまい、亀井の好返球でタッチアウト。点差を考えれば突っ込ませるのは愚策だが、点差を考えれば本塁には投げてこない、とタカをくくったのか。続く坂口は平凡な一ゴロ―――
これで終わりと思いきや阿部ちゃんがこれを捕球できず、失策で二死満塁。川端が左前打して二者生還、2点差でランナー二人のこって山田登場。結果、三振で試合終了。
スワロの走塁ミスがなければもっともつれたかも知れんが阿部の失策がなければそこで終わっているわけだし、先頭四球出して3本もヒット打たれるマシソンも如何か、という、もやもやして帰る途中、ジャイファソの六十歳ぐらいの男性が、連れの老婆に「おかあさんのおかげでいい試合見れました」と言ってるのとすれ違って、あっ、と立ち止まった。野球はもっと素直に見なければいけないものだった、ような気がしてきた・・・。
弾圧全盛期のような時間からの観戦になってしまったが、ちゃんと間に合った証拠に写真アップ。
生涯にかかる良夜の幾度か  福田蓼汀(1905〜88) 明日から三連休だし。何試合やきゅう観れるか。

平成28年9月17日(土) 表紙へ
1400(1435)〜1748  東京ドーム球場
セントラル・リーグ 讀賣ジャイアンツ対東京ヤクルトスワローズ戦
東京  000 014 000   5
讀賣  000 200 000   2
PF 笠原  1B 敷田  2B 名幸  3B 深谷

今日は六回に五安打1四球でスワロが逆転し、そのまま逃げ切った。山田3打点!
というとすかっとした試合みたいに聞こえますが、スワロ13安打5四球2被失策、ジャイも7安打ながら7四死球で、いったい合わせていくつ残塁があるんだというのそのそ試合。夜の仕事もあるのでいい加減にしてほしい。
なお、四回のジャイの2点、村田のタイムリーはいいのだが、小林が満塁から、また肘を出してあたりに行くデッドボールで押し出し点を稼いだ。アマチュア時代は技術の一つで済むが、プロで稼いでいるやつらにこれをやったら報復がある(例えばスワロの打者がみんな同じことしてきたら、小林は内角のリードできないよ)と昨年あんなに問題にされたのに、またやってしまいました。ファーストで迎える井端コーチがにこりともしなかったのを見ても、マズイマズイ。
立ち見1,000円でこんだけ観れればシアワセです。

1800(1910)〜2103  西武プリンスドーム球場
パシフィック・リーグ 埼玉西武ライオンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北  000 000 010   1
埼玉  001 110 00X   3
PF 小林  1B 西本  2B 山路  3B 村山

ジャイも巻き込んだスワロ野球のせいで一時間も遅刻して夜の仕事に到着し、SM氏と合流。SM氏はこの球場が屋根の無いころからの常連という。
こちらの試合は菊池・則本の先発でスカスカと進んだが、金子3盗塁(これでシーズン50盗塁到達)などからんで西武が着々と得点を重ね、菊池が六回途中に突然降板したが、そのあと大石→武隈→牧田→増田とつないで、ペゲーロの9号ソロ一点に抑えた。
SM氏に日本野球機構審判部ツイッターをチェックするよう勧められたのでこれからチェックしなければ。
今日はライオンズファンクラブ招待でB指定無料やで。
(じゃがバター+塩辛+コーン)+富士宮焼きそばを食う。このわずかな心の隙間につけこまれて2キロ増。なんでこんなに体重は、増えるのはカンタンなのか。
いつの間にかライオンズのチームカラーが栄光のライトブルーからエメラルドグリーンに変わってしまった。「この夏好評だった」というだけで・・・。

平成28年9月18日(日) 表紙へ
本日は天気が怪しいので、球団ホームページをチェックしながら鎌ヶ谷へ。ホームページにも駅にも中止のお知らせが無いので、「しめしめ」と歩いてファイターズスタジアムへ。到着直前の12:57にもHP確認したが中止のお知らせは無し。ところが到着したら、鎌ヶ谷祭りはやっているが「本日の試合は中止」の看板がありました。このとき1307にHP確認すると「中止のお知らせ」が出ていたので、直前に告知したということなのであろうか。「遠くから来るひともいるんだから、ちゃんとHPで知らせてよ」ととりあえず窓口のねーちゃんに文句だけ言って、新鎌ヶ谷の駅に向かう。戸田で試合やってるらしいという情報があったので、こんなところで時間を食っているわけにはいかないからである。
鎌ヶ谷祭りばかりやりやがって。年間パスポートが今日の観戦で元が取れるはずだったのだが・・・。ファイターズ球団との付き合い方は考え直さねば。
1300(1515)〜1559  ヤクルト戸田練習場野球場
イースタン・リーグ 東京ヤクルトスワローズ対読売ジャイアンツ戦
讀賣  000 000 000   0
東京  010 200 00X   3
PF 長川  1B 長井  3B 山本力

新鎌ヶ谷→新松戸→武蔵浦和からバスに乗って、なんとか七回裏に間に合った。八回表は二死一二塁から代打・脇谷の打球がレフトフェンス際まで飛んだり、八回裏のピンチを公文が乗り切ったり、地上波放送のアナウンスならバカでかい声で騒いでいるであろう場面もあったが、黙々と進み(もちろん選手の声やファンの声はよく聞こえるわけですが)、河野の遊飛を廣岡が捕って試合終了。
この球場は今年はこれが最後かと思うので、一礼して帰る。
船橋で買ったしうまい弁当、やっと落ち着いて食べられますわい。イースタン優勝マジック点灯中のため、ジャイアンつファソの声援にも力が入っておられた。

1800(1758)〜2128  明治神宮外苑野球場
セントラル・リーグ 東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ戦
中日  200 000 321   8
東京  000 000 010   1
PF 柳田  1B 森  2B 牧田  3B 原

YT氏のお計らいでネット裏S席で観戦申し上げることができた。中日小笠原、スワロ山中、ともに変化球に味のある投手なので、変化のしかたが(二階席よりは)よくわかった。
ドラ福田の9号2ランではじまり、途中均衡したが、七回八回でドラが突き放した。八回裏はバレンティン30号(三度のチャンスで打ててるとよかったのですが)、九回表はビシエド22号が見れました。YT氏差し入れのやきそばおいしうございました。氏は最近は高校野球が中心になっているようである。
ずっと細かい雨が降っていたが、中段は五回に10分ほどあっただけ。みんなの力を合わせて試合終了させました。神宮開催のスワロはあと一試合だが、おそらくおいらは来ないので、スワロ試合は今日で終わり。
これがS席への道なのだ。こんな感じに見えました。小笠原ヒーローインタビュー中。まだ初々しいが、そのうちふてぶてしくなってくるであろう。

平成28年9月19日(月) 表紙へ
1300(1325)〜1556  西武プリンスドーム球場
パシフィック・リーグ 埼玉西武ライオンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北  000 000 200   2
埼玉  005 000 00X   5
PF 山路  1B 村山  2B 秋村  3B 小林

雨がじとじと降るんで、イースタンリーグを見に行けず、ドーム球場を求めてまた所沢へ。駅には12時台前半に着き、昨日コンビニで買った前売りも持っていたが、入場口の列が長く、約30分ぐらい濡れながら並ばされたのにはまいった。入場口が二か所しかない上、場外の売店で買わせるため入場口の三分の一を再入場口に当てている仕組みなので、普段から試合開始間際は混雑するのだが、今日は特にひどかった。バイトのやつらに「雨の中並ばせている」という自覚がないのは当たり前なので、一度事故でも起こらないと改善されないのだろう。入場すると実は大して混んでいない、といういつものパターンでした。
やっとここ(廂の下)まで来た。もう試合開始している!中はこんな感じ。八分の入りぐらい。
西武は三回に辛島の連続押し出しを含む3安打4四球で5点。しかしそれ以降は打たなかった。先発・多和田が八回2失点、八回の1失点目は茂木の7号ランニングホームラン。ライト金子、センター秋山の間のフェンス直撃なので、西武側が特段にのそのそしていたわけでもないのだが、二塁を回ってから速かった。
こちらはライオンズ金子侑。足への死球でベンチに引っ込んで治療を受けて出てきたが、このリードの大きさを見てくだされ。と思ってたら2回牽制を受けたあと、初球からスタート。嶋の送球にも何のミスも無いがセーフ。トップ糸井と竝ぶ51個め。
おれも特急で素早く帰るぜ。

平成28年9月21日(水) 表紙へ
1800(1920)〜2034  東京ドーム球場
セントラル・リーグ 讀賣ジャイアンツ対中日ドラゴンズ戦
中日  000 000 002   2
讀賣  002 000 30X   5
PF 敷田  1B 川口  2B 本田  3B 西本

マイコラス九回二死をとったところで被安打2の96球。このまま完封かと思われたが、そこからビシエド・森野・福田・高橋に4連打を食らって2失点。しかしさすがに井領ごときに打たれることはなく、三ゴロで試合終了した。2時間半で終わったので、そのあとたっぷりポケモンGOしながら帰ってこれました。
なお、七回、ジャイ1点とって二死一二塁からギャレットが右中間を破った。二塁走者もちろんホームイン、一塁走者村田もホームに突入したが中継から還ったボールを捕手杉山がタッチして敷田主審の右手が上がりアウト! かと思ったのですがジャイ側から抗議があり、ビデオ判定の上セーフになりました。セーフがセーフになるんだからいいことなんですが、本塁でのビデオ検証は年初はコリジョンの判定に使われる、という説明でしたが、いつの間にか本塁上のプレーにはすべて?適用されるようになったようです。いちばん助かったのは誤審を合法的にひっくりかえせた敷田さんである。ギャレット氏は今日4打点とのこと。
主審・敷田。今日は到着直後の五回表二死から杉山の見逃し三振があってかっこよく卍が決まったが、そのあとの両チーム合わせて5三振はすべて空振り三振であった。
敷田さんの卍が観れるチャンスなのに、スカスカの桃郷ドーム。もちろん外野は左右ともよく入っているのだが、外野からは敷田さん見づらいよ。
「勝ったのは、チーム・ジャイアンツ!」と気勢をあげる場内放送だが、なんだかみんな元気無い。CSでがんばらないと。

平成28年9月22日(木) 表紙へ
1400(1355)〜1617  東京ドーム球場
セントラル・リーグ 讀賣ジャイアンツ対中日ドラゴンズ戦
中日  000 021 000    3
讀賣  200 000 002X   4
PF 川口  1B 本田  2B 西本  3B 深谷

今日はお彼岸だし、太陽の下でやきゆう観たかったが、今日もじとじとと雨が降るので東京ドームへ。ドラ的には七回までバルデスが粘り、八回は又吉が一死二塁にされたが、亀井の二直を荒木がファインプレーし、すばやく遊撃・阿部に送球して二走・鈴木をアウトにする、という奇跡的な展開で、九回・田島までつないで、二死までとって、村田左前打、ギャレット23号サヨナラ2ラン、では、いったいどうすれば勝てるんだ、といいたくなる展開、「どこかのチャンスでもう一点とっとけ」といっても「そんなことできるならこの順位にいませんよ」と力なく笑うしかないであろう。ちなみにジャイの4点はすべてギャレットの打点。
2時間17分で終了。
このドラゴンズ的閉塞を見て、おれは思った。「このままではダメだ。何かを換えなければ」。おれは旅に出ることにしたぜ。
七回、「闘魂こめて踊り」中。ドラファンからはブーイング。七回の応援歌のときにビジターファンからブーイングされる現実を、ジャイのひとたちはどう受け止めているんだね?

平成28年9月23日(金) 表紙へ
1230(1255)〜1508  神戸スタジアムサブ球場
ウエスタン・リーグ オリックスバファローズ対廣島東洋カープ戦
廣島  100 001 000    2
オリク   200 000 001    1
PF 山村裕  1B 今岡  2B 須山  3B 芦原

はるばる来ました神戸サブ。今年は五月のウエスタン観戦が東大阪だったから、神戸サブは初めてになります。年に一回ならここでしか食べられないとされる「岡本のカレー」食いたかったが、今日は大好評につき売り切れ。「平日にもかかわらず354人のお客さんに来てもらえました」とチームDJのケチャップさんが言ってました。そうか今日は平日だ。遊び人のおれには関係の無いことだが。試合はカープの先発・岡田がさすが優勝チームの一軍は違うな、という六回無失点、その後も負傷後の調整登板のフクイが3イニングで6個も三振とって、モレルのソロホーマー一本に抑えた。
この試合の九回表、引退を表明しているカープ倉捕手が代打で登場、三塁の頭の上のライナーだったが、これをバファローズ岩崎がジャンプして、グラブに当てて、落として三塁内野安打。倉は350人ぐらいの拍手でねぎらわれたが、岩崎はもしかしてもしかしたら捕れたのかも知れません。わずかにジャンプを遅らせた?ようにも見えた。人情野球であったのかもしれない。試合終了後、倉選手胴上げ。倉はこのあと廣島に向かい、明後日引退試合のはず。
到着。腹減ったが食い物販売はない(岡本のカレーだけなのだがそれが売り切れているのだ!)。
ウエスタンの審判はあまり見る機会ないと思うので、今日は四士をご紹介。
主審・山村裕さん。投手・岡田、捕手・磯村、打者・ボグセビック一塁塁審・今岡さん。一塁手・堂林、一走・奥浪。いいからだしてるぜ。二塁塁審・須山さん。須山さんは八回、庄司の盗塁の際に右手を挙げてから開いてセーフのコール。選手は違和感なかったようだが、こちらで見てて一瞬アウトかと思った。早速田口二軍監督が出てきて、かなり絞られていた。遊撃手・ヌ原。三塁塁審・芦原さん。三塁手・梵。三塁コーチは申し訳ないがわからない。
胴上げ直後の倉選手(お辞儀しているやつ)。誰かが江草も胴上げしようとして叱られていた。

さて、神戸サブでもう一試合と思って近くの温泉に泊まることにしたのだが、明日明後日はファンクラブの予約者限定入場だそうです。仕方がない、神戸スタジアムの方で関西六大学観て帰るか・・・。

平成28年9月24日(土) 表紙へ
1400(1340)〜1710  マツダズムズムスタジアム
セントラル・リーグ 廣島東洋カープ対東京ヤクルトスワローズ戦
東京  000 000 000   0
廣島  103 000 01X   5
PF 良川  1B 小林  2B 福家  3B 飯塚

高い交通費払って廣島に来たぜ。ズムズムは沖縄に行ってから来たことが無いはずなので、四年ぶりか。今日で2125,548人の球団新記録になったそうなので、自由席立ち見とはいえ、そのうちの一人になれて光栄です。
むかし、まだ基町の市民球場のころには、東京あるいは福岡から観戦に来るたびに、「少しでも球団にカネを落としていかねば」とカープうどん、カープらーめん、おでんなどあるものすべて食べつくしていたが、今はもうどのテナントにも行列ができているのでそんなことする必要の無い人気チームになったのである。営々としてチーム作りと経営に関わってきたひとたちがいるということで、感慨深い。
試合は新井のタイムリー、19号2ラン、鈴木の29号ソロでカープが前半でのそのそとリード。このころは暑かった。そのあとはカープはチャンスを全く生かせずにいたが、八回に代打・小窪のタイムリー2ベースでやっと一点追加。スワロは野村6回のあと大瀬良→ジャクソン→今村と、カープの分厚いブルペンを打てず、零封された。カープはこれで連敗を4で止めたことになるが、優勝決定後冷え冷えの打線が少し本気になりはじめた、ということであろうか。
さて、七回表にはちゃんと「スワローズ、ラッキーセブンでございまちゅう」と言って東京音頭を流していた。カープも「独善球団」ではなくビジターファンを尊重していたのだ。これで「独善球団」はジャイだけとなりました。これは批判さるべきことだよ。
わーい、ズムズムスタジアムが見えてきまちたー!わーい、わーい。ビジターパフォーマンス席のヤクルトファンのみなさん。東京から来ているやつもいた(チケット受け取りのときに一緒になった)。このビジパフォ席をカープファンが買い占めてコンコースに出て観戦する、というルール逃れがあるらしい・・・。
わーいわーい、七回で風船でちゅう。ヒーローインタビュー(新井、野村)中。東京より30分以上日暮れが遅いが、17時ごろから照明塔が点いた。ここで日本シリーズもやりたいねー。

平成28年9月26日(月) 表紙へ
1815(1930)〜2147  QVCマリンフィールド
パシフィック・リーグ 千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークス戦
福岡  101 000 000 0   2
千葉  000 000 200 1X  3
PF 木内  1B 敷田  2B 深谷  3B 笠原

延長に入って「うひゃあ、月曜日からエラいことになってしまったばい」と思っていましたが、2130ごろファイターズ勝利の報が入って間もなく、十回の裏、スアレスが出てきてマリン岡田が中前打者。続く加藤の送りバントを突っ込んできた一塁・内川が弾き、これをスアレスがつかんでファーストベースカバーの本多に投げたらはるか上空を通る暴投になって一気に無死二三塁。角中敬遠、デスパイネ(←総理のキューバ会見でも言及されていたね)三ゴロでホーム封殺、一死満塁から鈴木が中前安打でサヨナラとなり、なんとか日付変更前に帰ってこれた。これでファイターズ優勝はほぼ確実、するとCS1stはこの組み合わせになるのか・・・。
サヨナラ打を放ち、一塁付近でぐしゃぐしゃにされる鈴木大地氏。

平成28年9月27日(火) 表紙へ
1800(1900)〜2120  東京ドーム球場
セントラル・リーグ 讀賣ジャイアンツ対中日ドラゴンズ戦
中日  000 100 000 0   1
讀賣  010 000 000 4X  5
PF 山路  1B 原  2B 有隅  3B 佐々木

そういえば先週もこのカード見てたような気がするぞ・・・と思っているうちに、十回裏、また田島が出てきて、あっという間に無死満塁になって、村田がうまく合わせて外野まで持って行った―――と思ったら、25号サヨナラ満塁ホームランになってしまいました。まあ一応想定内。
村田のヒーローインタビューでは「ファンの後押しを受けて必ず廣島に勝ちます」旨の発言があったので、すかさず「下剋上! 下剋上!」と声援が飛んでいたが、せいぜいベイスには気をつけることだな、くっくっく・・・(この球場でやれるなら、菅野やマイコラスが負けるとは思えないけど)。
気の毒なぐらいガラガラでした。2万5000との発表か。内野や二階席がスカスカなのはよくあることだが、外野がこんなにスカスカなのは他の球場でも珍しい。サヨナラ満塁は年に何度も観れるもんではないからね。

平成28年9月28日(水) 表紙へ
1800(1909)〜2238  東京ドーム球場
セントラル・リーグ 讀賣ジャイアンツ対中日ドラゴンズ戦
中日  200 000 000 000   2
讀賣  000 011 000 001X  3
PF 原  1B 有隅  2B 佐々木  3B 橋本

西武プリンスでは菊池・大谷の花巻東対戦で0−1大谷完封でハム優勝!
こちらも菅野・大野の先発なのでスカスカ行くだろう、と思っていたが、どちらも点がなかなか入らずに延長12回まで進み、ジャイが二死満塁から小林の右中間サヨナラ打で二試合連続さよなら。
ドラ13安打、ジャイ15安打ですさまじい残塁数になったはず。十二回表に二死から福田の中越えフェンス直撃をワンヒットに抑え、続くエルナンデスの右中間の打球を前で抑えて寺内→小林と中継して一走・福田を本塁手前でアウトにした立岡の守備を指摘しておきますが、しかしあの攻撃のツメの悪さ、守備ののそのそさ、ドラが勝つはずがないのは目に見えたような試合であった。
なお神宮でベイスが負けたのでジャイの二位確定だそうです。おめでとうございます。「ゲコクジョウ」に気をつけよう。

平成28年9月29日(木) 表紙へ
1800(1845)〜2046  東京ドーム球場
セントラル・リーグ 讀賣ジャイアンツ対廣島東洋カープ戦
廣島  000 001 220    5
讀賣  020 000 001    3
PF 有隅  1B 本田  2B 中村  3B 山路

カープは七回表に田口からエルドレッド20号(通算100号)、八回表に宮國からエルドレッド21号のいずれも2ランが出てジャビッツを粉砕。宮國は二死無走者で登板して鈴木にストレートの四球、エルドレッドにも2B−0Sからセンター左へ放り込まれたので、まるで「ハラキリ」かトバク疑惑の禊ぎかというような役を演じてしまった。マシソン、澤村を除くと後ろの投手が心配ですね。カープも中崎が負傷で代役クローザーとして今村を試しているが今日はふらふらだった。なおジャイ最終回は先だって(9月15日参照)イースタンで観た中川。下で観てよかったやつが上がってきてやっているのを見るとワクワクしてきます。
本日は立ち見でなく指定C。真後ろから田口・フクイらの内外角を使った投球を見せていただく。
20号2ランを打ってホームに帰ってこられるエルドレッド氏。21号2ランを打ってホームに帰って来られるエルドレッド氏。
本日でホームゲーム300万4,108人で、四年連続300万人達成!とのこと。これのためにドラゴンズ戦でユニフォーム配って必死だったんだ。カープファンに感謝しないといけませんね。
試合終了後、ジャイの本拠地最終戦ということでよしのぶ・坂本から簡単なあいさつとサインボール投げ込みあり。よしのぶは最初に「まず廣島ファンのみなさん、おめでとうございます」と言って大拍手であった。カープファンはこういうセレモニーの居残り率高いので、褒めてやると喜びますよ。そのあとファンへのリーグ優勝逃したことへのお詫び→しかし選手がんばって二位を死守→CSを東京ドームでやれる→日本一の可能性目指してがんばりまっちゅ! という簡にして要を得たいいあいさつでした。
サインボール投げ込み中。
球場出てきたが、まだ横浜のベイス・スワロ戦は七回。ようやく?三浦が降板したとの速報が入った。引退登板で最後まで200球ぐらい投げてマウンドで冷たくなってしまったりするのではないかと心配しましたがそうではなかったようです。お疲れさまでした。

今月は波状弾圧の中、23試合。よくがんばった。海外弾圧中に海外の試合はじめて2試合みたのもいい思い出となった。カープ優勝にも立ち会えたし、現世にあとどれほどの魅力があるのか、疑問さえわくほどの大成果であったといえよう。

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