肝冷斎観タマ記22−05(平成22年5月1日〜)  表紙へ戻る  観タマ記22−04に戻る

←夏も近づく。

平成22年 5月 1日(土)  表紙へ     
1300(1350到着)〜1519  西武第二球場
イースタン・リーグ戦 埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズ戦
北海道日本ハム  020 000 000   
埼玉西武      010 100 02X   

 主審:不明  一塁:不明  二塁:不明  三塁:不明


晴れ渡って爽やかな青空の下で、ファームの試合を観る。人生の歓びの最大のものと考えているものである。
試合はGGのソロ、斉藤の二本のホームランで西武が勝ち。セーブは小野寺。
試合中、西武ブルペンで上原が小野寺に何かを訊いていました。小野寺のしぐさからして、カットボールかスライダーの「切り方」を教わっていたのではないかと思ったのですが、上原が真似てやっているのを見ていると「投球後いかに跳びはねるか」の練習をしているだけにも見えました。
このチームのブルペンの投手たち(いわゆる「俺達」)がたいへんほんわかしているというのは評判ですが、その一端を観たと思った。
試合後、山口観音から狭山湖を経て小手指まで歩く。途中、式内社である北野神社に参拝す。これは立派な神社でした。航空神社もあり。
←向こうの方に見えるのは西武ドーム。

平成22年 5月 8日(土)  表紙へ     
1300(1331到着)〜1540  海老名総合公園野球場
イースタン・リーグ戦 湘南シーレックス対千葉ロッテマリーンズ戦
千葉ロッテ 000 200 110   
湘南     100 020 002x  

 主審:深谷  一塁:小椋  二塁:村山  三塁:大和

←厚木駅から徒歩15〜20分
はじめて海老名球場を訪問しました。両翼95メートル、中堅120メートル。チケット売り場のテントにはホッシーもレックもいました。ホッシーはせこせことサインをしていました。
←ネット裏よりセンター方面を見る。ライトの外にははるかに丹沢山系が巍巍と聳え立っていた。
シーレックスは佐伯、金城、野口、森笠を見せてくれた。特に森笠は久しぶりで観たのでうれしかった。相変わらず打球は鋭いのですが、必ず野手の正面に打っていた。
←三塁側内野芝生席。ちょうど森笠の打席なので誰も試合に興味などないように見えるぐらいみな和んでいた。
試合的には一部のマリファソにとっては悲しいものがあったと思いますが、概ねのひとには悦んでいただけていました。シーレ最終回の逆転サヨナラ。この回、マリン橋本から佐伯先生が貫禄の右前打(代走大西)、金城先生が貫禄の投前犠打、高森倒れて二死二塁となる。続く野口先生は貫禄の四球を選び、代打・北川が右前打で二走が同点のホームイン。このとき、試合途中から一塁守備に入っておられた堀先生がホームに気の抜けたような悪送球で、走者がそれぞれ二三塁に進んだ。ここで松本が三塁翔太の左を破るサヨナラ安打を放ったのである。
ミーティングのあとでヒーローインタビューをしていました。
帰路に海老名の郷土博物館に寄ってみると建物が危険になったので建替え中とのこと。不快感を覚えて、海老名・綾瀬の一帯をしばらく歩いてみました。アップダウンの多い地域ですね。

平成22年 5月 9日(日)  表紙へ     
1300(1336到着)〜1525  横須賀スタジアム
イースタン・リーグ戦 湘南シーレックス対千葉ロッテマリーンズ戦
千葉ロッテ  000 000 000   
湘南     000 003 03X   

 主審:小椋  一塁:村山  二塁:栄村  三塁:深谷

←スカスタにくるのは今年は今日が初めてになりますね。
天気がいいのに誘われて、今日はスカスタまで流れていきました。この週末、関東でイチグンの試合が一つも無いので仕方がないのです(学生やBCという選択も無いではなかったが)。
さわやかでよかった。試合も二時間半弱で終わってさわやかでした。
湘南、5回・6回はマリンズへの無償トレード(早川の代わり、の説もありますが)が決まった、とされる吉見を出してきました。2回被安打3もマリンの拙攻に扶助されて無失点。勝利投手がついた。試合終了後、まうんど後方で胴上げされ、さらに氷をかけられていました。その後、インタビューに答えて「まだいろいろ言えないことがあるのですが、ロッテ・・・いや、どこへ行ってもがんばります」と言うてワライをとっていた。たいへんよい風景であった。
←吉見投手胴上げ中。レックの姿も見える。
その後、本日先発(2イニング)の真下、二番手(2イニング)の国吉、先制安打の筒香のルーキー3人でヒロイン。筒香がワライを取ろうとして、「ロッテにトレードが決まった筒香ですが・・・」と言ったのには、みなしらじらとしておりました。スタンドでは
「地元出身だからといってナメている。(イースタンの)四番剥奪だ!」
と完全に真っ赤になって怒り出すおじさんも出る始末。
←金沢から野島方面を望む。グッバイ、ララバイ横須賀。

平成22年 5月12日(水)  表紙へ     
1800(1951到着)〜2100  明治神宮野球場
インター・リーグ戦 東京ヤクルトスワローズ対オリックスバファローズ戦
オリックス   000 100 000 1  
東京ヤクルト 010 000 000 0  

 主審:不明  一塁:不明  二塁:不明  三塁:不明

寒かった。客も少なかった。東都の試合かと見まごうぐらい。
オリックスの10回の決勝点、一死から途中出場の荒金が二塁内野安打、鈴木の送りバントが投前小フライになり、投手押本がわざとワンバウンドで捕って一塁カバーの田中に送って二死、さらに一走の荒金をタックプレーでダブルプレーにとろう・・・という狙いは正しかったのですが、一度は戻りかけた荒金が見切ってスタートをかけ、二塁セーフにしてしまいました。荒金の好走塁です。二死二塁になって外野が思いっきり前進したので、坂口の右中間のフライは普通の守備位置なら青木はらくらく捕れたでしょうけど、右中間三塁打となった。ということで、本日の殊勲賞はほんとは荒金にやってほしい!と思いました。
ところで、九回表に登板した林について。実は今年はじめて見ました。ここまで9試合登板して6セーブ、防御率1.00と相変わらずすばらしいですが、球速が昨年の今頃に較べるとマイナス10キロぐらいになっているのです。調子悪いのですかね。カブレラに左前打された以外はオリックスの中軸を片付けていましたが・・・。
←プロの公式戦でここまで客がいないのもどうかと・・・。

平成22年 5月13日(木)  表紙へ     
1802(1915到着)〜2138  明治神宮野球場
インター・リーグ戦 東京ヤクルトスワローズ対オリックスバファローズ戦
オリックス   102 002 040   
東京ヤクルト 020 000 000   

 主審:不明  一塁:不明  二塁:不明  三塁:不明

カブレラ、八回の満塁9号ホームランの時点で打率4割とび9厘となっておりました。神的なものとなっている。守備も緩慢ながら心のこもったものとなっており、すごいやる気が見えた。
やくると・・・、投手陣の与四球11(被安打も13)はひどいが、八回、決定的なカブレラの満塁弾の第一歩となった遊撃・藤本の、ほんとになんでもない遊飛落球は悲しいものさえありましたなあ。
←外野もお客おりまへん。

平成22年 5月15日(土)  表紙へ     
1400(1425到着)〜1657  横浜スタジアム
インター・リーグ戦 横浜ベイスターズ対埼玉西武ライオンズ戦
埼玉西武 035 000 031  12
横浜    000 102 000   

 主審:中村  一塁:森  二塁:津川  三塁:石山

ああ。
パリーグA=セリーグA>パリーグB>>>>>(超えられない壁)>>>>セリーグB
という封建制度がこの数日で明らかになりました。三浦がぼこぼこになりました。特に涌井にくらった2本のタイムリーには屈辱であろう。しかし、森傘などが七番ライトで先発しているのだ。もうどうでもいいや。

平成22年 5月16日(日)  表紙へ     
1300(1350到着)〜1601  鎌ヶ谷ファイターズスタジアム
イースタン・リーグ戦 北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズ戦
千葉ロッテ    000 005 010   
北海道日本ハム  102 100 021X  

 主審:牧田  一塁:山口  二塁:小椋  三塁:大和

マリン先発の小野(5回4失点)、ハム二番手の吉川(2回5失点)はひどかったですが、それでも8回表のマリンの1点で試合は決まった!ように見えたのですが、・・・エラーはコワいですね。
八回の裏、橋本が出てきて、一死後、何でもないフライをファースト宮本が落球。グラブに触ってたのでファウルにもならず走者が出たあと、三連打で同点にされてしまいました。九回裏もコーリーから村田が中前打のあと、加藤政の送りバントをコーリーが一塁カバーの堀のとれないところに暴投。これで無死一三塁になって続く大平を敬遠して、続く今成への二球めにぶつけてしまいまして、死球押し出しでサヨナラ。
いい天気でした。
ハム村田の応援歌が「めだかの学校」(むらたーのばってぃんぐ、ぜえっこうちょう・・・)でした。相変わらず、アルトリコーダーの哀調を帯びた伴奏も良い。
←もう夏ですなあ。
←神宮より活気ある。

1800(2020到着)〜2216  明治神宮野球場
インター・リーグ戦 東京ヤクルトスワローズ対福岡ソフトバンクホークス戦
福岡ソフトバンク 200 000 030 01   
東京ヤクルト  000 101 030 00   

 主審:不明  一塁:不明  二塁:不明  三塁:不明

本日は夕刻、一件お通夜に行ってまいりました。
お通夜を終えて、清めの塩もまかずに神宮球場へ。普通のひとならもう行かないのだろうなあ、と思いつつ、七回裏の攻撃の途中から入りました。
そこから、ほぼ2時間試合を観ることができました。しかも観るべきものがたくさんあった。小久保の3ラン、ガイエルの3ラン、林・馬原の9回・10回の投げあい、9回表、林=李ボンホの対戦(バットを折りながら中前打)など。結果を分けたのは、11回に出てくる投手が増渕であるか、ファルケンボーグであるか、の差ということでしょう。
増渕は悪い投手ではないのですが、11回表、先頭の1割打者・山崎に左中間に二塁打、送られて一死三塁から川崎は三振にとったが本多に右前打をくらった。裏のファルケンボーグはスワロの1〜3番を三者凡退。宮本が11球粘ってました(結果は遊ゴロ)が、ストレートは150台の後半出てくるし、変化球の角度もすごいので、粘るのが精一杯。増渕は山崎ごときでもバットに当たるから、そこの差ですね。
ああ、二日間、楽しい日々でした。金曜日の夜から、まるで恋の気分のようにふわふわしていた。交流戦の季節は毎年こんな感じの気もします。例年はもう少し夜が暖かいはずなのですが。・・・が、週末も今日で終わりか・・・。めっきり冷え込んだ青山通りを帰途についたおれであった。
←夜中までご苦労さま。
←ホークスファソでかなり埋まった。

平成22年 5月22日(土)  表紙へ     
1301(1255到着)〜1549  西武ドーム球場
インター・リーグ戦 埼玉西武ライオンズ対中日ドラゴンズ戦
中日     000 000 000   
埼玉西武  004 000 13X   

 主審:佐々木  一塁:山路  二塁:西本  三塁:丹波

ドアラもお見えになっていた。
暑いときは西武ドームに限りますよ。日陰になるし、風通しはいいですしね。
試合はライオンズの一方的な勝利になりましたが、ライオンズの投手は帆足→長田→小野寺とつないでいるのに、ドラゴンズの方は中田が完投。ブラウンに二本目を食らい、さらに細川にまでホームランを食らうという屈辱の中でも最後まで投げさせられていた中田の姿を見て、落合采配の恐ろしさを垣間見た気がしました。
すぐ後ろに団塊世代の夫婦のお客がおりました。そのだんなの方、三回裏、一死満塁からの中村の犠飛に
「四番として最低限の仕事をしたな」
いや、すごい仕事をしたんです。タニシゲが徹底的に中島を嫌がって四球で出して中村で併殺を取りにくる、その中できちりとセンターにフライを上げたのですから立派な仕事なんだ、と言いたかったのですが、その後の二死一三塁でブラウンが3ランを打ちました。これが試合の流れを作ってしまったのですが、このとき後ろの団塊おやじ、
「外人として最低限の仕事をしたな」
とノタマワっておられたので、彼にとっては「最低限の仕事」というのは「よくやった」という意味らしいとわかりました。不器用な男だぜ。
投手がヒットを打たれると、ほぼ確実に
「単調になったな」
とおっしゃっていたのも心に残った。

平成22年 5月23日(日)  表紙へ     
1800(1835到着)〜2107  東京ドーム球場
インター・リーグ戦 読売ジャイアンツ対オリックスバファローズ戦
オリックス  330 000 001   
読売     000 001 002   

 主審:丹波  一塁:名幸  二塁:秋村  三塁:森

雨で神宮や横浜は中止になりました。致し方なく悪逆非道ドームへ。
バファローズが1・2回に西村健をぼこって先制。その後は坂口の2号ソロだけに抑えられましたが、ジャイは山本を攻めあぐねて、終盤のラミレス15号ソロ、坂本12号2ランの3点だけに終わった。もう少しジャイが追いかけるかと思ったのですが、七回に平野を攻めて二死満塁を作ったのですが、ラミレス遊ゴロ、八回は菊地バラが出てきて三者凡退で切ってしまった。七・八回に何点か入っていると九回の攻防にもう少し緊迫感があったかな、と思いましたが。三回に小笠原が死球で退場(変化球だしあれは避けないと・・・)していたので、ちょびっと迫力無かったですね。2番に長野が入っているのですが、松本のようなすごいイヤさは無いし、この打線ならセリーグのしもじもでも何とかなるかも、な感じ。
両チームとも遊撃手(Gの坂本とBの山ちゃん)が素晴らしく、試合の流れが変わるかな、というところでファインプレーの続出でした。
ちなみに、九回表裏のホームランはいずれもいわゆるドームランですネ。
←打者山ちゃん。見えないでしょうけど。

平成22年 5月24日(月)  表紙へ     
1803(1955到着)〜2059  東京ドーム球場
インター・リーグ戦 読売ジャイアンツ対オリックスバファローズ戦
オリックス  020 000 020   
読売     200 010 12X   

 主審:森  一塁:柳田  二塁:名幸  三塁:川口

主審森さん。わたしは森さんが主審の試合でジャイが負けたのを観たことがありません(あったかも知れませんが記憶にないのです)。
結果としてやっぱりジャイが勝ちました。
一回裏ラミレス、二回表バルディリスのそれぞれ2ランらしいですが、六回裏に球場に入り、失策がらみで菊地バラが一点失ったあとの八回裏、T―岡田のバックスクリーンへのすばらしい2ランで同点になりました。
「おお、これはいかん」
と係の人が思ったのでしょう、空調の気圧ががんがん上げられ(たのだと思いますが)、八回裏、長野、亀井の連続ソロで試合決まり。
流れもなにも関係無く、終盤(の出るべきときに)ホームラソが飛び出してジャイが勝つ、といういつもの東京ドームの試合になってしまいました。
山ちゃんは今日もいい守備してましたネ。
←野球ルーピーたち。

平成22年 5月26日(水)  表紙へ     
1800(2022到着)〜2115  東京ドーム球場
インター・リーグ戦 読売ジャイアンツ対福岡ソフトバンクホークス戦
福岡ソフトバンク  000 152 200  10
読売       100 000 100   

 主審:中村  一塁:有隅  二塁:柳田  三塁:笠原

今日は日程がかなり苦しいらしく、雨の中、神宮や横浜でも試合が行われたようですが、五月ももう末だというのにとにかく寒いのです。雨も普通なら野球なんかできないぐらい降っているのです。なので、日よってドームに行ってしまいました。いまのジャイ打線(小笠原、松本抜き)が杉内とやればこんなもんなんでしょう。もともと「打線」とか「流れ」とかで点を取るのでない打線ですから、卓越した個人が抜けるとちょっと迫力不足ですね。

平成22年 5月27日(木)  表紙へ     
1801(1945到着)〜2234  明治神宮野球場
インター・リーグ戦 東京ヤクルトスワローズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦
東北楽天   001 100 001 000  
東京ヤクルト 000 000 300 000  

 主審:不明  一塁:不明  二塁:不明  三塁:不明

高田監督が辞めました。
ので、今日のヤクルトは根性入っているだろうと思いまして、見に行きました。六回裏から入ったのですが、そこから3時間近くやっておりました。結局ヤクルトは今日も勝てず。今日の神宮球場はおそろしく寒く(五月の末になってなんでこんなに寒いのか)、月がときおり雲間から皓々と輝き、
星落秋風五丈原
の悲哀あり。
生けるブラウンは相変わらずのブラウン野球で、七回裏タマが全部高めに浮いて3四球で満塁にしてしまった永井を交代させずに相川に逆転ツーベースを食らったり、九回、一点をとってなお一死一塁、代打・草野の1−3から「お得意」のヒットエンドランをかけて、草野がボールと思って見逃して一走・聖沢が二塁アウト。外野のファンは単独盗塁失敗だと思っているひともいたが、カープでこんなことばかり既に4年も繰り返してきているのだ。まだこれをやっているのか!とハラ立ってきた。選手がかわいそうである。そのあと草野が2ベース打って、結局残塁になるのも去年まで何度も何度も何度も何度も見てきた。パリーグではまだ目新しいのかも知れませんがね。
ちなみに、九回の一死二塁からの聖沢の中前打、ふらふら、とあがった瞬間に二走鉄平が思い切りよくスタート、センター青木も素早いスローイングで相川にノーバンストライク返球、でも間に合わなかった。この二人のプレーはプロっぽくてよろしかった。
←やっぱりスカスカのスタジアム。
←外野も。

平成22年 5月29日(土)  表紙へ     
1759(1740到着)〜2105  クリネックス宮城球場
インター・リーグ戦 東北楽天ゴールデンイーグルス対広島東洋カープ戦
広島東洋  000 002 000 0  
東北楽天  000 000 020 1x  

 主審:柳田  一塁:小森  二塁:津川  三塁:有隅

  ←スラィリーも来ていた。ベイビーブラウン気持ち悪い。
すごい寒かった。岩隈・スタルツの投げあいだったが、スタルツ交代したら8回裏(林→ベイル→横山)同点、九回一死満塁(横山)、十回一死満塁(永川)で最後島のサヨナラ。この投手リレーするなら林を引っ張り過ぎだろうと思う。大野コーチらしいといえばそれまでだが・・・。
石原さん、5月27日にヤクルトが封じていた攻撃にヤラれてましたな。なさけない・・・。
ところで、永川さんハンパなくすごいっす。アウトは中村紀が初球を打ち上げて捕飛になった打ち損じだけで、あとはストライクが本当に入らない。こんなところで投げる投手ではないですね。
この球場でナイターを観るのは始めてです。とにかく寒かった。が、球場の周りが暗いのでフライが見やすい球場ですね。
←内野ネット裏を見上げる。ちょっと幻想的。

平成22年 5月30日(日)  表紙へ     
1400(1412到着)〜1714  クリネックス宮城球場
インター・リーグ戦 東北楽天ゴールデンイーグルス対広島東洋カープ戦
広島東洋  000 100 010  
東北楽天  100 210 00X  

 主審:有隅  一塁:秋村  二塁:小林  三塁:津川

ブラウン野球は特にその攻撃面においてひどいと思っているのですが、世の中にはその冒険主義的でトリッキーな攻撃によってほんとに崩されるバッテリーがいるのですから可笑しいことでございますね。また攻撃面でも、今日はマーが悪くて9回被安打12ですが、それでも石原さんのところで自信を持って切りにきて、石原さんがことごとく切られていくのは可笑しいほどだった。
「とうほぐふぐしの強いころの四番だろ、あれ」
と言われてましたな。
今日は三塁側(楽天側)にいて観戦しましたが、楽天の内野席は行ったことのあるひとはわかると思いますが、とにかく「とろん」としているのです。地方開催の内野席をイメージしていただければいいと思います。いわゆる「殺伐さ」が無い。その楽天ファソたちが真正面に見えるカープ側外野席の応援をしきりに褒めていた。「センスは12球団一」「ほんとうに元気がある」「遠いところをよう来てくれている」「やる気のない、いわゆる「薄い」ソフトバンクのやつらにも勉強させてやりたい」エトセトラ。今日はスクワットにも工夫をこらして左右で分かれたり上下でわかれたりして喜ばせていました。
すばらしいファソを抱えているのですがネ。かなりカネも落とすやつらなのですがネ。フロント、ベンチ、何よりプレーヤーがこれではネ。
←今日は三塁側から。
←外野側を観る。レフト側の楽天ファンも佳いですよ。ここと広島はみんなで野球を楽しんでる球場。何か別のモノを観に来ている気のする○京ドームなどとは根本的に違う。来て損はしませんよ。(野球ファンなら、ですが)

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