肝冷斎観タマ記19−9(3月30日〜4月1日)  表紙へ戻る  観タマ記19−8に戻る


暗黒時代を終え、「輝ける時代」がくる!カモ

平成19年 3月30日(金)  表紙へ    当日の日記へ
1230(1359到着)〜1540 ナゴヤ球場
ウエスタン・リーグ 中日ドラゴンズ対広島東洋カープ一回戦
広島東洋  000 002 100 2   
中日     000 100 200 0   
 主審:土山、一塁:嶋田、二塁:山本、三塁:坂井

平日に何をしている・・・と思うひともあろうが、もうハラが決まったので隠さないのである。別に強度のウエスタンマニアでも無いのですが、チケットが入手できそうなプロやきうのゲームで博多からイチバン近いところでやってる試合だったのでわざわざ観に来たのだ。

広島の末永がよく打ちましたね。それにしても、七回ウラ、カープ広池、二者連続押し出しはワロた。語るに落ちた、というかあまりにお粗末。
夜、実家でCSのナイター中継観ていて、阪神=広島開幕戦の八回河内投手の二者連続四球に、早速2ちゃんねるで「広池あげろ」という書き込みあり。この世のおもてづらしか見てない厨房どもwwwwwwww

←ナゴヤ球場に到着した。
←この日は(平日だから当たり前だが)客少ない。でも春休みのガキどもも少しはいたか。
←たこやき。味はあまり無い・・・のですが意外と美味いのです。

平成19年 3月31日(土)  表紙へ    
1230(1239到着)〜1513 ナゴヤ球場
ウエスタン・リーグ 中日ドラゴンズ対広島東洋カープ二回戦
広島東洋  000 001 100   
中日     000 100 000   
 主審:嶋田、一塁:山本、二塁:坂井、三塁:土山

ナゴヤ球場のネット裏席上方には、金網で囲まれた「立入り禁止」区域がある。そこまでは以前から知っていたのだが、今日はじめて気づいた。その区域の奥まった一画に、さらに金網で厳重に囲まれた場があり、そこに小さな祠があるのだ。このものものしさは何かしら異常である。なぜ、この小さな祠は、二重の金網で囲まれているのだろうか。そして、なによりもなぜ、こんなところに祠があるのだろうか・・・。
と、書くとなんかコワいハナシにつながりそうですが、一重目の金網は子どもなどが入ると危険なので、二重目の金網は祠にボールが当たるといかんから、だと思われます。お稲荷さんっぽいつくりですが、鳥居の扁額に「球場神社」と書いてあって、それだけで、「なんだ、わるいものではないのだな」とわかってしまいますね。
←これでした。別にコワくないよ。宇野の呪いの念とか、○野に殴られ続けたボケシの無念の思いなどがそのあたりに残存しているかも知らんが。
ちなみにドラファソには、「星野だが、わしが育てた」よりも「星○だが、わしがコワした」の方がしっくりくるらしい。
←この日は休日なので客かなりいた。ガキどもの「ボールください」がすごかった。ニホン中どこのファームの球場に行っても同じ光景が見られるのは、文化伝播によるのだろうか、同時発生的なものなのだろうか。

ちなみに、今日は、カープサポのわたくしとして、久しぶりに胸が躍った。先発の今井はボールが多くてたまらんかったので(まともに待球されたらたまらん感じ)すが、二番手の今年丸亀商業から育成枠で入った山中くんがよかったのです。タマはそんなに速くないのですが、物怖じせずにどんどん投げ込んでくる。一死とった後、青デク(「青いでくの坊」の略。ちなみに赤デクはカープにいる)新井にスリーベースを食らったんですが、その後堂々と投げて無失点。七回は三者凡退。スリーアウト目のファウルフライをフェンスぎりぎりで捕ったサード甲斐に、フェンス際まで行ってお礼をしていたのが印象的でした。こういう選手を見ると、ひとつのクラブ・チームを長期的に支持している喜び、というのを感じるのです。こういう選手がちゃんと育ってくれるともっと喜びを感じる、のですが・・・。
←ドラファソたちの残存思念派もただよう内野席ウラ。「見よ、ソロモンの栄耀も、野の白百合に若かざるを。」(旧制八高寮歌「伊吹おろしの」より)
現在の栄耀栄華もいつまでも続くと思うなかれ。でも、上の方のやつが落ちてくる可能性は百パーセントですが、下の方のやつが上がっていく確率はそんなにない、というのが常識か・・・。

平成19年 4月 1日(日)  表紙へ    当日の日記へ
1230(1216到着)〜1530 ナゴヤ球場
ウエスタン・リーグ 中日ドラゴンズ対広島東洋カープ三回戦
広島東洋  101 000 000   
中日     010 000 002x   
 主審:山本、一塁:坂井、二塁:土山、三塁:嶋田
←これは今日の状態です。

この三日の間に、ナゴヤ球場近くの公園の桜が、あっという間に満開になり、今日なんかもう散り始めた花びらさえあった。
「これ東海の好風景、落花の時節、なのにファームばかり見に行ってて、キミのジンセイはそれでいいのか?」
とトワれそうです。問われると、「いいとは思えないのでちゅ」と答えるしかありません。しかし、このように追い込んだのは、あなたがたではありませんかにょ。だいたい、あなたがたが逆指名とかFAとかを導入し、あるいはキモいとか言わなかったら、おいらもこんなに追い込まれることもなく、普通に生きようとしたのかも知れんのに・・・
と、春は深刻になりやすいので人生について考えるのは止めました。

ファームでも、といいますか、ファームだからこそ、か、三連勝・三連敗は難しいですね。カープはクローザーはマルテ投手なのですが、今日は三連投を避けて、三連投ではあるのですが昨日三分の一回だけだった森投手がクローズに出てきて、ぽんぽんと無死満塁にしました。しかし、ドラゴンズの方もそこからガチガチになってしまって、西川ニゴロ本塁封殺、藤井三ゴロ本塁封殺(これはサード山本はベースタッチしてからバックホーム、すべきでしたな)、続く鎌田も二ゴロ、これをセカンド中谷が一塁に悪送球、でサヨナラになって試合終了。
ファームは育成の場なので、マルテを使い過ぎるわけにもいかんし森にもいろんなチャンスを与えないといかんからしようがないですね。それにしても、今年から三塁コーチャーに出ている山崎二軍監督が、今日の途中まではすごく機嫌がよさそうでにやにやしていたのですが、試合終了後はどうなったのだろうか、と思うとにやにやしてしまう。

カープの先発は今年入団の前田健(カープとはいえPLだぞ)で、球速も出ていたしカーブがすばらしかった。きれいな投球だからか、かなり弾き返されてヒットは打たれていましたが、ピンチになっても堂々としているのでうれしかった。そして、桑田二世といわれたそうですが、聞きしに勝る打撃力であった(中前打といい当たりの左飛の2打数1安打)。打球のとび方が、キレイなの。芯できちんと捉えているから、なのでしょう。フィールディングも素早い(グラブに当ててしまってセカンド中谷の逆に行ってしまった内野安打があった)。ボークが一回あってそのあと連打されたが、そこも一点でしのいだし、また胸の高鳴りを覚えたぜ。(大阪ドームのことは知らん。構造的「できレース」に興味はない(こともないが、アーアー聞こえない状態です)。)

←このひと、おいらの注目度ナンバーワンの山本さん。今日の主審。今年もすごいのやってくれるかも。

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