肝冷斎観タマ記19−8(3月24日〜29日) 表紙へ戻る 観タマ記19−7に戻る
どっか〜ん!
とうとう開幕してしまいましたあ!
平成19年 3月24日(土) 表紙へ 当日の日記へ
1300(1320到着)〜1650 ヤフードーム
パ・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対オリックスバファローズ一回戦
オリックス 102 000 104 8
福岡ソフトバンク 102 001 001 5
主審:山村、一塁:白井、二塁:林、三塁:東
開幕戦行ってきた。20分遅刻しているのは上戸彩さんの始球式などに興味が無かった、からではなくて、事情がちょっとあったりしたです。
得点経過を見てわかりますように、どちらも先発がぴりっとせず、シーソーゲームになりました。斉藤からローズ(3回)、川越から多村(3回)がホームランを打って、沸いた。
ローズのホームランはライトポール際のデカイやつでしたが、誰もうんともすんとも言わん。しばらくしてレフトのバファローズファソが騒ぎはじめたのでやっとホームランだとわかった。多村のやつはセンター後方へのどでかいの。すごい大騒ぎの中スタンドインしたです。オリックスのラロッカさま三安打とかホークスの松中(イム)2安打+一犠飛とか、他のひとも適切に働いていたです。
七回ウラには二死一塁からのサードゴロをラロッカが弾いてセンターに達する間に二三塁になる、という出し物もありましたがここは点にならず、九回の表、投手・藤崎、ここからは何ともいえない流れになりました。
@先頭の阿部真にストレートの四球
Aラロッカ、ぼてぼての三ゴロ、サード小久保一塁にワンバウンド送球、これが松中の後ろに転がって、無死一三塁となる。
Bローズ敬遠四球(注1)
C北川、前進守備の一二塁間に強いゴロ。これを本多よく飛びついたが、間に合わない本塁に、しかも悪送球して二者生還(注2)。なお無死二三塁。
D一死後、代わった投手ニコースキー(注3)から、今日ここまでダメダメだった村松が、ワンバウンドして前進守備の一塁松中の頭上を越えるボテボテの右翼線二塁打で二者生還。
九回ウラ、多村が二号ソロをレフトに高々とぶちこんだ。いいホームラン。
ああ、終わった。オモシロかた。ありがとうございました。高かったけど・・・ということで、帰ろうとして気がついたのですが、もう四時五十分。おいらが入場してから三時間半も経っていた。のだが、ぜんぜんそんな感じしなかった。やっぱり、本割のゲームはOP戦と違って、時間があっという間に経ってしまう。
(注1)
ここで、レフト側のバファローズファソのあんちゃんから、「柳瀬、逃げるな、氏ね!柳瀬、おまえは氏ね!弱虫!氏ね!氏んでわびろ!」と、八回で降りたハズの柳瀬投手を罵倒しつづけていたが、マウンドにいるのは藤崎なので、おかしかった。
(注2)
ホームは間に合わない。ただ、走者の前に打球が来たので、一走のローズが一瞬立ち止まった。4−6−3でゲッツーは確実に取れた。一点をやらないという意図の守備陣形だったのもわかるが、ウラの打順(二番から)を考えれば、本多はゲッツーをとりにいってもよかったかも知れん。結果論、の範疇に入るのだろうが・・・。ただ、当たりはよかったとはいえ、記録が内野安打+本塁暴投、なのは納得できん。野手選択ミス+本塁暴投、ではないか。
(注3)
ニコースキーの登板が告げられると、(注1)と同じあんちゃんが、「シコースキー、もうおまえの時代じゃないんだ!」と数回繰り返していた。
平成19年 3月27日(火) 表紙へ 当日の日記へ
1800(1845到着)〜2057 ヤフードーム
パ・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対東北楽天ゴールデンイーグルス一回戦
東北楽天 000 000 100 1
福岡ソフトバンク 100 020 00X 3
主審:林、一塁:山村、二塁:丹波、三塁:白井
今日は「日録」の方に時間かけすぎたんでもう寝ます。後日きちんと書きます(予定)。それにしても新垣、相手が楽天だと思ってなめくさって飛ばしまくってました。六回あたりから明らかに楽天の打者が捕まえはじめてたのですが、計算どおりの内野ゴロとか、ほんとうに下らんライナーで飛び出したとかで併殺が続き、結局八回まで投げさせてしまった。どこかで楽天今年はもしかして五位・・・と甘い甘い、甘すぎて歯が痛いです、なぐらい、いや、歯が全部溶けてしまうぐらい甘いことを言ってしまいましたが、相変わらず、ダメでした。失礼しました。
平成19年 3月28日(水)
1230(1215到着)〜1530 雁の巣球場
ウエスタン・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対中日ドラゴンズ一回戦
中日 001 000 000 1
福岡ソフトバンク 000 000 101X 2
主審:坂井、一塁:土山、二塁:嶋田、三塁:山本
暑いぐらいのいい天気でした。黄砂の具合か、目が痛かったが。ドラの吉見はいい投手ですね。ほかにも書いてやるといいことたくさんありますが、とりあえず、堂上の弟の方はいいパフォーマンスするなあ、と思いました。前田(ネ申)の若いころみたいです。どんな打球でも追いかけて捕ろうとする。打撃も鋭い打球で2安打1四球で出塁率十割ですた。この調子なら、いくら層の厚いドラさまとはいえ、そのうち上に上がってくるでしょう。上がってきても同じようなプレーができるかどうかは保証の限りではないですが。
平成19年 3月28日(水) 表紙へ 当日の日記へ
1800(1855到着)〜2109 ヤフードーム
パ・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対東北楽天ゴールデンイーグルス一回戦
東北楽天 000 000 000 0
福岡ソフトバンク 000 501 12X 9
主審:白井、一塁:東、二塁:山村、三塁:丹波
見てるのイヤになってくるです。杉内なんか楽天相手に真面目に投げるのです。ひどいことです。
四回の表まではまだやきうになっていたのです。この回、先頭の撤兵、ではなくて鉄平が中前打を打った。しかし、一死後、フェルナンデスのときに誘い出されて牽制死。これで、もう、やきうのくそ女神、いえ、お女神さまの残虐な本性がむき出しになりました。はじめから楽天みたいなキタナいのに微笑む気などなかったのですが、ここまではニヤニヤしながら楽天が一生懸命やっているのを見ていたのです。しかしここからは「おほおほおほ」と笑いながら「実力どおり」の試合になされたのです。
そのウラ、松崎から、先頭の小久保がレフトへホームラン。この選手にしては珍しく、塁を回りながらにやにや笑っていた。移籍後初だからうれしかったのでしょう。あの、勝負の間はずっと気難しい顔している王さんまで、にこにこ顔で出迎えていた(試合終了後、球場内のテレビ画面のハイライトシーンで確認した)。二人とも、「よし、流れつかんだ。もう負けるはずはない」とわかったのです。観ているおれらにだってこの時点でわかりましたのです。後はどういう形で勝つか、だけしか興味なくなった感じ。そしてこの回に2四球を交えて、(この日誕生日おめでとおー!の)多村センシュの走者一掃ツーベース(ガッツポーズ付)であっけなく形も決まった。「実力どおり」に「一方的なゲーム」になりました。
あとは言うのもキモチ悪くなってくるのですが、特に六回ウラは、インチェが出てきて捕手が嶋になって、新戦力バッテリーになったのですが、一死後(これは遊撃沖原のいいプレー)、本多がセカンド内野安打、足の速い走者ですから、嶋の動揺を誘ってくる、とは思ったのですが、早速二球めに走られたら、嶋は投球をトンネルしてしまいました。一応記録は二盗。次のタマ、これはストライクゾーンのタマだったのですが、嶋捕手は大きく弾いて、走者三塁へ。これはパスボールがついたようです。大村が前進守備の二塁ゴロで二死三塁となり、次打者・川崎が何でも無い三塁ゴロ・・・しかしフェルナンデス一塁悪送球で一点。観ていて悲しくなる。別に楽天にサポーティーシップがあるわけでもないけど、とにかくまたニンゲン、ニンゲンの世界、そこでのおいらのジンセイ、などがすべてイヤになってきました。ここしばらくの反日にも嫌気さしているし。
「花倦み」というやつでございましょうか。
平成19年 3月29日(木) 表紙へ 当日の日記へ
1800(1830到着)〜2200 ヤフードーム
パ・リーグ 福岡ソフトバンクホークス対東北楽天ゴールデンイーグルス一回戦
東北楽天 032 100 100 7
福岡ソフトバンク 150 001 002x 9
主審:丹波、一塁:林、二塁:東、三塁:山村
楽天は三試合目でやっと「いい試合」できてよかったですね。これを思い出にして胸を張って仙台に帰って・・・。
高校生ならそれでいいのでしょうが、イヤになってきます。普通、三連戦三連敗は、弱い方のチームがどうしようもなく調子が悪く、かつ、強い方のチームがかなり乗ってる、というときにしか起こらないものだ、と思われるのですが、楽天とソフトの場合は、楽天が特段調子悪くなくても「ころん」と三連敗してしまうような関係にあるので、ひどいことです。
しかたがない。
経営方針で自らチームを弱くしているバファローズ(いいんですか、あのチームがこの名前名乗っていて)と違って、一応山下大輔氏以下で強くなろうとしているチームなので、哀しいのです。
ゲームとしては、四時間試合(おいらが入ってから三時間半)でしたが、オモシロかった。マーくん(ワラ)が二回二死までで五失点で降りました。自責点は六点になった。二回表、楽天がガトームソンから3連打を含めて3点とって逆転した直後だったので、流れがこの時点でもうホークスに行ってしまい、今日も「一方的」なやつか、と思ったのですが、続く3回表に、無死一塁から草野の一ゴロを松中が併殺を焦って二塁へ暴投、無死一二塁となり、さらにワイルドピッチで走者が進み、内野ゴロと犠飛で二人とも帰った。これで流れがまた動いてしまいまして、オモシロくなったのです。ただ、一死三塁からの磯部のセンター右へのライナーは、完全に抜けたと思ったけど大村が見た目「やすやす」と捕った。ここで流れ止まった。
四回表、鷹野ソロで同点、六回裏、好調の大村のタイムリー(投手・渡邉)、七回表二死から鉄平、高須連続二塁打(投手・柳瀬)で同点のまま九回ウラ、八回から登板の投手牧野が二死までとって、今日は最後まで出ていた(昨日・一昨日は五回で交代)小久保がぼこぼこの内野安打、ここまで4−0で今年の打率.091の柴原が出てきて、初球、どうした弾みかライトスタンドに打ち込んでしまいました。
今日はその後、「サプライズ・プレゼント」として藤井フミヤさんが出てきて歌を歌ってくれた。サプライズといえども最初から予定されていたのかなあ。やっぱりプロは上手いなあ。よくできたシナリオだなあ。など色んなことは考えるのですが、キモチ的には今日も悲しくなりました。
それにしてもノムカツ(父)は弱いチームの監督がほんとによく似合いますね。
(写真等は後日)