平成30年10月1日(月)  目次へ  前回に戻る

ぶたデビルのような悪の客はどんなお酒で迎えるべきか。

10月になりました。台風も行ってしまい、今日は暑かった。電車混んでツラかった。

夜、焼酎のお湯割りのものすごく薄いのを飲んでキモチよくなった。しかし食べ過ぎたのでまた体重増である。

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お酒は、適切に飲まなければいけません。

法飲宜舒、放飲宜雅。

法飲は舒なるべく、放飲は雅なるべし。

礼式の定まった場での飲酒は、ゆったりとやるのがよろしい。勝手気ままにやれる飲酒は、雅やかにやるのがよろしい。

病飲宜少、愁飲宜酔。

病飲は少なかるべく、愁飲は酔うべし。

病人が健康のために飲むときは少量にしておくのがよろしい。憂さ晴らしのための飲酒は酔わなければ意味がない。

春飲宜郊、夏飲宜洞、秋飲宜舟、冬飲宜室。

春飲は郊によろしく、夏飲は洞によろしく、秋飲は舟によろしく、冬飲は室によろし。

春飲むなら野外がいい。夏に飲むなら洞窟がいい。秋に飲むなら舟を浮かべるのがよく、冬に飲むなら部屋の中がよい。

そして、

夜飲宜月。

夜飲は月によろし。

夜飲むときには、いつも月の下がよい。

以上は飲み方。

飲むべきお酒については、以下のとおり。

醸酒以待病客、 醸し酒は以て病客を待ち、

辣酒以待飲客、 辣(から)き酒は以て飲客を待ち、

苦酒以待豪客、 苦き酒は以て豪客を待ち、

淡酒以待清客、 淡き酒は以て清客を待ち、

濁酒以待俗客。 濁り酒は以て俗客を待たん。

 病気の客が来たときには、家で醸した酒を飲ませる。

 飲み介の客が来たときは、辛口のきつい酒を飲ませる。

 豪快な客が来たときは、苦い酒を飲ませる。

 心清らかな客が来たときは、淡い酒を飲ませる。

 下らんやつが来たときは、どぶろくでも飲ませておけ。

わーい、みなさんはどれを飲まされるのかな?

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「酔古堂剣掃」巻十二より。おいらはいつも「淡い酒」である。

 

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