ぶたデビルのような悪の客はどんなお酒で迎えるべきか。
10月になりました。台風も行ってしまい、今日は暑かった。電車混んでツラかった。
夜、焼酎のお湯割りのものすごく薄いのを飲んでキモチよくなった。しかし食べ過ぎたのでまた体重増である。
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お酒は、適切に飲まなければいけません。
法飲宜舒、放飲宜雅。
法飲は舒なるべく、放飲は雅なるべし。
礼式の定まった場での飲酒は、ゆったりとやるのがよろしい。勝手気ままにやれる飲酒は、雅やかにやるのがよろしい。
病飲宜少、愁飲宜酔。
病飲は少なかるべく、愁飲は酔うべし。
病人が健康のために飲むときは少量にしておくのがよろしい。憂さ晴らしのための飲酒は酔わなければ意味がない。
春飲宜郊、夏飲宜洞、秋飲宜舟、冬飲宜室。
春飲は郊によろしく、夏飲は洞によろしく、秋飲は舟によろしく、冬飲は室によろし。
春飲むなら野外がいい。夏に飲むなら洞窟がいい。秋に飲むなら舟を浮かべるのがよく、冬に飲むなら部屋の中がよい。
そして、
夜飲宜月。
夜飲は月によろし。
夜飲むときには、いつも月の下がよい。
以上は飲み方。
飲むべきお酒については、以下のとおり。
醸酒以待病客、 醸し酒は以て病客を待ち、
辣酒以待飲客、 辣(から)き酒は以て飲客を待ち、
苦酒以待豪客、 苦き酒は以て豪客を待ち、
淡酒以待清客、 淡き酒は以て清客を待ち、
濁酒以待俗客。 濁り酒は以て俗客を待たん。
病気の客が来たときには、家で醸した酒を飲ませる。
飲み介の客が来たときは、辛口のきつい酒を飲ませる。
豪快な客が来たときは、苦い酒を飲ませる。
心清らかな客が来たときは、淡い酒を飲ませる。
下らんやつが来たときは、どぶろくでも飲ませておけ。
わーい、みなさんはどれを飲まされるのかな?
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「酔古堂剣掃」巻十二より。おいらはいつも「淡い酒」である。