平成30年3月29日(木)  目次へ  前回に戻る

鳥にくちばし、魚にエラ、ぶたにメシ。

今日も充実していたなあ。楽しかったなあ。明日も平日でうれしいなあ。

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和尚さんに訊いてみますよ。

如何是仏。

如何ぞ、これ仏。

「ホトケさまとはどういうモノなのでしょうか」

和尚さんは答えた、

銅頭鉄額。

銅頭にして鉄額ならん。

「頭は銅で出来ており、額は鉄で出来ている(なんてことがあると思っているのか?)」

意旨如何。

意旨如何。

「どういうことですか?」

鳥嘴、魚鰓。

鳥に嘴、魚に鰓。

「鳥にはくちばしがあるじゃろう。魚にはエラがあるじゃろう(それが当たり前の姿である)」

ホトケさまも普通の人間に決まっているだろう。普通の人間が成仏するんじゃ!

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「五灯会元」巻十二・琅琊慧覚禅師伝より。おいらもいつか成仏できるんだなあ。うれしいなあ。

慧覚禅師は北宋のひと、おやじは衡陽太守にまでなった代々の役人の家の出身ですが、おやじが死んだのを契機に出家した。安徽・琅琊山に住したが、後、仁宗皇帝(在位1022〜1064)の招きを受けて都・開封に来ました。このとき、楊億なども弟子になっています。

 

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