腹減斎は逃亡してしまい、誰も更新する者がありません。しようがないので、今日もぶた紙芝居をします。
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どんな事件もこの二人にかかったら難事件になるという、ぶた同心とモグ八。
今回の事件は「忍びの掟」の巻だ。
怪しい忍びの者が城下に入り込んでいるという。見回りに余念の無いぶた同心とモグ八だ。
あ、早くも怪しい者の姿が。「あいつはカエル忍者でモグ!」
カエル忍者を捕まえましょう。
カエル忍者は毎回サイコロを振って、出た目の数のところに移動します。四か五が出たときは安全圏ですので、次の回に移ります。これに対してぶた同心とモグ八もサイコロを振って、カエル忍者のいるところに移動できれば逮捕です。見てわかるとおり、モグ八がほとんど役に立ちませんが、根気よく捕まえましょう。
もし三回以内に捕まえられた場合は、「大有能同心」の称号が与えられます。それでは、レディー、ゴー!
なんとか捕まえました。
「カエル忍者め、追ってきついお仕置きがあるでござぶー。ぶっふっふ」
と高笑いするぶた同心であった。(完)
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(あなたが「大有能同心」である場合はこれで終わりですが、そうでない場合(逮捕までに四回以上かかった場合)は、次に進みます。)
あ、なんということだ、お城から火の手が上がっています。別の忍びが火を放ったのでしょう。
「カエル忍者はおとりだったのモグ!」
「なんと」
無能な者はおとりに使われるというキビシイ忍びの掟です。
「そうか、おとりか。それではしようがないでぶー、これからは気をつけるでぶぞ」
と、カエル忍者を釈放するぶた同心であった。
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次回(があれば)お楽しみに!