平成29年6月27日(火)  目次へ  前回に戻る

おいらのようなぶたやくざでも、誰かが見ていてくださるんでぶー。隠れて悪事はできねえぶー。

夏風邪みたいなのをひいたようである。はやく眠りたいが、鼻づまりで起きるから寝てもしようがないであろう。

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ふがふが。

不患無人所共知之顕名、而患有人所不知之隠悪。

人の共に知るところの顕名無きを患(うれ)えず、人の知らざるところの隠悪有るを患う。

誰もに知られるような名声が無いことはなんの問題でも無い。誰にも知られていない隠れた悪のあることが心配なのである。

え? 誰にも知られていないならいいではありませんか。

顕名雖著遠邇、而隠悪獲罪神明。省躬者懼之。

顕名は遠きと邇(ちか)きとの著(あら)わるといえども、隠悪は罪を神明に獲るなり。躬を省みる者はこれを懼る。

名声はそのうち遠いところや身近なところに広まるだろうけど、誰にも知られていない隠れた悪は(誰からも批判してもらえず)精霊たちに罪を得ることになるのである。自分のことを反省するタイプの人物は、このこと(精霊に罪を得ること)をたいへん恐れるのだ。

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わーい、精霊はやっぱりいるんだなあ。「呻吟語」第101則

会議の真っ最中に居眠りしているときは誰かが肘で突っついたりしてくれますが、トイレなどで一人で居眠りしていると誰も起こしに来てくれない、というようなことだと思います。違うかな。

 

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