ゾウだってまったくやる気は無いのだゾウ。おいらたちにあるはずが無い。
「おいらはHP更新の作業なんかしませんよ」
「おいらにしごとに行かせようというのじゃないでちょうね」
「おいらはからだが弱っているのでしごと行けません」
「おいらはこころも弱っているのでしごとも更新もできませんからね」
「おいらもいやですからね」
「おいらも」「おいらも」「おいらも」
と、昨日から第二期が開始された、というのに、今日はもう内輪もめの肝冷斎でございます。
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一棚頭上現全身、 一棚頭上(いちほうとうじょう)に全身を現わし、
或化王侯或庶民。 あるいは王侯と化し、あるいは庶民なり。
ちょっとした台の上に、姿を現わして、
あるときは王侯の役割、あるときはそこらの人民となる。
これはなんだ?
「傀儡」、すなわち木偶人形であります。
ひとはみな、木偶人形は人形だ、人間ではない、とわかっているはず。
ところが、
忘却目前真木橛、 目前の真の木橛(もくけつ)を忘却して、
痴人喚作本来人。 痴人喚び作す、本来人なり、と。
目の前にあるのはまったくの木切れであることを忘れてしまって、
愚か者どもはそれが「本当の人間だ」と思い込んでしまっているぞ。
われわれも木偶人形のように、本当ではない自分を演じているのであるのに、どうしてだかそのことを忘れてしまって、演じている役割の方がホンモノの自分だと思い込んでしまっているのです。そんな姿は棄てて、さあ早く本来のおまえに戻るがよい。
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一休宗純「傀儡」(「狂雲集」より)。
「・・・と、一休さんも言ってまーちゅ。おいらは絶対やりたくないことはしませんよー」
と言って一人逃げ出しました。しようがないので今日のは四人でくじ引きして外れたやつが更新します。はやくも四人になってしまった第二期肝冷斎グループであった。