←カッパはどこにいる?おいらもこのように抑えつけられ・・・もう限界に。
一週間終わった。今週は無茶苦茶でした。来週はもっと無茶苦茶になる予想。どうすればいいのか。
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一週間終わったので、今日はかっこいい詩でも読んでみますかね。
上海関。鐘楼。時針和分針
像一把巨剪、
一圏、又一圏、
イ砕了白天。
現代詩ですから読み下しも何もあるべきものではないが、ムリに読み下してみます。
上海関。鐘楼。時針と分針、
一把の巨剪の像(ごと)く、
一圏、また一圏、
白天をイ砕し了す。
上海税関の。時計塔よ。時針と分針が、
一本の巨大なはさみのように、
一コマ、また一コマ、
昼の時間をはさみ砕いていく。
おお。なんかかっこいい。
夜色従二十四層高楼上掛下来、
如同一幅垂簾;
上海立刻打開她的百宝箱、
到処珠光閃閃。
夜色は二十四層高楼上より掛下り来たり、
一幅の垂簾に同じきが如し。
上海立刻に她の百宝箱を打開し、
到る処に珠光閃閃たり。
夜の色は、二十四階建てビルの屋上からぶら下がり落ちてきて、
まるで一枚のカーテンのよう。
上海は、たちまちのうちに、彼女の宝石箱をうち開いたので、
あらゆるところに珠の光がきらきらする。
灯りがついた。なお、「上海」は女性なのだそうです。
灯的峡谷、灯的河流、灯的山、
六百万人民写下了壮麗的詩篇;
縦横的街道是詩行、
灯是標点。
灯の峡谷、灯の河流、灯の山、
六百万人民は壮麗の詩篇を写下し了せり。
縦横の街道はこれ詩行、
灯はこれ標点なり。
(町には)灯火の谷間、灯火の河川、灯火の山があらわれ、
六百万の人民たちが(生活の中で)壮麗な詩を書き終えたのだ。
縦と横にはしる街の道は、詩の各行である。
灯火はその振り仮名だ。
「標点」はチャイナ語の発音記号のことです。正確には「ふりがな」ではありません。
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このかっこいい詩は公劉の「上海夜歌」二首の一。1956年の作品だそうです。大躍進のころ?
公劉さんは1927年の生まれ、1949人民解放軍に参加し「戦士報」を編集、その後、詩人・文化人として革命に従事した・・・ひとだそうです。手元の上海辞書出版社(1991)「新詩鑑賞辞典」には没年は載っていない。ので、生きているとすると89歳ぐらい。
明日は諸事情により更新休みます。しばらく休むかも。ニンゲン社会いやになってきたので。